Starfinderルール翻訳を行うwiki

ラシュンタ/Lashunta

他の多くの人型生物の種族から理想とされ、生来のサイキック能力を持つラシュンタは、完璧な学者であると同時に賢明な戦士でもある。能力や社会的役割の異なる2つの専門的な副種族に生まれながらにして分かれている。

能力値修正 +2 【魅】、+2 【筋】、-2 【判】 (コラシャ) または+2 【魅】、+2 【知】、-2 【耐】 (ダマヤ)
ヒット・ポイント 4

サイズと種別

ラシュンタは(ラシュンタ)の副種別を持つ中型サイズの人型生物である。

性的二形性/Dimorphic

全てのラシュンタはキャラクター作成時に【魅力】+2を得る。コラシャ・ラシュンタは筋肉質であるが(キャラクター作成時に【筋力】+2)、しばしば向こう見ずで注意力に欠ける(キャラクター作成時に【判断力】-2)。ダマヤ・ラシュンタは一般的に機転が利き、話上手であるが(キャラクター作成時に【知力】+2)、やや繊細である(キャラクター作成時に【耐久力】–2)。

ラシュンタの魔法/Lashunta Magic

ラシュンタは次の擬似呪文能力を得る:
回数無制限:デイズ、サイコキネティック・ハンド
1回/日:ディテクト・ソウツ
擬似呪文能力については262ページを参照。これらの効果の呪文レベルはラシュンタのレベルに等しい。

限定的テレパシー/Limited Telepathy

ラシュンタは30フィート以内にいる同じ言語を話すクリーチャーと精神的な会話を行うことができる。複数のクリーチャーと同時にテレパシーで会話するのは、複数の者が話しているのを聞くことと同様に難しい。

学びの徒/Student

ラシュンタは学ぶことを好み、選択した任意の技能2つに+2の種族ボーナスを得る。

ラシュンタについて

ラシュンタを演じる

君は恐らく・・・
  • 学習や自己啓発、技能と力の実践と完成を深く評価する。
  • 天性のリーダーで、ダマヤは穏やかでカリスマ性があり、コラシャは騒々しい。
  • 他の種族も耳に出来る言葉を発することに苛立ちを覚えることもある。
  • 人を見る目に長け、信頼に値する相手とは深い絆を築く。
他の種族は恐らく・・・
  • 君の生来の魅力と個性の強さに、賞賛と憤りを同時に感じている。
  • 君が何でも知っていると期待したり、君が気取って自分を見下しているように見えてしまう。
  • テレパシーで自分の心が読まれてしまうのではないかという不安を感じる。
  • 実力主義社会は啓発されたものに見えるが、企業の力が影響しているのではないかと疑っている。

身体的特徴

ラシュンタと呼ばれるテレパシー能力を持つ人型生物は、捕食者の多いカストロヴェルという世界で生き残るために、青年期に受けたストレスに応じて2つの亜種の何れかに成長するよう適応遺伝学を進化させた。長身で知的なダマヤは順応性が高く、政治的指導者や大使として活躍し、背が低く体格の良いコラシャは命知らずで、戦士や探検家として活躍している。何れの亜種も生来のテレパシー能力を発揮するための額の短い触角と、顔に現れる様々な色の渦巻き形や盛り上がった模様は個体毎に異なる。ラシュンタは生まれつき備わるフェロモンと、ほぼ完璧な身体的均整美により、ほとんどの人型種族は何れの亜種のラシュンタに対しても無意識の内に(時には不安になる程の)魅力を感じる。
どちらの亜種も同じ遺伝子を持つため、交配して子供を作ることができる。全てのラシュンタの子供たちは、両親から顔に現れる模様の色や特定の特徴を受け継ぐが、どちらの亜種になるかは自分次第である。現代のラシュンタは青年期に行われる精神的な儀式や意志の力を用い、子供がどちらの亜種に成長するかを決定する能力を身につける。この能力とは、特定の後成的遺伝子を活性化し、他の後成的遺伝子を停止させるものである。ラシュンタの都市国家の中には、行政が実施する適性検査などで子供を特定の方向に導こうとするものもあるが、ほとんどのラシュンタは子供の選択を強く信じている。古代ラシュンタの歴史では男女の役割が明確に分かれていたため、亜種は性別とほぼ相関関係があったが、ラシュンタの文化がより平等になるに連れ、2つの亜種の男女比率はほぼ均等になっている。

