戦艦アリゾナ〔アヴェンジャー〕
最終更新：ID:Xu2xplwGIQ 2018年11月29日(木) 03:11:59履歴
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基本情報 
【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】戦艦アリゾナ
【外観】半径10mほどの、サビつきヒビ割れ油が零れ落ちている巨大な球体
【地域】アメリカ合衆国・真珠湾
【年代】第二次世界大戦
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・艦艇・戦艦・無機物・女性・軍勢・魔性・擬人化
【ステータス】筋力：B+ 耐久：- 敏捷：E 魔力：C 幸運：E 宝具：EX
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】戦艦アリゾナ
【外観】半径10mほどの、サビつきヒビ割れ油が零れ落ちている巨大な球体
【地域】アメリカ合衆国・真珠湾
【年代】第二次世界大戦
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・艦艇・戦艦・無機物・女性・軍勢・魔性・擬人化
【ステータス】筋力：B+ 耐久：- 敏捷：E 魔力：C 幸運：E 宝具：EX
【クラス別スキル】
復讐者：B
第二次世界大戦に於ける、アメリカ軍の喪失艦達の“復讐”を代弁する者。
真珠湾から始まり、幾度の戦場で培われた“復讐心”を担うアリゾナは、艦艇のサーヴァントとしては随一の適性を持ちうる。
真珠湾から始まり、幾度の戦場で培われた“復讐心”を担うアリゾナは、艦艇のサーヴァントとしては随一の適性を持ちうる。
忘却補正：EX
“リメンバー・パールハーバー”。
彼女の亡骸がこの世に留まり続ける限り、人はその名を忘れる事は無い。
彼女の亡骸がこの世に留まり続ける限り、人はその名を忘れる事は無い。
自己回復(魔力)：C
滾々と湧き続ける魔力。彼女だけでなく、彼女を取り巻く“日本への復讐心”により構築される源泉。
第一スキルと同種のものでもあり、彼女の魔力は即ち重油、燃料のたぐいである。
第一スキルと同種のものでもあり、彼女の魔力は即ち重油、燃料のたぐいである。
【保有スキル】
始まりの火：EX
その身に浴びた炎が、爆撃が、史上最大の海戦を引き起こした。
アリゾナは戦闘に於いて、絶対に先制して攻撃することが出来ず、初手の一撃を相手に譲らなければならない。
しかしその痛みを忘れることはなく、その苦しみが、痛みが強ければ強いほどに、彼女を取り巻く炎は勢いを増す。
アリゾナは戦闘に於いて、絶対に先制して攻撃することが出来ず、初手の一撃を相手に譲らなければならない。
しかしその痛みを忘れることはなく、その苦しみが、痛みが強ければ強いほどに、彼女を取り巻く炎は勢いを増す。
魔力放出（油）：B
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
滾々と湧き出る黒の油は、着火することで半永久的に消えない炎を生む。また燃料としても利用可能。
滾々と湧き出る黒の油は、着火することで半永久的に消えない炎を生む。また燃料としても利用可能。
鉄骸のカリスマ：A+
アリゾナという存在は、第二次世界大戦に於けるアメリカ海軍にとっての“復讐の標”である。
恨み、憎しみ、悔みといった“負の感情”を抱く者に対し、それらの感情を増幅させてパラメータを上昇させる。
アメリカ海軍に属し、日本海軍に手痛い思いを味わった者ほど効果が跳ね上がる。
