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ソラリアン/Solarian

星は重力で惑星を導き、光と熱で生命を生み出す。そして、超新星爆発とブラックホールは世界を破壊する。君はこの創造と破壊の活動は相反するものではなく、むしろ自然の二元的な循環の相反する部分であることを理解している。君はその循環の仲介者となり、星の力そのものを操ることのできる見識ある戦士でありたいと願っている。常に根本的エネルギーやエントロピーの粒子を伴う君は、戦闘中にこのエッセンスを具現化し、純粋で輝く星の光、或いは呑み込む闇の武器や防具を作り出すことができる。神殿で修行した者でも、個人的に啓示を受けて力を得た者でも、君は自分自身が古代の伝承の一部であり、保存と滅亡の力であると認識している。

ヒット・ポイント 7
スタミナ・ポイント 7 +【耐久力】修正値

重要能力値

【魅力】は宇宙との繋がりを表現するものであるため、【魅力】は君の重要能力値である。高い【筋力】値があれば、近接攻撃を得意とすることができる。

クラス技能

レベル毎の技能ランク:4 +【知力】修正値

〈軽業〉(【敏】)
〈運動〉 (【筋】)
〈交渉〉 (【魅】)
〈威圧〉 (【魅】)
〈神秘学〉 (【判】)
〈知覚〉 (【判】)
〈自然科学〉 (【知】)
〈職能〉 (【魅】、【知】、【判】)
〈真意看破〉 (【判】)
〈隠密〉 (【敏】)

習熟

防具習熟
軽装防具
武器習熟
基本近接武器、上級近接武器、小火器

表4-8:ソラリアン
クラス・レベル基本攻撃ボーナス頑健セーヴ反応セーヴ意志セーヴクラスの特徴ソーラー・アーマーソーラー・ウエポン
1+1+2+0+2技能の才、太陽の発現、恒星形態、星の啓示 (ブラックホール、スーパーノヴァ)+1AC1d6
2+2+3+0+3星の啓示+1AC1d6
3+3+3+1+3恒星の輝き (2技能)、武器開眼+1AC1d6
4+4+4+1+4星の啓示+1AC1d6
5+5+4+1+4-+1AC、抵抗51d6
6+6+5+2+5星の啓示+1AC、抵抗52d6
7+7+5+2+5閃光攻撃+1AC、抵抗52d6
8+8+6+2+6星の啓示+1AC、抵抗52d6
9+9+6+3+6天頂の啓示+1AC、抵抗53d6
10+10+7+3+7星の啓示+2AC、抵抗103d6
11+11+7+3+7恒星の輝き (4技能)+2AC、抵抗103d6
12+12+8+4+8星の啓示+2AC、抵抗104d6
13+13+8+4+8ソラリアンの猛攻+2AC、抵抗105d6
14+14+9+4+9星の啓示+2AC、抵抗106d6
15+15+9+5+9-+2AC、抵抗157d6
16+16+10+5+10星の啓示+2AC、抵抗158d6
17+17+10+5+10天頂の啓示+2AC、抵抗159d6
18+18+11+6+11星の啓示+2AC、抵抗1510d6
19+19+11+6+11恒星の輝き (6技能)+2AC、抵抗1511d6
20+20+12+6+12星の化身、星の啓示+2AC、抵抗2012d6

技能の才/SKILL ADEPT - 1レベル

ソラリアンになるまでの過程で、君は追加の洞察力と訓練を行った。追加の技能を2つ選び、君のクラス技能リストに加える。

太陽の発現(超常)/SOLAR MANIFESTATION - 1レベル

1レベルの時点で、君は自分の星の力を物理的に発現させる能力を得る。発動していない状態の"太陽の発現"の基本形態は、拳よりも僅かに小さい恒星エネルギーの粒子が頭の近くに浮遊している状態となる。太陽の粒子の他に、武器と防具という2つの形態を取ることができる。ソラリアンの最初のレベルを獲得する際に、君は1つの"太陽の発現"(武器か防具のいずれか)を選択しなければならない。また、いずれを選択した場合でも自分の"太陽の発現"が、星で一般的な色(青、赤、白、黄色など)で明るく輝くのか、或いはブラックホールの様な完全な闇であるかを選択する。光り輝く"太陽の発現"は形態に関係なく半径20フィートの範囲に薄暗い光を放つ。周囲に溶け込んだり、隠密を補助するために標準アクションとして光や闇を遮断することができる。但し、恒星形態(102ページを参照)に入る都度、光と闇はすぐに元通りになる。一度行ったこれらの選択は、変更することができない。
粒子、防具、武器のいずれの形態であっても、君の"太陽の発現"に干渉できるのは君自身だけである。他のいかなるクリーチャーや効果も、それを解除する、或いは破壊することを含め、いかなる形であっても、君の"太陽の発現"に影響を与えることはできない。
ソーラー・アーマー/Solar Armor
太陽の粒子を君の身体に合わせ、恒星エネルギーで作られた防具に形成することができる。この防具の外見は、君が"太陽の発現"の外観として選択したものと同様に輝く光、または完全な闇となる。固化した恒星エネルギーで作られた輝く装甲板、身体にぴったりのパチパチと音を立てるエネルギーのスーツ、または恒星プラズマのオーラなど、君の意図するいかなる形状にもすることが可能である。ソーラー・アーマーの形状は機能への影響および特殊な能力をもたらさない。一度選択した形状は新たなソラリアン・レベルを得るまで変更することができない。
ソーラー・アーマーはキネティック・アーマー・クラスとエネルギー・アーマー・クラスの両方に+1の強化ボーナスを与える。このボーナスは10レベルの時点で+2に増加する。これは軽装防具には適用されるが、重装防具およびパワード・アーマーを着用している場合には適用されない。5レベルの時点でソーラー・アーマーの発動中に5のエネルギー抵抗を得る。ソーラー・アーマーの発動時に[冷気]または[火炎]抵抗のいずれかを選択でき、移動アクションとしてエネルギー種別を切り替えることができる。このエネルギー抵抗は10レベルの時点で5増加し、以後の5レベル毎に増加する。ソーラー・アーマーの形成と解除は移動アクションである。
ソーラー・ウエポン/Solar Weapon
君は片手に太陽の粒子を集め、恒星エネルギーから近接武器を形成することができる。この武器の外見は、君が"太陽の発現"の外観として選択したものと同様に輝く光、または完全な闇となる。形状については一般的なものであれば何でもよい。斧、剣、槍といった通常の近接武器が最も一般的であるが、恒星エネルギーの大きなルーン、蠢くエネルギーのつるの塊、自分の手をエネルギーで包んだ強化拳など、他の形状を選択することも可能である。ソーラー・ウエポンの形状は機能への影響および間合いなどの特殊な能力をもたらさない。一度選択した形状は新たなソラリアン・レベルを得るまで変更することができない。
ソーラー・ウエポンは君のソラリアン・レベルに等しいアイテム・レベルを持つ片手持ちのキネティック上級近接武器として機能し、君は自動的にその扱いに習熟する。1レベルの時点で、そのソーラー・ウエポンが与えるダメージ種別を殴打、刺突、斬撃のいずれかから選択する。ダメージ種別はソラリアン・レベルが上がる毎に変更できる。ソーラー・ウエポンは1d6+君の【筋力】修正値に等しいダメージを与える。このダメージは6レベル、9レベル、12レベル、そしてそれ以降のレベル毎に1d6ずつ増加する。ソラリアン武器クリスタル(170ページを参照)によって、ソーラー・ウエポンのダメージを増加させることができる。
ソーラー・ウエポンの形成または解除は、武器を抜いたり鞘に納めるのと同じ労力を要する移動アクションである(1回の移動アクションとして移動と組み合わせることも、《早抜き》特技と併用することもできる)。ソーラー・ウエポンが手から離れると自動的に解除される。

