ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

『世界が植物のように優しくなればいいのにな!』


基本情報

【氏名】チェリ・グロリオ
【性別】女性
【年齢】14歳
【出身】アメリカ
【身長・体重】152cm・44kg
【肌色】白【髪色】ブロンド【瞳色】青
【スリーサイズ】69/59/74
【外見・容姿】オーバーオールを着た髪が外ハネ気味の少女

【属性】混沌・悪
【魔術系統】黒魔術
【魔術属性】地
【魔術特性】変化・支配
【魔術回路】質:E 量:C 編成:正常
【起源】『隠蔽』

【所属】『なぞのそしき
【階位・称号・二つ名】花屋さん

イメージ

魔術・特殊技能・特性など

魔女術

黒魔術、あるいはウィッチクラフトとも呼ばれるアレ的な何か。
チェリは主に植物を取り扱うものを得意とする。というよりほぼそれしか使えないし真面目に学んでない。
だが植物由来なら何でもいいと言わんばかりに何でもできるため、もはや黒魔術の範疇にない派手な魔術もまあまあ取り揃えていたりする。

使い魔

植物の形をした使い魔。
フィトシリーズと名付けており、中でも42号を改良し小型・量産化に成功した43号を気に入っている。
43号の頭頂高は凡そ1.6〜1.7m。植物のパーツで構成された人間のような体型だが、頭部はやはり巨大な花らしきもの。
他にもフィト43号を獰猛・有毒化した個体も少数用意されており、なんなら販売もしたとかしてないとか。

礼装・装備など

フィト43号

上述の通り。チェリの言うことは割と従順に聞くが、それ以外の対象にはかなり獰猛。
だが試作段階の有毒個体はさらに獰猛。
主な攻撃はかなりしなる触腕による打撃、あるいは頭部から噴霧される消化液ないし毒液。

フィト42号

43号のプロトタイプ。
43号に比べて大型で、頭頂高約3m。茎が何重にも絡まり合ったような物体でボディが構成されており、かなりマッシブな雰囲気を見せる。
例に漏れず頭部は花の形だが、42号はここから光線を放つ。
花の中の水分や花粉など様々な物質を圧縮した高圧砲であり、ぶつけられた相手には純粋な物理的ダメージに加え様々な毒や腐食効果をもたらす。

マリ

チェリのお気に入り。全長90mほどの体躯を持つフィトシリーズゼロ番。ベースはスズラン。
小さい頃大事に育てていたスズランをうっかり枯らしそうになり、絶命を回避するため文字通り『あらゆる手段』を用いた結果変貌。
今やチェリ以外の接近するもの全てを消し炭にする魔物と化してしまった。今は何処ぞの地下に隠されている。脚は無いので移動はできない。はず。
なお、チェリを害する事はないが、チェリの言うことを聞いてるわけでもない。

マリビーム

マリの花弁から出るビーム。大地から吸い上げた地球のマナをエネルギー源としており、実質弾数∞。リロードには少しだけ隙がある。
最大火力時は光線の断面半径約50m、最大捕捉距離約15kmと目算されており、本気で撃たせると街が一つ無くなる。

人工太陽

デカすぎるマリを人目につかずに育てるために作り出した太陽光発生装置。とはいえ光ばかりを模したため、熱や表面で起こっている反応は本物に遠く及ばない。

外見・容姿の詳細など

金髪碧眼アメリカンガール。
ショート丈のオーバーオール、ないしサロペットを着用しており、シューズは運動しやすいものを好む。
髪がよく外側に向かって跳ねている。

人物像

『なぞのそしき』所属の女の子。
元気いっぱいでちょっと向こう見ず、好きなものに向かってまっしぐらのお年頃の少女。

イメージカラー:明るい緑
特技:植物の名前当て
好きなもの:植物
苦手なもの:除草剤、芝刈り機
天敵:人
願い:地上を植物の楽園にしたい!

【一人称】わたし 【二人称】○○くん、○○ちゃん、○○さん 【三人称】○○さん、あの人、あいつ

台詞例

来歴

チェリ・グロリオは、花屋の父と母の間に生まれた娘。
彼女の上には4歳上の姉がおり、彼女は誰からも愛された明るい女の子だった。
父と母も例に漏れず彼女を可愛がり、チェリ自身もまた姉が大好きだった。
チェリ自身も父と母からそれなりに愛を受けている自覚はあった。姉にこそ様々なものが及ばないが、それで辛く当たる両親でなかったのは世間一般では当たり前であろうとも確かに幸運な事だった。

ある日、姉が帰ってこない事があった。
いつもは夕方7時までには家に居るような人物であったのに、その日は10時を過ぎても11時を越えても、日付が変わっても帰ってこなかった。
家族総出で、近所の人も巻き込んでの大捜索だった。大勢を動員したのもあって、姉はあっさりと見つかった。
多少歩けば着く位置にある……されど姉は学校帰りには殆ど行かないはずの、街の路地裏で倒れていた。奇しくも発見したのはチェリで、その時の姿を鮮明に覚えている。
後ろで1本に纏めているはずの髪は解かれて地面に投げ出され、服装も雑に被せられただけのような状態。身体中に生傷とおかしな跡があり、何より耐え難い異臭がした。
姉が何をされたのかは分からなかった。周りの大人は皆『乱暴された』としか言わなかった。
しかしその時は誰もが、姉が生きていた事を喜んだ。

