ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

[フリー素材]

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】小野小町
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】女
【身長・体重】162cm・50kg 怨霊の重さが追加されている。
【肌色】黄色 【髪色】烏の濡れ羽色 【瞳色】黒
【スリーサイズ】84/56/83 若干の変動あり
【外見・容姿】赤い着物を着た黒髪ロングの美人
【地域】日本
【年代】9世紀ごろ(平安時代)
【属性】混沌・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:EX 幸運:E 宝具:B

【クラス別スキル】

陣地作成:C

魔術師として、自らに有利な陣地を作成する。

道具作成:A

魔力を帯びた道具を作成する。
キャスターの場合、天候を変えるほどの呪歌を作成することが可能。

【保有スキル】

白銀律(体):B

生まれながらに、女神の如き完璧な肉体を有する。どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。
ただしこの美しさは黄金律とは異なり、詫び寂び――すなわち日本的美意識によるもの。
日本出身者は「美しい」と感じるが、海外出身者はそうとは限らない。

無辜の怨念:EX

生前の行いにかかわらず、後世の風評やイメージなどによって憎まれている証。
姿が変質するのではなく、ありもしない罪を背負わされ、
身に覚えのない怨霊・怨念に憑りつかれるスキル。
キャスターの場合は『美人に対する無数の怨念』である。

……キャスターはこれを、鍛錬の末支配下に置いている。

穴のない女:A+

キャスターは言い寄る数多の男に決して靡くことがなかったため、
「穴のない女」と噂されたという。
精神弱体に強い耐性を持つ。
また、常に『美しく才能があるがゆえに嫉妬される』無辜の怨念を受けているため、
その才色は常に蝕まれている……のだが、それにより才能や美貌が減ると嫉妬の念も外れてしまう。
ゆえに、常に無辜の怨念に晒されている状態を保つため、自動的に『この呪いによって劣化すると同時に、元の才ある美人へと回復する』という性質を有している。

歌仙の詩歌:A+

六歌仙に数えられる小町は、雨乞い小町の説話のように歌によって天候さえも変えて見せる。
老婆になろうと骨になろうと歌う彼女の才覚は尋常ではないが、
だからこそ無数の嫉妬と逆恨みの念に苛まれる。

【宝具】

七小町・衰老落魄怨呪ななこまち・すいろうらくはくおんじゅ

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0〜30 最大捕捉:7人
小野小町を題材にした七つの謡曲。
卒都婆小町、通小町にて語られる「百夜通いを果たせなかった深草少将の霊に憑りつかれている」という物語と、
美しき小野小町への怨念、嫉妬をもって語られる栄枯盛衰の物語衰老落魄説話。
そして数多の「美に対する怨念」の集合体――これらが集まり、怨霊と化してキャスターの身を蝕むもの。
美しき花も老いれば枯れ果て見るも無残な乞食になる。
天下の歌の才覚も老いれば萎れ空しき木霊も同じになる。
この者はその美しさで男を惑わし、誑かし――そして無残に足掻いて死ぬのを見つめる外道である。
そういった恨み、辛み、妬み、嫉み――ただ「美しい」というだけで向けられる呪い。
本来であればキャスターの身を蝕み、才覚も美貌も良心も何もかもを塗りつぶし食いつぶす特大の怨呪であるが――

しかし、彼女はそれを克服し、支配下においた。支配とは言わずとも、コントロール下にはおいた。
自らを蝕むだけであった呪いを、自らの技に――宝具に昇華した。

【Weapon】

怨霊おんりょう

キャスターに憑りつく怨念の数々。キャスターはこれを呪歌と組み合わせ自らの武器としている。

【解説】

世界三大美人の一人にも数えられる平安時代前期の歌人、六歌仙、三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。
百人一首にもその歌を記録される、稀代の天才、小野小町。

言い寄る男言い寄る男に靡くことなく、穴のない女と呼ばれ。
自身に情熱を向ける男、深草少将を振るために「百夜通えばあなたの意のままになろう」と言い、
少将はこれを真に受け完遂しようと通い詰めるも、それを果たせず死んでしまう。
このような恋愛遍歴を持ちながら、老いればその美貌と才覚を失い、若き頃の輝きは全て褪せてしまった、など。
虚実入り混じる物語、「七小町」「小町物」にて語られる女である。

老いた小町の無残な姿を描く衰老落魄説話。小町を悪しきように描く百夜通いの逸話。
どれも「美人を、才人を妬む、怨む念」が関わっており、また、その物語の中には「少将に憑りつかれた」という逸話もある。
ゆえに、英霊として座に登録される際――彼女は「怨まれる美人」の役目を押し付けられた。
その美貌を妬む女。その才能を羨む余人。その風貌に誑かされたと逆怨む男。優れた者の醜聞を好む有象無象の悪趣味。
これらが集合し、無辜の怪物のように小町を苛み――怨霊という形で付属することとなった。
身に覚えのない罪で責められる。筋違いの怨念を背負わされる。ただ歌人として生きた小町には過酷すぎるほどに過酷であったが、
小町は折れなかった。

