最終更新:ID:FeCzWUSUVA 2024年04月07日(日) 05:53:16履歴
「お初にお目に掛かります、ロード・エルメロイII世」
「この度申請が認められてエルメロイ教室に通う事となった...というのは建前で、貴族主義派閥のごたごたに巻き込まれ、考古学科のスパイとして派遣されてしまった悲劇の美少女、エスタリア・フィオリーノです。よろしくお願いします。いぇい」
「───
魔力を五大元素に纏わる現象に変換し、これを操る魔術。
例えば風属性の元素変換の場合、風の刃で敵を切り裂いたり、周囲の大気に干渉して瘴気を浄化し、新鮮な空気を確保するなど。
基礎中の基礎であるが、極めることは難しい。
フィオリーノ家は代々風属性の魔術師を輩出してきた希少種であり、エスタリアの場合、高度な風と地の元素変換魔術を行使する。
遺跡発掘調査の為に発展した技術であり、酸素生成と効率的な大気循環による空気の確保、ごく短時間の浮遊と落下速度の低下、風と地の元素変換の併用により風化作用を促進させて洞窟を掘削する事すら可能。
繊細さと豪快さを兼ね備えた一流の元素使い。
更にエルメロイII世の指導により、扱う魔力を絞り込み、分子配列レベルで物質を解析する術式も習得している*1
戦闘の際は硬質・尖鋭化させた礫を含ませた旋風を吹き放ち、ズタズタに斬り裂く術式などを使う。
とあるエルメロイ教室のメンバーはこれを「人間ぶっ殺デスミキサー」と形容した。
「
戦闘用に調整された様々な礼装を扱う事に長けた魔術師。
仰々しく
魔術師の中にはあまりにも多重の強大な礼装を持ち合わせ、単身で
実際に要塞じみた巨大な鋼鉄製礼装を身に纏っている場合もあれば、一見すると軽装だが自動で要塞に匹敵する強度の防護結界や攻撃魔術を詠唱する、高純度の神秘で構成された礼装で身を固めている場合もある。
エスタリアの場合、考古学科に所属する魔術師としての研究成果である希少な遺物を用いた強力な魔術礼装を幾つも隠し持っている。
「
「
フィオリーノ家が誇る家伝礼装。これそのものが簒奪者に対する
核となる呪体は「とある遺跡から発掘された、未知の金属が含有された溶岩」であり、普段は両手首を保護する
この状態でも魔弾の掃射を払い除け、防護結界を叩き割り、喉笛を噛み千切らんと迫り来る魔獣の頭部を正確に捉えてそのまま握り潰せる頑強さを持つが、最大の特徴は「他の魔術礼装との合体機能」であり、礼装を内部へ取り込み、その機能を強化、拡張するという形で様々な形態に変形する。
これは『燼滅栄華』という魔術礼装が、複数の魔術基盤に同時接続可能な拡張性と歴史的背景を持つ為であり、おおよそヘレニズム文化圏に由来する神秘を核に据えた魔術礼装であれば、問題無く取り込んで強化拡張を行う事を可能とする。
指輪型の魔術礼装。核となる呪体は「クレタ島で発見された、不朽性を有するナデシコの花弁」であり、電撃投射の術式が組み込まれた限定礼装。
一工程 で起動し、雷速で敵対者を穿つ。
魔術回路にショックを与えて気絶させるレベルから、金属鎧を容易く貫く電熱式、高圧電流で心臓を麻痺させ即死させる威力まで撃ち分けできる。高速連射も可能。
『燼滅栄華』による強化拡張が為された場合、電極にも似た巨大な槍に変形。
Dランクの魔力放出(雷)に匹敵する加速と電圧で対象を突き刺し、内部から消し炭にする。
魔術回路にショックを与えて気絶させるレベルから、金属鎧を容易く貫く電熱式、高圧電流で心臓を麻痺させ即死させる威力まで撃ち分けできる。高速連射も可能。
『燼滅栄華』による強化拡張が為された場合、電極にも似た巨大な槍に変形。
Dランクの魔力放出(雷)に匹敵する加速と電圧で対象を突き刺し、内部から消し炭にする。
小型の幻灯機に似た形状の魔術礼装。
古代の魔術儀式で用いられていたと見られる水晶製のレンズと太陽信仰に纏わる呪体が組み合わさって構成されている。
「浄化」の属性を持つ太陽光を拡散する光線兵器。
これは聖堂教会に由来するものではないが「多くの魔性は太陽を嫌う」という世界的な信仰基盤に基づき、魔が潜む夜を照らし明かす「太陽」の概念武装でもある。
