最終更新: nevadakagemiya 2021年09月21日(火) 07:44:09履歴
「滅私奉公。都民に選ばれた日から、私という概念は捨て去った」
「自分は東京とともに、この国とともにある」
【氏名】東 京一郎(あずま きょういちろう)
【性別】男性
【年齢】53歳
【出身】日本 東京
【身長・体重】181cm・80kg
【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】一部の乱れもない黒のスーツ、黒縁メガネ、オールバックの政治家
【令呪の位置】左手
【属性】秩序・善
【魔術系統】身体強化
【魔術属性】なし
【魔術特性】成長
【魔術回路】質:B 量:B 編成:正常
【起源】『発展』
【所属】東京都
【階位・称号・二つ名】都知事
【契約サーヴァント】“国防”のシールダー
【性別】男性
【年齢】53歳
【出身】日本 東京
【身長・体重】181cm・80kg
【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】一部の乱れもない黒のスーツ、黒縁メガネ、オールバックの政治家
【令呪の位置】左手
【属性】秩序・善
【魔術系統】身体強化
【魔術属性】なし
【魔術特性】成長
【魔術回路】質:B 量:B 編成:正常
【起源】『発展』
【所属】東京都
【階位・称号・二つ名】都知事
【契約サーヴァント】“国防”のシールダー
黒帯の実力者であり、30歳の頃に全国大会で優勝して以降も鍛錬を続けていた。
来る日、国の実権を握るまでに至るには心身の充足が欠かせぬとして、50を超えた今も尚一日千回の正拳突きを行っている。
生身一つでも十二分の戦闘力を持ち、身体強化魔術も合わされば名の知れた魔術師とも渡り合える力を発揮する。
型に沿い、格式張った動きではあるものの、数百年に渡り研ぎ澄まされ続けた空手の冴えはそれそのものが凶器となりうるほど。
来る日、国の実権を握るまでに至るには心身の充足が欠かせぬとして、50を超えた今も尚一日千回の正拳突きを行っている。
生身一つでも十二分の戦闘力を持ち、身体強化魔術も合わされば名の知れた魔術師とも渡り合える力を発揮する。
型に沿い、格式張った動きではあるものの、数百年に渡り研ぎ澄まされ続けた空手の冴えはそれそのものが凶器となりうるほど。
中年を超えて尚粒々とした筋肉。
普段はスーツに隠されているものの、一度脱げば彼の実年齢を疑ってしまうほどの肉体がお目見えされる。
身体強化魔術は拳付近に集中されるため、基本的には全て彼の自前の筋肉である。
普段はスーツに隠されているものの、一度脱げば彼の実年齢を疑ってしまうほどの肉体がお目見えされる。
身体強化魔術は拳付近に集中されるため、基本的には全て彼の自前の筋肉である。
東京都知事を努め、都民のみならず国民からの支持も厚い若き政治家。
日本という国家の安寧、恒久的運営を目指し、あらゆる手段を尽くして東京聖杯戦争を勃発させた人物。
その覚悟の証明として、彼は完成した聖杯に真っ先に己の魂を捧げた。
イメージカラー:白
特技:演説
好きなもの:日本
苦手なもの:不確かな未来
天敵:〔死神〕
願い:日本という国の恒久的な存続
【一人称】私 【二人称】君、貴方 【三人称】彼、彼女
日本という国家の安寧、恒久的運営を目指し、あらゆる手段を尽くして東京聖杯戦争を勃発させた人物。
その覚悟の証明として、彼は完成した聖杯に真っ先に己の魂を捧げた。
イメージカラー:白
特技:演説
好きなもの:日本
苦手なもの:不確かな未来
天敵:〔死神〕
願い:日本という国の恒久的な存続
【一人称】私 【二人称】君、貴方 【三人称】彼、彼女
確固たる道徳と理念の元に少年は生まれた。
弁護士の父から訓えを説かれ、政治の世界で働く母から正しさを知り、生まれるべくして「彼」は生まれた。
知識が彼を豊かにした。学べば学ぶほどに世界が広がり、正しい世界の在り方を知ることの出来る勉学が好きだった。
鍛錬が彼を強かにした。鍛えれば鍛えるほどに己が確固たるものとなり、何者にも揺るがない精神が培われていった。
不自由無く育つ彼。やがて20歳を超える頃、彼はこれほどまでに充足した人生を与えてくれた社会そのものに報いるべく、さらなる献身を心がけた。
恵まれるものとして貧しいものにも手を差し伸べた。人は正しくあるべきだとして、常に公正に物事を見定め、中立であった。
そして、彼は己の人生を振り返る。
そこには何もない道が広がるのみ。ただ彼は、正しくあるべき道を進み……その過程で得るはずの「自分」を育むことがなかった。
