ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

まあ、のんびり歩いて行こうよ。


基本情報

【元ネタ】アーサー王物語
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】パーシヴァル
【異名・別名・表記揺れ】ペルスヴァル、パルチヴァール
【性別】男
【身長・体重】167cm・54kg
【髪色】金 【瞳色】翠
【外見・容姿】赤鎧の少年騎士
【地域】ブリテン
【年代】5世紀後半
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・円卓・騎士
【ステータス】筋力:B 耐久:D 敏捷:A+ 魔力:D 幸運:A+ 宝具:A+

【クラス別スキル】

対魔力:B+

魔力に護られた騎士の打倒、カエル・ロイウの魔女の討伐等に由来するランク。
魔力的な防護や魔女が行使する魔術を突破、解除する際にプラス判定が働く。

単独行動:A+

ギャラハッド、ボールスと共に聖杯探索の旅を完遂したことに由来するランク。
また、幼少期の森暮らしから高いサバイバル能力も備えており、自然からの魔力の現地調達を得意とする。

【保有スキル】

武の才気:B+

父ペリノア王から受け継がれた武芸の才。鍛え上げれば無窮に至る、経験に依存しない天才的な戦闘センスを由来する。
戦闘中、過去に経験したことのない攻撃や戦況等による不利を受けない。逆に、経験則に類する相手の回避・防御手段にマイナス判定を与える。

直感:B

戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。視覚・聴覚への妨害を半減させる効果を持つ。
育ちに由来する野性的勘。

聖杯の寵愛:EX

聖杯に見えた三人の騎士の一人。逸話によっては、彼自身が聖杯にたどり着いたその一人。
聖杯戦争という状況下において、もっとも強力な祝福となる「聖杯自身からの寵愛」。例え杯が紛い物でもその恩恵を受ける。
幸運ランクの向上に加え、特定の条件なくしては突破できない敵サーヴァントの能力さえ突破可能。
アーチャーのそれは本来の規格を逸脱した運命干渉に近い力を持ち、自分に有利な状況を呼び込む特権を与えられている。
逃れられない窮地をも切り開き、太刀打ちできない強敵とも拮抗し討ち倒す。
聖杯に達した者は、聖杯に辿り着けない方が理不尽と見做される。故に、彼は理不尽なまでに状況に恵まれる。
しかし、この効果は彼が旅路を終える時が近づくほどに、聖杯戦争においては終盤に向かうほど失われていく。
祝福、裏を返せば呪いの濫用は運命に歪みを残す。彼はそれを知り、可能な限り代償を己自身に限定して幸福の前借りを行っている。

【宝具】

騎士狩りの尖枝レイムス・サングィス

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜50(遠距離投射時30〜80) 最大捕捉:12人
騎士の眼と頭を貫き打倒したアーチャーの一撃。投げられるものであれば武装の質を選ばず、近距離であれば真名解放を要しない。
発動中は投げた武器自体がBランク相当の宝具として扱われ、込められた魔力の奔流が着弾と共に対象を防護ごと撃ち貫く。
その投擲動作は眼で追うことも不可能な"早撃ち"であり、腰に提げた状態から音を超えて放たれる槍はスキルによる見切りが通用しない。
また、アーチャークラスでは早撃ちではない投槍の構えを加えることで射程が延長され、戦闘エリア外からの投射攻撃を可能としている。
捕捉数は少ないが、適切に地形に打ち込めば大規模な破壊を引き起こす。

嘆き崩れる紅き雷ロンギヌス・ルフス

ランク:A+ 種別:贖罪・対軍宝具 レンジ:0(自分含む)〜99 最大捕捉:999人
救世主を貫いた槍の1側面。血を流し続ける聖槍ロンギヌスを投げ放つ「嘆きの一撃」。より攻撃性を増した槍はその全てが血の色に染まっている。
滴る血が雷雲を呼び、荒れ狂う紅い雷として放たれる一撃は、最も強固な神秘に支えられた塔、世界を縫う針を使って刻む運命の崩壊であり、抗う術・癒す術は存在し得ない。
そして、嵐の渦中にあるアーチャー自身こそが、最も強く崩壊の余波を受ける位置に在る。
唯一、聖杯の寵愛が彼を反動から逃すことができるが、それ自体が彼の運命を激しく―――抑えきれず周囲を巻き込むほどに歪めてしまうため根本的な解決とはならない。
アーチャーにとって、寵愛を以って傷から逃れ、未来に、守るべきものに押し付ける選択は選択ではない。ならばこれは事実上の、敵にも自身にも必死の一撃である。