物理的な威力は精々肌に火傷を負わせる程度だが、霊体や一部の魔性対しては絶大な威力を発揮する。
また、呪毒や瘴気の悪影響も浄化して無効化する癒しの術式を行使する事も可能。
『燼滅栄華』による強化拡張が為された場合、巨大な火砲へと変形。
高圧縮された「太陽」の属性を帯びた魔力弾頭を発射し、大魔術の域にある爆破攻撃を行う。
瞬間的に周囲の「夜」の概念を消し去る事も可能な威力を誇る奥の手。
古代の魔術儀式で用いられていたと見られる水晶製のレンズと太陽信仰に纏わる呪体が組み合わさって構成されている。
「浄化」の属性を持つ太陽光を拡散する光線兵器。
これは聖堂教会に由来するものではないが「多くの魔性は太陽を嫌う」という世界的な信仰基盤に基づき、魔が潜む夜を照らし明かす「太陽」の概念武装でもある。
物理的な威力は精々肌に火傷を負わせる程度だが、霊体や一部の魔性対しては絶大な威力を発揮する。
また、呪毒や瘴気の悪影響も浄化して無効化する癒しの術式を行使する事も可能。
『燼滅栄華』による強化拡張が為された場合、巨大な火砲へと変形。
高圧縮された「太陽」の属性を帯びた魔力弾頭を発射し、大魔術の域にある爆破攻撃を行う。
瞬間的に周囲の「夜」の概念を消し去る事も可能な威力を誇る奥の手。
美しい装飾で彩られた貝殻の魔術礼装。
かなりの年代物であり、美と芸術の魔術系統に属する逸品。
起動することで貝殻が開き、内側に秘められた呪体から膨大な量の「泡」が放出され、物理的、魔術的双方の攻撃を絡め取る防壁を形成する。
この泡には一つ一つに微弱な「眼を奪う」という精神干渉の術式が込められており、視認者の集中力を掻き乱し、視覚による補足能力を弱らせる。
これはある種の「見られる力」を利用した美術礼装である為、魔眼に対しては特に効果的。
術式投射型の魔眼による攻撃も「視線を散らして」無力化できる。
『燼滅栄華』による強化拡張が為された場合、物理的にも魔術的にも強固な貝殻の盾へと変形。
同時に敵対者への強制的な視覚誘導効果を発動させ、攻撃を受け止めつつ巨盾による強烈な打撃、押し潰しを喰らわせる。
かなりの年代物であり、美と芸術の魔術系統に属する逸品。
起動することで貝殻が開き、内側に秘められた呪体から膨大な量の「泡」が放出され、物理的、魔術的双方の攻撃を絡め取る防壁を形成する。
この泡には一つ一つに微弱な「眼を奪う」という精神干渉の術式が込められており、視認者の集中力を掻き乱し、視覚による補足能力を弱らせる。
これはある種の「見られる力」を利用した美術礼装である為、魔眼に対しては特に効果的。
術式投射型の魔眼による攻撃も「視線を散らして」無力化できる。
『燼滅栄華』による強化拡張が為された場合、物理的にも魔術的にも強固な貝殻の盾へと変形。
同時に敵対者への強制的な視覚誘導効果を発動させ、攻撃を受け止めつつ巨盾による強烈な打撃、押し潰しを喰らわせる。
澄んだ黄色の瞳。深い夜の闇を想わせる藍色の髪を丁寧に短く纏めている。
上はウインドベストにジャケットを羽織り、下はレーサーパンツという、スポーティで動き易い格好を好む。一見すると軽装であるが勿論、服の内側には大量の魔術礼装を忍ばせている。
喜怒哀楽があまり表情に現れないタイプであり、軽薄に思われる事も。
黙って何もしていなければ可愛げもある、クール系の美少女に見える。
上はウインドベストにジャケットを羽織り、下はレーサーパンツという、スポーティで動き易い格好を好む。一見すると軽装であるが勿論、服の内側には大量の魔術礼装を忍ばせている。
喜怒哀楽があまり表情に現れないタイプであり、軽薄に思われる事も。
黙って何もしていなければ可愛げもある、クール系の美少女に見える。
時計塔・考古学科 に所属する魔術師であり、エルメロイ教室の生徒。
その実、ロード・シナバリエの派閥からの命令によりエルメロイ教室に派遣されたスパイである*3。
イメージカラー:青い夜空に浮かぶ月
特技:礼装の並列起動、闇オークションや呪体の相場に関する情報収集
好きなもの:古 の夢 、バジルとトマトの薄いピザ
苦手なもの:略奪者、価値あるものの無意な喪失