つまりは私欲、願望。個人として得るべきものが欠如していることに気がつくと、彼は天啓を得たかのように喜んだ。
「これで、心置きなくこの身を国に捧げることが出来る」
政治の道へ向かい、男はみるみるうちに頭角を表した。
淡々と望まれたことだけを執り行う理想の知事。後ろめたい事がない故に、時に根も葉もない野次も飛んだが、それすらも掻き消すほどの期待があった。
今も尚彼は「国」に尽くすべく働いている。
その過程で、国民全てが一つとなって国を運営することが最善だと悟り。
絵空事のようにも思えたそれを叶えうるものが、嘗てこの日本に存在していたことを知り。
知事というツテを通じ、あらゆる業界に手を回して魔術儀式に関する情報を洗い出し。
情報と技術のみを以てそれを再現し、実現可能なまでに調整を重ねて“聖杯戦争”を開幕させ――――
その過程で他人の命を奪うことになろうとも、一切の躊躇いを見せることはなかった。
弁護士の父から訓えを説かれ、政治の世界で働く母から正しさを知り、生まれるべくして「彼」は生まれた。
知識が彼を豊かにした。学べば学ぶほどに世界が広がり、正しい世界の在り方を知ることの出来る勉学が好きだった。
鍛錬が彼を強かにした。鍛えれば鍛えるほどに己が確固たるものとなり、何者にも揺るがない精神が培われていった。
不自由無く育つ彼。やがて20歳を超える頃、彼はこれほどまでに充足した人生を与えてくれた社会そのものに報いるべく、さらなる献身を心がけた。
恵まれるものとして貧しいものにも手を差し伸べた。人は正しくあるべきだとして、常に公正に物事を見定め、中立であった。
そして、彼は己の人生を振り返る。
そこには何もない道が広がるのみ。ただ彼は、正しくあるべき道を進み……その過程で得るはずの「自分」を育むことがなかった。
つまりは私欲、願望。個人として得るべきものが欠如していることに気がつくと、彼は天啓を得たかのように喜んだ。
「これで、心置きなくこの身を国に捧げることが出来る」
政治の道へ向かい、男はみるみるうちに頭角を表した。
淡々と望まれたことだけを執り行う理想の知事。後ろめたい事がない故に、時に根も葉もない野次も飛んだが、それすらも掻き消すほどの期待があった。
今も尚彼は「国」に尽くすべく働いている。
その過程で、国民全てが一つとなって国を運営することが最善だと悟り。
絵空事のようにも思えたそれを叶えうるものが、嘗てこの日本に存在していたことを知り。
知事というツテを通じ、あらゆる業界に手を回して魔術儀式に関する情報を洗い出し。
情報と技術のみを以てそれを再現し、実現可能なまでに調整を重ねて“聖杯戦争”を開幕させ――――
その過程で他人の命を奪うことになろうとも、一切の躊躇いを見せることはなかった。
冷静沈着。私情というものが存在せず、行動理念の全てを「国」のために向けられる男。
機械よりも機械らしく、起こった出来事に対して反応を見せることはなく、脳内で処理を行い問題解決の策を淡々と執り行う。
一見すると秩序だった人物に感じられるものの、それは「国」にとって損か得かを判断しているに過ぎず、単に秤が「社会」を基準としているのみ。
彼が「国」の為になると信じれば、平気で命を奪う――正確には魂の確保だが――事も命ずるなど、根底の善悪観が存在しない。
必要とあらば自らの命も即座に擲つなど、人間味の感じられない無機質な人物である、
機械よりも機械らしく、起こった出来事に対して反応を見せることはなく、脳内で処理を行い問題解決の策を淡々と執り行う。
一見すると秩序だった人物に感じられるものの、それは「国」にとって損か得かを判断しているに過ぎず、単に秤が「社会」を基準としているのみ。
彼が「国」の為になると信じれば、平気で命を奪う――正確には魂の確保だが――事も命ずるなど、根底の善悪観が存在しない。
必要とあらば自らの命も即座に擲つなど、人間味の感じられない無機質な人物である、
「国」、即ち日本という国家の恒久的な運営。
日本という概念を半永久なものとして存続させることを理想とし、それを叶えるべく動く。
私欲の存在しない彼がたった一つ見出した「願望」であり、この願いこそが彼にとっての欲望そのもの。生きるための存在理由 である。
その為には国民が一つに団結し、人工の減少による心配も無く、何者にも侵されることのない“概念”となることが最善だとし
国民全ての魂を一箇所に集約、一億の魂を統合し個にして完結した生命体として、それそのものを「一国民」と定義することで国を成り立たせ