【Weapon】

『短槍』

鎧に合わせて赤く塗ったスコットランド風の小さな槍。
"弾数"は腰の左右に提げた12本。さらに召喚されて以後に現地の木材などを削って自作した予備を複数隠し持つ。
しかし矢ほど多数を消費できるわけではなく、投げた後に槍を自力で回収する必要がある。
そのため、投槍による遠距離攻撃が戦略上の主力ではあるが、白兵戦ではむやみな消費を控え、両手に槍を携えての弓兵らしからぬ格闘を好む。
堅固な鎧姿にも関わらず自在に飛び回る並外れた身軽さを持ち、格闘戦においても他の三騎士クラスに引けを取らない。

『投擲武器』

騎士狩りの尖枝レイムス・サングィス』 の効果の対象物。基本的にアーチャーの筋力で投げられる物ならなんでもいい。

『ロンギヌス』

形状、意匠はギャラハッドのそれに近い。ギャラハッドとパーシヴァルのみが安全に扱うことができる。
一方で槍の知名度が高いため、余程の事がなければ相手に見せた時点で槍の正体を知られてしまう。

【解説】

円卓の騎士の一人。ギャラハッド、ボールスと共に聖杯探索に赴いた人物。
産まれはペリノア王の子であるが、彼の武人気質を望まなかった母によりその事実は伝えられず、森の中で静かな生活を送っていた。
ある時、天使のように鎧を煌めかせた騎士王アーサーの騎士に出会い、その憧憬から自らも騎士を目指すようになる。出立の際、初めて自身の出生を知らされた。
真っ当な武具もなく、礼儀作法も知らないパーシヴァルは怪訝の眼を向けられたが、アーサーに無礼を働き杯を奪った騎士の討伐を命じられると、槍の一撃を以ってそれを倒してしまった。
かくしてパーシヴァルはアーサーに認められて、彼の騎士として頭角を表していく。
湖の怪異の退治、九人の魔女の討伐などを経て、彼もまた聖杯探索という大いなる旅路へと出立することとなった。
そこでパーシヴァルは、完全なる騎士ギャラハッドと友誼を結び、彼とボールスと共に最も困難な試練を乗り越えた。
そして、彼らは、真の奇跡に見えた。
それを語ることはできない。言葉に表せるものならばそれは既に奇跡では無いのだろう。
最後に聖杯が選んだ1人は、正確にはその奇跡を前に一歩踏み出せたのは、彼ではなくギャラハッドであった。完全なる騎士は天に昇り、聖杯の旅路は終わりを迎えた。
一方で、結果だけを見れば、アーサーのために聖杯を持ち帰ること自体は叶わなかった。残された二人の騎士はこの先の結末を予感し、
ボールスはキャメロットに戻り、パーシヴァルはただ祈りを捧げることが最期の行いとなった。
武具を捨て、完全な精進の生活の果てに、パーシヴァルは命を落とした。
主な適性クラスはランサーであるが、アーチャークラスの召喚では投槍により遠距離戦を得意とし、単独行動の由来である聖杯探索の逸話から聖杯に関係する能力が強く現れている。

【人物・性格】

長く豊かな金髪を後ろで纏め、翠の眼を柔らかく細める、生まれの貴さを表す目鼻の整った顔立ちの騎士。肉体の年齢は少年と呼んで差し支えない。
のんびりした口調で話す柔和な性格で、言葉遣いや立ち振る舞いは騎士らしい礼儀正しさよりも楽観的で緩い印象を与える。
無論、作法を知らぬわけではなく、求められる場面では相応に礼を尽くすが、それが堅苦しいと判断した場面では襟を緩めているというのが実情。
特にマスターが相手を分け隔てなく接する相手であるほどに、彼自身も自然体でマスターと付き合うことを好む。
表情は喜怒哀楽の境目が薄く、悲しみを湛えた時も困ったような笑みを浮かべ、怒りは目の奥に滲ませるように表す。
しかし淡い感情表現の中にも、はっきりとその行いが善きものであるように徹している。騎士王に仕えた者として恥じぬ善性を秘めた。本質的な天性のお人よし。
相手に与える印象よりも人心の機微に聡く、人を良く見ていないようで実際には常に気を配っている。
彼自身も行動の迷いを克するため、目の前の事象よりも本質に目を向けるよう務めている。完璧でなくとも、より善い選択を追求している。
ただ、口よりも手を動かすことを得意とするため、またマスターへの負担を避ける傾向から、笑顔の裏で人知れず問題を片付けようと無理をする点が欠点と言える。
森で暮らしていた時代の死生観を引き継いでおり、生き死にと戦いに対してはシビアな思考を巡らせる。アーチャークラスに相応しく、
通常は真っ向からのぶつかり合いよりも長期的な潜伏や罠の使用、遠距離攻撃を交えた戦略を得意とする。
彼に限ったことではないが、生前の食糧事情が事情だけに恵まれた食文化には人並み以上の興味があり、特に生前触れたことのない食材に惹かれる傾向がある。
文明の進歩もその点で歓迎する一方で、複雑な機械の構造原理を理解しているとは言い難い。
今尚残る自然の在り様が彼の心の癒しであり、自然の多い環境や、それを切り取った写真や絵画、音楽に囲まれることを好む。
堅苦しいことに加えて、社交辞令を含むユーモアやジョーク、難解な言い回しも苦手としている。
不快感を覚える程ではないが、咄嗟にそれに適した受け答えをするのがとても疲れるらしく、より率直に話してくれる相手の方が付き合いやすい。
こと、高度な冗談を使いこなし人を騙すような意地悪な相手には(重要な時を除き)かなり騙されやすい。
顔立ちは端正だが、彼より年上であった騎士と比べると色恋事の経験は乏しい。あまり異性について考えることは少ないが、向こうから迫られると意識を余儀なくされる一面がある。
聖杯戦争などで扱われる聖杯のことは「願いを叶える"しかできない"紛い物」と断じているが、それ自体は強力な願望機であることも認識している。
そのために、聖杯戦争の聖杯によってかつての聖杯に、真の奇跡に再び見えることを願いとしている。
さすれば、天に昇った親友の側へ会いに行けるのだと。