天敵:優れた元素変換 の使い手であり、さらに考古学科らしく希少な遺物をふんだんに使用した礼装で相手を叩き潰す戦闘スタイル。家系の歴史上、魔術戦も手慣れているが、簒奪者からの自衛手段として発達した戦闘体系である為、攻め入る際の戦略・戦術的な判断能力はあまり高くない。連携能力も平凡。取り敢えず一工程 による不意打ちの連射で黙らせようとする。それが通用しない相手は秘伝の古代魔装で完膚なきまでに破砕しようとする。また、魔術社会での知名度がそれなりに高い分、情報強者に戦術的なメタを貼られがち。
決戦の日:古の大遺構
【一人称】私【二人称】貴方、〇〇さん、〇〇ちゃん【三人称】〇〇さん、〇〇ちゃん
その実、ロード・シナバリエの派閥からの命令によりエルメロイ教室に派遣されたスパイである*3。
イメージカラー:青い夜空に浮かぶ月
特技:礼装の並列起動、闇オークションや呪体の相場に関する情報収集
好きなもの:
苦手なもの:略奪者、価値あるものの無意な喪失
天敵:優れた
決戦の日:古の大遺構
【一人称】私【二人称】貴方、〇〇さん、〇〇ちゃん【三人称】〇〇さん、〇〇ちゃん
フィオリーノ家はルネサンス期を発祥とする魔術家系である。
その起源は滅びた都市の遺構の調査中、偶然にも希少な魔術書 を発掘した考古学・歴史学者であるとされる。
魔術遺構を調査し、秘宝や遺物を収集する研究者気質の一族であったが、ある問題を抱えていた。
希少な呪体と研究成果を奪わんと襲い掛かる簒奪者・襲撃者の存在である。
多くの古典文化が復興する最中、その影響を受けた多くの振興の魔術師が発足したルネサンス時代。
他の一族から研究成果を奪い去り、それを足掛かりに成り上がろうと目論んだ魔術師は少なくなかったのだ。
これに対抗すべく、フィオリーノ家は自衛手段の強化を目的に戦闘用礼装の開発に着手。
柔軟な発想の持ち主であった当時の当主は優秀な魔術使いなどに多額の報酬を支払い、魔術戦のノウハウや礼装開発への助言を請うなど、まともな魔術師なら敬遠する手段で護衛手段を発展させる。
ヘレニズム文化圏を専門とし、広域を調査する最中に迫り来る火の粉を払い除け、報復として身に付けていた魔術礼装や秘宝の悉くを奪い去る『学術的蛮族 』の蔑称を与えられたフィオリーノ家は『地上で最も優美な鬣犬 』や『絢爛なる獣 の王』にも匹敵する「ルネサンス期の怪物」として、魔術社会で名を知られている。
そんな一族の次期当主として産まれたエスタリア・フィオリーノは幼少期から魔術考古学の研究に優れた才覚を示し、順風満帆な生活を送っていたが、法政科の君主であるロード・シナバリエが考古学科を神秘目当てに乗っ取った際に目を付けられてしまい、同じくロードの興味を引いていた「エルメロイ教室」へのスパイ任務を命じられてしまった*4。
その起源は滅びた都市の遺構の調査中、偶然にも希少な
魔術遺構を調査し、秘宝や遺物を収集する研究者気質の一族であったが、ある問題を抱えていた。
希少な呪体と研究成果を奪わんと襲い掛かる簒奪者・襲撃者の存在である。
多くの古典文化が復興する最中、その影響を受けた多くの振興の魔術師が発足したルネサンス時代。
他の一族から研究成果を奪い去り、それを足掛かりに成り上がろうと目論んだ魔術師は少なくなかったのだ。
これに対抗すべく、フィオリーノ家は自衛手段の強化を目的に戦闘用礼装の開発に着手。
柔軟な発想の持ち主であった当時の当主は優秀な魔術使いなどに多額の報酬を支払い、魔術戦のノウハウや礼装開発への助言を請うなど、まともな魔術師なら敬遠する手段で護衛手段を発展させる。
ヘレニズム文化圏を専門とし、広域を調査する最中に迫り来る火の粉を払い除け、報復として身に付けていた魔術礼装や秘宝の悉くを奪い去る『
そんな一族の次期当主として産まれたエスタリア・フィオリーノは幼少期から魔術考古学の研究に優れた才覚を示し、順風満帆な生活を送っていたが、法政科の君主であるロード・シナバリエが考古学科を神秘目当てに乗っ取った際に目を付けられてしまい、同じくロードの興味を引いていた「エルメロイ教室」へのスパイ任務を命じられてしまった*4。
