Starfinder-jp

搭乗物の運転、スターシップの操縦、航行させる方法を身に付けている。

スターシップ戦闘（320ページを参照）の最中に砲術判定を試みる場合、自分の〈操縦〉ランクか基本攻撃ボーナスのいずれかを使って攻撃ロールを計算することができる。

〈操縦〉を使用し、"航行"または"宇宙飛行"を行うことができる。これにより車両や艦船を意図する方向に導いたり、より長い航路を計画することが可能になる。頻繁に訪れたことのある星系に航路を設定するには10分の時間を要し、難易度10の〈操縦〉判定に成功しなければならない。あまり馴染みのない星系への航路の設定はより難しくなり、目的とする星系に関する情報が必要となる。また、道に迷っている最中は"航行"の難易度は増加する。
星系間航路図の作成判定で失敗したが、その差が9以下であった場合、君は誤った航路図を作成したことに気付き、出発前に再度判定を試みることになる。判定に10以上の差で失敗した場合、君は自分の計算が誤っていることに気付けず、目的地に到着するまで通常より長い時間が必要となる（通常のドリフト航行では余分に1d6日が掛かる）。GMの判断で、代わりに見知らぬ星系に到着したり（そこから本来の目的地までの航路図を作成するには、難易度25の〈操縦〉判定に成功しなければならない）、本来の目的地に到着した際には、君のスターシップのエンジンが故障して致命的損傷状態（321ページを参照）を受けている可能性もあるだろう。
対象の空間領域や惑星に精通しているかどうかで、"航行"および"宇宙飛行"のための〈操縦〉判定の難易度が決定される。GMはこの難易度を出発地や目的地に関する情報量や、航行が特に困難な場所かどうか（例えば道なき砂漠や奇妙な星雲など）に基づいて（通常5から10程度）修正することができる。

精通度合	難易度
よく訪れる場所や拠点	10
たまに訪れる	15
馴染みがない	25

スターシップ戦闘で操縦士の役割を担う場合、〈操縦〉技能を使って機動や曲芸飛行を試みたり、その他の方法でスターシップを操縦する。詳細については324ページを参照すること。

搭乗物（278ページを参照）を操縦する際に、安全に全速力で疾走する、巧みな機動を行う、戦闘を行う、或いは追跡を行うための〈操縦〉判定を試みる。より高度な搭乗物は操縦が難しいため、搭乗物の操縦に関するほとんどの判定の難易度は、搭乗物のアイテム・レベルに応じて増加する。