恒星形態(超常)/STELLAR MODE - 1レベル

恒星の力は熱と光、プラズマを放出する力である"フォトン(光子)"と、重力によって物体を引き寄せたり、閉じ込めたりする力である"グラヴィトン(重力子)"のいずれかに同調する。フォトンの力の究極は星のエネルギーがすべて外に向かって放出される超新星であり、グラヴィトンの力の究極は光さえも逃れることのできない強い重力を持つブラックホールである。この2つの相反する宇宙の力の均衡が君の力の源であり、恒星形態はこの2つの力のいずれか、或いは両方との繋がりの強さを表している。この力は君が"星の啓示"を使用すると瞬時に入れ替わる。
君は戦闘中に宇宙の力と非物質的に同調した状態になる。戦闘での最初のターン開始時に意識を失っていない限り、グラヴィトン、フォトン、非同調の3つの恒星形態から1つを選択しなければならない(下記参照)。
その後の各ターンの戦闘開始時に、現在の恒星形態を継続するか、非同調にするかを選択する必要がある。同じ形態を継続することを選択した場合、当該の形態に1の同調ポイントを得る。当該の形態に1〜2の同調ポイントがあれば、その形態に同調される。当該の形態の同調ポイントが3に達すると、その形態に完全に同調される。一部の"星の啓示"には"天頂の啓示"があり、いずれかの形態に完全に同調している時に限り使用することができる。完全に同調すると、当該の形態ではポイントを得ることができなくなるが、戦闘の終了、恒星形態の終了、非同調状態になるまでは完全同調を維持する。非同調を選択した場合、これまでに獲得した同調ポイントは全て失われる。次のターン開始時に新たな恒星形態に移行するか、非同調を継続するかを選択することができる。
恒星形態は戦闘終了時に終了する。戦闘中に気絶状態となった場合は非同調に移行する。意識を取り戻した際に脅威に晒されていた場合、意識を取り戻した後の最初のターンで、戦闘の1ラウンド目と同様に恒星形態に移行することができる。意識を取り戻す前に戦闘が終了した場合には恒星形態は終了する。恒星形態でない場合は何らかの理由で、"星の啓示"の目的に対して非同調状態であると見なす。
戦闘以外では恒星形態に移行することはできない。この能力が発揮されるのは訓練の成果を発揮し、心と宇宙が繋がる様なリスクの高い状況に限られる。恒星形態が発動するためには、自分自身に何らかのリスクがなければならず、有効な敵(242ページを参照)と対峙している必要がある。君が戦闘中にあるのか、恒星形態に移行できるのか疑問がある場合にはGMが判断を行う。また、危険だった戦いが終わる前に、君にとって脅威とならない敵だけが残ってしまった場合には恒星形態が終了してしまうこともある。
グラヴィトン形態/Graviton Mode
グラヴィトン形態に移行するとグラヴィトンに同調した状態となり、グラヴィトン同調ポイントを1獲得する。一部の"星の啓示"にはグラヴィトンの力が含まれており、グラヴィトンに同調することで強化される。グラヴィトンに同調している間、君は反応セーヴに+1の洞察ボーナスを得る。このボーナスは9ソラリアン・レベル毎に1ずつ増加する。
フォトン形態/Photon Mode
フォトン形態に移行するとフォトンに同調した状態となり、フォトン同調ポイントを1獲得する。一部の"星の啓示"にはフォトンの力が含まれており、フォトンに同調することで強化される。フォトンに同調している間、君はダメージ・ロール("太陽の発現"のダメージ・ロールも含む)に+1の洞察ボーナスを得る。このボーナスは6ソラリアン・レベル毎に1ずつ増加する。
非同調/Unattuned
非同調状態の間は同調ポイントを得られず、フォトンおよびグラヴィトンへの同調も行われない。非同調状態の間は何の利益も得られない。

