kagemiya@ふたば

【元ネタ】『モーディフォードの竜』『古今著聞集』など
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】鬼童丸＆モード
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】女
【身長・体重】144/136cm・46/30kg
【肌色】黒/金髪　【髪色】白っぽい肌色　【瞳色】黒/赤
【スリーサイズ】
【外見・容姿】角の短い鬼の少女と西洋風の少女の二人組
【地域】日本・イギリス
【年代】平安時代・不明
【属性】混沌・悪/中庸
【天地人属性】地/人
【その他属性】人型・魔性・神性・竜/人型
【ステータス】筋力：B/E　耐久：C/E　敏捷：C/E　魔力：A/B　幸運：E/D　宝具：EX

恨みが強い。
特に竜殺しの英雄と鬼退治の英雄に対する恨みが強い。
両者の怨恨の対象はそれぞれ別だが、幻霊合体により霊基をある程度共有している影響からか、
片割れの怨念が突発的に流れ込むことがある。ゆえに規格外。

人間は多くを忘れるが、彼女らは決して忘れない。
親を/子を殺された恨みなど、忘れられようはずもない。

魔力を毎ターン回復する。
混血の影響もあり、驚異的な燃費の良さを誇る。

鬼の血を引くため鬼種の魔スキルを保有するが、
純粋な鬼ではない混血であるためランクダウンしている。
純粋な鬼種の実子であるにもかかわらず、鬼の血を引いているだけの巴御前のそれよりランクが低くなっているが……
これは竜を育てた少女であるモードの影響により、龍神の末裔としての側面が若干濃くなっているからである。

モードの手腕により獲得したドラゴンブレス。
竜ではなく龍によるマナの奔流は、Eランクといえども強力。
彼女の場合“流れる水”のような形をとる。

親である酒呑童子が龍神の子であるため、
彼女も必然的に龍神の血を引くこととなる。

英雄作成の対極、怪物作成の頂点とも言えるスキル。
すなわち竜を育てるスキル。
あるいは、竜として育てるスキル・・・・・・・・・・。
バケツ一杯のミルクを使って誰にも気づかれず、
小さな竜を町を脅かす災厄にまで育て上げた彼女は優秀なドラゴンメイカー。
これにより、鬼の方はサーヴァントでありながら成長の余地を持つ。

“竜”の属性を持つ者と仲良くなれる能力。
竜に自ら“乗せてもらえる”程の絆を育めるため、
竜種に限り騎乗が可能という特殊な騎乗スキルも内包する。
町のあらゆる人間に敵意を示す竜も、育ての親である彼女にだけは心を許していたという。

ランク：EX　種別：対英雄宝具　レンジ：1〜5　最大捕捉：1人
モードの竜種育成能力と、モードの相棒たる竜が17世紀には8枚の翼と8本の足を持つ竜の姿で描かれていたが、
18世紀には2枚の翼と2本の足を持つワイバーンの姿で描き直されたという逸話により、
龍神の血を引く鬼童丸を不完全ながらも龍神に先祖返りさせ、
そこにモードの『竜殺しの英雄に対する怨念の魔力』、鬼童丸の『鬼退治の英雄に対する怨念の魔力』を込め、
さらにモードの『怪物などを“殺す”ことで武勇を打ち立てた英雄を否定する能力』を織り込む合体宝具。

怨念を纏う龍の攻撃により、『竜殺しの英雄』『鬼退治の英雄』をはじめとする『何かを退治して武勇を打ち立てた英雄』への加護を打ち消し、
特攻とも言うべき極大のダメージが心身に入る。

ランク：A+　種別：対英雄宝具　レンジ：―　最大捕捉：―
あくまでも無力なただの少女であり、英雄が守るべき存在であるモードそのもの。
ガーストンがモードの育てた竜を退治した結果、モードはガーストンに無力な石を投げ、竜の亡骸に泣きついた。
ガーストンは竜を殺したが、竜殺しを成し遂げ町を救った英雄への万雷の喝采も、空しく響きガーストンの心を素通りするばかりだった。
英雄とはそもそも民を、弱きものを守るべきもの。その手段として怪物を退治することもあろう。
だが、ただ怪物を退治するだけで英雄たり得るのならば──同士討ちで他の怪物を屠った怪物も英雄になるはずだ。

