kagemiya@ふたば

【出典】インド神話
【CLASS】オーメン
【真名】輪廻転生
【付随真名】機械仕掛けの神デウス・エクス・マキナ
【付属真名】アルジュナ〔オルタ〕
【性別】‐
【身長・体重】ｰcm・-kg
【肌色】ｰ　【髪色】ｰ　【瞳色】ｰ
【スリーサイズ】そんなものはない
【外見・容姿】蓮の花を模した巨大な機械
【地域】ｰ
【年代】ｰ
【属性】中立・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】超巨大・機械・神性・人類の脅威・浮遊
【ステータス】筋力：E　耐久：EX　敏捷：E　魔力：EX　幸運：E　宝具：EX

“英霊をクラスという枠組みに収めて出力を抑える代わりに召喚を可能とする”
という基本システムを利用した封印措置。
星が人を滅ぼそうとする現象、あるいは滅びという現象そのものであるオーメンを、“クラス”という枠組み、
クラススキルによって封印している。

詳細は後述するが輪廻転生の場合、クラススキルではなくアルジュナの権限により封印されている。
評価不能という意味でランクEX。

またの名を附属顕現。
星への愛、星の意思によって世界、人類を滅ぼす存在であるオーメンは、
人としての形、霊基を持ち得ない、あるいは持っても大きすぎるために現界することが出来ない。
故に、わずかな縁すらも辿り、召喚可能な英霊を依り代として憑依することで限界を果たす。
いわば強制的な疑似サーヴァント化。

……しかし、依り代もただで依り代にされるわけではない。
アラヤの抑止力による後押しにより、憑依したオーメンを自らの霊基を用いて封印する権利、力を持つ。

輪廻転生の場合、依り代であるアルジュナはある異聞帯においてユガの運行＝輪廻転生をコントロールしていたことから、その権限をもって輪廻転生を押さえ込んでいる。

ただしこの権限は永続的なものではなく、輪廻転生は権限それ自体に「寿命」の概念を付与することでその強制力を弱めていく。
完全に権限が消滅し、輪廻転生が解放されるまでの猶予は五日間。その間に依り代であるアルジュナを撃破するのが最も確実かつ簡単な対処法である。

今ある世界を終わらせ、次の世界が始まる、その境界に位置する存在であることを表すスキル。

世界の寿命、即ち天寿を担保するシステムでもある輪廻転生は、例えば機神のような耐用年数が長い存在への特攻と耐性を持つ。

また、輪廻転生によって世界が滅びた後は、残されたデータを元に必ずより良い世界が産み出されることを保証するスキルでもある。

機械仕掛けの神のスキル、輪廻転生の現界前の世界が乱れていればいるほど現界後に幸運以外のステータスが強化される。

機械仕掛けの神のスキル、その名の通り肉体が機械である事を示す。

輪廻転生が解放されて尚アルジュナがかろうじて守り通している人間としての灯火じんかく。
輪廻転生の行動時に低確率で発動し、その行動をキャンセルさせる(デメリット)。

アルジュナのスキル、人間としての限界を超えた千里眼。魔眼とは違った意味で、視覚の究極とも言える。

対象を構成する全てを理解し、下記の宝具による正しき終焉を確実なものとする。

ランク：EX　種別：対理宝具　レンジ：1〜50　最大捕捉：100

『標的確認、天命分析完了。システム・マハーカーラ、最終ロック解除、発射します。』
『…着弾確認、データ収集開始。』

基本的な原理はある世界線のカルデアが所持するブラックバレルと同じ、対象の寿命を転写した魔力の弾を発射して避けられぬ終焉をもたらすもの。

だが、神霊をはるかに越える規模の霊基強度で放たれる黒光は連射性能と当たり処に関わらず終焉をもたらす絶対性を持つ。

ランク：C++　種別：対人〜対物宝具　レンジ：1〜50　最大捕捉：1〜10

『システム・サンサーラ、ブルースクリーンモードで起動。改善点を逐次抽出、対抗手段を構築。アップグレードを開始します。』

正しく終わりを迎えた世界から得られたデータを元により最適化された次の世界を産み出す機能、その暴走による劣化と変質。

第一宝具で終焉を与えた相手からデータを収集し、それが持つ能力及びそれに類似した能力に対処できるスキルを産み出す。
例えば、『単独行動』を持つサーヴァントを倒した場合、『単独行動』『単独顕現』を持つ相手への特攻・防御となるスキルを産み出し自分ないし召喚された魔獣カリへと付加する。

オーメンとは「正しい滅びそのもの」。
世界が正しく存続したうえで、それでも到来した終焉、世界の滅び。
…では、どの道終焉を迎えるならば存続することの正しさを問う事は無意味なのか？

否、そうではない。正しく存続し終焉を迎えた世界から成功データ及び改善点を抽出し、次に生まれる世界をよりよいものとする世界の機構が存在する。
言い換えれば天寿を迎えた世界の経験を次の世界に引き継ぐ為のシステムである。

その存在を直感的に理解していたインドの民は『輪廻転生』と名付け、それが彼らの宗教観にも大きな影響を与えている。

だが、予想外のバグにより輪廻転生は未だ終わりを迎えていないこの世界に牙を剥いた。

きっかけとなったのはある異聞帯の王が世界自体の限界までリセットを繰り返したこと。
擬似的な世界の終焉と次の世界の再生が繰り返された事で蓄積された負荷により輪廻転生にバグが発生。
幸いバグは直ちに切り離され、輪廻転生本体は修復されたものの、切り離された断片は暴走を開始する。

自分は本来世界が正しい終焉を迎える際に発動する機構、
だがこの世界は未だ正しい終焉を迎えていない。
この「異常」を正すため、世界に正しい終焉…即ち天寿をもたらし新世界を産み出さねばならない。
そう判断しした輪廻転生の断片は自分が生まれるきっかけであるかつて異聞帯の王だった男を依り代に現界を果たした。

解放された輪廻転生を討伐するには、アラヤが「最後に現れ終焉をもたらすもの」という類似性を利用して何とかねじ込んだ機械仕掛けの神の幻霊をどう使うかにかかっている。

人格を持たず、ただ暴走した役割のままに世界を正しく滅ぼそうとする『単なる機械』。

カルナ：
依り代となったアルジュナの宿敵、異聞帯のアルジュナにとっても思うところのある相手であり、相対すると魂の灯火の発動確率が上がる。

アフロディーテ：
本来はガイア寄りの神霊だが、抑止力として召喚される可能性のある存在
神霊となる前の彼女は知性体の教導と電子戦を専門とする機械生命体である。
…ただしポスト・ユガが刺さる。

自分なりに正しい滅びについて考えてたらこうなった。

[2021/11/20 因縁キャラにカルナとアフロディーテ追加]
[2021/11/21 霊気封印解放条件を追加]
[2023/6/16　イメージソング追加]