イメージカラー:赤
特技:狩り、投槍
好きなもの:アーサー王、自然、自然が描かれたもの、珍しい食べ物
嫌いなもの:堅苦しいこと、本音を言うこと、嘘をつくこと
天敵:ケイ、マーリン
願い:紛い物であっても、本物の杯にたどり着くぐらいはしてもらわないとね。


【一人称】僕 【二人称】君 【三人称】
イメージCV:村瀬歩
「さあさあさあまずはお茶、お茶にしようよ。僕ずっと今の時代の美味しいお茶飲みたかったんだよねえ。あとコーヒー?とかいう奴も」
「まあ、まあ。もう少し肩の力抜いてごらんよ。僕もあまりかしこまることはしないからさ。……別に、僕がそういうの苦手だからじゃないよ?」
「うわーっ迷うなあ!どっちの色もマスターに凄い似合ってて、例えるなら……えーと……凄い似合ってるよ!!」
「んー……もうちょっと此処にいていいかなあ?空がちょっと褪せた気がするけど、やっぱり僕、こっちの場所が好きでさ」
「別に次善でいいよ、最善を尽くせませんでしたって落ち込まれる方が困るからね。次に頭を切り替えて拾い上げる人を増やすって、君にはそんなに残酷なことかい?」
「先の狙撃の非礼を詫びましょう。あの程度の攻撃では、貴君の鎧の堅固たるを示すこともできなかった」
「あーちょっと待って待って!まずは話し合おう平和的に!ね!?あっでも交渉になっても負けるんじゃないかな……うん、戦るしかないなこれ!やだなー!!」
「今、この手を血に浸す。濯がれぬ罪の贖いを、その身を断ち切り、二度と癒されぬ責め苦をここに!砕け散れ!!『嘆き崩れる紅き雷』!!」

【因縁キャラ】

ギャラハッド:パーシヴァルが出会ったもう一つの奇跡。
その高名は顔を合わせる前から聞き及んでいたが、兜を外した素顔が本当に自分と年齢が近いことに驚かされた。
(セイバーのギャラハッドと出会った世界線限定で、ついでに正体が可憐な少女であることにも驚いた)
完全な騎士ギャラハッド。パーシヴァルはその騎士の行いはいつも正解であると信じていたが、それは盲信ではない。単に完全なだけ、ではいけ好かない相手ですらあった。
実際に顔を合わせる友に、完璧という無機質さは感じなかった。至って普通、一緒に笑って泣いてくれる友人で、共に立場に囚われぬ自然体のままでいることを許した。
命を救われ、道程を助け、互いに支え合った。それでいい、それこそが、パーシヴァルがギャラハッドを最上の友と認める所以だった。
そんなギャラハッドが天に昇って行った。目の前の物事ではなく、より古くより在る何か、この眼に見えない何かが友を連れ去り、二度と帰ることはなかった。
踏み出すことは怖くなかったのだろうか?その思いが、最愛の友を送り出してしまったことが死に瀕する絶望を齎した。
だが、それでもパーシヴァルはギャラハッドの選択を信じることを決めた。死が近づく中、友が歩む道を迷っても再び進めることを祈り続けた。
今は二度と届かない場所であっても、今もずっと、君が正しいと思ったことを選択したんだと信じている。
僕の道は回りくどいし、辛いと思うこともたくさんあるけれど。
でもきっと、ゆっくり歩き続ければ、また会えるような気がするんだ。

