ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。


「斬り合うばかりがいくさではございません。」

「この直義、弁舌を振るいて貴方様の敵を討ち倒す事を此処に誓いましょう。」


基本情報

【元ネタ】史実、『太平記』など
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】足利直義
【異名・別名・表記揺れ】副将軍、高倉殿、三条殿など
【性別】男性
【身長・体重】166cm・56kg
【肌色】白【髪色】黒【瞳色】黒
【外見・容姿】男物の着物を着た青年。知性漂う風貌だが、纏う雰囲気はやや暗い。
【地域】日本
【年代】1306〜1352年
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:C 魔力:B 幸運:B 宝具: B

【クラス別スキル】

陣地作成:B

自らに有利な陣地を作り上げるキャスターのクラススキル。
彼自身に魔術的な逸話は無いが、戦闘時に有利な陣地の形成には職業柄長けている。

道具作成:C

魔力を帯びた器具を作成する。生前は京の貴族達や高僧との交流を深めるべく日頃から勉学に励んでおり、その過程で基礎的な魔術道具の作成方法を一通り習得している。

【保有スキル】

両将軍:B

実兄である征夷大将軍を長きに渡って補佐し、共に室町幕府の礎を築き上げたキャスターに対する民衆からの呼称。本来の将軍では無いものの、彼もまたその立場に足る能力を有していた事を示す。
その卓越したサポート能力は「王」が持つ欠点の悉くを補い、威光を保つ為の土台をより強固かつ盤石な物に変える。
効果としては対象が限定された『英雄作成』に等しい。

建武式目:A

武士達を纏め上げるべく作成した制定法に由来する固有スキル。集団の統率や指揮系統の作成、及び政治運営の場に於ける采配の手腕を表す。
他者との交渉時や論戦を行う際に有利な補正を得られる他、明確に定めた秩序や規則によって大勢の人々を魅了し動かす事が可能。
しかし、体制や権威を軽んじるアウトロー気質の相手には効果が薄く、そもそも交渉不可能な存在には全く通用しない。

仕切り直し:C+

戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。
技の条件を初期値に戻し、同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。
幾度も負け戦を経験しながら戦場で討ち死にする事は無かった為か比較的ランクが高く、また戦下手にも関わらず人望はあるので損害を被った軍の再編成時に有利な補正がかかる。

【宝具】

四知解明しちかいめい夢中問答むちゅうもんどう

ランク:C+++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1〜40人
武力に因らず「政治力」で武士達を纏め上げた統率の手腕と、世の真理を知る高僧とすら対等な論議を行えるディベート力が宝具化したもの。
相手の発言や行動の矛盾を鋭く突き、時に都合の良い屁理屈や詭弁を混ぜつつ理路整然と正しい""を捲し立てる事で相手の心を""壊する精神攻撃。その性質上、キャスター自身が知識を蓄えれば容易にランクを上昇させる事が可能。逆●裁判
こと交渉の場で用いれば自身が「望む通りの」結論を「必ず」相手から引き出す事が出来る為、相手の戦意を完膚無きまでにへし折り服従させる・対象の信仰心に直接干渉して加護系スキルを無効化or強化する・魅了やカリスマ系スキルの影響下にある人間を正気に戻すなど応用の幅は非常に広い。

夢の如き世に果報在れゆめのごときよにかほうあれ

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人(自分自身)
室町幕府の創始者にして実の兄である英霊「足利尊氏」の霊基を一時的に召喚し、自らの霊基に組み込む事で実現する自己強化宝具。原理としては夢幻召喚インストールに近く、発動中は「足利尊氏」の能力とステータスがキャスターの霊基にそのまま上乗せされ、宝具の使用すら可能となる。
武士達の最高峰とも言える英霊の力をノーリスクかつ手軽に獲得出来る強力な宝具ではあるが、当の本人は嘗て自身が何度も刃を向けた兄の力を利用する事に強い罪悪感と忌避感を抱いている為、令呪を用いなければ発動させる事は出来ない。

因みにこの宝具はキャスター自身の逸話では無く、他ならぬ足利尊氏が建武3(1336)年に「 今生の果報をば直義に給ばせ給候て、直義安穩に守らせ給候べく候。 (意訳:私が現世で得る幸福は全て弟の直義に与え、直義をお守り下さい)」という旨の内容を記載し、清水寺に奉納した、という逸話に由来している。
それ故に何故この宝具を保有しているのかは本人も理解しておらず、内心不思議がっている。