星の啓示/STELLAR REVELATION - 1レベル

経験を積むに従ってエネルギーや重力、星、その他の宇宙パワーの基本的な源に関する新たな秘密を発見し、これらの力を導くことで強力な超自然的な力を発現させる能力を得る。1レベルの時点で"ブラックホール"と"スーパーノヴァ"の"星の啓示"を自動的に修得する。2レベル以降の2レベル毎に、追加で1つの"星の啓示"を修得する。特に記載のない限りは同じ"星の啓示"を複数回選択することはできない。但し、フォトンの啓示がグラヴィトンの啓示より多い場合、或いはその逆の場合は、どちらの形態であっても完全に同調することが困難になる(104ページの"不均衡な啓示"を参照)。103ページからは"星の啓示"の一覧が記載されている。
"星の啓示"にはそれぞれどのような行動が必要であるかが示されている。もし該当する"星の啓示"に必要な行動が示されておらず、他の行動(攻撃や技能判定など)を修正するものであれば、その行動の一部として使用することができる。"星の啓示"の効果に抵抗するためにセーヴィング・スローが可能である場合、その難易度は10+君のソラリアン・レベルの半分+君の【魅力】修正値となる。"星の啓示"の期間が1ラウンド、または関連する形態から移行するまでと示されている場合、いずれか長い方の期間を適用する。"星の啓示"は戦闘中であるかどうかを問わず使用できるが、戦闘以外では恒星形態に移行できない。そのため、1ラウンドまたは恒星形態に限り継続できる"星の啓示"が戦闘以外で継続できる期間は1ラウンドのみとなる。

恒星の輝き/SIDEREAL INFLUENCE(超常) - 3レベル

グラヴィトンおよびフォトンの性質を利用することで戦闘以外の場面で恒星の力を用い、技能の使用に影響を与えることができる。3レベルの時点で次のリストからグラヴィトン技能を1つ、フォトン技能を1つの合計2つの技能を選択する。11および19レベルの時点で更に2つの技能を選択する。技能を選択する際にはグラビトン技能とフォトン技能から1つずつ選択する。
"恒星の輝き"を使用するには、1分間の瞑想を行った後にグラヴィトン技能またはフォトン技能のいずれかを選択する必要がある。選択した技能(グラヴィトンまたはフォトンのいずれか)の技能判定を行う際に1d6をロールし、その結果を洞察ボーナスとして判定に加えることができる。この能力は戦闘に入る、意識を失う、眠る、または再び瞑想を行って他の技能の種類を選択するまで持続する。この能力は再度1分間の瞑想を行うことで再び発動可能となる。

グラヴィトン技能:〈はったり〉 (【魅】)、〈変装〉 (【魅】)、〈神秘学〉 (【判】)、〈真意看破〉 (【判】)、〈隠密〉 (【敏】)
フォトン技能:〈文化〉 (【知】)、〈交渉〉 (【魅】)、〈威圧〉 (【魅】)、〈医術〉 (【知】)、〈生存〉 (【判】)

武器開眼(変則)/WEAPON SPECIALIZATION - 3レベル

このクラスで習熟することが可能な各武器種別について、ボーナス特技として《武器開眼》特技を得る。"太陽の発現"としてソーラー・ウェポンを選択した場合は上級近接武器として扱い、《武器開眼》の利益を得る。

閃光攻撃(変則)/FLASHING STRIKES - 7レベル

近接戦闘に精通し、複数回攻撃をより正確に行うことができる。近接武器で全力攻撃を行う場合、各攻撃ロールに通常受けるペナルティが-4ではなく、-3に軽減される。

天頂の啓示/ZENITH REVELATIONS - 9レベル

9レベルと17レベルの時点で、2つの強力な"星の啓示"を得る。"天頂の啓示"のリストから2つの啓示を選択する:グラヴィトンの啓示とフォトンの啓示を各1つ。"天頂の啓示"のリストは107ページに掲載されている。
"天頂の啓示"は強力な"星の啓示"であるため、恒星形態で完全に同調していることが条件となる。"天頂の啓示"を使用した後は、恒星形態はすぐに非同調となる。

ソラリアンの猛攻(変則)/SOLARIAN’S ONSLAUGHT - 13レベル

全力攻撃を行う場合、2回ではなく3回まで攻撃を行うことができる。この攻撃に受けるペナルティは-4ではなく、-6に増加する。もし君がクラス特徴の"閃光攻撃"を獲得しており、これらの攻撃が全て近接攻撃であれば、このペナルティは-5になる。

星の化身(超常)/STELLAR PARAGON - 20レベル

君は星々の精神的な同族である。移動アクションとして、自分の周囲30フィート以内の明るさを1段階上げる、または下げることができる。恒星形態に移行すると即座に対応する種別の同調ポイントを2点獲得し、同調したとみなされる。また、ターン開始時に現在の恒星形態を維持した場合には1の代わりに2の同調ポイントを獲得でき、2ラウンド後に完全同調することが可能となる。
また、戦闘の最初のラウンドでリゾルブ・ポイントを1消費することで、完全同調するのに必要な同調ポイントを得ることができる(ただし、天頂の啓示を使用した後は不可)。他にも戦闘のターン開始時にリゾルブ・ポイントを1消費し、現在の恒星形態の同調ポイントを全て他の恒星形態の同調ポイントに変換することも可能である。例えば、グラヴィトン形態に完全同調している状態から、フォトン形態に完全同調のまま移行することができる。