故郷

ラシュンタはカストロヴェルで最も優れた種族であり、長い間この惑星に多く存在し、頂点に君臨する捕食者たちから身を守るために独立した都市国家を形成してきた。一方でラシュンタは数多くの魔法のポータルを持ち、宇宙旅行が始まる以前から他の世界と定期的な往来があった。特にアキトンの社会とは密接な関係を築いている。

社会と属性

ラシュンタの社会は実力主義であることを標榜しているが、その指導者は伝統的に女性で、戦時中を除けば通常はダマヤが務める。ダマヤとコラシャのラシュンタは共に教育を最高の使命の一つと考えており、ラシュンタの学者は太陽系内でも名高い。また、カストロヴェルの生態系は危険に満ちており、政府も存在しない。ジャングルに巣食うモンスターたちから集落を守るための戦士が必要とされるため、兵役も重視されている。これらの兵士の中で最も象徴的なのは伝統的なショタラーシュ騎兵である。これは軽装騎兵で、乗騎として用いているソーリアンとはテレパシーで結ばれ、その名前もソーリアンから取ったものである。
概してラシュンタは自己啓発と名誉、共同体の防衛に重きを置くため善属性の傾向がある。ダマヤは秩序的で、コラシャは混沌的な傾向がある。

関係

ラシュンタはあらゆる文化には教えるべきことがあると考えている。ラシュンタの外交官としての卓越した能力のお陰で、大抵の他の種族は彼らを尊敬し、同盟者、或いは少なくとも合理的な仲間と見なしている。ヴェスクは彼らの戦士たちを称賛し、アンドロイドとカサーサは彼らの論理と学問に一目を置いている。人間は彼らの知識を尊重するが、ラシュンタの当惑させるような魅力と対面してばつの悪い思いをする恐れがある。ラシュンタは昆虫のフォーミアンとの何千年にもわたる戦いにようやく終止符を打ったが、多くのラシュンタは未だに似た種族との交流を好まず、いつか"虫たち"が団結して自分たちに対抗してくるのではないかと懸念している。

冒険者

ラシュンタが故郷を離れるのは知識や能力の成長のためであったり、或いは単純な悟りを得るためであることが多い。経験は最良の教師であり、発見の興奮はラシュンタの冒険者が富の約束と同様に、失われた伝説の噂によって新たな世界に引き込まれる可能性を示す。勿論、知識をカストロヴェルに持ち帰ることで得られる名声が、残りの人生を企業の顧問や大学の教授として最高の快適さで過ごせることを保証するものであることを鑑みれば、この知識の探求はそれほど崇高ではないと言える。ラシュンタの冒険者はエンヴォイ、テクノマンサー、メカニックであることが多いが、ソルジャーやオペレーティブも多い。後者はカストロヴェルとその周辺で有力な政治勢力として多くの都市国家をも凌ぐ、ラシュンタが所有する数多くの強力な企業によって訓練され、雇用されている。

名前

ラシュンタの命名規則は都市国家によって大きく異なるが、多くの場合は他の種族から音楽的で優雅に聞こえるように、音色的な要素を含んだ柔らかい音を好む傾向がある。ラシュンタの名前の例としては、ドマッシュ、ヒソリ、キマ、コパロ、メーナラ、ノマエ、オラエウス、ライア、シーズ、ソリン、タエオン、ヴァリクアラなどがあります。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

メニュー2

コア・ルールブック

  • 第11章:Game Mastering
  • 第13章:Pathfinder Legacy

Pact Worlds

開くメニュー

【メニュー編集】

メンバーのみ編集できます

メンバー募集!