英霊の座にて、あるいはムーンセルにて、あるいは特異点にて、あるいは――。
チャンスがあればその道の専門家に、呪術の専門家に、魔術の専門家に、陰陽術の専門家に、怨霊調伏の専門家に、
仏教の僧侶に、伴天連の聖人に、神道の巫女に、道教の道士に、同じく無辜の念にて霊に憑りつかれる者に。
手あたり次第、必死の思いで教えを乞うた。呪いから身を守る方法。呪いを剥がす方法。呪いを返す方法。呪いを解く方法。
怨念を散らす方法、怨霊を成仏させる方法、怨嗟を逸らす方法、怨恨を無効化する方法。
洋の東西問わず、未来も過去も問わず、人も神も化生も問わず教えを乞い、この怨霊から――怨念から解放されんとした。

……結論から言えば、自身に憑りつく怨霊を剥がすことは叶わなかった。
無辜の怪物に類するスキルであるがゆえに、たとえ万能の願望機であれこの呪いを剥がすことなどできまい。
しかし、数多の専門家に教えを乞うた行動は無駄ではなかった。
「剥がす」ことはできないまでも、「操作」することならばできるようになった。
……元より才能はあったのだ。雨乞い小町――和歌によって天候を変える天才歌人。
無意識のうちに呪歌を編んでいた彼女は、専門家の教えにより、意識的に呪歌を編めるようになった。
呪歌が――すなわち呪術、魔術が使えるようになれば、あとは訓練次第で霊を扱う術も使えるようになろう。

こうして彼女は決死の鍛錬の末、自らを苛むだけの怨霊を、身に覚えのない怨念を、自らの武器、手足に変えた。

【人物・性格】

外見の美しさでなく、内面――すなわち精神の「強固さ」を好む。
日本においては世界三大美人の一角に数えられる彼女は、そもそも外観の美しさを基準とするならば自身が一番だろう、と客観的に理解している。
しかし西洋の酔狂な物語でもあるまい、水面に映る自身と想い合うわけにもいかぬ。ゆえに彼女は心の強さを好意の指標とするのだ。

男であれ女であれ、心の弱き者には惚れることができない。
美しいがゆえに、言い寄られるその情熱を本気にできない。芸者(あいどる)に憧れる人間の気持ちと区別がつかない。
ゆえに無理難題を――百夜通いをさせようとする。その気持ちが本気であるならば、百夜程度、完遂させて当然と、本気でそう考えている。

振るために言っているわけではない。嘘や方便などではない。
百夜通い程度も完遂できないような情念など、取るに足りない――というのが有名な百夜通いの逸話の真相である。

他者に心の強さを求めるように、彼女自身の精神力も強い。
……というか、本人の精神が強すぎるがゆえに他人にもその気高さを求めてしまう、というところがある。

イメージカラー:赤
特技:和歌
好きなもの:心の強き者
嫌いなもの:妬むもの、恨むもの。心の弱き者
天敵:たくさん
願い:怨念からの解放。無理なら心の強き美しき者との出会い。

【一人称】私 【二人称】〜さま、あなたさま 【三人称】〜さま

【因縁キャラ】

在原業平:えっ……なにあれ……
真面目な話をすると、結ばれずとも瞬間の恋に焦がれることを良しとする業平と、
百の過酷な夜すら乗り越える永遠の執念とも呼ぶべき愛を良しとする小町では恋愛観が決定的に合わない。

玉藻の前:呪術を習った専門家の一人。実はこっそりメアドも交換した。
清姫:「清姫さまであれば私の百夜通い――どころか千夜でも万夜でも、永劫であっても成し遂げたでしょうね……」メアド交換した。
ちなみに、誤解を恐れずに言うならば小町の好みのタイプは清姫のような人間である。
愛のパワーだけで溶岩を泳ぎ切るみたいな精神の強さは小町の琴線にものすごく触れる。
安倍晴明正直テンションについていけないが、背に腹は代えられないので教えを乞うた専門家の一人。

ハワード・カーター:自身と同じく無辜の念にて悪霊に憑りつかれるサーヴァント。彼の「死霊の使い方」が小町の宝具の原点でもある。

小野篁:……。
冥土通いしてたと思ったらメイド喫茶に入り浸っていたおじい様にははっきり言ってドン引きだが、
冥土通いして閻魔の補佐をしていたとの話もある彼の血を引いているからこそ怨霊を操作する才能に恵まれたという面もあるので、複雑。

清少納言:同時代(といっても結構離れているが)の高名な随筆家にして、自身と同じく才を妬まれ呪われるもの。
あちらが押さえ込んでいるのに対し、こちらは利用しているが、これは調伏仕切れないがゆえの苦肉の策でしかない。
規格外ともいえる精神力を持つ小町はこの怨念に耐えられているが、(その精神力のせいで恨まれているという面もある)
同じ悩みを持つ者同士、話を聞いてくれるというのは素直に嬉しい。
お礼に小町も話を聞いたりしている。

清少納言(原作):
イベント終了後に追記予定

【コメント】



「サーヴァント、キャスター。小野小町にございます。ああ、マスターさま。どうか……どうかこの小町めの美しさに心乱されませぬよう」

「好きなもの……ええ、和歌は平安女の嗜みにございます。あとは……男も女も、心身の強いものは好ましく存じます」
「嫌うもの……言うまでもありませぬ。美しきを妬む女。自らの不足を棚上げに相手を呪う男。……すなわち私の身を蝕むこの怨霊共にございます」
「聖杯……そうですね、そのようなものが存在するなら。――この呪いから、解放されてみたいものです」
「この術は私が英霊となった後……平安の大化生、玉藻の前さまに習いしもの。わが身を苛む怨念を調伏する呪術にございます」

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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