不均衡な啓示/DISPROPORTIONATE REVELATIONS

もし特定の啓示に強く傾注し過ぎてしまった場合、君が干渉する宇宙の力との調和が崩れてしまうことになる。ペナルティを受けることなく特定の啓示(グラヴィトンまたはフォトンのいずれか)をもう一方よりも1つ多く得ることができる。もし一方の啓示が他方の啓示よりも2つ以上多い場合、君は恒星形態で1〜3の同調ポイントを持っている際に同調していることになり、当該の恒星形態で同調ポイントを4獲得するまで、どちらの恒星形態にも完全同調することはない。例えば、3つのフォトン啓示と1つのグラヴィトン啓示を持っている場合、フォトンに完全同調するにはフォトンの同調ポイントが4必要で、グラヴィトンに完全同調するにはグラヴィトンの同調ポイントが4必要である。

星の啓示/STELLAR REVELATIONS

1レベルの時点で最初の"星の啓示"(ブラックホールおよびスーパーノヴァ)を修得し、2レベルで追加の啓示を修得する。その後は2レベル毎に啓示を修得する。"星の啓示"はそれぞれ必要なレベルが示されており、レベルに応じて構成されている。また、それぞれの啓示にはグラヴィトン啓示かフォトン啓示かを示す記号が上部に記されている。

グラヴィトン啓示
フォトン啓示

1レベル

全てのソラリアンは1レベルの時点で以下の"星の啓示"を修得する。
ブラックホール(超常)/Black Hole グラヴィトン啓示
グラヴィトンに完全同調している際に標準アクションとして、君から周囲20フィート以内にいるクリーチャーを任意の数だけ引き寄せることができる。君はどのクリーチャーに影響を与え、どのクリーチャーに与えないかを決定する。対象はそれぞれ頑健セーヴに失敗すると、君の方へ10フィート引き寄せられる。この啓示の範囲と引き寄せられる距離は、5レベルの時点と以降の4レベル毎に5フィートずつ増加する。固い物体はこの能力を妨げないが、固い物体にぶつかったクリーチャーはそれ以上は君に近付けない。この能力によって移動したクリーチャーは、この移動による機会攻撃を誘発しない。この啓示を使用した後は直ちに非同調の状態になる。ある能力がブラックホールを参照する場合、"天頂の啓示"として機能する。
スーパーノヴァ(超常)/Supernova フォトン啓示
フォトンに完全同調している際に標準アクションとして、君から周囲10フィート以内にいる全てのクリーチャーに、1d6[火炎]ダメージとソラリアン・レベル毎に1d6の追加[火炎]ダメージを与える。反応セーヴに成功したクリーチャーはダメージを半減できる。9レベルの時点で半径が15フィートに、17レベルの時点では半径が20フィートに拡大する。この啓示を使用した後は直ちに非同調の状態になる。ある能力がスーパーノヴァを参照する場合、"天頂の啓示"として機能する。

2レベル

この"星の啓示"を選択するには2以上のレベルが必要である。
暗黒物質(超常)/Dark Matter グラヴィトン啓示
移動アクションとして、"暗黒物質"の特性を利用して密度を高め、物理ダメージに抵抗することができる。ダメージ軽減1/-を得る。これは6レベルの時点でダメージ減少2/-に増加し、その後はソラリアン・レベルが3毎に更に1ずつ増加する。この効果は1ラウンドが経過する、若しくはグラヴィトン形態を抜けるまで継続する。同調または完全同調している場合、"暗黒物質"によるダメージ減少はソラリアン・レベルの半分に等しくなる。
閃光(超常)/Flare フォトン啓示
移動アクションとして半径30フィートの範囲に1分間光を放つことができる。この啓示を発動する毎に薄暗い光、通常の光、明るい光のいずれかを選択することができる。標準アクションとして30フィート以内のクリーチャー1体に閃光を放ち、対象は反応セーヴに失敗すると1ラウンドの間盲目状態になる。一度クリーチャーに対して閃光を放つと、10分間はこの啓示で同じ対象を狙うことはできない。盲目状態または視覚を持たないクリーチャーはこの啓示による影響を受けない。
標準アクションにより閃光を放った際に同調または完全同調していた場合、代わりに範囲内の全ての敵を1ラウンドの間、目が眩んだ状態にすることができる(セーヴ不可)。
重力アンカー(超常)/Gravity Anchor グラヴィトン啓示
移動アクションとして、自分が立っている面または自分が持っている物体との間に重力的な結合を形成することができる。これにより、足元の地面を選んだ場合は"突き飛ばし"、"位置ずらし"、"足払い"の戦技に対して、物体を選んだ場合は"武器落とし"の戦技に対して、ACに+4のボーナスがもたらされる。このボーナスは1ラウンドまたはグラヴィトン形態を抜けるまで継続する。一度に発動できる"重力アンカー"は1つだけである。
同調または完全同調している場合、"突き飛ばし"、"武器落とし"、"位置ずらし"、"足払い"の戦技の対象になった際にリアクションとしてこの啓示を発動できる。その場合には当該の攻撃のみを防御することができる。
重力補正(超常)/Gravity Boost グラヴィトン啓示
自分と周囲の地形との間の引力を増加または減少させることができる。行動の一部としての登攀、跳躍、水泳の〈運動〉判定による技能判定の際に、自分のソラリアン・レベルの3分の1に等しいボーナス(最低でも+1)を得る。また、落下時のリアクションとして、受ける落下ダメージを半減させることができる。6レベルの時点で1ラウンドの間、垂直な面に沿って移動し、天井を伝って移動することも可能となる。これはスパイダー・クライムとして機能するが、両手を自由に使えるため走ることもできる。移動の終了地点は通常通り体を支えることができる場所でなければならない。垂直な面や天井に立っている状態で移動を終了した場合、登攀のための〈運動〉判定に成功しない限りはその場に留まることが出来ずに落下してしまう。
同調または完全同調状態では、この啓示によって得られる登攀、跳躍、水泳の判定のボーナスが2倍になる。
重力保持(超常)/Gravity Hold グラヴィトン啓示
この啓示により、サイコキネティック・ハンド(370ページを参照)と同様に、離れた場所にある物体を動かすことができるようになる。
同調または完全同調している場合、"重力保持"のサイコキネティック・ハンド能力を使い、中型サイズ以下のクリーチャーを固定する、持ち上げる、移動させたりすることができる。対象のクリーチャーはこの効果を無効化するための頑健セーヴを試みることができる。この効果を受けている間、対象のクリーチャーは移動することができないが、その他の通常の行動を取ることはできる。この能力は重量制限以外の呪文の全ての制限に従うが、対象のクリーチャーを持ち上げることができるのは地面から5フィートまでとなる。標準アクションとして"重力保持"の継続を試みた場合、対象はこの効果を終了させるための新たなセーヴを試みることができる。一度この能力に対するセーヴに成功したクリーチャーは24時間の間、この啓示の更なる使用に対する完全耐性を得る。
プラズマ鞘(超常)/Plasma Sheath フォトン啓示
移動アクションとして全ての近接攻撃で、通常のダメージ種別の代わりに[火炎]ダメージを与えることができるようになる。(攻撃は武器毎に定められている通り、対象のEACまたはKACに対して行われる)。この効果は1ラウンド、またはフォトン形態から離れるまで継続する。
同調または完全同調している場合、"プラズマ鞘"による攻撃は、君のレベルの半分に相当する[火炎]ダメージを追加で与える。
放射線(超常)/Radiation フォトン啓示
標準アクションとして、低レベルの放射線のオーラを放つことができる。君から周囲5フィート以内にいるクリーチャーは頑健セーヴに失敗すると不調状態になる。不調状態になったクリーチャーはオーラの範囲外に出ると即座に回復する。セーヴィング・スローに成功したクリーチャーは24時間、君の"放射線"に対する完全耐性を得る。これは毒効果(415ページを参照)として扱う。"放射線"は1ラウンドが経過する、または君がフォトン形態を抜けるまで持続する。
同調または完全同調している場合、オーラの範囲は10フィートに増加する。
星の勢い(超常)/Stellar Rush フォトン啓示
標準アクションとして恒星の炎を身に纏い、ペナルティを受けずに"突撃"を行うことができる(248ページを参照)。
同調または完全同調している場合、"突撃"が終了する際の近接攻撃を"突き飛ばし"に代えることができる。この"突き飛ばし"を試みると、成功したかどうかに関わらず、対象は2d6の[火炎]ダメージ(反応・半減)を受ける。このダメージは6レベルの時点と、その後の2レベル毎に1d6増加する。

