最終更新: nevadakagemiya 2023年12月06日(水) 23:24:54履歴
Back to the history, remember I was born.
【元ネタ】史実、喪失帯
【CLASS】ロスト
【マスター】不在
【真名】戦艦ペンシルヴァニア
【異名・別名・表記揺れ】戦艦ペンシルベニア、戦艦アリゾナ、戦艦ペンシルヴァニア=ノア
【性別】女性
【身長・体重】174cm・67kg
【肌色】やや小麦肌 【髪色】僅かな青が指す灰色 【瞳色】くすんだ青
【スリーサイズ】83/57/88
【外見・容姿】千切れた海軍制服を羽織ったラフなスタイルの女性
【地域】アメリカ合衆国、真珠湾、太平洋全域
【年代】近代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・無機物・兵器・艦艇
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:C 魔力:E 幸運:E 宝具:EX
使用Picrew:https://picrew.me/ja/image_maker/1787745
【CLASS】ロスト
【マスター】不在
【真名】戦艦ペンシルヴァニア
【異名・別名・表記揺れ】戦艦ペンシルベニア、戦艦アリゾナ、戦艦ペンシルヴァニア=ノア
【性別】女性
【身長・体重】174cm・67kg
【肌色】やや小麦肌 【髪色】僅かな青が指す灰色 【瞳色】くすんだ青
【スリーサイズ】83/57/88
【外見・容姿】千切れた海軍制服を羽織ったラフなスタイルの女性
【地域】アメリカ合衆国、真珠湾、太平洋全域
【年代】近代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・無機物・兵器・艦艇
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:C 魔力:E 幸運:E 宝具:EX
使用Picrew:https://picrew.me/ja/image_maker/1787745
限定的英霊編纂権能。
現界している自分自身を世界に刻み込むことで理想の姿に再臨する。
編纂権限によって再臨したサーヴァントは基となる霊基から離れた全く新規の英霊となり、シナリオに一度限り、ステータス、クラス、スキル、宝具、逸話を再設定することが出来る。
現界している自分自身を世界に刻み込むことで理想の姿に再臨する。
編纂権限によって再臨したサーヴァントは基となる霊基から離れた全く新規の英霊となり、シナリオに一度限り、ステータス、クラス、スキル、宝具、逸話を再設定することが出来る。
「船」と認識されるものを駆る才能を示すスキル。
船員・船団を対象とする集団のリーダーも表すため、「軍略」、「カリスマ」も兼ね備える特殊スキル。
二度に渡る世界大戦、そして『真珠湾攻撃』という嵐を乗り越えた艦艇として、EXという規格外のランクを与えられた。
船員・船団を対象とする集団のリーダーも表すため、「軍略」、「カリスマ」も兼ね備える特殊スキル。
二度に渡る世界大戦、そして『真珠湾攻撃』という嵐を乗り越えた艦艇として、EXという規格外のランクを与えられた。
名称通り戦闘を続行する為の能力。
決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。「往生際の悪さ」あるいは「生還能力」と表現される。
真珠湾攻撃を始めとし、多くの作戦で致命傷を負いながらも大戦を乗り越えた頑強さ。また、存在としての濃度の強さも含まれる。
決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。「往生際の悪さ」あるいは「生還能力」と表現される。
真珠湾攻撃を始めとし、多くの作戦で致命傷を負いながらも大戦を乗り越えた頑強さ。また、存在としての濃度の強さも含まれる。
立ち上る黒煙を見て、燃え盛る業火を見て、彼女は胸に鉄心を抱いた。
