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アンドロイド/Android

人間に似せて複合技術により作られたアンドロイドは元々は従者であったが、その後独立して社会を形成した。アンドロイドは普通のロボットや船のAIのように、単にプログラムに従って動くだけではない。それどころかアンドロイドは自立した意識を持ち、魂により動いているのだ。これは、彼らが物ではなく人であると一般的に認められていることを示す大きな違いである。

能力値修正 +2【敏】、+2【知】、-2【魅】
ヒット・ポイント 4

サイズと種別

アンドロイドは(アンドロイド)の副種別を持つ中型サイズの人型生物である。

造られしもの/Constructed

クリーチャー種別を目標とする効果では、アンドロイドは人造と人型生物(一方の種別のみに影響を与える能力ではどちらの種別でも能力の影響を受けることができ、両方の種別に影響を与える能力については結果がより悪い方の影響を受ける)として扱われる。病気、[精神作用]効果、毒、睡眠に対するセーヴィング・スローに+2の種族ボーナスを得る。但し、特に人造を対象とした効果は除く。また、アンドロイドは呼吸をしないため、真空中でも通常の環境による影響を受けない。

卓越した視力/Exceptional Vision

アンドロイドは60フィートの暗視と夜目を持つ。詳細については263〜264ページを参照。

公式Erattaにより訂正

平坦な感情/Flat Affect

アンドロイドは相手の感情に惑わされるが、自分の感情は表に出さない。〈真意看破〉判定に-2のペナルティを受けるが、自分に対して試みられた〈真意看破〉判定の難易度は2増加する。

アップグレード・スロット/Upgrade Slot

アンドロイドは体に1箇所の防具アップグレード・スロットを備えている。アンドロイドが物理的な防具を着用しているかどうかに関わらず、このスロットを使って、軽装防具に装着可能な防具アップグレードを1つ装着することができる。

アンドロイドについて

アンドロイドを演じる

君は恐らく・・・
  • 理性的で頭の回転が速く、慎重に計画を立てて常に逃げ道に気を配る。
  • 権力を信用せず、他の者が自分を利用しようとしていると思い込む。
  • 機械を自然に理解し、機械を尊重する。
  • 動物やロボット、使用人をどう扱うかで人を判断する。
他の種族は恐らく・・・
  • 自分の感情を読み取るのが苦手だったり、感情がないと思っている。
  • 君の造られた身体と不老に嫉妬している。
  • 純粋な生物学的な生命体に比べ、どこか劣っていると思っている。
  • 君は迅速で複雑な論理プロセスに従うことは困難だと思っている。

身体的特徴

アンドロイドはファウンドリーと呼ばれる科学技術的な保管所で造られた生体工学的な人造物である。最初のアンドロイドはその身体の大半が生物学的なものであり、人間との区別が難しかったと考えられているが、現代の設計はより多様性を増した。多くのアンドロイドは金属製の骨格を持ち、人工臓器や生体を支えるプロセッサを搭載している。ほぼ全てのアンドロイドは人型生物の様な体型と、フルパワーで動作するときに皮膚が光るタトゥーに似た回路を持っているが、それ以外にもアンドロイドの設計や役割、性格などによって外見が異なる。人間社会に溶け込もうとする者もいれば、機械的な性質を意図的に見せる者もいる。アンドロイドの中には他の種族を模して造られたり、カスタマイズされたりするものもあるが、そのようなモデルは比較的珍しい。アンドロイドはその生物学的な構成要素のため食べたり眠ったりする必要があるが、人造の存在であるため人間のように繁殖することはなく、生物学的には性別を必要としない。ある者は男性か女性かを強く認識し、ある者は流動的に変化し、或いは全く無視する。また、かつて奴隷的な存在であった時代の名残で、哲学的な理由から積極的に拒否する者もいる。
アンドロイドの体はナノマシンと呼ばれる小さな機械で構成されているが、その複雑な神経系は有機生物と同じように魂を引き寄せて統合されている。ほとんどのアンドロイドは誕生した時点で完全に成熟しており、修理を欠かさない限り技術的には永遠に生きることができる。だが、ほとんどのアンドロイドは100年程度経過した時点で自発的に体を解放し、新しい魂を宿すのである。これは再生と呼ばれるプロセスで、自殺というよりは子孫を残すことと見做されている。