そう、この宝具の性質は至って単純。いくら怪物を倒し、数多の民を守ったとして──たった一人の少女の心さえ守れない者が英雄であるものか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・……
一人の少女から大切なものを奪っておいて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、どの面を下げて英雄を名乗れるのか・・・・・・・・・・・・・・・・
そういった英雄へのアンチテーゼ、あるいは英雄として讃えられる者が避けて通れない自責の念である。

モードが大切にしているもの、あるいはモード自身を殺し、モードの心を傷つけた者の精神に特攻し──その対象から英雄としての力を失わせる。
こちらはモード及び鬼童丸、あるいは召喚後にモードが絆を紡いだ相手の死、あるいは負傷により発動するカウンター宝具だが、
この力を相手の生前の行為にまで拡大し、能動的に発動できるようにしたものが上記の『原点回帰・其は英雄に非ず』の構成要素の一部である。

ランク：E-　種別：対人宝具?　レンジ：1〜3　最大捕捉：1人
鬼らしく盗賊であったという逸話も持つ鬼童丸が(勝手に)借りてきたファラリスの雄牛の中に入り込み、
その重さを利用した突進攻撃により敵を打倒する宝具。
宝具でも何でもないし、使い方を完全に間違えている。
ちなみに彼女らはファラリスともファラリスの雄牛とも縁もゆかりもない。

なぜこのようなことをするかといえば、鬼童丸が殺した牛の中に隠れて源頼光を待ち伏せしたという逸話を持つからである。
ちなみにすぐにばれて殺された。

ランク：A　種別：対人宝具　レンジ：0　最大捕捉：2人
モードと鬼童丸がお互いに疑似親子のような絆で結ばれていることから生じる宝具。
“親を殺された怨念”によりアヴェンジャー足りえる鬼童丸はモードが殺されればその怨念をより一層燃え上がらせ、
“我が子のように愛した竜を殺された恨み”により復讐者となったモードは鬼童丸が殺されれば怨念と悲痛により泣き叫ぶ。

すなわち、片割れが殺されれば残った方が確実にパワーアップするという厄介な宝具。

八岐大蛇への先祖返りを応用して無理矢理再現した剣。
本来の担い手ではないのと、あくまで再現であることから本来の性能を発揮できず、使いこなせていない。
単に強い剣として鬼童丸が振るう。
鬼種の混血である鬼童丸の骨から作られた、鬼の骨刀。茨木童子の言うところの、怨と呪のカタマリ。
これを、モードの持つ『竜種を先祖返りさせる』能力により、
同じく八岐大蛇の尾骨から発生した神剣、草薙の剣として再現する。
草薙剣本来の性能は発揮できずとも、怨と呪のカタマリたる鬼の骨刀としての性質、
彼女らの復讐者としての霊基、竜殺しと鬼殺しに対する怨念により、
妖刀としては本家に匹敵しうる性能を発揮できる。

アヴェンジャー特製ミルク。竜種にとっては絶品とも言うべき味らしい。
体力・魔力の回復が見込める。

勝手に借りてきた他人の宝具。真名も間違えている。
全く関係のない鉄製の雄牛像をファラリスの雄牛と言い張っている可能性もある。

一騎目は酒呑童子と人間の間に生まれた子であり、
親の仇である源頼光を狙って襲い掛かるも返り討ちにされた、鬼童丸。

二騎目は森で拾った竜の子供を一人でこっそり育て、
しかし竜が人を襲うようになったためその竜を殺されてしまったモーディフォードの伝承に登場する少女、モード。

源頼光とその四天王を筆頭に鬼退治の英雄に対する恨みを持ち、
鬼や龍神の血を引くことと、投石により獣を狩って育ったことから高い身体能力・戦闘力を持つものの、
その逸話から鬼退治の英雄に勝つことができない反英雄の鬼童丸。

