Starfinder-jp

君は魔法、宗教、次元界、呪文発動の分野で教育を受けているため、魔法のアイテムや呪文を識別し、自分で魔法のアイテムを作成することができる。

必要な〈神秘学〉ランクを有している場合、魔法のアイテムを作成することができる。作成ルールについては235ページを参照すること。

〈神秘学〉を使用して、魔法の罠やその他の魔法のアイテムを無効化することができる。これは〈工学〉技能の"装置の無効化"と同様に機能し、判定の難易度は罠そのものに依存する。魔法の装置を無効化するための〈神秘学〉判定で"出目20"を選択することはできない。

呪文の発動をはっきりと見ることができれば、〈神秘学〉を使って対象の呪文を識別することができる。この判定の難易度は10＋5×呪文のレベルに等しい。これはアクションを必要としない。呪文を識別するための〈神秘学〉判定では"出目10"または"出目20"を選択することはできない。

〈神秘学〉を使用して（魔法）の副種別を持つ人造、副種別を問わずドラゴン、フェイ、魔獣、来訪者、アンデッド（133ページを参照）を識別することができる。

ディテクト・マジックを発動するアクションの一部として〈神秘学〉を使用し、魔法のアイテムおよび混成アイテムの特性、合言葉を識別することができる。この判定の難易度は15+1.5×アイテム・レベルに等しい。通常、魔法のアイテムを識別するための〈神秘学〉判定は24時間に1回しか行えず、その期間内に複数回試みた場合は失敗に終わる。しかし、アイデンティファイ呪文を発動すれば、同じ24時間の間に2回目の判定を試みることができ、その判定には+10の洞察ボーナスが与えられる。但し、情報ネットワークやダウンロードしたデータセットにアクセスできるなどで調査を行うことができる場合に限る。

〈神秘学〉を使用して錬金術の理論、秘術の印章、神格、魔法の伝統、次元界、宗教的伝統と印章、および関連する話題に関する知識を呼び出すことができる（133ページを参照）。

〈神秘学〉を使い、君が触れることができる魔法のアイテムおよび混成アイテムを修理することができる。修理には通常1時間掛かる。自分が作成した装備品であれば、通常の半分の時間で修理することが可能である。判定の難易度は15+1.5×アイテム・レベルに等しい。アイテム・レベルのない魔法的な物体の場合、GMは物体の複雑さに基づいて難易度と修理に必要な時間を決定する（指針については142ページの〈工学〉技能の"アイテムの修理"を参照）。成功すれば〈神秘学〉判定の結果に等しい数のヒット・ポイントを回復する。判定に10以上の差で失敗した場合、そのアイテムに対して更に1d4のダメージを与える。このダメージでアイテムのHPが1未満になることはない。
損傷してはいるが破壊には至っていない場合、修理に費用は掛からない。その場合は修理を試みる都度、アイテム・レベル（233ページを参照）毎に10UPBを消費する。破壊された装備品は〈神秘学〉技能で修理することはできない。
アイテムおよび物体を修理するための〈神秘学〉判定で"出目20"を選択することはできない。