恨み、憎しみ、悔みといった“負の感情”を抱く者に対し、それらの感情を増幅させてパラメータを上昇させる。
アメリカ海軍に属し、日本海軍に手痛い思いを味わった者ほど効果が跳ね上がる。
慟哭骸殻：A
日本帝国に対する復讐の声が形成する報復の外装。慟哭外装とは似て非なる、純然たる憎悪の鎧。
もう一つの復讐機械が保有するスキルとは異なり、アリゾナはその底なしの怨嗟に“飲み込まれている”。
故に、アリゾナはこの外殻に“着られている”状態のため、本スキルは「外装」ではなく「外殻」、彼女を覆う殻として判定される。
もう一つの復讐機械が保有するスキルとは異なり、アリゾナはその底なしの怨嗟に“飲み込まれている”。
故に、アリゾナはこの外殻に“着られている”状態のため、本スキルは「外装」ではなく「外殻」、彼女を覆う殻として判定される。
【宝具】
『佰幾慟哭・復讐骸殻 』
ランク：C+ 種別：対日宝具 レンジ：1-70 最大捕捉：1000人
第二次世界大戦、太平洋戦争を通じ、「日本の艦艇」に沈められた全ての米軍艦艇の残骸を取り込み、外殻とする。
あらゆる物理的干渉に対して反応する自立式礼装の一種で、攻撃、防御、索敵、追撃、反撃等といった動作を単独で行える“復讐機構 ”。
迫る外敵に対しては砲撃を加え、攻撃に対しては幾重の装甲を展開し、獲物を探し出すべく骸の哨戒機が飛び回り、干渉を行った相手は逃さずに叩き潰す。
圧倒的な物量、尽きることのない資源があるからこそ可能な常時展開型の宝具であり、例え破壊されたとしても即座に新たな残骸で修復される。
ユタが保有する“リメンバー・パールハーバー”が、自身らを滅ぼした日本帝国に対する復讐、報復としての攻撃性の具現であるならば
こちらの“リメンバー・パールハーバー”は、ただひたすらに戦艦アリゾナという存在を守り抜く防衛機構という特性を持っている。
オクラホマ、ホーネット、レキシントン、プリンストン、ワスプ、ヨークタウン、インディアナポリス……様々な艦艇の経験に基づく報復装置。
この外殻を構築するものはただ一つ。真珠湾攻撃により生まれた“復讐心”。アリゾナより始まった、消えることなき戦火である。
戦艦ユタが保有する宝具と比べると規模は小さいものの、該当する範囲は広いため、単純な戦闘力では勝るとも劣らない。
真珠湾攻撃による直接的な被害の具現というよりは、その不意打ちから生じた“真珠湾を忘れるな”という報復心そのもの。
当時の兵士、兵器達が少なからず抱いていた感情を“アリゾナ”という墓標へ集結させカタチとしたものこそが、この復讐骸殻なのである。
その性質上、戦艦アリゾナは単なる器に過ぎず、この宝具そのものが本体と言っても過言ではない。
アリゾナという存在を、二度も沈めて成るものか。その決意こそが彼らを動かす。もう二度と、あの惨劇は引き起こすまい、と。
これは彼らに与えられた最期の任務。そう、彼らが今際の際に抱いた無念の具現―――――――――雪辱を果たす唯一の機会。
リメンバー・パールハーバー。
戦艦アリゾナという存在を守り抜く事こそが、彼ら“英霊”に与えられた使命である。
第二次世界大戦、太平洋戦争を通じ、「日本の艦艇」に沈められた全ての米軍艦艇の残骸を取り込み、外殻とする。
あらゆる物理的干渉に対して反応する自立式礼装の一種で、攻撃、防御、索敵、追撃、反撃等といった動作を単独で行える“
迫る外敵に対しては砲撃を加え、攻撃に対しては幾重の装甲を展開し、獲物を探し出すべく骸の哨戒機が飛び回り、干渉を行った相手は逃さずに叩き潰す。
圧倒的な物量、尽きることのない資源があるからこそ可能な常時展開型の宝具であり、例え破壊されたとしても即座に新たな残骸で修復される。
ユタが保有する“リメンバー・パールハーバー”が、自身らを滅ぼした日本帝国に対する復讐、報復としての攻撃性の具現であるならば
