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〈運動〉(【筋】; 防具による判定ペナルティ)/ATHLETICS

垂直な面を登り、障害物を飛び越え、泳ぐことができる。

登攀/Climb

移動アクションの一部として、〈運動〉を使って斜面や壁などの急傾斜を登る、降りる、或いは横切ることができる。掴む場所があれば天井にも登ることができるが、全く何もない滑らかな面には登ることができない。判定に成功すると、これらの面を地上移動速度の半分の速度で移動することができる。判定に4以下の差で失敗した場合は進むことはできない。5以上の差で失敗した場合は落下する。登攀を行うための〈運動〉判定では"出目20"を選択することができない。登攀には少なくとも両手が必要となるが、片手で壁にしがみついている状態で呪文の発動や小火器による射撃など、片手だけでできる行動を行うことは可能である。壁を登っている際や壁にしがみついている際は立ちすくみ状態として扱う。登攀速度(259ページを参照)を持つ場合は登攀のための〈運動〉判定に+8のボーナスを受け、危険な状況以外では登攀のための〈運動〉判定を試みる必要がない。
登攀のための〈運動〉判定の難易度は登攀する対象に基づくが、重力や風、地表の状態などの環境的な条件に応じて調整される場合もある。これらの修正は累積し、該当するものを全て適用する。
登攀の対象難易度
45°を越える斜面、梯子、壁に沿った結び目のあるロープ5
壁に沿った結び目のないケーブルやロープ、壁に沿っていない結び目のあるロープ10
自然の岩肌や洞窟の壁、ケーブルの張られた人工の壁など凹凸のある表面や適度に手足を掛けられる壁面
壁に沿っていない結び目のないケーブルやロープ
両手でぶら下がっている岩棚
15
石やレンガの壁のような僅かに手足を掛けられる凹凸した表面20
宇宙ステーションの壁や氷壁のような、所々に手足を掛けることのできる比較的滑らかな表面25
足を掛けることのできない張り出しや天井30
完全に滑らかな表面-
状況難易度修正値
向かい合う2つの壁に踏ん張ることができる場所を登る-10
垂直の壁に踏ん張ることができる角を登る-5
無重量または低重量下での登攀-5
高重力での登攀*+5
濡れている、または少し滑りやすい壁+2
凍っている、またはかなり滑りやすい壁*+5
疾風の中での登攀(毎時21〜30マイル)+2
強風の中での登攀(毎時31〜50マイル)*+5
暴風の中での登攀(毎時51〜74マイル)*+10
台風の中での登攀(毎時75〜174マイル)*+20
竜巻の中での登攀(毎時175マイル以上)*+30
 *危険な状況; 登攀速度を持つクリーチャーであっても、これらの状況下では判定が必要となる。

跳躍/Jump

移動アクションの一部として〈運動〉を使用し、残っている移動距離の範囲で水平または垂直に跳躍することができる。跳躍の直前に10フィートの助走を行った場合、難易度は水平方向に跳躍するフィート数、または垂直方向に跳躍するフィート数の4倍に等しい。助走を行なわない場合、判定の難易度は2倍になる。難易度は"平衡感覚"のための〈軽業〉判定(135ページを参照)に適用されるのと同じ環境的な状況による修正を受ける。判定に失敗した場合は落下する。5以上の差でで失敗した場合、落下によるダメージを受けなくとも転倒して伏せ状態となる。35フィート以上の地上移動速度を持つクリーチャーは、跳躍のための〈運動〉判定に+4のボーナスを得る。このボーナスはクリーチャーの地上移動速度が40フィートを超えた10毎に4ずつ増加する。跳躍するための〈運動〉判定で"出目20"を選択することはできない。

水泳/Swim

移動アクションの一部として〈運動〉を使用して泳ぐことができる。判定に成功すると、水やそれに類する液体の中を地上移動速度の半分の速度で移動できる。判定に4以下の差で失敗した場合は進むことができない。判定に5以上の差で失敗した場合は水面下に沈む、またはより深く沈み、息を止めなければ溺れ始める(404ページを参照)。水泳移動速度(259ページを参照)を持たない場合には1時間泳ぐ毎に難易度20の〈運動〉判定を行い、失敗すると疲労によって1d6の非致傷ダメージを受ける。水泳移動速度を持つ場合、泳ぐための全ての〈運動〉判定に+8のボーナスを受け、危険な状況(下表を参照)以外では泳ぐための〈運動〉判定を試みる必要はない。
泳ぐための〈運動〉判定の難易度は一般的な条件下であることが前提であるが、水流や漂流物の存在などの環境的な状況に応じて調整することもできる。これらの修正は累積し、該当するものを全て適用する。

環境的な状況難易度
静かな水面10
荒れた水面15
大荒れの水面*20
大渦巻きの水面*30
 *水泳移動速度を持たない場合は"大荒れの水面"および"大渦巻きの水面"で泳ぐための〈運動〉判定で、脅威を受けている、または気が散っている状態でなくとも"出目10"を選択することはできない。
状況難易度修正値
若干の漂流物または乱流+2
大量の漂流物または乱流*+5
流れに乗って泳ぐ*+5
流れに逆らって泳ぐ*+10
液体の噴流や強い水流に逆らって泳ぐ*+15
 *危険な状況; 水泳移動速度を持つクリーチャーであっても、これらの状況下では判定が必要となる。

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