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人間/Human

野心的で創造的、そして果てなき好奇心を持つ人間は、良くも悪くも近隣のどの種族よりも星系とその先の宇宙を探索する意欲を示してきた。パクト・ワールド全体の交流と組織化という新しい時代の到来に貢献し、その情熱と粘り強さが称賛されている。だが、行動が先行して後から結果を考慮すると言った傾向があるため、人間たちと共に仕事をしたいと考えている種族にとっては障害となることもある。

能力値修正 任意の能力1つに+2
ヒット・ポイント 4

サイズと種別

人間は(人間)の副種別を持つ中型サイズの人型生物である。

ボーナス特技/Bonus Feat

人間は1レベルの時点で追加特技を1つ選択して獲得する。

熟練/Skilled

人間は1レベルの時点と以降の各レベルで1の追加技能ランクを得る。

人間について

人間を演じる

君は恐らく・・・
  • 自ら描く物語の主人公であり、きっと何か偉大なことを成し遂げる運命にあるのだと考えている。
  • 革新的で柔軟性と才能を持ち、人間の困難へ対処する力を誇りに思っている。
  • 他の人種と良好な関係を築き、他の文化や社会から学ぶ。
  • 情熱的な信念を持ちながらも、自分の利益に関係するとなるすぐに考えを変える。
他の種族は恐らく・・・
  • 活動的で適応力がある一方で、感情的で衝動的、暴力的な傾向があると見ている。
  • 先祖代々の故郷を失った君を気の毒に思ってはいるが、自分たちの世界を欲しがるのではないかと懸念している。
  • 君が自信を持っていることを傲慢と捉える。
  • 他の人種と良好な関係を築く能力は尊敬に値するが、自分の文化を持たない慎重さに欠ける種族であると思っている。

身体的特徴

人間には体型や肌の色、顔の形など様々な遺伝的特徴があるが、現代の人間社会ではこの様な遺伝学的な小さな違いはあまり意味を持たない。それよりも環境に適応しようとする人間の傾向があるため、人工的な身体拡張や異星人のインプラント、重力のない小惑星で働く坑夫の細長い手足などのより大きな違いを持つ。これらの違いは現代の人種を定義する際には古代の地理や肌の色よりも遥かに重要視されているのである。だが、アキトンに住む真紅色の肌を持つ人間や、アズラント星間帝国の謎に満ちた邪悪な人間のように、古代の文化的集団は今なお認識されている。

故郷

ゴラリオンで誕生した人類は、故郷が消滅する前からアキトンを中心とした太陽系の他の惑星にも広がり始めていた。しかし、ゴラリオンが消滅したことにより、この探索者たちは意図せず移住することになってしまったのである。現在、アブサロム・ステーションは紛れもなく人間文化の中心地となっているが、太陽系内のほぼ全ての惑星に人間が存在し、異星人社会に溶け込んだり、新たな世界にコロニーや住居を築いている。
パクト・ワールドの全ての一般的な人種の中で、ギャップにより最も大きな打撃を受けたのは恐らく人間だろう。ゴラリオンが消滅したことで人類は自分たちの社会を紐解き、再構築するための痕跡をほとんど失ってしまったのである。アブサロム・ステーションを始めとする人間が多く暮らす世界には、人類の古代の歴史に関する文書が残されている。しかしながら、それが現代の人類社会とどの程度の関連性があるのかについては激しい議論が行われている。一部の者にとって、これらの古文書は名前や哲学から古代の派閥に至るまでのあらゆるものを現代に引き込むことで、その起源と結びつく機会を提供する。だが、大多数の人々からは、この手段は後進的なものと見なされている。自分を生かすも殺すも未来次第であるのに、消えた世界の埃だらけの過去など誰が気にするというのだろうか。

社会と属性

人間社会の多様性は、他の種族にとって魅力的であると同時に苛立たしいものでもある。僅か数マイルしか離れていない場所に位置する人間の居住地同士で政治の様式や社会的慣習が大きく異なっていたり、ある派閥が暴力的な異民族征服を推進する一方で、別の派閥は交易と友好だけを求めていたりするのだ。人間社会全体について言えることは、常に流動的で古い文化であっても常に適応し、自己改革を行っているということである。この特徴は人類が何千年も存在しているにも関わらず、しばしば"未成熟"の種族と見られる原因となっている。その結果、人類は特定の属性への傾向性があるとは断言できない。しかし、異星人たちの多くは、このことから人間を混沌とした存在だと言うかも知れない。

関係

人間は太陽系の他の部分を繋ぎ合わせている。居住可能な環境であれば所かまわず探検して開拓したいという果てしない欲求を持つ人間は、他の種族との間で貿易や仲介を行うためには最も適した立場と言える。自分たちの惑星を持たない人間にとって、他の文化に溶け込むことは魅力的である。一方で全ての種族が人間たちのウイルスにも似た広がり方を評価している訳ではない。取り分けヴェスクは人間に対して警戒心を持ち、それは人間の拡張主義と暴力の傾向性が自分たちと余りにも似ているからである。多くのアンドロイドは自分たちの生みの親とも言えるこの種族と緊張した関係性を保っている。最も友好的な種族でさえも、自分たちの中にいる少数の人間があっという間に多数派を占めるようになるであろうことを意識している。

冒険者

野心と行動への欲求は人間の特徴であり、数え切れない程の人間たちが富と名声、知識、興奮、その他の状況を良い方向に導く手段を求めて故郷を後にする。ドリフト航行が発見され、今や欠かせぬ恒星間旅行が可能となって以来、人類は経済的な好機と野心に駆られて新世界を開拓してきた。人間はその多様性と適応性により、重装備のソルジャーから魅力的な使節のエンヴォイまで、冒険団の如何なる役割も担うことができるだろう。

名前

人間の名前は全くの新しいものであったり、地域の伝統や異国の言語から拝借した言葉であったり、消滅してしまったゴラリオンの文化を思い起こさせるようなものも存在する。ギャップ以前の記録が失われたことにより、個人が自分の系譜をゴラリオン時代にまで遡ることはほぼ不可能である。そのため、古代史から引っ張ってきた名前は本当の意味での民族的伝統ではなく、主張されたものである。人間の名前の例としては、アキフ、アレザンダル、アマーレ、バオロ、ベイラー、ダライリアン、ハッヂ、ハイ・ミン、ヒリコ、イオラーナ、ヨクブ、コルワ、モーウィルス、ナヴァシ、パオ、パサラ、ラジーヤ、レヴヒ、サーバ、セファイア、シグニ、ヴァルキ、ヨンなどがある。

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