ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。






「えへへ…私弱いから……強い人にいっぱい守られたいんです」



■基本情報

【氏名】室岡八千代
【性別】女性【年齢】21歳
【出身】日本
【身長】152cm【体重】48kg
【スリーサイズ】89/51/81
【肌色】薄【髪色】茶【瞳色】紅
【イメージカラー】黄昏
【属性】混沌・善
【魔術属性】火
【起源】『期待』
【特技】みんなと一緒に遊ぶこと
【好きなもの】自分を守ってくれるぐらい強い存在
【苦手なもの】怖い人、強くない人・もの
【魔術系統】東洋占術を中心に、隠れ切支丹の流れを汲む独自魔術。
【魔術回路】質:D 量:C 編成:異常
【階位・称号・二つ名】『人間禍害』

■外見・容姿

小悪魔めいた笑みが特徴的な、庇護欲をそそる可愛らしい容姿を持つ。
髪は緩やかにウェーブがかった長髪で、きめ細かいシルクのような光沢を放つ。
容姿に加えて人に好かれる仕草や言動などに秀でており、それを利用した交友関係が広い。

■来歴

幼少期は不明。旅好きの祖父に連れられ世界中を股にかけていた……とは本人の談。
その影響で様々な国の紛争や犯罪などを目にし、この世界には自分の想像も絶する危険や犯罪者が存在すると知る。
また、行った地域や時世の影響もあり、紛争や凶悪犯罪をその目にするということも少なくは無かった。
これにより、「危険は人間が創り出すもの」という固定観念が幼少期に形成され、それが彼女の人格形成に影響を与える。

決まってそういった危険地帯に行く場合、彼女は祖父を始めとした家族に守られた。
そんな経験が彼女の脳裏に深く刻み込まれており、彼女は誰かに"守られる"という状態に強い安心感を抱くようになる。
「強い誰かに守られたい」そんな願望を抱いて成長した彼女は、護られる為に誰かに取り入る術を多く習得していく。
家族やその知人譲りの話術や人心掌握術を用い、彼女は多くの人々を魅了する魔性の女へと成長していった。
彼女はその魅了の才能で男女問わず多くの友人を作り、そして"守られたい"という欲求を満たすかのように自分のまわりの人々を増やし続けた。

そうして自分を「守ってくれる」人々を増やしたのは良いが、彼女には1つ悩みがあった。
自分の周囲の人々に、自分を守れるほどの強さがあるのか不安になってきたのだ。もし彼らを連れて紛争地域に行っても、生き残れる自信が無かったのだ。
そのために彼女は、巧みな話術やその肉体を存分に使って、自分を守ってくれる彼らが強いかどうかを試す『扇動』を引き起こした。
自分を守ってくれると集まってくれた人々を扇動し、彼ら全員をぶつけ合わせてその強さを計ったのだ。

大勢の怪我人が出たが、彼女はこの一件で異様なほどの高揚感を感じていた。
誰かが自分の一声で行動する様を見るのが楽しいと感じ、そしてそれによって他者の強さを"試す"という行為に非常に興奮したのだ。
それ以降、彼女は他人の強さを自分の一声で試す事を生きがいとするようになり、様々な人々と共謀して繋がり合い、そして誰かを試す事をライフワークとした。
当初ならばその対象は個人に留まっていたため、この倫理が荒廃した世界では特にお咎めも無かった。あくまで"個人"の段階では……。

徐々に強さを計る対象は高じていき、そしてその度に被害は大きくなっていった。
その被害の中心にいるのはいつも彼女だった。そんな中彼女の最も恐ろしい点は、その被害を自分が原因だとは露ほども考えないという点であった。
「自分の周囲ではいつも何か恐ろしい事が起こる」「か弱い自分はこのままでは死んでしまう。誰か強い人に守ってほしい」「そのためにも周囲の皆の強さを知らないと」
そういった考えが渦のように繰り返され、彼女はその被害を大きくしていった。そしてやがて、1つの考えに至ってしまう。