もう一つの火が「始まり」であるならば、こちらは世界を崩壊に至らしめる種火。惑星を焼き尽くして尚飽きたらぬ決意の炎。
自らが「戦火」となって炎を振るい、先手を取る。与えた痛みを忘れることはなく、その痛みこそを原動力として動く「戦争機構」。
もう一つの火が「始まり」であるならば、こちらは世界を崩壊に至らしめる種火。惑星を焼き尽くして尚飽きたらぬ決意の炎。
自らが「戦火」となって炎を振るい、先手を取る。与えた痛みを忘れることはなく、その痛みこそを原動力として動く「戦争機構」。
真珠湾攻撃により沈んだ妹の亡骸を以て、彼女は自身を[戦艦アリゾナ]として再形成する。
同型艦であり、彼女の兵装を利用して回収がなされたという逸話から、彼女は[戦艦ペンシルヴァニア]でありながら[戦艦アリゾナ]として振る舞うことが可能。
同型艦であり、彼女の兵装を利用して回収がなされたという逸話から、彼女は[戦艦ペンシルヴァニア]でありながら[戦艦アリゾナ]として振る舞うことが可能。
ランク:B 種別:対物宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:100器
無機物に宿る『感情』を増幅させることで、一時的な心を呼び起こし「器霊」を造り出す。
正確には器霊未満の亡霊だが、心を宿した無機物は……例え粉々に破壊された残骸であろうとも、人の形を取り繕って自我に目覚める。
目覚めた器霊が何を成すかは『感情』によって異なるが―――自らを破壊した者への復讐であったり、成し遂げられなかった任務の達成であったりと様々。
何も成し遂げられず、未練を残したまま形を亡くした残骸に与える「もう一度」。故に、彼女の連れる残骸は『リメンバー』と名乗っているのだ。
それはこの喪失帯に限らず、あらゆる世界での「無機物」に対して効果を発揮する。
無論、汎心論が根付いていた世界とそうでない世界では効力や『感情』の増幅に差はあれど、基本的には形を成して行動に移る。
加えてこの宝具は、対象となった人間の歩んだ「道程」にも効力が及び……その者が破壊した物を、その者に取り巻く無機物の怨恨を増幅させ、器霊として具現化させる。
基礎となる物質を持たないため、上述の器霊よりも更に実在性は薄れ、影法師のような存在になってしまうが……それ言ってみれば、対象の「過ち」を呼び起こすもの。
壊れ、潰され、行き場を失った無機物の『感情』、或いは『未練』を以て形を与える宝具。その鳴動は雷嵐の如く、形なき空想を発露させる。
彼女の連れている残骸は、全てこの宝具に拠って形成された器霊達である。
その多くは『崩壊の日』―――真珠湾攻撃により破壊され、器霊として復活する機会を失った兵器達で、皆言葉は発せずともペンシルヴァニアに付き従っている。
……人間の過ち、不安定な心に拠って齎された悲劇の被害者。そういった被害者を連れて、二度と惨劇の起こらぬ世界を造り出すのが彼女の最終目標である。
無機物に宿る『感情』を増幅させることで、一時的な心を呼び起こし「器霊」を造り出す。
正確には器霊未満の亡霊だが、心を宿した無機物は……例え粉々に破壊された残骸であろうとも、人の形を取り繕って自我に目覚める。
目覚めた器霊が何を成すかは『感情』によって異なるが―――自らを破壊した者への復讐であったり、成し遂げられなかった任務の達成であったりと様々。
何も成し遂げられず、未練を残したまま形を亡くした残骸に与える「もう一度」。故に、彼女の連れる残骸は『リメンバー』と名乗っているのだ。
それはこの喪失帯に限らず、あらゆる世界での「無機物」に対して効果を発揮する。
無論、汎心論が根付いていた世界とそうでない世界では効力や『感情』の増幅に差はあれど、基本的には形を成して行動に移る。
加えてこの宝具は、対象となった人間の歩んだ「道程」にも効力が及び……その者が破壊した物を、その者に取り巻く無機物の怨恨を増幅させ、器霊として具現化させる。
基礎となる物質を持たないため、上述の器霊よりも更に実在性は薄れ、影法師のような存在になってしまうが……それ言ってみれば、対象の「過ち」を呼び起こすもの。