こちらの“リメンバー・パールハーバー”は、ただひたすらに戦艦アリゾナという存在を守り抜く防衛機構という特性を持っている。
オクラホマ、ホーネット、レキシントン、プリンストン、ワスプ、ヨークタウン、インディアナポリス……様々な艦艇の経験に基づく報復装置。
この外殻を構築するものはただ一つ。真珠湾攻撃により生まれた“復讐心”。アリゾナより始まった、消えることなき戦火である。
戦艦ユタが保有する宝具と比べると規模は小さいものの、該当する範囲は広いため、単純な戦闘力では勝るとも劣らない。
真珠湾攻撃による直接的な被害の具現というよりは、その不意打ちから生じた“真珠湾を忘れるな”という報復心そのもの。
当時の兵士、兵器達が少なからず抱いていた感情を“アリゾナ”という墓標へ集結させカタチとしたものこそが、この復讐骸殻なのである。
その性質上、戦艦アリゾナは単なる器に過ぎず、この宝具そのものが本体と言っても過言ではない。
アリゾナという存在を、二度も沈めて成るものか。その決意こそが彼らを動かす。もう二度と、あの惨劇は引き起こすまい、と。
これは彼らに与えられた最期の任務。そう、彼らが今際の際に抱いた無念の具現―――――――――雪辱を果たす唯一の機会。
リメンバー・パールハーバー。
戦艦アリゾナという存在を守り抜く事こそが、彼ら“英霊”に与えられた使命である。
『真珠の焔、終末の日 』
ランク：B 種別：開戦宝具 レンジ：1 最大捕捉：1人
あの日、あの時。私達が見た黒の炎。極東より飛来する“零”が、全てを奪い去った悪夢の瞬間。
復讐の源……アリゾナより始まった復讐劇の再現であり、真珠湾より始まった大戦の具現。繰り返された怨恨と執念の証明。
真珠湾攻撃を含め、太平洋戦争全体で行われた全ての“攻撃”を一つのエネルギーとし、圧縮して一つの物質とする。
真珠のように白く小さな球状となり、涙のように輝くその物質は…………起動することで、周囲を更地へと変えるほどの爆発を放つ。
アリゾナが存在しなければ……アリゾナの歴史がなければ起こらなかったであろう、自身がトリガーとして産まれてしまったあらゆる“砲火”を凝縮したもの。
恨み。怒り。呪い。或いは、国の威信を賭けた意地。あらゆる感情が入り混じり、十人十色の思いで放たれた砲火が一つとなって圧縮された……“戦争そのもの”。
アリゾナはこの宝具を活動のエネルギー源としており、その砲火を魔力へ変換して現界を維持、第一宝具を展開している。
彼女にとっての炉心とも言えるもので、発動すれば一つの大戦に匹敵しうる戦力を有することから、種別は「開戦宝具」と認定された。
一方、発動してしまえば霊格に生じる負担も大きく、無尽蔵のエネルギーを獲得する代わりに絶えぬ苦痛を味わう事となる。
単純な痛みだけではない。精神を蝕む痛み……復讐より来る怨恨の感情もエネルギーとして溢れ出るため、正常な思考すら失われる。
それも当然……この宝具が内包するのはエネルギーだけではなく、砲火を放った“兵士全て”の、あらゆる復讐感情すらも内包しているのだから。
生粋のアヴェンジャーであれば、或いはそれら全ての復讐心をも凌ぐほどの復讐心を持っていたならば、それらを飲み込んで糧と出来るのだろうが
アリゾナはそれだけの強靭さを持っていない―――持っていたとしても、彼らの感情を糧として扱うほどの器量を有していなかった。
故に、このエネルギーが用いられ、彼女の霊基を覆えば覆うほどに、戦艦アリゾナとしての霊格は蝕まれ、失われていく。
そして、アリゾナに残る願いの残滓……“それ”を願う想いすらも掻き消えた時。
あの日、あの時。私達が見た黒の炎。極東より飛来する“零”が、全てを奪い去った悪夢の瞬間。
