kagemiya@ふたば

【出典】小説「オペラ座の怪人」
【CLASS】バーサーカー
【マスター】リュシエンヌ・トランティニャン
【真名】エリック
【異名・別名・表記揺れ】オペラ座の怪人ファントム・オブ・ジ・オペラ
【性別】男性
【身長・体重】176cm・66kg
【肌色】白、一部黄色　【髪色】白　【瞳色】翠
【外見・容姿】素顔を仮面で隠した、黒い外套姿の男
【地域】欧州
【年代】1880年
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力：C　耐久：C　敏捷：B　魔力：C　幸運：D　宝具：B

理性と引き換えに驚異的な暴力を身に宿すスキル。
エリックの場合はステータスへの恩恵が少ない代わりに理性を保っており、意思疎通が可能。
ただし声の美しい女性を見ると精神判定が発生し、失敗すると興奮状態となり暴走してしまう。

異性に対する魅了の魔術的効果として働く。
対魔力で回避可能であり、持っていなくても抵抗する意思があればある程度軽減できる。
その醜悪な外見に反し、エリックの歌声は「天使」と称されるほどの美声であった。

愛した標的と、その相手に付き纏う者への執着性。
対象の追跡判定に大きくプラス補正がかかり、見失っても高い確率で再発見することが可能。
エリックの場合、判定次第では敵に気づかれずに追跡することもできる。

歌の才能を目覚めさせ、育てる技術。『英雄作成』の歌姫版。
女性の持つ音楽系スキルを強化し、持っていない場合は付与できる。
普通の女性や自身にも効果を発揮できるが、美しい声の女性に対して使用するとその効果は倍近く上昇する。
クリスティーヌを優れたオペラ歌手へと育て上げるなど、その音楽の才能は紛れもない本物である。

ランク：B　種別：対人宝具　レンジ：1(1〜50)　最大捕捉：1人(500人)
彼の物語の舞台となったオペラ座「ガルニエ宮」を召喚する宝具。
閉じ込めた敵に罠による攻撃と緊張・恐怖といった精神デバフを与え、歌姫と定めた女性に自信・冷静といった精神バフなどのプラス効果を付与する。
また、ガルニエ宮における音楽・歌唱系能力の行使に干渉でき、自由にプラス・マイナス補正をかけられる。
これによって歌姫の才能を大きく発揮させると同時に、彼によって声を失ったカルロッタと同じように歌姫の邪魔となる存在を貶める。
加えてこの宝具内でエリックはAランクの気配遮断に相当する効果を得るため、対応するスキルがない限り、彼を発見することは非常に困難となる。
奥の手は、小説では使用されなかった爆弾も起動させ、『壊れた幻想ブロークン・ファンタズム』で閉じ込めた敵を巻き込んでの爆破。
弱点は大規模故の魔力消費の激しさ。ただでさえバーサーカーで高燃費なのでマスター次第ではしっかり準備しないと1回の使用すら難しい。

複数の敵を攻撃することができるにも関わらず『対人宝具』に分類される。
これはエリックにとってこのオペラ座は歌姫1人のためのものであるから。

なお、オペラ座ではあるが音楽・歌唱に関係することであれば別の用途にも使用可能。
歌姫の音楽の方向性次第で、ロック音楽や演歌コンサートの会場にもなる。

エリックは奇術の達人でもあり、これらの道具を武器として使用する。
また落ちるシャンデリアなど、ガルニエ宮の罠だけを召喚することもできる。

その天使の歌声を用いた攻撃。
暗示や洗脳といった精神干渉や大声量による聴覚への攻撃を行う。

フランスの作家ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」に登場する男。
オペラ座「ガルニエ宮」に住みついた怪人で、主人公であるオペラ歌手クリスティーヌ・ダーエに恋し、彼女に強い執着心を見せる。

彼はガルニエ宮の仕掛けを熟知しており、それらを利用して姿を見せることなくオペラ座のマネージャーに様々な要求をしていた。
ある時、クリスティーヌではなく彼女を嫌うオペラ歌手カルロッタが舞台にあがると、エリックは彼女の声を失わせ、シャンデリアを客席に落下させた。
エリックのクリスティーヌへの執着はどんどん増していき、とうとう彼は彼女をオペラ座の地下室に誘拐し、自身を愛することを望む。
しかしエリックの醜い素顔を見てしまったクリスティーヌはこれを拒み、エリックは一度は諦め、自分を裏切らないことを条件に彼女を解放した。

だがその後、楽屋の裏から聞こえるエリックの指導で歌姫として成長するクリスティーヌの様子を、彼女の恋人ラウルが知ってしまう。
ラウルはクリスティーヌからエリックとの一件を聞き、彼女をエリックから守ろうとするが、エリックはそれをオペラ座の仕掛けを使って盗み聞いていた。
そして次の舞台においてエリックは再びクリスティーヌを誘拐し、彼女を追ってきたラウルを捕えて人質とし、彼女に自身との結婚を迫る。
しかしクリスティーヌはそんなエリックを憐れみ、その醜い素顔の額にキスをする。
母親からも愛されなかったエリックは彼女の愛に改心し、クリスティーヌとラウルを解放したという。

かつては愛を欲するあまり暴走と凶行を成した青年だったが、改心した今はそういった感情は薄い。
普段は落ち着いた性格。寡黙だが行動的で、女性に優しい紳士。
しかし「歌姫を求めた怪人」として英霊となったが故に、美しい声の女性への執着心は彼の心の奥深くに根を張っている。
そういった女性を見てしまうと、浄化された筈の想いが沸き上がり、狂気に飲まれぬよう必死で耐える姿を見せる。
そして悲しくも理性が負けてしまった時、かつての彼、愛する歌姫のためならば手段を択ばぬ“怪人”と化してしまう。
この状態となった彼は歌姫の周りにいる者全てを害そうとするが、歌姫が想いを込めた歌を届けることで理性を取り戻すことができる。

音楽そのものへの関心はそれほど高くないが、音楽に励む人(特に女性)を応援しようという気持ちは強い。
教えを乞われれば存分に応える。ただしその1人に集中し過ぎて、それ以外を蔑ろにしてしまうことはある。
また奇術の達人でもあり、罠を仕掛けたり見抜くことを得意とし、建物の構造を理解することにも長けるなど知性的な一面もある。
素顔は極力隠そうとするが、自身の醜さに関する恐怖と絶望は殆ど克服しており、望まれれば見せる。
醜いと言われてもそこまで堪えないが、美しい声の女性にそう言われたりすると“怪人”と化してしまう。


イメージカラー：暗闇に浮かぶ白
特技：歌唱、奇術、ストーキング
好きなもの：クリスティーヌ、美しい声の女性
嫌いなもの：自分自身、(歌姫と自分を邪魔するもの)
天敵：高圧的で傲慢な女性
願い：歌姫の力になりたい/自分だけの歌姫が欲しい

【一人称】私　【二人称】貴方、貴女、お前　【三人称】彼、彼女

リュシエンヌ・トランティニャン：マスター

ファントム・オブ・ジ・オペラ：我が名を役として羽織る者

カオスリレー用に作成
キャスターのライバルポジでありアンノウンに殺される役だがアンノウンの秘密に気づくカギになるかも
予定は未定
[フリー素材]