ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

基本情報

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】ヒュドラ〔オルタ〕
【異名・別名・表記揺れ】レルナのヒュドラ・レルネーのヒュドラ・ヒュドラー・ハイドラ
【性別】♂
【身長・体重】253cm・311kg
【体色】底なし沼のような黒緑 【瞳色】真鍮色
【外見・容姿】巨大な蛇(第一再臨)、巌の如き巨躯の男(第二再臨)、首から九頭蛇を生やした巨躯の男(第三再臨)
【地域】ギリシャ
【年代】神代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型・蛇・魔性
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:C 幸運:E 宝具:A

【クラス別スキル】

気配遮断:C

復讐者:A

【保有スキル】

歪曲:

本来呼び出したクラスが強制的に歪められ、別のクラスの特性を付与された証。
引き換えに、元のクラス別スキルのいずれかが低下する。
ヒュドラ〔オルタ〕の場合は気配遮断が低下してCランクとなっている。

高速再生:EX

神話に謳われる再生能力の再現。蛇とは再生、即ち生まれ変わりの象徴である。
ヒュドラ〔オルタ〕の場合、回復能力は本家ヒュドラに劣るが、毒の性質が一秒に満たぬ間に変化をし続ける。
解毒は元より血清も無意味。苦痛も症状も慣れを許さず脅威を増す。
ヒュドラ〔オルタ〕本体の回復は炎によって阻害可能。
不死に等しい再生能力はサーヴァントという枠組みによって低下しているが、頭部と心臓部の両方の霊核が破壊された状態でもなければダメージによる消滅は難しい。
余談だが〔ヒュドラ〕オルタの頭部の霊核を破壊するか首を切り落とすと、再生時には人の首ではなく蛇の首が生えてくる。

戦闘続行:A+

瀕死の傷を負ってもなお戦い続けることができる往生際の悪さ。
ヒュドラは本体を残し全ての首を切り落とされ燃やされても毒を撒き散らし続けた。

女神の加護:A

ヒュドラは、ヘーシオドスによれば女神ヘラがヘラクレースに対する恨みの感情から育てたとされる。
その為、ヒュドラは女神ヘラの加護をその身に宿す。
ヒュドラ〔オルタ〕のデータを人型に変更し、毒を撒き散らさないための制御を可能とさせる。
また、ヒュドラ〔オルタ〕の怒りや憎しみ、嫉妬と言った感情の発露により『不死殺しの蛇毒』の効果が上昇する。


【宝具】

不死殺しの蛇毒ヴェノム・ブラッド

ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:− 最大捕捉:1
半神たるヘラクレスや不死性を持つ神の子ケイローンが死を請い、不死身の肉体を持つ始皇帝の肉体を殺したヒュドラ毒が昇華した宝具。
ヒュドラの物と似た効果だが、バーサーカーのクラスではなくそして人型であるためか、使用範囲は無差別的ではない。
それは無差別的な使用方法がとれないということを意味しないのだが。
攻撃が命中した場合、相手にダメージを与えられなかった場合でも、この宝具による毒を与える。
また、相手が回避判定に成功した場合、相手は幸運判定を行い、失敗時にこの宝具による毒を与える。

死が痛みを分かつまでデッドマンズ・ギフト

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:臨機応変
レルネーのヒュドラは沼地に棲み、猛毒で多くの生き物の命を奪ったが、しかし毒の悪名はヒュドラ討伐後により高められる。
ヘラクレスの手によって後世に残った毒は道具として用いられ、神話に名を残す英雄や怪物を死に至らしめたからだ。
毒は所詮道具。怒りや憎しみ、嫉妬と言った感情が毒を用いらせ──人が人を殺すのだ。
この宝具を使用すると、レンジ内で命中判定を行った相手の攻撃に『不死殺しの蛇毒』の毒を付与する。
もしくはレンジ内でダメーロールの対象となった相手に対し『不死殺しの蛇毒』の毒を追加効果として発動する。
またこの効果で『不死殺しの蛇毒』を使用した場合、
スキル《女神の加護》の「怒りや憎しみ、嫉妬と言った感情の発露により『不死殺しの蛇毒』の効果が上昇する」という効果は、
ヒュドラ〔オルタ〕から生じた物だけでなく、命中判定を行ったかダメージを与えた与えた相手や、命中判定の対象もしくはダメージを受けた相手、その全ての感情に対しても適用され、威力を上乗せさせる。
つまり、ヒュドラ〔オルタ〕とは関係のない殺し合いを激化させ、毒で苦しむ者の憎悪が自身を蝕む毒を強化する。
この宝具効果はヒュドラ〔オルタ〕の攻撃として扱われず、気配遮断スキルに影響をおよばさない。