故郷

パクト・ワールドにおけるアンドロイド技術は、一般的にはギャップ以前の時代にゴラリオンで開発されたと考えられているが、最初のアンドロイドは実際には彼方の星系からの旅人であったという有力な情報もある。現代ではパクト・ワールド中の様々な企業がアンドロイド製造の謎を解明し、危険な作業に最適な安価で熟練した労働力としてアンドロイドを大量に生産するようになった。この習慣は150年程前まで続いていたが、シストの反乱を発端とするアンドロイドたちの蜂起がパクト・ワールド全体に拡大し、今や伝説となったアンドロイドの革命家セルファエウス-6による"オートマトンの主張"として知られる演説と相まって、パクト・ワールド全体の政府が全てのアンドロイドを独立した市民として公式に認めた。だが、その決定はパクト・ワールドの規制の緩い部分に付け入る悪徳企業が違法にアンドロイドを奴隷としたり、誕生したばかりのアンドロイドに自分たちの製造費用分の"仕事"をさせたりすることを完全に防止するものではなかった。アンドロイドはパクト・ワールドのどこでも見つけることができるが、多くのアンドロイドは国際的なアブサロム・ステーションやアバロンの機械都市、そしてディアスポラの自由に惹き付けられる。

社会と属性

アンドロイドの社会には偏狭な傾向がある。アブサロム・ステーションを始めとする大抵の居住区でアンドロイドは公平に扱われているが、多くのアンドロイドは自分たちの種族が奴隷として扱われていたことを忘れておらず、"不自然"な出自に起因する他の種族からの偏見や、アンドロイドが老化の心配から解放されていることへの嫉妬を強く意識している。そのため、ほとんどのアンドロイドは同種の者たちに身内意識が強く、互いを助け合うために積極的である。また、自分に良くしてくれる他の種族と絆を深めることもある。一般的に信じられていることとは異なり、アンドロイドの優れた推論能力は感情を排除するものではなく、ほとんどのアンドロイドは感情を敏感に感じ取っている。中には特定の感情を処理したり、伝えるのが苦手な場合もある。アンドロイドの平均的な性格は現実的な中立であり、自分や友人の幸福を第一に考えている。

関係

アンドロイドは見知らぬ者に対して警戒心を抱く。自分たちの原型とも言え、最も頻繁に抑圧を受ける存在である人間とは最も緊張した関係を築いている。アンドロイドが最も親しみを感じるのは、同じように奴隷にされ価値を認めてもらえないということを知っているシーレンである。また、カサーサの自給自足力を尊重している。アンドロイドは奴隷商人とみなしてヴェスクを嫌っており、イソーキのおどけた行動を不承不承ながら容認している。

冒険者

アンドロイドが冒険する理由は様々である。生活の糧を得るため、自分たちの種族の起源を探るため、或いはアンドロイドや他のクリーチャーを隷属から救うためである。戦場での迅速な判断力はオペレーティブやソルジャーに最適で、機械への親和性により優れたメカニックやテクノマンサーになる。

名前

アンドロイドには統一された名前の付け方は存在しない。多くのアンドロイドは自分が最初に目覚めた文化や、自分が好むメディアから名前をもらい受ける。また、外見や性格、功績に基づいてコールサインのような名前を受け入れる者もいる。他にも機械的な性質を意図的に思い出させるために数字を使う者や、名前と数字を組み合わせ、魂が宿る身体が何回再生したかを示す者もいる。アンドロイドの名前の例としては、アシャ、ブルー17、エメネ3、フリック、ガロ、イセフ、メロディ、ナーガ、オラス、ストリンガー、トゥエンティ、ヨセなどがある。

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