壊れ、潰され、行き場を失った無機物の『感情』、或いは『未練』を以て形を与える宝具。その鳴動は雷嵐の如く、形なき空想を発露させる。
彼女の連れている残骸は、全てこの宝具に拠って形成された器霊達である。
その多くは『崩壊の日』―――真珠湾攻撃により破壊され、器霊として復活する機会を失った兵器達で、皆言葉は発せずともペンシルヴァニアに付き従っている。
……人間の過ち、不安定な心に拠って齎された悲劇の被害者。そういった被害者を連れて、二度と惨劇の起こらぬ世界を造り出すのが彼女の最終目標である。
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:測定不能
妹の有する宝具と同質のもの。喪失帯という状況、そして「戦争」という幻想基盤を与えられたことで発現した特殊な宝具。
喪失帯「アーク」に於いて、第二次世界大戦は終結すること無く広がり続け、やがて世界を……人類という種族を崩壊へと至らしめた。
繰り返される過ち、その連鎖を一つの物質として形成した「戦争そのもの」。だがそれは物理的な熱量ではなく―――人が積み重ねてきた報復への熱意である。
敵愾心、復讐心、怨恨、憎悪。戦争という状況下で生まれた遍く負の意思を宝具として昇華し、具現化させたもの。
―――負の連鎖は終わることなく湧き続け、人々が滅んで尚その火種は燻り続ける。
感情の増幅に拠って生まれる熱量を魔力に変換する機構で、これをエネルギーに変換することで「アーク」は浮上し、太平洋全域を漂っている。
「アーク」という喪失帯の状況により形骸化した『聖杯』の機能を移したもので、ここに最後の「過ち」を衝突させることでさらなる浮上―――テクスチャの発生、固定を試みる。
人は過ちを繰り返す。その言葉に答え を与えたことで、この宝具は――――――戦艦ペンシルヴァニアは、新たな段階へと歩み出た。
妹の有する宝具と同質のもの。喪失帯という状況、そして「戦争」という幻想基盤を与えられたことで発現した特殊な宝具。
喪失帯「アーク」に於いて、第二次世界大戦は終結すること無く広がり続け、やがて世界を……人類という種族を崩壊へと至らしめた。
繰り返される過ち、その連鎖を一つの物質として形成した「戦争そのもの」。だがそれは物理的な熱量ではなく―――人が積み重ねてきた報復への熱意である。
敵愾心、復讐心、怨恨、憎悪。戦争という状況下で生まれた遍く負の意思を宝具として昇華し、具現化させたもの。
―――負の連鎖は終わることなく湧き続け、人々が滅んで尚その火種は燻り続ける。
感情の増幅に拠って生まれる熱量を魔力に変換する機構で、これをエネルギーに変換することで「アーク」は浮上し、太平洋全域を漂っている。
「アーク」という喪失帯の状況により形骸化した『聖杯』の機能を移したもので、ここに最後の「過ち」を衝突させることでさらなる浮上―――テクスチャの発生、固定を試みる。
人は過ちを繰り返す。その言葉に
ペンシルヴァニア級戦艦のネームシップ、戦艦ペンシルヴァニア。
第一次世界大戦期に建造され、20ノットの速力と35.6センチ砲を搭載する標準的な旧式戦艦の一隻。
先代ネバダ級戦艦の改良型とも呼べる本艦は、当時の水準で見て最大の30000tという排水量を誇った。
大西洋艦隊の旗艦を務め、大きな戦闘に関わることはなく大戦は終結。戦間期には多くの訓練を重ね兵士達の練度を高めることに従事。
やがて来る『大戦』に備え改修を重ねながら、合衆国艦隊の旗艦にも任命されるなど、国の期待を背負った一隻となった。
1941年12月8日、真珠湾攻撃が発生。
この時乾ドックにて入渠中であったペンシルヴァニアは、日本軍の猛攻を受けながらも損傷は軽微であったが―――
同型艦にして妹である戦艦アリゾナは大破着底により沈没。側で入渠中であったタウンズ、カッシンも重篤な被害を受ける。
ペンシルヴァニアは修理の為、沈没したアリゾナ及びオクラホマより主砲を移され、彼らの亡骸とともに戦線へ復帰。