復讐の源……アリゾナより始まった復讐劇の再現であり、真珠湾より始まった大戦の具現。繰り返された怨恨と執念の証明。
真珠湾攻撃を含め、太平洋戦争全体で行われた全ての“攻撃”を一つのエネルギーとし、圧縮して一つの物質とする。
真珠のように白く小さな球状となり、涙のように輝くその物質は…………起動することで、周囲を更地へと変えるほどの爆発を放つ。
アリゾナが存在しなければ……アリゾナの歴史がなければ起こらなかったであろう、自身がトリガーとして産まれてしまったあらゆる“砲火”を凝縮したもの。
恨み。怒り。呪い。或いは、国の威信を賭けた意地。あらゆる感情が入り混じり、十人十色の思いで放たれた砲火が一つとなって圧縮された……“戦争そのもの”。
アリゾナはこの宝具を活動のエネルギー源としており、その砲火を魔力へ変換して現界を維持、第一宝具を展開している。
彼女にとっての炉心とも言えるもので、発動すれば一つの大戦に匹敵しうる戦力を有することから、種別は「開戦宝具」と認定された。
一方、発動してしまえば霊格に生じる負担も大きく、無尽蔵のエネルギーを獲得する代わりに絶えぬ苦痛を味わう事となる。
単純な痛みだけではない。精神を蝕む痛み……復讐より来る怨恨の感情もエネルギーとして溢れ出るため、正常な思考すら失われる。
それも当然……この宝具が内包するのはエネルギーだけではなく、砲火を放った“兵士全て”の、あらゆる復讐感情すらも内包しているのだから。
生粋のアヴェンジャーであれば、或いはそれら全ての復讐心をも凌ぐほどの復讐心を持っていたならば、それらを飲み込んで糧と出来るのだろうが
アリゾナはそれだけの強靭さを持っていない―――持っていたとしても、彼らの感情を糧として扱うほどの器量を有していなかった。
故に、このエネルギーが用いられ、彼女の霊基を覆えば覆うほどに、戦艦アリゾナとしての霊格は蝕まれ、失われていく。
そして、アリゾナに残る願いの残滓……“それ”を願う想いすらも掻き消えた時。
【Weapon】
『砲火』
第二宝具の延長。太平洋戦争を通じ、放たれた「米軍の砲火」を用いて攻撃を行う。
日本軍を打ち倒すべく、復讐心と報復心を以て行われた砲火―――その一つ一つが、名も無き兵士達の“宝具”に値する。
Eランクにも満たない神秘だが、サーヴァントであっても無視出来ないダメージを負わせる事が可能。
日本軍を打ち倒すべく、復讐心と報復心を以て行われた砲火―――その一つ一つが、名も無き兵士達の“宝具”に値する。
Eランクにも満たない神秘だが、サーヴァントであっても無視出来ないダメージを負わせる事が可能。
【解説】
戦艦アリゾナ。
真珠湾攻撃にて沈められた戦艦のうちの一隻であり、復讐の標。
多くの兵士が真珠湾のやり直しを望み……アリゾナを守り抜かんと、声を挙げた。
アヴェンジャー・戦艦アリゾナは、その核である“アリゾナそのもの”と
真珠湾攻撃を経て、日本軍へ仇した名もなき兵士達、そして命を散らした百数隻の米軍艦艇により構築される。
……その真名はアリゾナだが、核と成っているアリゾナの人格は既に失われており、器としての機能しか残されていない。
故に、このサーヴァントの正しい真名は――――――――
リメンバー・パールハーバー。
永久に燃ゆる復讐の怨恨が形を成した、歪なる復讐機構 である。
真珠湾攻撃にて沈められた戦艦のうちの一隻であり、復讐の標。
多くの兵士が真珠湾のやり直しを望み……アリゾナを守り抜かんと、声を挙げた。
アヴェンジャー・戦艦アリゾナは、その核である“アリゾナそのもの”と
真珠湾攻撃を経て、日本軍へ仇した名もなき兵士達、そして命を散らした百数隻の米軍艦艇により構築される。
