ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

            「―――――――キミを、殺しに来たんだ」

基本情報

【氏名】恵月 環(えづき めぐり)
【性別】女性
【年齢】14歳
【出身】日本…?
【身長・体重】156cm・40kg
【肌色】色白 【髪色】薄い緑 【瞳色】落ち着いた橙色
【スリーサイズ】78/55/75
【外見・容姿】オーソドックスな学生服を身に付けた少女
【令呪の位置】左掌 

【属性】中立・中庸
【魔術特性】『奪熱の魔眼』、熱量還元、身体強化魔術
【魔術回路】質:B 量:EX 編成:異常(「熱意」を魔力に変換しているため、構造が大きく異なる)
【起源】『興醒』

【所属】矢衾警備保障(株)
【階位・称号・二つ名】黙殺の専門家スペシャリスト、“正常なる異常者”

【契約サーヴァント】

令呪



魔術・特殊技能・特性など

『奪熱の魔眼』

人が何かを成し得る為に必要な“熱意エネルギー”を奪い、消し去る魔眼。
言ってしまえば「やる気を無くす」。どれほど熱意を奪われるかは、魔眼との“距離”によって左右される。
数mほどでも「戦意を奪う」程度の効果を持ち、直接的なダメージはないものの、無駄な戦闘を避けるにはうってつけの性能となっている。
対象の無力化や周囲の鎮静に用いられるもので、街中でも堂々と殺害を行えるのはこの魔眼による恩恵が大きい。

至近距離で見据える事で「生きるための熱意」すらも奪い取り、対象を廃人同然にまで無力化することが可能。
但し本人曰く「そこまで近づけるならナイフで一刺ししたほうが早い」とのこと。そも、廃人化に関しては既に別の「専門家」が居る。

『熱量還元』

自身の“熱意”を変化させ、魔力として還元する特殊体質。
『奪熱の魔眼』で奪った熱意だけでなく、自身の中で培われた熱意……即ち“感情”すらも還元する。
故に彼女は自身の熱意や敵意、殺意を“消し去る”事が出来、相手に対して一切その気配を感じさせない。
例えナイフを握り締め、対象の目の前に突きつけたとしても…………一切敵意を感じさせず、危機感すら抱かせない。
その振る舞い、風貌、言動、思考、雰囲気全てに至るまで、彼女は全くもって“単なる一般人”である。

また、還元された魔力を用いて身体能力を強化する技術にも長ける。
決して逸らず、憤らず、治水の如く平常心を保ち続け、その熱意エネルギーを別の魔力エネルギーとして取り扱う。
……極めて燃費に優れた暗殺者。彼女は怒れば怒るほど、焦れば焦るほど、より平常心を保ちながら“強く”“速く”なっていく。

一方身体面への負荷は大きいようで、数分以上戦い続けていると綻びが見え始めてしまう。

礼装・装備など

『魔眼殺し』

普段から身に付けている眼鏡。
これがないと無差別に“熱意”を奪って瞳が発熱してしまい、場合によっては発火の恐れもあるという。
どちらかと言うと抑制用。加えて同僚からの唐突な顔パンを防ぐ目的もある。

『仕事道具』

左二の腕、左太腿、右手首、腰、右靴、通学鞄に隠し持った暗殺用の軽量ナイフ。
あらゆる状況、環境、体勢に対応出来、暗殺用の小型ナイフを4本、戦闘用のナイフを1本、有事の際の万能ナイフを1本を所持している。
また消音器が装着された小型拳銃も所有しているが、ナイフに比べて“痕跡”が残りやすい為かあまり扱わない。
なお、拳銃は「右胸」に隠されている。つまり……偽乳。本来のバストよりも一回り大きく見えるのはそのため。

外見・容姿の詳細など

特筆すべき点もない平凡な眼鏡系女子高生。
基本は肩にかかる程度のセミロングだが、任務遂行時には軽く結う。

人物像

矢衾警備保障(株)に所属する殺し屋。
“黙殺の専門家”と呼ばれ、その無害かつ穏やか過ぎる人物像は「正常なる異常者」と称される。
街中に潜み、待ちゆく大衆の雑踏に紛れ、目標が近づいた所で“それが日常の何気ない動作”であるかのようにナイフを振るう。
通りざまに、何の前触れもなく、単なる“日常”から襲い来る刃……一般社会での暗殺であれば、最も効果的かつ端的な手法である。
敵意も殺意も一切持たず、ただ淡々と“当然のように”ナイフを振るえる……それこそが彼女の最大の武器。