新たに近代化改修を施したペンシルヴァニアは、アッツ島の戦いを始めとする上陸作戦のための艦砲射撃任務に従事する。
エニウェトクの戦いでは島に向けて一斉掃射を行った結果、浜に並んでいたヤシの木が一掃され、草木の一本も残らぬ荒野へと変えてしまったという。
戦況が優位に傾いていく中でも彼女の任務は変わらずにいたが、1944年10月24日、日本軍の動きを予測しスリガオ海峡へと移動。……俗に言うレイテ沖海戦である。
接近する日本軍、西村艦隊に先手を取るべく、同部隊は彼らの頭を取る形に―――「丁字戦法」に倣って移動。
完全優位な状況で行われた一斉砲撃により、西村艦隊率いる戦艦扶桑、山城、朝雲、山雲、満潮の5隻が轟沈。最上、時雨の2隻のみが離脱に成功した。
が―――結果として、この戦いにおいてペンシルヴァニアは砲撃の機会に恵まれず、大戦最後の砲撃戦に加わることは出来ずに終わったのだった。
大戦末期、中城湾にて待機していた彼女の元に日本軍機が接近し魚雷攻撃を敢行、そのうちの一本が命中したことで中破してしまう。
結果としてこの攻撃は、日本軍が艦船攻撃であげた最後の戦果となり……その数日後の8月15日、大戦は終結を迎える。
大戦が終わったことで役目を終えたペンシルヴァニアは、同僚であるネバダやサラトガ、敵艦である長門らと共にクロスロード作戦に参加。
二度の原爆を受けた後に研究資料として引き渡された後……妹の眠るハワイの海にて海没処分となった。
第一次世界大戦期に建造され、20ノットの速力と35.6センチ砲を搭載する標準的な旧式戦艦の一隻。
先代ネバダ級戦艦の改良型とも呼べる本艦は、当時の水準で見て最大の30000tという排水量を誇った。
大西洋艦隊の旗艦を務め、大きな戦闘に関わることはなく大戦は終結。戦間期には多くの訓練を重ね兵士達の練度を高めることに従事。
やがて来る『大戦』に備え改修を重ねながら、合衆国艦隊の旗艦にも任命されるなど、国の期待を背負った一隻となった。
1941年12月8日、真珠湾攻撃が発生。
この時乾ドックにて入渠中であったペンシルヴァニアは、日本軍の猛攻を受けながらも損傷は軽微であったが―――
同型艦にして妹である戦艦アリゾナは大破着底により沈没。側で入渠中であったタウンズ、カッシンも重篤な被害を受ける。
ペンシルヴァニアは修理の為、沈没したアリゾナ及びオクラホマより主砲を移され、彼らの亡骸とともに戦線へ復帰。
新たに近代化改修を施したペンシルヴァニアは、アッツ島の戦いを始めとする上陸作戦のための艦砲射撃任務に従事する。
エニウェトクの戦いでは島に向けて一斉掃射を行った結果、浜に並んでいたヤシの木が一掃され、草木の一本も残らぬ荒野へと変えてしまったという。
戦況が優位に傾いていく中でも彼女の任務は変わらずにいたが、1944年10月24日、日本軍の動きを予測しスリガオ海峡へと移動。……俗に言うレイテ沖海戦である。
接近する日本軍、西村艦隊に先手を取るべく、同部隊は彼らの頭を取る形に―――「丁字戦法」に倣って移動。
完全優位な状況で行われた一斉砲撃により、西村艦隊率いる戦艦扶桑、山城、朝雲、山雲、満潮の5隻が轟沈。最上、時雨の2隻のみが離脱に成功した。
が―――結果として、この戦いにおいてペンシルヴァニアは砲撃の機会に恵まれず、大戦最後の砲撃戦に加わることは出来ずに終わったのだった。
大戦末期、中城湾にて待機していた彼女の元に日本軍機が接近し魚雷攻撃を敢行、そのうちの一本が命中したことで中破してしまう。
結果としてこの攻撃は、日本軍が艦船攻撃であげた最後の戦果となり……その数日後の8月15日、大戦は終結を迎える。
大戦が終わったことで役目を終えたペンシルヴァニアは、同僚であるネバダやサラトガ、敵艦である長門らと共にクロスロード作戦に参加。
二度の原爆を受けた後に研究資料として引き渡された後……妹の眠るハワイの海にて海没処分となった。
冷徹かつ諦観的な表情を浮かべ、世を蔑むような瞳を向ける女性。
器霊でありながら心―――人間ではなく、己の意思で抱く『感情』を身に着けた、唯一無二の存在。