【Weapon】

ヒュドラ〔オルタ〕は人型を取るため徒手空拳、毒、現地調達した武器を使用する。
例外として本来所有しない武装を歪曲時に霊基へと付与されており、石柱から削りだした短刀を二振り持っている。

【解説】

────────────、一匹の蛇がいた。
まだ赤子であったヘラクレスの寝所に女神ヘラは一匹の蛇を忍ばせた。ゼウスの浮気相手に生ませた子を殺すためである。
蛇もまた成体にならぬ未熟な蛇であったが、ヘラは目論見の成功を疑わなかった。
だが生まれたばかりであってもギリシャ英雄の頂点ヘラクレス。この危機を難なく乗り越え、ヘラを戦慄させる。
恐るべきは怪力ではなく赤子の身で既にヘラクレスが戦闘の嗅覚を備えていたこと。
裂くも千切るも相手を逆に噛み殺すであっても、ヘラクレスは蛇と共に死んでいた。
絞め殺した──その一点こそが女神を恐れさせた。何故なら蛇はまだ幼体だが本体から切り離されたヒュドラだったのだから。
吐く息すら猛毒である蛇に対し窒息こそが最も適切な対処。赤子は呼吸の暇もなく拙速にて敵を捕らえ絶命するまで離さない。
一滴の血を流すどころか一息も吐かせず、初見殺しの死地からヘラクレスは自身と妹を救い逃れてみせた。
一方で女神は憤怒と憎悪をより滾らせ、ヘラクレスを確実に抹殺するためヒュドラの育成に心血を注ぐようになる。

この因縁を以てヒュドラは暗殺者のクラスを授かるに至る。
では次に語るべきは何を以てオルタナティブ・サーヴァントへと転じたかだろう。

オルタとしての前身はセイバーの代わりに据えられた、「三十分だけ顕現可能な特殊なサーヴァント」として選ばれ五柱を一枠とする
うちの一柱。
聖杯戦争序盤、契約マスターは五柱の中からペルセウスとその宝具を使い他マスターの工房に侵入。偶然にも召喚現場に居合わせる。
召喚されたのは弓の英霊アーチャー。ペルセウスやヒュドラから弓兵の真名を聞かされ、その名の脅威に契約者の排除を試みた。
だがこの時に問題が生じた。契約者と思しき魔術師を殺すようを命じたはずのヒュドラが標的を違え弓兵に襲い掛かったのだ。
弓の英霊はマスターが恐るべきと感じる以上に、ヒュドラにとって因縁が強すぎる相手。
契約者が令呪三画全て使い切ってまで施した何かに弓兵が抗っているその瞬間をヒュドラは狙い──真の問題はそこで起きた。
パスを通じて令呪の魔力と共に弓兵へと流し込まれた『何か』が、弓兵を介してヒュドラを蝕み混乱を呼ぶ。
ヒュドラとそのマスター唯一の幸運は、敵であるアーチャー陣営がこの時点では目的を一致させず互いに争い全力を尽くしており、
弓兵の契約者の駒として働くはずの彼の部下等は、上司とそのサーヴァントの行いにただ圧倒され、立ち尽くすだけの木偶であったこと。
この聖杯戦争の中でも最強に等しいサーヴァントへの襲撃を敵工房内でしくじり、自分達に何が起きたかを理解できぬままの逃亡でありながら、ヒュドラたちは無事逃げおおせた。
無事とはあくまで逃走時に何もなかったことを指し、ヒュドラの身に降りかかった変化を含まない。
弓兵を蝕んでいた『何か』──第三次聖杯戦争にて冬木の大聖杯に混ざった『泥』が、弓兵を介してヒュドラをも変化させる。
『泥』はヒュドラをまるで弓兵の一部の様に捉え、二騎を同時に侵食した。
「女神ヘラによって与えられたもので育ち」「血に同種の毒を宿したことがあり」「同じ毒を起源とする宝具を持つ」
『泥』の拡がりも当然。だが『泥』は人類の悪性、怪物であるヒュドラには影響が低いはずだった。
しかしヒュドラは『泥』の中で、弓兵が今も神への怒りと憎しみの感情を持ち、復讐のために神からの祝福と許しを捨て去ったのを見た。
──許せぬ。弓兵の憎悪を触媒にヒュドラは怒り、神罰の代行者であることを欲して、『泥』は歪曲を完遂する。
こうして、弓兵が捨て去った大女神の栄光を『殻』に被り令呪を残り一画まで食いつくし、五柱は一騎へと変化を果たした。