外向的・陽気・能動的。
基本的には研究者気質の魔術師だが、自衛手段として戦闘系魔術の実践、研磨を行う事にも積極的であり、遠方の遺跡の調査や闇オークションに参加するなど、常に引き篭もっている訳ではない。
のほほんとしているが、敵の攻撃に対する反撃は非常に苛烈。しかも撃退した敵から躊躇なく魔術礼装や秘宝を剥ぎ取る。
時計塔内での縄張り争いには消極的。
本人的には考古学科の君主が誰になろうが、自分たちの研究の邪魔をしなければどうでも良いというスタンスであったが、法政科という『時計塔の異端』が十二学科に過剰に干渉する事にはやや否定的。
最も、貴族主義のトップに口出しを出来る程度胸も権威もない為、表面上は現ロードの方針に従っている。
表情変化に乏しいが、ノリが良く人当たりも悪くない人物。若干皮肉的だったり人を食ったような言動をする事もあるが、注意されたり顰蹙を買ったら素直に謝罪する。
保有する知識が幅広く、特に古代ギリシャ・ローマ圏の魔術事情に詳しい。
魔術的な考古学だけで無く、学術的な知識も深く、よく他人と歴史・神話談義を繰り広げている。
基本的には研究者気質の魔術師だが、自衛手段として戦闘系魔術の実践、研磨を行う事にも積極的であり、遠方の遺跡の調査や闇オークションに参加するなど、常に引き篭もっている訳ではない。
のほほんとしているが、敵の攻撃に対する反撃は非常に苛烈。しかも撃退した敵から躊躇なく魔術礼装や秘宝を剥ぎ取る。
時計塔内での縄張り争いには消極的。
本人的には考古学科の君主が誰になろうが、自分たちの研究の邪魔をしなければどうでも良いというスタンスであったが、法政科という『時計塔の異端』が十二学科に過剰に干渉する事にはやや否定的。
最も、貴族主義のトップに口出しを出来る程度胸も権威もない為、表面上は現ロードの方針に従っている。
表情変化に乏しいが、ノリが良く人当たりも悪くない人物。若干皮肉的だったり人を食ったような言動をする事もあるが、注意されたり顰蹙を買ったら素直に謝罪する。
保有する知識が幅広く、特に古代ギリシャ・ローマ圏の魔術事情に詳しい。
魔術的な考古学だけで無く、学術的な知識も深く、よく他人と歴史・神話談義を繰り広げている。
スパイではあるが、エルメロイ教室で学ぶ事にも積極的。
考古学科と現代魔術科では扱う範囲の多さから接点が多く、色々と参考になるらしい。
ロード・エルメロイII世がやたらとヘレニズム文化に詳しいのにも好意的。
スパイ活動には消極的。色々情報を流したりしているらしいが、どんな情報を流したかは聞けば大体公示してくれるし、依頼されれば逆に考古学科特有の資料を抜粋してエルメロイ教室に流す事も。
現考古学科ロードに逆らいたくはないが、別にこれ以上優位になって欲しい訳では無く、思ったよりもエルメロイ教室の居心地が良いので、それなりに忖度した情報操作を行っている、という立ち場。ほぼ二重スパイ。というか蝙蝠外交官。
考古学科と現代魔術科では扱う範囲の多さから接点が多く、色々と参考になるらしい。
ロード・エルメロイII世がやたらとヘレニズム文化に詳しいのにも好意的。
スパイ活動には消極的。色々情報を流したりしているらしいが、どんな情報を流したかは聞けば大体公示してくれるし、依頼されれば逆に考古学科特有の資料を抜粋してエルメロイ教室に流す事も。
現考古学科ロードに逆らいたくはないが、別にこれ以上優位になって欲しい訳では無く、思ったよりもエルメロイ教室の居心地が良いので、それなりに忖度した情報操作を行っている、という立ち場。ほぼ二重スパイ。というか蝙蝠外交官。
滅多に見られないレアな存在なので出逢えたら相当はしゃぐ。そして興味の赴くままに色々聞き出しに掛かる。
一応、自由意志を持つ強大な存在として認識しているので、地雷は(自分の知識の及ぶ限り)避けようとするし、ちゃんとコミュニケーションを取る。
口ではビジネスライクな付き合いを望むが、割と寛容かつ馴れ馴れしい。
神秘の秘匿に反さなければ多少の問題行為は大目に見るが、一線を越えるようならマスターとしてしっかりと律しようとする。
コメントをかく