ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

「人間を不完全足らしめているものは?……それはきっと“心”だと、私は思う」


「つまるところ“心”ってものは人間には過ぎた代物で、それを持つに相応しいものは……」



「人形なんですよ」



基本情報

【氏名】折敷ナズナ
【性別】女性
【年齢】23歳
【出身】名古屋
【身長・体重】160cm・47kg
【肌色】色白 【髪色】薄い白紫に濃い目の紫のインナー 【瞳色】霞がかった緑
【スリーサイズ】72/58/80
【外見・容姿】白衣をモチーフにしたパーカーをラフに羽織り、学生時代の制服を着回した眼鏡の女性
【令呪の位置】右肩

【属性】中立・中庸
【魔術系統】-
【魔術属性】-
【魔術特性】-
【魔術回路】質:- 量:- 編成:-
【起源】偏則

【所属】機動海中都市フロンティア
【階位・称号・二つ名】アジール7船長、“人形偏愛者アガルマトフィリア”、“対物性愛者マテリアル・マニア

【契約サーヴァント】“■心”のターミネーター

魔術・特殊技能・特性など

『論理解析』

 ロジック・アナライズ。目にした物事を全て現象として認識し、噛み砕いて“理論”として変換する技術。
 「どうしてこうなったか」を冷静に分析し理解する才能で、未知の物事に対してある程度の対抗性、耐性を有している。
 幼い頃、数々の機構を観察し数々の実験を重ねたことで得た知見による技術。この世界で起こる現象であれば、概ね解析し読み解く事が可能。
 言葉では声を荒げながらも、その間に脳内で幾つものシミュレートを重ね答えを割り出している。

『精密作業』

 卓越した集中力に依って成される器用さ。単純な組み立てだけでなく、設計図を作成する段階から発揮させる。
 彼女が開発する機械はミリ単位で部品が削り出されており、部品自体を縮小することで全体のダウンサイジングも可能とする。
 巨大な鉄が複雑に編み込まれた機構によって作動する姿にも興奮を覚えるが、小さな箱にこれでもかと詰め込まれた機能美にも興奮する。

礼装・装備など

『M.E.G.A.N.E.』

 彼女が着用しているメガネ型のデバイス。ズーム機能や解析機能などを備えた、最早メガネ型のスマートフォンとも呼べるもの。
 どうやら改造が成されているらしく、対象をスキャンすることで内部構造や機構を可視化する機能を備えている。

『メリー』

 彼女の自室に飾られている古びた着せかえ人形。
 年季は入っているが手入れは成されており、服装もしっかりと毎日着せ替えられている。
 実家にある人形を全て持ってくるわけにも行かず、泣く泣く選んだ心からの『友達』。

外見・容姿の詳細など

 科学者と言うには少々ラフな、白衣風の意匠がなされたパーカーを羽織った学生服の女性。
 アンダーリムの眼鏡を着用している他遮光ゴーグルをぶら下げていたり、常に頬や鼻頭に油汚れやすす汚れを付けている。
 厚手の工業用手袋を着用していることも多く、科学者であると同時に技術者、発明者であることも感じさせる風貌である。

人物像


イメージカラー:油色
特技:分析と組み立て
好きなもの:剥き出しの機構、緻密に詰まった機械、人形全般
苦手なもの:本能丸出しな人間、煩わしい会話、人心掌握
願い:“心”を数値化すること、そして自分自身が人形となること

【一人称】私 【二人称】貴方、○○さん 【三人称】彼/彼女

台詞例

来歴

 自分が「異常」と称される側の人間であることに気が付いたのは、いつ頃だっただろう。
 ともあれ、小学校に通い他人と接するようになってから、世界というものに一人取り残された感覚を味わっていた。
 それは孤独や疎外感と言うよりは、思い描いていた世界と違っていた失望……虚無感に近いものだったと思う。
 だから私は、教室が嫌いだったのだ。狭い箱の中に『自分』と同じ生物たちと閉じ込められて、そこで活動を強いられることが……。
 暗い思いで日々を過ごす中で、世界は瞬く間に一変した。私が小学二年生の頃……丁度15年ほど前の出来事だっただろうか。
 夢も何も抱けなかった私に舞い降りた好機。私は、一目散にそこを抜け出した。社会という、世界という……正しい居場所から逃げ出した。
 私が「異常」と称されるのなら、その「異常」が「正常」でいられる場所に向かおう。そうして気がつけば私は、この場所に立っていた。

 およそ他人に「愛情」というものを向けられなかった私にとって、人間とは息をし行動するだけの動物としか映らなかった。
 それは親であっても例外ではない。上流企業の社員であった両親は、毎日家を空けては歯車のように働いて、そして私の知らない場所で死んでいった。
 通勤中に交通事故にあったらしい、と式場で同僚が噂していたが、私にとっては至極どうでもいいことで、ただただ黒服ばかりの場所から逃げ出したかった。
 それに、両親が死のうと私の生活は何も変わらなかった。しん、と静まり返った家。明かりのない部屋。うっすらと埃の積もった、見栄えだけは立派な一軒家。
 薄暗い日々の中で、私を癒やしてくれたのは家族でも、隣人でも、友人でもなく……親が「退屈しないように」と買い与えてくれた、数多くの人形だった。
 着せかえ人形から陶器の人形、ドール、ぬいぐるみ、フィギュアまで。欲しい、と書いた手紙を机の上に置いておけば、次の日には望むものがそこにあった。
 だから、私にとっての人形とは同居人であり、話し相手であり、掛け替えのない友達だった。中には妹、弟……家族と呼べる者だっていた。
 人形に命など無い、と他人は言う。けれど私は、人形には意志が宿っていると思う。でなければあの日々の中で……私が狂わずに要られた理由がつかない。
 多くの人形に囲まれ、彼・彼女らが話し相手となり、私と過ごしてくれていたからこそ、この私は正気を保って横道にそれること無く生きていられたのだ。
 知慮の狭い蛋白質性愛者―――訂正。他人は無機物と有機物を区別し、相容れぬものと断ずるが、それは全くもってナンセンスな思考停止だと評そう。
 ともあれ、私という人物は人生の殆どを、他人が言う所の『独り』で過ごしてきたわけだが……その実、私の幼少期は満ち溢れていたのだ。
 人形たちからの「愛情」も感じていた。けれどまだ、自分にとってそれが「愛情」であったのかどうかを判別するだけの材料がない。
 