殺し屋として闇に潜む一方で、一人の女子高校生としての日常も過ごす。
……彼女は仮面を被っているのではない。ただひたすらに、裏表もなく“殺し”も“日常”も同列に捉えている。
故に彼女は獲物を目の前にしても、殺しを行うその瞬間にも、単なる“平凡な一般人”で居続けられるのだろう。


イメージカラー:澄み切った緑
特技:雰囲気に溶け込むこと、懐に潜り込むこと
好きなもの:熱くなりやすい相手、感情豊かな人、あったか〜いコーヒー
苦手なもの:自分と同じタイプの相手、冷静沈着な人、つめたーいコーヒー
天敵:エルシア・フランクール
願い:「この世から“汚い熱意”を無くしたい」

【一人称】私 【二人称】キミ、あなた 【三人称】あの人、あの子

来歴

ドイツの寒村出身。代々『加熱』と『奪熱』の魔眼を受け継ぐ家系の跡取りとして生誕。
『加熱の魔眼』の所有者である姉と共に、幼い頃から魔眼使いとしての素養を叩き込まれて育つ。
その最中、魔術の名家としてのくだらないプライドや尊厳で言い争い、醜い“熱意”で罵り合う両親の姿に辟易。
周囲からの“熱意”を浴び続けること数年……いつしか少女は、人という生物が持つその“熱意”を、最も汚らわしい物として認識していた。
だからこそ、だろうか。彼女は姉であるミーシャよりも早く魔眼の素養を獲得し、魔眼使いとしてみるみるうちに成長。
13歳になる頃には、出奔した姉に代わってランドルト家の当主を務められるほどに認められ――――――――

―――――――同時に、自らの両親を殺められる程に心を失っていた。
驚くほどあっけないものだった。彼等は自らが何よりも崇拝していた魔眼によって廃人となり、自ら呼吸することも出来ぬほどに「生」への熱意を失った。
……いつからだろうか。人を視る事に躊躇いを覚えなくなり、人の“熱意”を奪うことに意義を見出し始めたのは。
だが、覚えてからは早いものだった。一人、また一人と熱意を奪うたび、この世が少し綺麗に、穏やかになって行く。
そしてある著名人を……欲に駆られた肥えた豚を殺した時。体格の良い、少々胡散臭い男性が現れて告げたのだ。


『生きる場所が欲しいだろ?』


…………成る程。そこが、私の生きる場所。
自然と笑みが零れていた。私のようなはみ出し者が、そのある“一点”を以て生きる大義名分を得られる場所。
それは14歳の春の事――――――がらんどうなる少女の瞳に、ある一つの熱意が灯った。

性格

温和で穏やかな雰囲気を漂わせる無害草食系眼鏡女子。
例え目の前で抜き身のナイフを持ったまま「殺し屋である」と宣言されても、そのまま次の雑談に移れてしまう程に“敵意”を感じさせない。
まさしく有象無象の一介にして“無意識”に潜む者。であるからこそ、彼女は「完全な意識の外」からの刃を届かせることが出来る。
無論、刃を振るうことに関しては「何の感慨も抱いていない」。息を吐き、瞬きをするように、獲物の首を即座に掻き切る。
『熱量還元』によりあらゆる感情を抑制している彼女は……対象の“日常”に溶け込むがごとく、無色透明の心を持つ。

また目標次第では、相手の懐に潜り込むように日常に潜み、じわりじわりと距離を詰めていく。
ある時は同級生を。ある時は同僚を。ある時は通勤時に出会う少女を装って。緩やかかつ確実に、対象の日常生活の中へと溶け込む。
何気ない会話をし、穏やかな笑みを浮かべて別れた彼女が――――その夜。普段と変わらぬ笑みを浮かべたまま、刃とともに訪れるのである。

なお、“素”の人格はわりと表情豊か。少々消極的な性格なのは変わらない。
あくまでも『熱量還元』によって感情を消費しているだけなので、還元する余裕が無くなってくると“素”の表情が零れたりする。

行動規範・行動方針

殺し屋として、暗殺者として培った経験を活かし、自らもマスター殺害のために動く。
一方で他の参加者にも穏やかに接し、例えフィールドが何処であろうとも“日常に溶け込む一般人の一人”として過ごす。
脅威となるマスターがいればその者の元に近付き、より“近づいても違和感のないポジション”の確立の為に接することだろう。

参戦理由

『全人類から“汚い熱意”を無くす』という願いの成就のために参加。
対象殺害の為に参加することもあるが、その場合でも上述の目標遂行を兼ねて参戦する。
その為、聖杯戦争での彼女はやや「熱意の還元量が多い」。平時で相手をするよりもいくらか息切れさせやすい。

