ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

…………昔話をしよう。

世界がまだ決まった形を持っていなかった頃、今で言う北欧の辺りに一人の男がいた。
男は兄弟達と原初の巨人を解体して世界の枠組みを作り…いや、正確に言うならば世界の在り方を固定、安定させた。

男は神の座に付くと、世界を見渡した。
世界を見渡した男は、世界とは自分が枠組みを作った領域だけではなく、もっと広い事を知り、世界の全てが知りたいと考えて知識を求めた。
知識を得る中で世界に迫る脅威と自分の領域に滅びが訪れる事を知った男は手を尽くした。

王の娘達を自らの配下とし、死んだ戦士達の魂を捕らえ自らの屋敷に呼び寄せ戦力とし、二人の息子を殺し、義兄弟だった愚神を自称する神を閉じ込め、その息子の蛇竜を投げ棄て、魔狼を拘束し、滅びに備えた。

だが、結局は封じた筈の魔狼に噛み砕かれ、男は死んだ。
男は最期の瞬間、この先の世界がどうなるのか憂いながら死に、それで終わる筈だった。

…………俺の知る男(俺)の記憶はそこまでだ。
まぁ、奇しくもサーヴァントとして召喚されて世界のその後を知れたわけだがな。
ん?ある世界では炎の巨人の暴走で、封印と引き換えに相討ちになった?ほぅ、それは興味深い……話がズレたな

だが、ある世界では死の瞬間、世界が男に取引を持ち掛けたらしい。
死後を委ねれば望みを叶えよう、死んだ後も知る事が出来る、と。
躊躇いなく世界と契約した男は世界を焼き付くした巨人の炎と終末を迎えた世界の一部を取り込んだ。
結果、破壊の後に再生される筈だった男のいた世界は焼き付くされ、その世界は剪定、汎人類史から外れた。
そして、終末を取り込んだ男は世界を滅ぼした存在、大敵として座に記憶された……全く厄介な事だ。

何故、そんな話をするかだと? ……よく聞け、マスター。
出来る限りの準備を、神殺しのサーヴァントを集めて備えろ、俺の霊基が告げている。 遠くから角笛の音がする、近い内にアイツが、ヤツが、俺が来る!
『アークエネミー』の『オーディン』が来るぞ!
─────────グリームニル


【フリー素材】


時は来た、これより始まるのはラグナロクの再演。
我が試練を乗り越えられなければ、自らの内より出でし愛憎の獣や彼方より来る遊星の使者、正統たる汎人類史から外れた異聞帯に打ち勝つ事など到底不可能!
さぁ人類よ! 我が望み通りの勇士である事を!人が神に代わりこの星を受け継ぐ資格があると証明して見せろ!
グリームニル仮面を外した我が真の名はオーディン!
北欧の大神にして、世界の滅びラグナロクその物である!

基本情報

【元ネタ】北欧神話
【CLASS】アークエネミー
【真名】オーディン〔ラグナロク〕
【表記揺れ】オージン、ヴォータン(ドイツ読み)、オティヌス(ラテン語表記)
【性別】男性
【身長・体重】 185cm・75kg
【肌色】白 【髪色】灰色 【瞳色】金
【外見・容姿】白磁の仮面を被り、黄金の兜と鎧を身に付け、青いマントを羽織り乗騎スレイプニルに跨った筋肉質の壮年の男性
【地域】北欧
【年代】?
【属性】秩序・中庸
【天地人属性天
【その他属性】人型・神性
【ステータス】筋力:B+ 耐久:C 敏捷:A(スレイプニル搭乗時本人はC) 魔力:EX 幸運:E--- 宝具:EX

【クラス別スキル】

連鎖召喚・宿敵:EX

星の脅威に対抗するため、かつてこのサーヴァントを倒した、あるいは倒すのに最適なサーヴァントが抑止力によってカウンターとして自動召喚される。(デメリット)
オーディン〔ラグナロク〕の場合は神殺し、犬科のサーヴァント、そして仇敵であるフェンリルが召喚されると思われる

未達の運命:EX

このサーヴァントの目的が達成されることはない。抑止力の偶然の積み重なりにより必ず阻止される。(デメリット)
グリームニルのスキル、神々の黄昏が昇華した事でフェンリルへのトラウマから狼や犬の系譜にある英霊との戦いでパラメーターがダウンする。
神核を取り戻した事でグリームニル時よりはマシになっているが霊基に刻まれた終幕に於いて生き残ることの出来ない呪いであることに変わりない。