【Weapon】

『日本刀』

無銘ではあるが品質の良い日本刀。
戦が下手な事で知られる直義だが、実は部下達を鼓舞すべく先陣で刀を振る事も多かったので個人戦はまあまあ強く、キャスターの中では白兵戦が得意な方である。
ただ流石に戦士系の英霊には数段劣る。

骨喰ほねばみ

第二宝具『夢の如き世に果報在れ』発動時に自動で装備される薙刀。本来は足利尊氏の得物。
斬る真似をするだけで相手の骨まで砕く、という逸話の通り凄まじい斬れ味を誇る。

【解説】

室町幕府初代征夷大将軍……………の実弟、足利直義。
兄の足利尊氏共々後醍醐天皇に付き従い、鎌倉幕府を滅ぼした事で知られる。
その後は尊氏と同様に後醍醐天皇から莫大な恩賞と執権の役職を貰い、『建武の新政』下において前幕府に代わり鎌倉統治を任される事となった。

しかし、戦下手が災いして鎌倉奪還を目論む北条時行及び前幕府残党軍が責め入って来た際には負けに負け続け、遂には鎌倉を放棄せざるを得ない状況に追い込まれる。
最終的に弟を助けるべく後醍醐天皇には無断で加勢に訪れた尊氏と共に鎌倉を奪い返す事には成功したが、今度は部下達に勝手に恩賞を配ったせいで尊氏が追討対象となってしまう。

新田義貞らが率いる追討軍によって足利勢が次々と破られる中、肝心の尊氏が朝敵となった事を気に病み隠棲してしまった為に已む無く兵を率いて応戦するもやっぱり連戦連敗し、弟の劣勢に再びやる気を出した尊氏の助けを借りて追討軍にも勝利した………かと思いきや今度は北畠顕家らに叩きのめされ一時は九州にまで敗走。
しかし、建武の新政に不満を抱いていた西国武士達を味方に付けた事でとうとう朝廷軍を討ち破り、尊氏が京に新たな朝廷『北朝』を立ち上げ征夷大将軍となった後は(主に政治面で)彼の補佐役に徹し続けた。

その後は幕府の基本法たる建武式目を制定し、綱紀粛正と能力主義の守護登用、庶民の安寧を武家が保証するといった基本方針を整えるなど数多くの功績を成し遂げた………のだが、厳格で保守的な政治家だった直義は革新的な婆娑羅者だった足利家執事高師直と対立。これが幕府を二分する観応の擾乱へと発展し、その過程で他ならぬ尊氏とも望まぬ対立関係に陥ってしまう。
最初は師長派に襲われて出家に追い込まれるも、「嘗て敵対した旧朝廷に(便宜的に)付く」という離れ業を以て師長・尊氏派閥に対抗し、何と真っ向から勝利。
しかし高師長はこの戦いで排除出来たものの「征夷大将軍」の肩書きを盾に"負けた立場でありながら"戦後の恩賞分配を取り仕切る尊氏は流石にどうする事も出来ず、決着は有耶無耶のまま和解して北朝に戻り政務復帰を果たすも、火種は燻るばかりであった。
遂には再び兄弟喧嘩が勃発し、今度は尊氏が旧朝廷側に付いて直義軍を攻撃。敗北した直義は捕らえられた後に幽閉され、直後に原因不明の死を遂げたのだった。

【人物・性格】

生真面目かつ冷静沈着な委員長気質。
観応の擾乱で実兄に刃を向けた事と多くの部下達を死なせてしまった経験からか自分自身を「目的の為ならば身内すら平然と利用する冷酷無比な人間」と称し、必要とあらば外道・非道な手段も厭わない振る舞いを示す。