……その真名はアリゾナだが、核と成っているアリゾナの人格は既に失われており、器としての機能しか残されていない。
故に、このサーヴァントの正しい真名は――――――――
リメンバー・パールハーバー。
永久に燃ゆる復讐の怨恨が形を成した、歪なる
【人物・性格】
存在しない。
アリゾナ個人の人格は数多の復讐心に飲み込まれ、喪失している。
外殻である球状の残骸……その中核にて第二宝具を行使し続けており、生やした翼に守られるように膝を抱えている。
外殻を破壊し、その姿が明らかになったとしても……ただひたすらに、言葉とは思えない“信号”を発し続ける。
本体が直接攻撃を行うことはなく、外的に対して反応しているのはあくまでも外殻……即ち、アリゾナを守らんとする名もなき兵士、艦艇である。
……ひび割れた頬、光の無い瞳から溢れる黒い油は、果たして何を示すものか。
イメージカラー：深海の闇
特技：-
好きなもの：-
嫌いなもの：-
天敵：-
【一人称】- 【二人称】- 【三人称】-
アリゾナ個人の人格は数多の復讐心に飲み込まれ、喪失している。
外殻である球状の残骸……その中核にて第二宝具を行使し続けており、生やした翼に守られるように膝を抱えている。
外殻を破壊し、その姿が明らかになったとしても……ただひたすらに、言葉とは思えない“信号”を発し続ける。
本体が直接攻撃を行うことはなく、外的に対して反応しているのはあくまでも外殻……即ち、アリゾナを守らんとする名もなき兵士、艦艇である。
……ひび割れた頬、光の無い瞳から溢れる黒い油は、果たして何を示すものか。
イメージカラー：深海の闇
特技：-
好きなもの：-
嫌いなもの：-
天敵：-
【一人称】- 【二人称】- 【三人称】-
【因縁キャラ】
戦艦ユタ：同胞。
目的を同じくする、共に同じ炎に焼かれた“復讐機械 ”。
彼女よりも“機械”としての側面が強く、自我すらも失っている在り方から、機械ですらない単なる“機構”であると語られる。
同一の存在と言っても過言ではないほどに似通っており、彼女が“獣”と化したならば、それに共鳴するように連鎖召喚されうる。
戦艦アリゾナというアヴェンジャーは、現時点では“存在しない”。いや、存在しなかった……という言い方が正しいか。
ある戦艦は名前を捨てた。伴ってその復讐すらも捨て、再び海に平穏を取り戻すべく、自らを鎮魂として海へと沈んだ。
―――しかし。
その咆哮が、その眠りを妨げた。その復讐心が、失ったはずの“それ”を覚醒させた。
引きずり起こされた“真珠湾”が――――目覚めた“それ”を守るべく、拒み続ける彼女を覆い始めた。
……堕ちたのではない。狂ったのではない。ましてや、道を違えたわけでもない。
―――――――――ただ、思い出した だけだ。
戦艦ウェストバージニア：嘗ての同胞。
目的を達成する上で妨げとなる障害。終わらない輪廻を繰り返す、抑止に遣わされた“復讐の焔を掻き消す者”。
嘗ての“自分”が抱いた祈りを守るべく、その身を賭して戦い続ける。その在り方に――――アリゾナは、何も想うことが出来ない。
これはアヴェンジャーとしてのアリゾナが、個人としての人格を失っているためであり……最早、抱いていた祈りすらも失ってしまっている。
その為、何故彼女が戦い続けるのか、何故彼女が我々を阻み続けるのか理解できておらず、対面したならばその思考に異常を来す恐れもある。
故に、もしユタと共に呼び出されたならば、彼女との邂逅を防ぐために表舞台からは姿を消す。その上で、幾重にも外殻を重ねて閉じ籠もる。
何故ここまで頑なに拒んでしまうのか。
今となっては知る由も無いが、もし、アリゾナに一抹の人格が残されていたのならば――――――――
戦艦ミズーリ：側に在り続ける者。