器に万能の願望基――――聖杯を用いることで、日本全体を守護するだけの魔力エネルギーを生成する。
国民が失われることはなく、魂の融合により不安も、怯えも感じることはなく、永久的な安寧に浸ることが出来る……とした。
それはあまりにも独善的な理想であり、一つとなることを望まぬものも、日本という国の不変を嫌うものも、現状を望む者も当然存在する。
だが、彼には私情が欠けていた。「他人」を慮る気持ちが欠けていた。誰もが皆、自分と同じく「国」の為に生きているのだと信じて止まなかった。
故に、国民の為に魂を捧げることが出来たのだ。自分の魂も国民の魂も、全ては同じものである……として。
日本という概念を半永久なものとして存続させることを理想とし、それを叶えるべく動く。
私欲の存在しない彼がたった一つ見出した「願望」であり、この願いこそが彼にとっての欲望そのもの。生きるための
その為には国民が一つに団結し、人工の減少による心配も無く、何者にも侵されることのない“概念”となることが最善だとし
国民全ての魂を一箇所に集約、一億の魂を統合し個にして完結した生命体として、それそのものを「一国民」と定義することで国を成り立たせ
器に万能の願望基――――聖杯を用いることで、日本全体を守護するだけの魔力エネルギーを生成する。
国民が失われることはなく、魂の融合により不安も、怯えも感じることはなく、永久的な安寧に浸ることが出来る……とした。
それはあまりにも独善的な理想であり、一つとなることを望まぬものも、日本という国の不変を嫌うものも、現状を望む者も当然存在する。
だが、彼には私情が欠けていた。「他人」を慮る気持ちが欠けていた。誰もが皆、自分と同じく「国」の為に生きているのだと信じて止まなかった。
故に、国民の為に魂を捧げることが出来たのだ。自分の魂も国民の魂も、全ては同じものである……として。
結果、真相を突き止めた参加者……彼が「例外」だとした存在、涼井舞奈に聖杯降臨地へと踏み入られる。
この事すらもある程度予期していたのか、彼は一番初めに聖杯に捧げていた魂と、己自身の肉体を以て「自身のサーヴァント」を喚び出す。
命と引換えとした生贄召喚。召喚の詠唱には、クラスを絞るものでなく……この国の防人として在る者を喚び出す詠唱が付け加えられていた。
結果として東京一郎という人物は消滅したが、彼の掲げた「国の恒久的存続」という意志、それを成し遂げる決意は、彼の喚び出した“英霊”へと受け継がれる事となる。
この事すらもある程度予期していたのか、彼は一番初めに聖杯に捧げていた魂と、己自身の肉体を以て「自身のサーヴァント」を喚び出す。
命と引換えとした生贄召喚。召喚の詠唱には、クラスを絞るものでなく……この国の防人として在る者を喚び出す詠唱が付け加えられていた。
結果として東京一郎という人物は消滅したが、彼の掲げた「国の恒久的存続」という意志、それを成し遂げる決意は、彼の喚び出した“英霊”へと受け継がれる事となる。
- “国防”のシールダー
- 自身のサーヴァント
日本という国家の存続、世界に対する切り札として造り出された鋼鉄の威信。
魂、身体共に聖杯へと捧げたため、喚び出された彼女と直接相見えることはなかったが、召喚に応じたという時点で全幅の信頼を寄せる。
東自身の強い理想が反映され、聖杯を通じて投影されているのか、マスターが不在であるにも関わらず令呪に依る補佐、指示が行われている様子。
「聖杯の寄る辺に従い、この意、この理に従うのならば応えよ――――憂い、護り、寄り添い続ける防人よ。皇国の興廃この一戦にあり」
「…………まだ見ぬ英霊よ、国の防人よ。この身は消え去ろうとも、我が悲願は御身とともに――――」
- FUJI
- 聖杯
情報が集積され編み上げられた結晶体で、これこそが彼の追い求めた「日本」という概念の揺り籠。
真っ先に己の魂を聖杯に捧げ、その回路に火を灯した。これにより聖杯は自我と、英霊の座を始めとする「神秘」――――人の祈りを介した魂という概念を再現可能となった。
そのため、聖杯に宿る人工知能は東の思想が強く反映されており、意思疎通は可能であるが大元同様私情、私欲といったものは少ない。
- “死神”のキャスター
- 聖杯のサーヴァント
実在の人物で、実在が証明される近代の存在で、死または寿命を操る事が可能で、魂を取り出す或いは持ち運ぶ事を可能とする。
これらの条件に合致するサーヴァントを聖杯に命じたところ、唯一該当したのが彼……正確には彼が語る噺、演目であった。
娯楽や文化には疎いものの、聖杯が喚び出したなら間違いないだろうとし、魂の管理や調整を一任している。