サーヴァントへの態度

平凡なマスターを演じる都合上、わりとサーヴァントとは友好的な関係を築ける。
人心掌握に長けた者には通じにくいだろうが、それでも表立った対立はしないため、終始円満に事を運べるだろう。

役どころ・コンセプトなど

平気な顔して人を殺すタイプのモブ系暗殺者
だいたい主人公の近くにいて準レギュラー位の頻度で日常回に登場する
日常の象徴だったキャラが一変して殺しにかかってくる展開いいよね……

台詞例

「まあまあ、そんなに熱くならないでよ」

「あんまり怒ると体に良くないよ。落ち着いて、ちゃんとお話しよ?」

「“何もさせずに殺す”……何よりも簡単で穏やかな解決方法なのに、どうしてみんな使わないんだろう」

「……一日に何百人と見る通行人がさ、いきなり刺し殺してくるとは思わないでしょ?」

「キミが過ごす何気ない“日常”が、私にとっては最高の隠れ蓑なんだ」

「…………騙した?それはちょっと違うかな。私はただ“黙ってた”だけ。
 だって言う必要もなかったから……私は殺し屋で聖杯戦争の参加者です、なんてさ」

他セリフ集


因縁キャラ

矢衾幻河
上司・畏怖
自らをスカウトしてくれた恩人。
が、あまり接する機会が無いためか、拾ってもらった当初と比べると意識は薄れてしまっている。
というよりも……冷静になって考えてみれば、単なる一般人――を装っていた――である自分の“本質”を見抜いた唯一の人物。
故に「自分の暗殺術が一切通用しない相手」であるため、現在では恩義よりも畏怖の面が大きくなっている様子。
エルシア・フランクール
先輩・警戒
彼女のように“一つの物事だけに熱意を燃やす”者は、『奪熱の魔眼』を持ってしても抑えきれない。
加えて技術と手数で戦う恵月に対し、彼女はひたすらに殴り突き進むのみ。まさに「天敵」と呼べる相手。
同じ会社に属している以上、その拳が振るわれることはないだろうと思っていたが……たまに殴られそうになるので怖い。
ロスラヴァ=ヴィソーツカヤ
先輩・尊敬
元々は彼女のように「廃人化」させる事で社会的な抹殺を行っていたが、入社後、彼女の腕前に恐れ慄き方針を変えた。
憧れの人として認識していて、徹底した『行方不明』の仕事ぶりに感動している。人間性に関しては……あまり触れない。
基本的に誰が相手であろうと雰囲気を変えない恵月だが、彼女のような人物が相手でも眉一つ動かさないため、他の同僚からは彼女共々気味悪がられているという。

ミーシャ・L・ランドルト
姉・侮蔑
魔眼保有者としての誇りも無く、ランドルト家次代当主としての覚悟もなく逃げ出した臆病者。
幼いころは仲睦まじく、両親に対して不満を抱いていることは一致していたが……結局彼女は一人で出ていってしまい、その気持ちは裏切られた。
恵月が両親の殺害に至った理由も「姉とは違い、自分は真っ向から“障害”を排除できる」という実力の証明であり、自分は姉とは違うのだ、という証明のためでもあった。
また本名の「エルナ・L・ランドルト」ではなく偽名の「恵月環」を名乗っているのも、彼女との血の繋がりを意識したくないからだという。
現在でも行方はわかっていないが、どうせどこかで成金男に付き従って漁夫の利でも狙っているのだろうと思っている。
…………同時に、そのポジションに居る限り、何時かは“目標”となって暗殺されることになるのだろう……とも。
マニハルト・ウィーヴィクセン
ある資産家を殺めた際、所持していた情報から偶然その名を見つけた事がある。
かなり腕の立つ資産家だと言うが……まさか?

名逃柄奈
同級生
現在の学校――尤も、任務次第で各地を転校して回るが――のクラスメイトで、それなりに仲は良い様子。
一度彼女に太腿のナイフを見られたことがあり、それ以降「同類」として見なされているのか、時々意味深な言葉をかけられている。
恵月もまた、何処か怪しげな彼女の事を気にかけているが……最近ただの演技なのでは?と思い始め、前ほど探り入れないようになってしまった。
基本、特定の人物に思い入れは持たない恵月だが……彼女と聖杯戦争で出会うことがあったなら、慈悲を見せて見逃す程度には思うところがあるようだ。


コメント

なんか何気ない顔で人を殺すガールを作りたかった
穏やかでポーカーフェイスな感じのキャラを力でねじ伏せて屈服させて怯えさせるのいいよね

イメージ(若干R-15)

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