「そうだ。人だけじゃ不安だから、自治体とか国とかにも守ってもらうように頼ろう」

「そのためにも、自治体とか国を"試さなくっちゃ"」

その為にどうすれば良いかを彼女は考えた。その計画している段階が、人生で一番楽しかったと彼女は語っている。
築いた人脈をフルで活用し、そしてやがて日本国に良くない感情を抱いていた某国の政府とコンタクトを取る。そして結託し、密かに日本国を"試す"為に奇襲戦争の計画を共謀していた。
最終的にその度が過ぎた行動力に、これ以上付き合えないと愛想を尽かした彼女の友人による密告により白日の下に晒され、国家間の全面戦争目前で阻止された。
彼女は捕縛され、日本国において最も重い罪状が課せられる『外患誘致罪』の判決が下され死刑が決定した。現在は死刑執行までの猶予として拘留されている段階にある。

……のだが、「その話術を用いて刑務所内で反乱を起こす可能性がある点」、
並びに「彼女の"友人"たちが脱獄を手助けする可能性がある点」が考慮され、ゴルゴタ刑務市へ移送された。
しかしこれらは表向きの理由であり、日本政府としてはこんな危険因子の塊を自分の国の刑務所に一秒たりとも留置したくない、というのが本音となる。
また厳密に言えば、彼女と結託して奇襲戦争を日本に仕掛けようと某国にも当然責任はあるが、それらを追求すれば国際問題に発展する事から黙認されている現状となる。
ゴルゴタ刑務市があるアメリカとしてもその点は重々承知しており、下手に突けば砂上の楼閣が崩れかねないと判断し黙って彼女を受け入れる決断を下した。
反乱が起こされかねないという危険性はむしろゴルゴタ刑務市の方が高いが、日本と某国の支援による24時間監視体制が整っている為危険は少ない。*1
だが当の彼女はというと、その監視の目をすり抜けた上で自分を"守ってくれている"ゴルゴタ刑務市を試せる日が来るのを心待ちにしている。
何処までも自分の為に動く彼女に反省はなく、恥もなければ悔いも無い。まさに、この刑務市に相応しき人間と言えるだろう。

■魔術・特殊技能・特性など

話術・暗示魔術・催眠術

誰とでも親しくなれる話術。あるいは言葉使いなど。
そこに身振り手振りなども重なる事で、どのような人物を相手取ってもその人間関係の距離感を自在に操れる。
これは彼女の生来の人懐っこさもあるが、その本質は祖父とその知人らから学んだ人間の精神構造に関する知見と、それらに干渉する術にある。
暗示などといった初歩の魔術に、催眠術やメンタリズムなどを高度に組合せ日常会話などに混ぜ相手の意志を思うが儘にする技術を彼女は日常的に学べる環境下にあった。
その結果、彼女は今や無意識下であっても高度な暗示魔術を行使していると言っても過言ではない程に精神干渉能力を保持している。扇動家や詐欺師などの才能があるとも言える。
メカニズムとしては、生来の容姿や話術で取り入り、暗示魔術を話術や身振り手振りで増幅させ刷り込み虜にし、その心の奥深くにまで根を張るという形になる。
緻密に編みこまれた組合せによって相乗効果を発揮している為、そのうちの1つに対してでも耐性があれば彼女の蠱惑に囚われる事はない。
そのため、簡易的でも魔術の心得がある物ならば彼女の言葉に耳を傾けすらしないだろう。

■人物


【一人称】私【二人称】君、貴方【三人称】○○くん、さん、ちゃん

性格

基本的に自分の弱さを自覚しており、人の前に出ないようにする性格。引っ込み思案と言い換えても良い。
だが誰かや何かを"試す"という行為には非常に積極的で身を乗り出し、嬉々としてその為の計画を練る。その手腕と速度はプロ並み。
試す存在が大きければ大きい程、強固であれば強固であるほど試練を大きくしたくなる癖を持ち、その為の頭の回転速度で右に出るものはいない。
特に強固な守りを崩すための試練などを考えるのは得意で、練り上げられた戦術は完成度が高い。某国と通じて立てた計画の完成度が高すぎるとして即刻焼却処分されたと噂が立つほどである。
だが基本的に彼女が"試す"のは『自分を守ってくれる存在』、つまり彼女の周囲の人間や彼女が所属するコミュニティに限る。
そのため彼女の持つ手腕を利用したいと考える場合は一工夫を挟むのが必須となる。