抑止の試練:(ランクはシナリオの規模により変動)

世界の脅威に立ち向かう者たちは、何らかの試練、逆境を乗り越えることで知らず知らずのうちに強化される。事態が収まってしばらくするとだんだんと元に戻る。(デメリット)
試練を達成した者には場合によって抑止力から追加の令呪が供給されることもある。

不可知の凶兆:EX

このサーヴァントが召喚された際は広範囲から確認できる何らかの異変を引き起こす。何らかの神秘によらない科学的手法では異変の原因を特定することはできない。

オーディン〔ラグナロク〕の場合は現界とほぼ同時に固有結界を使用するためにオーディン〔ラグナロク〕を中心に世界が塗り変わる。
即ち、オーディンの心象風景であり、内包する剪定された世界の残滓、ラグナロクの風景へと。

擬似特異点:(ランクはシナリオの規模により変動)

世界の終末が再現されたことにより因果律が不安定になっている。人類や英雄に敵意を持つサーヴァントやシャドウサーヴァント、怪物などが無作為に召喚され暗躍する。
聖杯がなくても、星の危機に立ち向かわんとする者たちは抑止力の支援によりサーヴァント召喚が可能となる。(サーヴァントの数、令呪の数などはシナリオの規模により変動)
オーディン〔ラグナロク〕の場合は自らがスカウトして集めたエインヘリアル、または部下であるワルキューレが召喚される

【クラス別スキル】

大神の神核:EX

一定の地域で信仰を得た神話の主神である事を示す。
神性スキル、カリスマ、魔力放出、千里眼などを含む複合スキル。

原初のルーン

北欧神話の大神オーディンが死と引き換えに得た魔術刻印ルーンの所持。
ここで言うルーンとは、現代の魔術師たちが使用するそれとは異なり、神代の威力を有する原初のルーン―――北欧のオーディンによって世界に見出されたモノである。
攻撃以外で主に使用するのは対魔力スキル相当の効果、千里眼スキルの効果、パラメーターを上昇させる効果、等。
終末を取り込み、アークエネミーと化したオーディンは無尽蔵に近い魔力で複数の効果を同時に使用できる

大神の智慧:EX

神々の叡智を知り、それを行使できるスキル。
魔・詩・武・医・踊など百芸の最奥に触れ、その知識を所持する。
片目と吹き替えにミーミルの泉の水を飲むことで知恵を身に付け、ユグドラシルの木で首を吊り、グングニルに突き刺されたまま9日9夜過ごしたことで得た深淵の知恵。

【宝具】

終末の時来たれりラグナロク・ナウ

ランク:EX種別:固有結界レンジ:0〜1000最大捕捉:???
オーディンが内包する剪定された、ラグナロクにより滅びた世界の残滓、固有結界。
基本的に召喚された、或いは顕現したと同時に使用し、自身の周辺を塗り替える。
スルトの炎により燃え盛り、巨人とエインヘイヤルやワルキューレが争い会う終末。
この宝具を起動したと同時にエインヘリヤルやワルキューレ、シャドウサーヴァント、フレキ、ゲリ、スレイニプルが召喚され、アークエネミーの指揮下に入る。
この固有結界内では神性をもつ者や反星、遊星より来る者へスリップダメージを受け続け、最終的には燃え尽きる。
これはあくまで自身は「人」に対する試練であると言う心境から来るものと思われる。

大神宣言・刻印疾走グングニル・ルーンドライヴ

ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:50人
北欧の主神オーディンの槍、大神宣言(グングニル)に原初のルーンを直接刻んだもの。
必中の一撃であり、命中した瞬間に原初のルーンの効果を直接命中した相手に刻む付与効果を併せ持つ。
必中の効果は幸運判定やスキルにて回避可能ではあるが、付随するルーンの効果への回避判定は別個となる為、二度の回避判定を持つ非常に厄介な宝具。

偽・剪定された世界樹の槍グングニル・マトリックス・オーバードライヴ

ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜80 最大捕捉:500人
オーディン〔ラグナロク〕の切り札。
グングニルに刻まれた原初の18のルーン全てを同時に起動する事で発動する、魔力の暴走を利用した最果ての槍の疑似再現。
アークエネミーは本来の世界では最果ての搭の一つである世界樹ユグドラシルの影を加工し、グングニルを造った。
だが本来のグングニルは剪定の際に失われた為、オーディン〔ラグナロク〕の持つグングニルはコピーに過ぎない。