- 涼井舞奈
- 唯一の「例外」要素
事前に“死神”に魂の選別を任せ、この一週間以内に死ぬ運命にあった都民をマスターとして選出する手筈だったが
奇しくも選出を行う日、不運にも彼女は通り魔に襲われ命を落とし、残る最後の一枠――――セイバーのマスターとして選出された。
しかし、彼女は起源に「マイナス」を抱く存在。その魂は一度は聖杯に吸収されたものの、「負」という稀有な属性を留めることが出来ず魂は再び舞奈の元へ。
東を含めた8人分の魂で運営されるはずの聖杯には一人分の空きが生まれてしまい……彼女は、魂すら聖杯に依存しない正真正銘の「幽霊」と成り果ててしまったのである。
彼女を聖杯戦争に繋ぎ止めているのは一度聖杯を介したことに依る令呪、及びそれを元に召喚されたセイバーのみ。
魂が本体に依存する以上、他参加者と異なり「戦いで死ぬこともありうる」。そういった懸念もあり、東は彼女を「例外」要素として注視していた。
罪もない市民が不条理に命を奪われ、更に再び命の危機に瀕している。
この事実を知り、東は彼女をどうにかして「聖杯」に迎え入れようと模索し、最終的に彼女と相対することを前提として一つのプランを計画していた。
それは魂でなく「肉体」そのものの補完。聖杯の力を以て再び魂と肉体を結びつけ、蘇生には至らずとも繋がりを保ち、聖杯と一体化させることで存在を維持。
加えて彼女の「マイナス」という特性すらも聖杯の機能の一つとして取り入れ、「負」の要素を加えることでより生命体として、一つの魂として完璧なものとすべく理論を組み上げていた。
「君という国民の損失に、心からの哀悼の意を評したい」
「…………? 彼ら参加者は損失ではない、彼らの魂は今も尚此処にある。
彼らの死は選別であり、元々そのように予定していたものだ。後に国民全員が一つとなる予定なのだから……それが少し早まっただけの事。悔いる事など無い」
「君という「例外」を処理することで、初めてこの聖杯は完成する。
安心したまえ涼井舞奈くん。君の魂も肉体も、その全てを聖杯は受け入れる。君は聖杯に注がれるのではなく、聖杯と一体になるのだ……分からんかね?」
- 花澤愛衣紗
- FATIMA社社長の娘
一方で日本でも有数の技術力、聖杯を再現する上で欠かせない高度な情報処理基盤、その技術の提供を秘密裏に要請しており
幾つものダミー企業を介し、外部機関のみならず社内にも取引を悟られぬよう細心の注意を払って研究部とのパスを繋げていた。
が、巧妙に重ねた情報のブレをとある組織――恐らくは、聖杯戦争の動きを察した魔術由来の機関――に察知されてしまったようで
とある組織もまた直接手を下すのではなく、彼を社会的に抹殺する方法を探り、その結果として「政府と裏で取引をしていた企業の社長一家暗殺」という手段を取った。
手駒には東を敵視する政党、その傘下組織の面々が利用された。幾つもの陰謀、謀略が張り巡らされた末の暗殺であり、東にとっても想定外の出来事だっただろう。
故に魂だけは「救う」ことが出来たとして東は安堵する。彼ら一族の遺伝子を次ぐ魂を聖杯に注ぐことが出来るのならば救いになるのだと……心からそう信じる。
しかし。東にとって想定外だったのは「死因が情報漏洩による暗殺」という点で、彼女の死そのものには感傷を抱いていない。
巻き添えとなってしまった家族に対しては都知事として悔やむ部分であれど、根本の原因が自身にあること、その結果として愛衣紗が死に至ったことは「規定通り」とする。
彼女が探し求める暗殺の元凶、この聖杯戦争を仕組んだ者は他ならぬ東京一郎である。死の原因に紐付けたという意味では敵とも呼べる存在かもしれない。
それを突き止められ、門前で問い詰められたなら――――都民の死を悼みこそすれど、自身の計画に間違いなど無いと顔色一つ変えずに答えてみせるだろう。
「……FATIMA社の御令嬢か。御社の技術力には助けられた、君の両親、そして社員達の礎無くしてこの聖杯は完成し得なかっただろう」
「暗殺に関しては私の不徳の致すところだ。生憎魔術社会にまでは手が回らないものでな……何処かで嗅ぎ付けられてしまったか。
だが、花澤愛衣紗くん。君がこうして此処に立っていることは幸福だ。ご家族の事を誰よりも知る君が、この聖杯に注がれたなら……きっと、ご家族も喜ばれることだろう」
「そうか。理解を得られないのは残念だが……致し方ない。敵意には相応の対応をさせていただこう。安心したまえ、聖杯が君を導いてくれる」
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