 ……私がこの場所にいるのは、あの日の「愛情」を真の「愛情」であったと証明するためだ。
 無機物には心がある。その心を可視化し、或いは人が持つ“心”を数値化して無機物へ与えることで、その「愛情」を出力させる。
 それが私、折敷ナズナの夢なのだ。それを叶えるためであれば、なんと呼ばれようと……異常性欲者と呼ばれようと、構わない。

性格

 好奇心はあれど決して逸る事無く、論理的に物事を積み立てていく主義。
 取り立てて目立った性格という訳ではなく、落ち着いていて理性的ではあるのだが
 ……やはりその根本からネジ曲がった価値観、対物性愛である事が彼女の評価を著しく低下させ、人形偏愛者とまで呼ばれる要因となっているのだろう。
 彼女の名誉のために補足しておくが、人間的に狂っている訳ではなく、個人としてみれば比較的話の通じる相手である。
 まあ、人間に対して向ける目はどこか冷たく、言い寄ってきた男を鼻で笑って一掃するという性悪さもあるが。

 そして一般に知れ渡っている通り、無機物に対して人一倍の情熱を向けている。
 取り立てて人形に向ける愛情は凄まじく、彼女と人形が会話している様子を旗から見ていると、本当に人形が一人の「人間」なのではないかと錯覚するほど。
 無機物には心が宿っており、ただ心を出力する機能を持たないだけ、というのが彼女の理論であり、常日頃から人形を「人間」として扱っている。
 故に、我々人間はその“心”という項目を言葉や表情、行動で出力できるだけに過ぎず、その違いだけで無機物と区別する事を何よりも忌み嫌っている。
 一般の人間を見下すほど偏った思想ではないものの、もし彼女の前でうっかりそのような言動を漏らした日には、とてつもない罵倒が浴びせられることだろう。
 尚、彼女が愛情を向けるのは「人形」に留まらず、無機物であれば何に対しても……玩具の列車からオルガン、油田の削岩機、車、コンピュータにも向けられる。
 と、いうより、そういった機械に対しては愛情とは少々異なる方向の思いが混ざっているらしく……
 部品が緻密に組み合って動作している動画を見て興奮していた、というクルーの証言もあり、厳密に言えば彼女は人形偏愛アガルマトフィリアを含んだ対物性愛者オブジェクト・セクシュアリティである。

行動規範・行動方針

 基本的には所属のアジール7から出ることはなく、研究に没頭している。
 アジール内でも姿を見せることはあまり無いためか、他アジールではその異名だけが先行し「アジール7は異常性欲者の巣窟」とまで噂されてしまっているほど*1
 人の上に立つのではなく「ユニットの上に立つ」者としての自覚を持ち、行動する。故に船長として見る分には立派だが……他船員にはあまり興味を持っていない。

サーヴァントへの態度

 無機物の英霊であり、有機物無機物問わず万物を破壊しうる“破滅”の化身。
 召喚した段階でその真名と秘めたる危険性に気が付いていて、彼女を極力「扱わない」事で対処している。
 但し「サーヴァントとして扱わない」だけであって、他の人形と同様に愛情は向けているし、意思疎通の出来る相手としてさながら娘のように可愛がっている。
 尚、サーヴァントの性質上英霊化が出来ない為、普段から彼女の手を引いて連れ歩いている。

役どころ・コンセプトなど

 根本から価値観が狂ってる科学者枠
 ちなみに機械姦は地雷(完成された機械を人間で汚すなという思想)なので言葉には気をつけましょう

因縁キャラ

“■心”のターミネーター
人類史上、この地球上で初めて“■■■”に到達した■■■。
 無機物英霊の中でも取り立てて破壊性、破滅性に特化しており、多くの恩恵を齎すモノでありながら■■を■■しうる力を持つ。
 その本質を見抜いたことで、ナズナによって一部の性質を制限された上で召喚され、現在は彼女の娘のように付き添っている。
室生祥山
黒珠艦隊の提督。
 上司としても科学者としても、そして“人間”としても尊敬を置く。
 自分の夢を笑わずに、真摯に受け止めてくれた初めての人物であり、彼の言葉があったからこそ船長の立場まで上り詰めることが出来た。
レジュアム・ループ
別艦隊の船長。
 運営会議でたまに顔を合わせる他、彼の作成した機械を物珍しそうに眺めていることがよくある。
 科学者として「高く飛ぶ方法」を論理的に分析して報告することもあるが、個人間での付き合いはそれほど無い。















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