我が子のように愛し、唯一無二の友情を竜と築くも、無残にも英雄に退治されてしまったため竜殺しの英雄に対する恨みを持ち、
竜殺しの英雄に対して号泣しながら石を投げ、竜を退治したという達成感や喜びを奪ったこと、
また、物語を“単純に悪い竜を倒しましためでたしめでたし”でなく、“無垢な少女の種族を超えた親友を奪った”としたことから、
竜殺しの英雄の霊格を英雄から殺人鬼に貶め、最終的には消滅させうるほどの竜殺しの英雄に対する特攻能力を持ち、
竜殺しの英雄に対するそれよりは若干型落ちするものの、“何かを退治して武勇を打ち立てた英雄”に対する特攻能力も持つものの、
本人はただの少女であるため戦う力を全く持ち合わせていないモード。

――ここに二人の利害が一致し、また龍神の血を引く鬼童丸はモードにとって我が子のように愛する親愛の対象であり、
また生まれる前に親を亡くした鬼童丸にとってもモードは自分を我が子のように愛してくれるもう一人の親のような存在であり、
利害だけでなく関係性もがっちりとはまった結果、お互いの霊基をあえて幻霊レベルまで落とすことで幻霊合体を成し遂げ、
竜殺しの英雄と鬼退治の英雄を恨む存在として泥新宿に現界した。

無邪気だけど母性がある少女と野性味あふれる天然少女。
二人は親友のように、同盟者のように、あるいは親子のようにとっても仲良し。
……なのだが、竜殺しの英雄と鬼退治の英雄に対しては異常なまでの恨みを持つ。
親を謀殺された/愛する子を目の前で惨殺された恨みは永久に消えることがない。

イメージカラー：
特技：竜の飼育・獣狩り
好きなもの：家族、竜、お肉
嫌いなもの：家族の敵
天敵：天敵：竜殺し、鬼退治の逸話を持つ竜(怨念と親愛が矛盾を引き起こし混乱してしまう)ただしすまないさんは別。
願い：『モーディフォードの竜』の名前を取り戻すこと、酒呑童子に会いたい

【一人称】うち/私　【二人称】あなた/〜はん、貴様など　【三人称】呼び捨て、ちゃんなど/〜はん、呼び捨てなど

泥新宿のランサー(2)：当たり前の敵対相手。積極的に竜を殺すランサーはアヴェンジャーにとって赦せる存在ではないし、
向こうにとっても龍の血を引き、仇敵たる八岐大蛇の血を引く可能性のあるアヴェンジャーは憎悪の対象であろう。

源頼光：親の仇。見つけ次第殺す。源頼光の振りしてるだけの奴も源頼光なら殺す。

坂田金時：龍神の血を引いているので親愛の対象になりえるのだが、酒呑童子殺しの英雄でもあるため複雑。
酒呑童子は龍の血を引いていること、もろに親であること、坂田金時本人がそのことをものすごく気にしているというのがさらに複雑。

酒呑童子：母上！母上！母上！会いたかったわ！！！！　モードにとっても龍神の血を引く彼女は親愛の対象である。

茨木童子：茨木の姉さん。鬼童丸的に尊敬している。

トーキョークーロンの主：親愛の対象。トーキョークーロンに自由に出入りしつつ、暇なときは遊んだりしている。あとミルクもあげる。
泥新宿のライダー：親愛の対象。ただの電車にしか見えないし、自分のしっぽを食べてるが、でもミルクをあげる。
泥新宿のモンスター：親愛の対象。背中に乗せてもらって下水道を進んだり、反対にミルクをあげたりする。

鬼童丸〔坂田金時オルタ〕：自身と同じ名を冠する怪物。鬼退治の英雄たる坂田金時、金太郎が英雄ではなく復讐鬼の道を辿ったもの。
こちらに関しては親愛の対象であり、志を同じくする同胞であり、そして──血の繋がらない兄弟のようなものであると認識している。

竜の属性を持つサーヴァント全般：親愛の対象。出会えば我が子のように愛し、戯れる。それがたとえ人類の敵であっても。

ただしすまないさんはダメ。