それから姉が毒を呑んだ。
一命を取り留めたものの、それから彼女は目覚めなくなった。自殺を図ったのだと医師は言っていた。遺書も何も残されてはいなかった。けれどみんな、その原因は知っているようだった。
姉が何を苦にしたのか。どうして彼女が死を選ばなければならなかったのか。
その理由は誰もチェリには説明しなかったが、しかし姉が苦痛を感じて自殺しようとした事だけは、チェリも一切反論しなかった。
なにせ、チェリの目の前だったからだ。
姉は彼女が大事にしていたスズランの花を一つ捥いで、チェリの見ているところでそれを呑んだ。

彼女の入院で忙しかった事もあって、チェリはそのスズランの世話を怠った。否、したくなかったのかもしれない。
だが机の上で段々と弱っていくその花を見て、或いはそこにあの日以来しおれてしまった姉の姿を重ねてか。もうすっかり地につきそうになったその花に……何をしたか、チェリ自身詳しくは覚えていない。
だが、次に気が付いた時には彼女はどこか地下深くにいて、目の前には異様に巨大なスズランの花らしきものがあった。

一度はそれから地上に帰ったが、両親は花屋を閉めると言った。もうすっかりしなびた植物のようになった2人を見て、チェリもまた家を出奔した。
それから例のスズランの元で、様々な事を独学で試した。
偶然にもそこは巨大な霊脈が存在し、特に魔術を知らなかったはずのチェリは何やかやあって植物と魔力を通わせる術を習得した。
地下に植物を持ち込むために、光に関して研究した。その成果の人工太陽もあって、彼女は陽が無くても植物を育てる方法を編み出した。

そして、何があったのか知らないが。
今彼女は世界の裏にある組織……そういった数あるだろうものの一つに籍を置いている。

  

性格

元気。
口を開けば植物。植物に植物。植物を植物して植物。そのくらいには植物を推してくる。
非植物なものは要らない、とすら考えている。

しかしベジタリアンというわけでは無い。肉は食べる。
植物を食べて育った肉は美味いからという理由で普通に食べる。

彼女の執拗な植物推しの裏には、彼女の姉が関わっている。
彼女の姉は、誰とも知らぬ人間に傷つけられ、そのまま目を覚さなくなった。誰からも好かれる、太陽のような彼女が、今や正しく物言わぬ花のように、病室に差し込む光を受けるのみの時間を過ごすようになってしまった。
チェリにとってもやはり、それは許せない事だった。
だからチェリは、地上を植物で埋め尽くす事にしたのだ。
地上を緑でいっぱいにして、植物と植物に迎合するような人間だけにしてしまえば、いざ姉が目を覚ました時にはもう姉を傷つけるような人間は居ないだろうと、そう考えたのだ。
だからチェリは、真剣に植物で世界を侵食する事を考えている。
それが、姉のためになると本気で信じている。

行動規範・行動方針

ワールドワイド植物。

役どころ・コンセプトなど

元気な女の子は好きだよね!

因縁キャラ

B・O・S・S:誰?
なんかすごい悪そうだしせめて国の一つくらいは牛耳ってそうな雰囲気を出してたから組織に入ってみたが、そうなのかそうでないのかイマイチはっきりしないしそもそも構成員が何やってるかよく分かんないし割と植物じゃない人たちが多いのでそのうちまとめて犠牲にするつもりでいる。


少尉:犬。
犬は鼻がいいので例えば植物になんか混ぜてたりしてもすぐバレる。やめてほしい。
しかも鼻がいいので毒殺とかも効かない。例えばチェリが毒草ばっかり持ち込むのも少尉にはバレているのだろう。
おかげで少尉に取る態度は悪い。


クレピタン:人造メイド。
すさまじい暴力。世界を全て平らにする圧倒的な破壊の権化。これを作った人の心境がどことなく読み取れる気がする。
だが壊すのはいただけない。それではいけないと踏みとどまって植物でみんなを優しく包んであげようという理想が、チェリという人間を明るく前向きに歩ませているので、彼女の破壊パワーはノーサンキューなのだ。
その名前はチェリにとっては聞き覚えがあるようなないような、自信がないので触れないでいたのだった。


ロミュキー:?
人とゴリラの境界などと言われても、植物バカ一代のチェリが理解できようはずもなかった。
しかし姉のために世界征服を企むチェリと、ただ個人的な興味のためにロミュキーのような複雑な立場の子を生み出してしまうような親のどちらが悪い存在かと考えると、チェリ基準ではロミュキーの親の方が圧倒的に悪いことになった。それ故にチェリはまた前向きに世界征服正しい道を歩もうと決意を固めるのだった。
そのような事で子供を苦しめるバカなどは植物にしてしまってもいい!


コロシスキー神父:なんだコイツは……。
チェリはこの人の事が全く理解できない。
まず殺戮神父という肩書きである。殺戮と神父というワードの組み合わせがアンビバレント過ぎてチェリの脳内でコンフリクト。しかもまるで似たようなのが複数人居るような物言いをするものだからチェリの中ではやはり人間は植物にしてしまわねばならないという気持ちが強くなっていくのだった。
そもそもその笑い声で神父を名乗るのは多方面に失礼だろう。ケヒャアでケヒョヒョは流石にヤバい。


リンネ・カルーア:序列8位サマ。
序列とかあったのか。あったとしてその序列は一体何位まで続くのか。自分は一体何位なのか。
彼女の下っ端は他に何種類か居る下っ端とはまた別のものなのか。なぜ彼女はせっかく飾った植物をつまみ食いしていくのか。
それはチェリにとってはまさしく不条理だった。そんなのばかりだこの組織。

コメント

チェリはクサノオウの学名Chelidoniumから。
グロリオはグロリオサから来ています。

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