他の特徴としては、くだらない冗談を好む。
特におやじギャグなどは、彼女が最も影響を受けた祖父が得意だったため良く口にしている。
それが理由かは不明であるが、非常に笑いの沸点が低い。文字通り"箸が転んでもおかしい"というレベルであり、どんな些細な事でもころころと笑う。
笑った際の笑顔もまた可憐であり、そんな彼女の笑顔を見るために努力したいと考える友人がまた男女問わず多い。
こういった人を惹きつける容姿も、彼女がここまで大きな存在になった所以であるだろう。

行動指針

誰かに守ってほしい。当然、私を守れるぐらい強い存在に!
だから、私を守ってくれる存在候補には、無差別に試練を送ります!
どうか私を守れるぐらい強いのだと証明してください!

サーヴァントへの態度

凄い強い人、という認識。だからいっぱい試したい……。
サーヴァントってどれぐらい強いんだろう……。背中から機銃掃射しても受け止められるのかな……?
もしかして機銃の弾1つ1つをつまめるぐらい凄いのかな? じゃあ実体のない放射能とか避けきれるのかな?
ああ今すぐ試したい……。興味が尽きない……。と、まるで白馬に乗った王子様に焦がれる年ごろの乙女のような顔で考える。

役どころ

天性のオタサーの姫レベル100

■台詞

「あっ、えっと、室岡八千代ですっ! 出身は日本です!
 まだまだ、ここには来たばかりで、右も左もわかりませんが……。どうかよろしくお願いいたします!
 未熟者ですが、皆さん方に負けぬよう、いっぱい頑張りますね! えへへ」

「私、頼れる人……好きなんです。ほら、今って……物騒な世の中でしょう?
 私ってほら、弱いから……。こんな世界でも、どうか安心できる場所が欲しいなって、思うんです。
 その為に……誰かに頼れたらなって、思っちゃうんです。えへへ……ごめんなさい。変なこと言っちゃって」

「あはははははははっ! あはっ! あははははははは!!
 ね……猫……! "猫が寝転んだ"……っ! あはっ! あははははははは!!
 あーおかし……! ほ、本当に猫が……! 寝転ん……! あははははははは!!」

「皆さん、お強いんですね! 私、強い人大好きなんです!
 私って弱いから……強い誰かの横にいれたらって、ちっちゃい頃からずっと考えてたんです。
 もし皆さんが、私と一緒にいてくれたらなぁ……って考えるだけで、胸がドキドキしちゃいます」

「あー……あの人強いなぁ……。特に、腕っぷしが強いなぁ……。
 腕っぷしが自慢だから重火器相手取ったらどうなるのかなぁ……。やっぱ撃つ前に殴ってくるのかなぁ。
 じゃあ複数で囲めば……。いややっぱり毒とかの方が安全かなぁ。でもあれだけ健康だとどれくらいの毒から効くんだろう…?
 あーあ、テトロドトキシン少しずーつ注入して限界見てみたいなー」

「強さを知りたいって、男の子みたいだと思ってるでしょ? 違うんです。
 私が見たいのは、あくまで私の為の強さ。私を守ってくれるだろう"みんな"の強さなんです」

■コメント

Q.本当に"あいつ"の孫娘なんです?
A.血が繋がっているかは敢えてぼかす。もしかしたら「自分をあの男の孫と思い込んでいる精神異常者」かもしれない。
 ただ何らかの影響があったのは確か、というかそういうキャラとして練った。
 どういう関係かはぼかしているというだけで。

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