【Weapon】

グングニル

北欧の最果ての塔である世界樹ユグドラシルの影を加工して造られた魔槍。
最果ての搭より分かたれた最果ての槍なのだが、世界が剪定された際にユグドラシルを取り込むのに失敗した為、最果ての槍としての機能を発揮していない。

原初のルーン

ベースとなったのがグリームニルである上に軍神としてのオーディンであるため使い方は非常にいい加減かつ大雑把。
本人の性格からガルドルやエッダなどは使用しない。

【人物】

オーディンの異相グリームニル、北欧神話の大神オーディン。
その中でもラグナロクの最中世界と契約した事でアークエネミーとして座に登録された可能性。
人間としてグリームニルと違い精神性が完全に神の物となっておりまともな意思疏通は不可能。

グリームニルと同様に神として人を試したいと言う想いと世界と契約した際の知識を貪欲に求める想いが内面にあるが、人に関してはどこか子を見守る親のような一面もみられるが…?
一方、神や星の外より来たる存在、そして汎人類史以外の世界からの存在に対しては非常に強い拒絶反応を示す。

【解説】

言わずと知れた北欧神話の主神オーディン……の人としての姿の一つ。の可能性。
ラグナロクの際に死に瀕した時、世界と契約、座に登録されたことで剪定された世界、世界を滅ぼしたモノとしてビーストの予行たるアークエネミーと化した。
その目的は自身の力と身を持って人類の内より現れる人類悪ビースト、未来から来るオーメン、人類が星の外より来るもの、汎人類史以外からのインベイダーと戦う力があるか試す事
そしてもし人類の力が足りなければ、侵略者に苦痛を味合わされる前に世界全てを滅ぼし世界を剪定、ラグナロクをもたらす事である。

別側面のオーディンとの最大の違いは人への想い。
アークエネミーが人類へ抱く第一は知的好奇心、そして第二に神の後継者としてこの星の霊長となった人類を試すこと。
しかし、それは決して師や教師が成長を願い弟子や生徒に与える課題のようなものではない。
獅子が子を千尋の谷に突き落とすが如く強いもののみを選り出す。
自分程度の試練を乗り越えられない霊長など滅んでしまえばいい。
つまるところアークエネミーの思考はエインヘリヤルやワルキューレを集めていた生前と変わってはいない。気に入った駒がないか選り好みしているだけである

その神たる傲慢をもって大神のクラスは決定された。
オーディンなど偽りの仮面。
其は人間を選定せんとする、過去の世界から来襲した災害の化身。
その名をアークエネミー。
大神を騙る滅びそのものである。


イメージカラー:曇った黄金
特技:選定
好きなもの:使える駒
嫌いなもの:獣、遊星から来るもの
天敵:ガグンラーズフェンリルレギンレイヴ
願い:人類の選定

【一人称】我 【二人称】人 【三人称】呼び捨て

【因縁キャラ】

ガグンラーズ
獣たる我か、ワイルドハントの王が人類愛とは随分温くなったものだ

スクルド
遊星の末よ、貴様は最後に滅ぼそう

フェンリル
ロキの子、滅びの獣よ、またしても我の前に現れるか
我か貴様の牙か、我が槍か試してみるか!

スルト〔異聞帯〕
これは愉快な!炎の巨人がよりにもよって我と同じ大敵とは!
貴様と我、どちらが世界を滅ぼすか試してみるか?

ロプトル
ああ、また姿と名を変えているのか義弟よ
我が世界を滅ぼすまでは精々楽しむがいい
或いは貴様が我を止めるのも一興か

フリッグ
己が何者かも忘れるとは、我が妻ながら愚か者め
黄金の棺の中で燃え尽きるがいい

レギンレイヴ(罪)
愚かなる最後の戦乙女よ、貴様は滅ぼしはしない。
未来永劫悔い続けるがいい

レギンレイヴ
ははははは!!!!
なるほど、あの愚かな最後のワルキューレも愉快な事をしてくれる!
最新の戦乙女よ、我が滅び止めてみるがいい!

【コメント】

スペックはそこまでじゃないけど有り余る魔力で無限に配下を呼び出して延々とグングニルとルーン魔術ぶっぱなしてくるマン
白磁の仮面を被っているのは滅ぼしの化身となった事で人間性と顔を失ったから
仮面を剥がすとそこには仮面の部分の大きさの虚空がある

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
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http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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