【人物・性格】

純然たる怪物として産み落とされ、怪物として生を終えたがために、「彼」は己が抱える矛盾に気付かない。
友への感謝も、大女神への敬愛も申し訳のなさも、怨敵への憎しみすらも、殺戮機構(システム)には不要の機能。
それらはあまりにも「人間的」で、一騎鏖殺を可能とする神代の兵器にはそぐわない。
皮肉なことに『泥』を介し宿敵の歪曲に巻き込まれたことで「彼」はこの世全ての悪、人類の悪性に触れ、更に人と近くなってしまった。
宿敵が捨て去った物を拾い上げてしまったことで、半神半人という『殻』を得て『泥』により固定されてしまったことが原因だ。
反英霊であり人ですらない「彼」にとって、サーヴァントに対し力を持つとはいえ聖杯と繋がっていない『泥』など猛毒程度のはずだったのだ……。
人に対する憎悪や憎しみを募らせる点はバーサーカー時のヒュドラと同様ではあるが、仇敵と『泥』にその感情が向けられることが多い。
何よりも『殻』によって人の形を取り、狂戦士ではなく暗殺者寄りであるためか、意思の疎通は格段にとりやすい。
例え拡張されたのが負の感情であっても、拡張された感情は人の持つ感情の延長でしかないのだから。
この世全ての悪があるのならば、それ以外も存在するのだと、振り子のように彼の見識と感情は動くだろうか?
人は憎悪や妬みだけで戦うだけではなく、神が人に……いや、神が世界に向ける感情も悪意だけではないのだから。
最も「彼」の本質的は怪物。共闘するにも互いの境界を見誤ることなかれ。

【因縁キャラ】

アテナ:オリュンポス十二神
ヒュドラの毒を武器として使うようにヘラクレスに教えた戦の知恵の女神。
せめて己の毒を人に委ねるのではなく、メドゥーサから毟られアイギスに埋め込まれたの蛇の様に神々の武具の一部であったなら。
とヒュドラは思わないでもないのだ。

アルケイデス:怨敵
大女神の名を捨て神々に弓引く愚物。
不要なら我が貰うまで。貴様の死をヘラに捧ぐ。

アンリマユ:『泥』の根源
アンリマユのサーヴァントとしての在り方も、生前も、ヒュドラ〔オルタ〕は知ることはない。
そしてアンリマユも『殻』を被っていたという事実を知ることもない。

アヤカ、シグマ:「彼」のマスターと立ち位置を同じくするもの
別世界の偽りの聖杯戦争では前者はセイバーのマスター、後者は影法師とはいえ複数の英霊と会話するマスター。
ヒュドラ〔オルタ〕が成立した偽りの聖杯戦争とは流れが異なるため、マスターとしての彼らとの闘争はまず有り得ない。

「あなた」:マスター
スノーフィールドにおける偽りの聖杯戦争でのヒュドラのマスター。
五柱を限定時間で操る召喚者から立場を一転させ、ヒュドラ〔オルタ〕一騎を伴い戦場を駆ける。
「問おう。貴様が我の契約者か」──その言葉がヒュドラ〔オルタ〕から告げられたかどうかは、記録者の知るところではない。

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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