6レベル

この"星の啓示"を選択するには6以上のレベルが必要である。
星詠みの感覚(超常)/Astrologic Sense フォトン啓示
君は自分に影響を与えるあらゆる物体の動きを感知し、今後の出来事について洞察を得ることができる。1日に1回、全アクションとして自分の特定の行動が近い将来に良い結果をもたらすか悪い結果をもたらすかについて判定を試みることができる。これはオーギュリイ(340ページを参照)と同様に機能し、有効な術者レベルは君のソラリアン・レベルに等しい。君はリゾルブ・ポイントを1消費することで同日に再びこの啓示を使用することができるが、1時間に1回以上使用することはできない。
同調または完全同調している状態でこの啓示を使用すると、1時間先の未来を見ることができる(オーギュリイは通常30分先まで)。
灼熱の軌道(超常)/Blazing Orbit フォトン啓示
移動アクションとして自分の移動速度分の移動を行うことができ、移動中に自分に対して行われるあらゆる攻撃に対して視認困難を得る。また、通過した全てのマスに炎の軌跡を残すことができる。炎は1ラウンド継続し、そのマスに入った者に2d6の[火炎]ダメージを与える。この移動中は他のクリーチャーの接敵面を通過して移動することはできない。再び"灼熱の軌道"を使用した場合、その前に作り出された炎は消えてしまう。炎によるダメージは8レベルの時点と以降の2レベル毎に1d6増加する。
同調または完全同調している場合、炎でダメージを受けたクリーチャーは炎上状態(1d6[火炎]ダメージ、273ページを参照)も得る。
光冠(超常)/Corona フォトン啓示
標準アクションとして、自分の体を炎の様なプラズマで包むことができる。[氷雪]に対する抵抗10を獲得し、肉体武器または近接武器で君を攻撃した隣接するクリーチャーは2d6の[火炎]ダメージを受ける。"光冠"は1ラウンドが経過する、またはフォトン形態から抜けるまで持続する。12レベルの時点でダメージは3d6に増加し、[氷雪]抵抗は15に増加する。18レベルの時点ではダメージは4d6に増加し、[氷雪]抵抗は20に増加する。
同調または完全同調している場合、"光冠"の効果が継続中の君に隣接してターンを開始したクリーチャーは、君のソラリアン・レベルの半分に等しい[火炎]ダメージを受ける。
押し潰し(超常)/Crush グラヴィトン啓示
標準アクションとして、30フィート以内の対象の臓器や動作に対する重力の影響を増大させ、通常の機能を維持することを困難にさせることができる。対象は頑健セーヴに失敗すると、1ラウンドの間よろめき状態になる。この啓示は人造にも影響を及ぼす。この効果は毎ラウンド移動アクションとして継続できるが、対象はこの効果を終了させるために毎ラウンド新たなセーヴィング・スローを試みることができる。クリーチャーがこのセーヴに成功するか効果が終了すると、24時間は対象のクリーチャーを再び"押し潰し"の対象とすることはできない。
同調または完全同調している場合、リゾルブ・ポイントを1消費して対象を1ラウンド間、朦朧状態にすることもできる。それ以降のラウンドで"押し潰し"を継続すると、よろめき効果は延長されるが、朦朧状態は延長されない。
重力無視(超常)/Defy Gravity グラヴィトン啓示
移動アクションとして自分の移動速度まで飛行することができる。この移動を安定した足場の上で終わらせない場合は落下する。12レベル以上であれば、飛行の直後に他の移動アクションとして"重力無視"を行うことで着陸する必要はなくなる。但し、当該ターンの最後の移動アクションでは、やはり着地しなければ落下することになる。
同調または完全同調している場合、この啓示による飛行速度は10フィート増加する。
生命の輝き(超常)/Glow of Life フォトン啓示
移動アクションとしてリゾルブ・ポイントを1消費することで、自分のソラリアン・レベルの2倍に等しい量のヒット・ポイントを回復することができる。この啓示を一度使用すると、10分間の休息をとってスタミナ・ポイントを回復するまで、再び使用することはできない。
同調または完全同調している場合、この啓示で回復する量は自分のソラリアン・レベルの3倍まで増加する。
重力サージ(超常)/Gravity Surge グラヴィトン啓示