例え人格を失っていたとしても……アリゾナが“真珠湾”に在り続ける限り、彼女に攻撃を加えることは出来ない。
多くの兵士、艦艇の魂もまた同様であり、敵として認識していたとしても、ミズーリという存在にはダメージが通らない。
太平洋戦争を、第二次世界大戦を終結させ、長きに渡る復讐を収めた英霊……だからこそ、彼女に「WW�兇遼げ弌廚脇呂�ないのである。
戦艦■■■■：名も無い、認識するに値しない“抜け殻”。
彼女が“こちら”になることはあっても、“こちら”が彼女になる事はないだろう。
嘗てはあったのだとしても……これからは、もう。
目的を同じくする、共に同じ炎に焼かれた“
彼女よりも“機械”としての側面が強く、自我すらも失っている在り方から、機械ですらない単なる“機構”であると語られる。
同一の存在と言っても過言ではないほどに似通っており、彼女が“獣”と化したならば、それに共鳴するように連鎖召喚されうる。
戦艦アリゾナというアヴェンジャーは、現時点では“存在しない”。いや、存在しなかった……という言い方が正しいか。
ある戦艦は名前を捨てた。伴ってその復讐すらも捨て、再び海に平穏を取り戻すべく、自らを鎮魂として海へと沈んだ。
―――しかし。
その咆哮が、その眠りを妨げた。その復讐心が、失ったはずの“それ”を覚醒させた。
引きずり起こされた“真珠湾”が――――目覚めた“それ”を守るべく、拒み続ける彼女を覆い始めた。
……堕ちたのではない。狂ったのではない。ましてや、道を違えたわけでもない。
―――――――――ただ、
戦艦ウェストバージニア：嘗ての同胞。
目的を達成する上で妨げとなる障害。終わらない輪廻を繰り返す、抑止に遣わされた“復讐の焔を掻き消す者”。
嘗ての“自分”が抱いた祈りを守るべく、その身を賭して戦い続ける。その在り方に――――アリゾナは、何も想うことが出来ない。
これはアヴェンジャーとしてのアリゾナが、個人としての人格を失っているためであり……最早、抱いていた祈りすらも失ってしまっている。
その為、何故彼女が戦い続けるのか、何故彼女が我々を阻み続けるのか理解できておらず、対面したならばその思考に異常を来す恐れもある。
故に、もしユタと共に呼び出されたならば、彼女との邂逅を防ぐために表舞台からは姿を消す。その上で、幾重にも外殻を重ねて閉じ籠もる。
何故ここまで頑なに拒んでしまうのか。
今となっては知る由も無いが、もし、アリゾナに一抹の人格が残されていたのならば――――――――
戦艦ミズーリ：側に在り続ける者。
例え人格を失っていたとしても……アリゾナが“真珠湾”に在り続ける限り、彼女に攻撃を加えることは出来ない。
多くの兵士、艦艇の魂もまた同様であり、敵として認識していたとしても、ミズーリという存在にはダメージが通らない。
太平洋戦争を、第二次世界大戦を終結させ、長きに渡る復讐を収めた英霊……だからこそ、彼女に「WW�兇遼げ弌廚脇呂�ないのである。
戦艦■■■■：名も無い、認識するに値しない“抜け殻”。
彼女が“こちら”になることはあっても、“こちら”が彼女になる事はないだろう。
嘗てはあったのだとしても……これからは、もう。
【コメント】
アリゾナ[バッドエンド]
コンセプトはラスボスを倒したと思ったら現れるイベント戦闘のみのボス
変形機能はエヴァ序の第6の使徒とかみたいなイメージです
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コンセプトはラスボスを倒したと思ったら現れるイベント戦闘のみのボス
変形機能はエヴァ序の第6の使徒とかみたいなイメージです
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