……しかし、根が真面目故に「最大限の力を発揮させる為」と言いつつ部下達に気を配りがちな上、非道な行為を必要とする状況に陥る事は可能な限り避けるだけの情も持ち合わせているため何だかんだ人には好かれ易い。
理性や法を重んじるが、それが「情に流される他者を見下す」のでは無く「他者が自分に向ける好意を低く見積もる」という形で出力されるタイプであり、生前も「征夷大将軍よりも位が下で戦も弱い自分を支持する武士などそうそう居らず、兄上も実弟と言えど邪魔になった私の事はすぐに切り捨てるだろう」と少しばかり高を括っていたせいで幕府を二分する争いを予見出来なかった悲劇の人。
私生活でも側室も迎えず正妻のみを生涯愛し続け、賄賂になりかねないとして贈答品も拒む……と現代の政治家にも珍しい程の堅物ぶりであり、正直に言って乱世には全く向いていない。
更に武家の名門出身にも関わらず「戦が下手」なのが武士として致命的な上、身内の征夷大将軍が規格外の強さを持つせいでその欠点が余計に目立ってしまう不憫な男。
逆に言えば現代の法やルールには容易に順応出来る性格の持ち主であり、更に"将"としては欠点だらけにも関わらず数多くの武士達から支持を集められるほど内政・統治面では卓越した実力を持つため交渉主体の立ち回りを望むマスターにとっては紛れも無い"当たり"と成り得る。
純粋な暴力は兎も角、言葉を用いた闘争において彼に勝つ事は困難を極めるだろう。


イメージカラー:冷たい水色
特技:集団内でのルール作成、組織運営、メンヘラ及びヤンデレの相手
好きなもの:兄上、自分に忠誠を誓う部下達
嫌いなもの:法律を守らない輩、私情混じりの理屈で観応の擾乱を引き起こした自分自身
天敵:兄上
願い:兄を含む『観応の擾乱』関係者各位に謝罪行脚する事

【一人称】私、直義【二人称】貴方【三人称】彼/彼女

【因縁キャラ】

足利尊氏:圧倒的なカリスマ性と神憑り的な強さを持ち、直義が窮地に陥る度にやって来ては敵軍を蹴散らしていた実兄。型月世界の住人なので本当は姉だったかもしれない。
自身が持つ政治の才を頻繁に褒め称え、全幅の信頼を置いてくれた事もあって特にコンプレックスは抱いておらず、非常に良好な仲であった。
現在は生前に刃を向けた経験から罪悪感で合わせる顔が無いものの、聖杯への願いが「兄上に謝罪する事」であるなど敬愛の念は変わらず抱き続けている。

因みに彼等は史実でも仲が良かった事で知られるが、尊氏が直義へと向けていた愛情はやや常軌を逸していた節があり、
・敬愛していた後醍醐天皇の勅命も待たず直義を助ける為に勝手に出陣する
・既に妻子がおり、尚且つ征夷大将軍となった直後の時期に第二宝具の由来となった願書を清水寺に奉納する
・対立していた高師直に襲撃された直義を自宅に逃げ込むようにわざわざ招き、短刀を持ち出して心中を提案する
・1度目の「観応の擾乱」では直義側に付いた武士達を「凶徒」と呼んで厳しく罰したにも関わらず、首謀者の立場に居る直義本人には恩情をかけて政務復帰を許す
・2度目の「観応の擾乱」で降伏した直義を即時処刑せず、自宅の隣に幽閉する
・直義の死後数年が経過した後に直義の官位を上げるよう朝廷に頼む
など数多くの逸話を残している。
しかし当の直義本人はそれらの異常さを認識しておらず、「代わり者だけど優しい兄上」程度にしか思っていない。

後醍醐天皇:昔の上司だがドサクサに紛れて裏切り、最終的に京から追い出した相手。
身内贔屓の激しい建武の新政に対しては不満があった為、「兄を後醍醐天皇と敵対させてしまった事」は後ろめたく思う一方で当人相手には何の罪悪感も抱いていない。

新田義貞北畠顕家:嘗て自分側が有利な状況だったにも関わらずボコボコにされたため正直言って苦手な連中。
しかし直義は大人なので態度には出さず、同陣営に所属していた際には普通に交流する。

足利義政:碌に政治運営もせず国の金を道楽に注ぎ込んでいた不出来な子孫……という認識。
出会う事があれば2、3発引っ叩いてやりたい。

【コメント】

ヤンデレのお兄ちゃんに死んでからも愛されてるのは平気だけど苦しむ民を思うと夜も眠れない弟。
又の名を蛮族武者集団の中で1人だけ元気に政治をしていた現代人。

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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