全アクションとして、30フィート以内にいる目標に対して"武器落とし"または"足払い"の戦技を行うことができる。攻撃ロールには君の【筋力】修正値の代わりに君の【魅力】修正値を使用し、この攻撃ロールには+4のボーナスを得る。但し、これは《戦技強化》特技によるボーナスとは累積しない。
同調または完全同調している場合、"重力サージ"で対象に"武器落とし"を行った際に手が空いていれば、落としたアイテムは君の方に飛んできて、空中で掴むことができる。また、"重力サージ"で対象を"足払い"すると、その対象を10フィートまで君に向かって引き寄せることができる。
催眠の光(超常)/Hypnotic Glow フォトン啓示
標準アクションとして、生けるクリーチャー1体に自分が信頼に足る人物であると思わせることができる。これはチャーム・パースン(342ページを参照)と同様に機能するが、持続時間は1ソラリアン・レベル毎に1ラウンドとなる。効果が終了した際に君が視界外にいて、対象が魅了されなければ始めなかったであろう行動を取っていない、若しくは他の誰かに指摘されない限り、対象は魅了されたことや異常な行動をとったことに気付かない。また、一度魅了を試みたクリーチャーは、その試みが成功したかどうかにかかわらず、24時間は同じクリーチャーを再び魅了することはできない。クリーチャーに対する君の影響力は持続時間が過ぎると終了し、その時点で対象は君が要求したことを何もしなくなる可能性が高い。9レベルの時点で"催眠の光"はチャーム・モンスター(342ページ参照)として機能する。
同調または完全同調している状態で、この能力を使ってクリーチャーの魅了に成功した場合、次のターンにコマンド呪文と同様に接近、逃走、停止を命じることもできる(セーヴ不可; 343ページを参照)。
反射(超常)/Reflection グラヴィトン啓示
遠隔攻撃を敵に跳ね返すことができる。君が最後のターンで"防御専念"アクションを行った場合、或いは防御的戦闘を行っている最中にリゾルブ・ポイントを1消費した場合、リアクションとして君に命中した遠隔攻撃を方向転換することができる。30フィート以内の新たな目標を選び、-4ペナルティが適用された遠隔攻撃ロールを行う。この攻撃が命中した場合、新たな目標は元の遠隔攻撃の対象であった場合と同様のダメージを受ける。
同調または完全同調している場合、方向転換した際の攻撃ロールに-4のペナルティを受けない。

10レベル

この"星の啓示"を選択するには10以上のレベルが必要である。
魂機関(超常)/Soul Furnace フォトン啓示
自分の生理機能全体の内部エネルギーを集め、生命現象を高めることができる。移動アクションとして、リゾルブ・ポイントを1消費することができる。君が苦難(呪い、病気、薬物、毒)に苛まれている場合、直ちにその苦難に対する通常の難易度で追加のセーヴィング・スローを試みることができる。このセーヴィング・スローに成功した場合、苦難は終了する(苦難を終了させるために必要となるセーヴィング・スローの成功回数を問わず)。一度この啓示を使用すると、10分間の休息を取ってスタミナ・ポイントを回復するまで、再び使用することはできない。
同調または完全同調している場合、この啓示を使用して、以下のいずれかの状態を終了させることができる:出血状態、盲目状態、炎上状態、戦慄状態、目が眩んだ状態、過労状態、疲労状態、恐れ状態、恐慌状態、怯え状態、不調状態。
隠密転移(超常)/Stealth Warp グラヴィトン啓示
光と音、そして体の周囲の振動さえも屈折させることで、自分が発見され難くする。これにより移動アクションとして〈隠密〉判定に+4のボーナスを与えることができる。この効果は1ラウンド、またはグラヴィトン形態を離れるまで継続する。
同調または完全同調している場合、この啓示を使用して自分の知覚され得る要因の発生を大幅に低下させる。君が直接視認され、身を隠す場所や注意を逸らすものがない場合でも〈隠密〉判定を試みることができるようになる。君は不可視状態になった訳ではなく、単にはっきりと見ることが難しいだけである。もしクリーチャーが君の〈隠密〉判定前に君を視認していた場合、君が遮蔽または視認困難に成功するまで、そのクリーチャーは君の位置を認識したままとなる。君が攻撃を行う、他のクリーチャーにセーヴィング・スローを試みさせた場合、"隠密転移"は次のターンの開始時に終了する。君がすぐに別の移動アクションとしてこの啓示を使用すれば継続できる。