故に不完全で、多くの過ちを繰り返しながら繁栄を遂げた「人間」という種族に強い嫌悪を抱いており、何よりも忌避している。
彼らの存在こそが自分たち「無機物」……『器霊』を束縛するものであり、彼らの滅亡なくして自由は無いと考えていた。
結果として彼女の働きで人類は滅亡に至り、喪失帯から人間は排除された訳だが、それでも彼らが残した「戦争」という過ちが消える事はなかった。
彼女が「新たなテクスチャを敷く」という、無謀とも言える野望を抱いているのは、汎人類を含めたあらゆる残存人類の滅亡の為である。
この地球上から人類の残り香を消し去り、無機物だけが支配する『鐵血被甲惑星』を造り上げ、器霊を楽園へと導くこと。
そして火種の絶えた世界で、喪われた妹と再会すること―――――それが彼女、ペンシルヴァニアの望みなのだ。
/
無骨でぶっきら棒。常に眉間に皺を寄せ、表情一つ変えずに振る舞う無感情な女性。
端的かつ刺々しい言葉遣いで、それが身内であっても目上であっても態度を変えず、己を貫く芯の通った人物。
一方で粗暴かといえばそんなことはなく、意外にも几帳面でマメな性格。行った作戦や任務に関して、逐一記録に残しているほど。
アークに限らず、様々な喪失帯で無記名のホロテープを見かけたら、それはペンシルヴァニアが旅先で残した記録であると考えて良い。
また態度や口に出さないだけで、仲間に対する思いは人一倍強く、仲間を案じ率先して行動に移すことも少なくない。
彼女が連れる亡骸の殆どは、彼女と作戦を共にし沈んだ随伴艦である。彼女達に正しい器を与えることもペンシルヴァニアの目的の一つ。
イメージカラー:くすんだ青色
特技:記録、応用
好きなもの:同僚
嫌いなもの:人間
天敵:他喪失帯の王
願い:人間の滅亡、及び器霊の繁栄
【一人称】私 【二人称】お前 【三人称】あいつ
器霊でありながら心―――人間ではなく、己の意思で抱く『感情』を身に着けた、唯一無二の存在。
故に不完全で、多くの過ちを繰り返しながら繁栄を遂げた「人間」という種族に強い嫌悪を抱いており、何よりも忌避している。
彼らの存在こそが自分たち「無機物」……『器霊』を束縛するものであり、彼らの滅亡なくして自由は無いと考えていた。
結果として彼女の働きで人類は滅亡に至り、喪失帯から人間は排除された訳だが、それでも彼らが残した「戦争」という過ちが消える事はなかった。
彼女が「新たなテクスチャを敷く」という、無謀とも言える野望を抱いているのは、汎人類を含めたあらゆる残存人類の滅亡の為である。
この地球上から人類の残り香を消し去り、無機物だけが支配する『鐵血被甲惑星』を造り上げ、器霊を楽園へと導くこと。
そして火種の絶えた世界で、喪われた妹と再会すること―――――それが彼女、ペンシルヴァニアの望みなのだ。
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無骨でぶっきら棒。常に眉間に皺を寄せ、表情一つ変えずに振る舞う無感情な女性。
端的かつ刺々しい言葉遣いで、それが身内であっても目上であっても態度を変えず、己を貫く芯の通った人物。
一方で粗暴かといえばそんなことはなく、意外にも几帳面でマメな性格。行った作戦や任務に関して、逐一記録に残しているほど。
アークに限らず、様々な喪失帯で無記名のホロテープを見かけたら、それはペンシルヴァニアが旅先で残した記録であると考えて良い。
また態度や口に出さないだけで、仲間に対する思いは人一倍強く、仲間を案じ率先して行動に移すことも少なくない。
彼女が連れる亡骸の殆どは、彼女と作戦を共にし沈んだ随伴艦である。彼女達に正しい器を与えることもペンシルヴァニアの目的の一つ。
イメージカラー:くすんだ青色
特技:記録、応用
好きなもの:同僚
嫌いなもの:人間
天敵:他喪失帯の王
願い:人間の滅亡、及び器霊の繁栄
【一人称】私 【二人称】お前 【三人称】あいつ
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