14レベル

この"星の啓示"を選択するには14以上のレベルが必要である。
重力シールド(超常)/Gravity Shield グラヴィトン啓示
移動アクションとして圧縮された重力波の小さなシールドを造り出すことができ、君のACに+1の状況ボーナス+1がもたらされる。このシールドは1ラウンド、またはグラヴィトン形態から抜けるまで持続する。
同調または完全同調している場合、移動アクションとして向かってくる攻撃を逸らすことのできる巨大な重力エネルギーの円盤を造り出すことができる。自分の接敵面の辺を1つ選ぶ。シールドは選択した辺を中心とした直線上の3つの連続した辺に沿って伸びる。シールドは前方からの攻撃には有効だが、君がいる側からの攻撃には役立たない。移動する場合、移動アクションの一部としてシールドを再配置し、自分の接敵面の異なる辺に移動させることができる。発動中の"重力シールド"の指示と維持には、片方の手を使わなければならない。ACに状況ボーナスを得るために通常時の"重力シールド"と同調時のものを併用することはできない。この"重力シールド"は1ラウンド、またはグラヴィトン形態から抜けるまで持続する。
太陽の矢(超常)/Sunbolt フォトン啓示
標準アクションとして長距離の範囲(400フィート+ソラリアン・レベル毎に40フィート)内にいる敵1体に、EACを対象とした遠隔攻撃による凝縮した太陽エネルギーの矢を放つことができる。命中した場合は9d6[火炎]ダメージを与える。太陽武器が与えるダメージの種類を変更するソラリアン・クリスタル(170ページのソラリアン武器クリスタルを参照)を所持していれば、それを使って太陽の矢で与えるダメージ種別を変更することができる。この啓示は一度使うと、次に10分の休息を取ってスタミナ・ポイントを回復するまで、再び使用することはできない。
同調または完全同調している場合、この啓示を使用する際の遠隔攻撃ロールに+2のボーナスを得る。

16レベル

この"星の啓示"を選択するには16以上のレベルが必要である。
超重力(超常)/Ultimate Graviton グラヴィトン啓示
重力の力を操る能力が拡大するに伴い、君の持つグラヴィトン啓示(天頂の啓示は除く)の範囲が2倍になる。また、1体のクリーチャーを対象とするグラヴィトン啓示(天頂の啓示は除く)は、同時に2体のクリーチャーを対象とできるようになる。但し、対象のクリーチャーは互いに20フィート以内にいなければならない。また、君が持つ次のグラヴィトン啓示の威力が増加する。
重力無視:君の飛行速度が20フィート増加する。
重力アンカー:移動アクションとして、両方の種別の"重力アンカー"を得ることが可能となる。
重力補正:ボーナスがあらゆる〈軽業〉判定に適用され、落下によるダメージを受けなくなる。
反射:"反射"により攻撃の反射に成功した場合、次のターン開始時まで追加で攻撃を反射し続けることが可能となる。2回目以降の反射の試みには、反射攻撃ロールに累積で-2のペナルティを受ける。反射した攻撃が失敗した場合、この啓示を再び使うまで、それ以上の"反射"を試みることはできない。
超光子(超常)/Ultimate Photon フォトン啓示
光とエネルギーの力を操る能力が大幅に拡張される。あらゆるフォトン啓示(天頂の啓示は除く)の範囲が10フィート拡大する。また、1ラウンドまたはフォトン形態を離れるまで持続するフォトン啓示(天頂の啓示は除く)は、フォトン形態でなくとも1d4ラウンド持続するようになる。また、次のフォトン啓示の威力も増加する。
星詠みの感覚:通常の2倍先の未来まで視ることが可能となる。
生命の輝き:この啓示を移動アクションではなく即行アクションとして使用できる。
催眠の光:魅了できる期間が2倍になる。
星の勢い:次のターン開始時まで、自分のEACに+2のボーナスを得る。

天頂の啓示/Zenith Revelations

これらの"星の啓示"は、"天頂の啓示"のクラス特徴を得た場合に限り選択できる。

小星(超常)/Miniature Star フォトン啓示

フォトン形態に完全同調した際に、標準アクションとして星の幻影を創り出すことができる。星は半径10フィートの球体で、君のマス(君のサイズが大型以上の場合は自分の接敵面のいずれかの1マス)と、その接敵面から5フィート以内にある全てのマスを占める。星と同じマスにいる状態でターンを開始したあらゆるクリーチャーは、君のソラリアン・レベル2毎に1d6[火炎]ダメージを受ける。星の外だが5フィート以内でターンを開始したクリーチャーはその半分のダメージを受ける。17レベルになると、星の幻影を半径15フィートの球体として創り出し、自分とその周囲10フィート以内の全ての接敵面(合計21マス)に影響を与えることができるようになる。
クリーチャーは星を通って移動できるが星には重力があり、星の内部または星から5フィート以内のクリーチャーは、星の中心から離れる毎に2倍の移動量を費やさなければならない。この星は1d4+1ラウンドの間存在し、その後に君が移動してもその場に留まる。君は自分の"小星"の全ての効果に対する完全耐性を持つ。

光芒(超常)/Ray of Light フォトン啓示

フォトン形態に完全同調した際に、移動アクションとして自分自身を光線に変え、長距離の範囲内で見えるあらゆる空間に光速で移動できる。光を遮断、反射、散乱させるような障壁の中を通過して移動することはできない。光速よりも速く反応できるクリーチャーでない限り、リアクションを使用して君の動きを妨害したり、君に対して機会攻撃を行うことはできない。17レベルになると、望んでいるか気絶状態のクリーチャー1体に触れて光に変換し、同じアクションの一部として連れて行くことができるようになる。

陽光の加速(超常)/Solar Acceleration フォトン啓示

フォトン形態に完全同調した際に、標準アクションとして全力攻撃を行うことができる。さらに、この啓示を使用してから1分間、君と30フィート以内にいる最大6人までの味方はヘイスト(358ページを参照)効果を受ける。17レベルの時点で、ヘイスト効果により速度を増加(最大で当該のクリーチャーの通常の速度の3倍)させる範囲が60フィートまで拡大する。

星震(超常)/Starquake グラヴィトン啓示

グラヴィトン形態に完全同調した際に、激しく動く波紋を作り出して敵を倒すことができる。移動アクションとして、機会攻撃を受けることなく地面を自分の速度まで移動することができる。その移動を行っている任意の時点で隣接しているクリーチャーはそれぞれ1d8の殴打ダメージを受け、反応セーヴに失敗すると転倒して伏せ状態になる。転倒の影響を受けるクリーチャーは地面に立っている必要はなく、空中にいたが君と隣接しているクリーチャーはセーヴに失敗すると地面に倒れる。ソラリアン・レベルが8レベル以降で3得る毎にダメージが1d8ずつ増加する。17レベルになると、この啓示によって地面を自分の速度の2倍まで移動することができるようになる。

時間膨張(超常)/Time Dilation グラヴィトン啓示

グラヴィトン形態に完全同調した際に、敵の時間経過を遅くすることができる。標準アクションとして、30フィートの円錐形に重力波を投射する。君は円錐形内に存在するどのクリーチャーに影響を与えるかを選択する。それぞれの対象は頑健セーヴに失敗した場合、君のソラリアン・レベルに等しいラウンド数の間、スロー(377ページを参照)の影響を受ける。17レベルになると、セーヴィング・スローに成功した対象も1ラウンドの間、スローの影響を受けるようになる。

ワームホール(超常)/Wormholes グラヴィトン啓示

グラヴィトン形態に完全同調した際に、標準アクションとして繋げられた2つのワームホールを出現させることができる。ワームホールの1つは君に隣接していなければならず、もう1つは中距離(100フィート+ソラリアン・レベル毎に10フィート)の視界内であればどこでも出現させることができる。ワームホールはそれぞれ直径5フィートで、2つのマスの間の境界線上に出現する。君自身と君が精神的に指定した大型サイズ以下のクリーチャー("全てのクリーチャー"、"全てのラシュンタ"の様に同様の分類を指定できる)は、ワームホール間を移動できる。これは、いかなる次元にも属さない空間での移動として扱う。ワームホールに入ったクリーチャーは瞬時にもう一方のワームホールのある境界線上に隣接するマスへと移動し、そこで移動を継続することができる。ワームホールは君のソラリアン・レベルが2毎に1ラウンド持続する。17レベルになると、この能力を使って3つのワームホールを出現させることが可能となる。ワームホールに入ったクリーチャーは他の2つのワームホールのどちらから出るかを選択することができる。

クラスの構築

チャンピオン/Champion

テーマ:象徴
自分の手を汚してでも、仕える人々を守るために必要なことを行う。
能力値
【筋力】は命中させるために必要な最も重要な能力値であり、【敏捷力】および【耐久力】は行動を維持するために必要な能力値となる。
太陽の発現
ソーラー・ウエポン
星の啓示
重力アンカー (2レベル)
重力無視 (6レベル)
ワームホール (9レベル)
特技
《射撃逸らし》
《イニシアチブ強化》
《強行突破》
《一撃離脱》
《追尾》
《追尾打撃》
《武器熟練:上級近接武器》
技能
〈交渉〉
〈威圧〉
〈真意看破〉

宇宙傭兵/COSMIC MERCENARY

テーマ:傭兵
戦いで鍛えられた君は、常に次の仕事に備えている。
能力値
【筋力】は攻撃を命中させるために必要な最も重要な能力値となる。加えて【魅力】はより多くのリゾルブ・ポイントをもたらし、【敏捷力】および【耐久力】は持久力を与える。
太陽の発現
ソーラー・ウエポン
星の啓示
星の勢い (2レベル)
灼熱の軌道 (6レベル)
陽光の加速 (9レベル)
特技
《順応戦闘》
《不屈の闘志》
《リゾルブ追加》
《イニシアチブ強化》
《踏み込み》
《追加HP》
《武器熟練:上級近接武器》
技能
〈軽業〉
〈運動〉
〈威圧〉
〈知覚〉

輝ける探索者/LUMINOUS EXPLORER

テーマ:異邦探索者
未知の惑星を旅し、その惑星の動植物や文明を調べ尽くす。
能力値
【敏捷力】は攻撃を命中させるために必要な最も重要な能力値となる。【知力】および【判断力】は技能ボーナスを増加させる。
太陽の発現
ソーラー・アーマー
星の啓示
放射線 (2レベル)
光冠 (6レベル)
小星 (9レベル)
特技
《登攀の達人》
《抵抗強化》
《噴射突進》
《強行突破》
《回避移動》
《万能熟練》
《武器熟練:小火器》
技能
〈運動〉
〈神秘学〉
〈知覚〉
〈自然科学〉

追放者/OUTCAST

テーマ:無頼漢
君はかつて結束の固い組織の一員であったが、君の発現は彼らを怖がらせたために追放された。
能力値
【敏捷力】は命中とACの上昇に必要なため最も重要な能力値であり、【魅力】はより多くのリゾルブ・ポイントをもたらす。
太陽の発現
ソーラー・アーマー
星の啓示
暗黒物質 (2レベル)
反射 (6レベル)
時間膨張 (9レベル)
特技
《致命的な狙い》
《長銃習熟》
《強行突破》
《機動射撃》
《身躱しの射手》
《武器熟練:長銃》
《武器開眼:長銃》
技能
〈軽業〉
〈知覚〉
〈隠密〉

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