ボールス:共に聖杯を目指した仲間。年上の悪友でもある。
彼の悪ふざけにパーシヴァルが乗っかって、空気を読んでギャラハッドが加わる三重奏を頻繁に演じた仲。変なことやる時に限って息がぴったり合う。
その付き合い方は死後においても殆ど変わることがない。割と気兼ねなく話せる貴重な相手の一人にして、唯一互いの最期の理由を知る同士であった。
聖杯の寵愛に頼らずとも、アーチャーの幸運は元々高い。それほどに、三人の旅路は彼にとって幸福に満ちていた。

アーサー王:輝く偉大な人。騎士を通じて、彼の光に触れたことこそがパーシヴァルの騎士道のはじまりに他ならない。今尚、パーシヴァルはどこであっても彼の臣下である。
だから僕は、あなたが最も心を痛めるもの、ブリテンのためにこそ、奇跡あれと願ったんだけれど。

サー・ケイ:円卓の騎士。口ばっかりの人。
普段のパーシヴァルの態度は初対面で彼に自身の無知を揶揄われたこと(実際に騎士としての教育を受けていなかったのは事実)にたいする反抗心が多少含まれ、
僕はケイのように口だけではなく、実力で物事を解決するんですーと口を尖らせて彼への不満を述べることが多い。
付き合いの中では彼は決して口だけの男ではないし、言葉でこそ守り通せるものもあるのだと理解はしているのだが、未だに顔を合わせると口喧嘩にはなる。大抵勝てない。
そのせいだろうか。パーシヴァルは普段は緩く振る舞っていても、本当に作法を忘れたことは一度もない。

ペリノア:父さん。父と知った時は既に故人で、正直よく知らない。
武に優れた人と伝えられ、きっとその人の血統も自分に戦い方を教えてくれたのだろうと感謝こそしているが、
けれども、憧れし騎士達の中には、父の話をする時顔に影が差す人もいた。その影の色が、血への戒めのように心に沈み込んだ。

ラモラック:兄さん。ちょっと困った人。その最期から複雑な心境を抱いている。
英霊になってから腹を割ってあまりに1人を愛しすぎですって言ったら「お前が言うな」みたいな顔された。なんで?

パーシヴァル:僕が……すごい綺麗な女の人……???
しかも系統としては自分が彼女の一部であるらしい。当初は困惑しかなかったが、彼女の二つの願いを知ってからは意気投合した。やっぱり僕はそういうこと考えるんだね。
ちなみにパーシヴァルの聖槍は持っても何も起こらない。

維納聖杯万博において】

ヴィオレット・レーネ:マスター。

召喚

比較的気取らずにいられる、気が楽な相手。
フランスは先輩にあたる湖の騎士ランスロットや親友ボールスの故郷。彼らの伝え話で知る豊かな国土(主に食事)への興味は尽きない。
「おいしい……!今まで食べた中で2番目ぐらいに美味しくて、今まで嗅いだ中で2番目ぐらいに素晴らしい香りがする……!!」
ヴィオレットからは乙女ブランシュフルールとは全く異なる威勢の塊を感じ、多少押されつつも受け止めようと務めている。
総合的に見れば好意の方が強く、彼女の要求には懸命に応えてくれる。言葉遣いは緩いが、振る舞いは確りヴィオレットの騎士である。
「僕の他にもサーヴァントには色々あってね、一見弱くても怖い手を使える人もいる。常に警戒をして……聞いてないなあこれ、どうしよ」
「じゃあ、今はそのセイドウ教会ってのと魔術師の人達は仲良くないんだ。確かに僕が知ってる魔術師も、修道院の人が見たら顔を真っ赤にして怒りそうな感じだったなあ」
「えっ?シュテファン大聖堂のてっぺんから狙撃?……できるけど、教会の人達怒らない?―――うん知ってた、怒られるの前提の作戦だね。僕もそっちの信仰者だから怒っちゃダメ?」
ただ、彼女が筋骨隆々の男性を好む点には思う所があり、少しコンプレックスを刺激されたように口を尖らせている。見方によっては妬いている。
彼の名誉のために言うと、細身ながら筋肉は引き締まってるし本来はもっと体格も良い。機動戦の適性上若いというか幼い姿で現界しているのが実情。
「いや、気持ちは凄くわかるけどね。ランスロット卿も胸の厚みが城壁の如し、安心感のあるでかさと言われたほどだから……でもなんだかなあ」
「筋力は同じだよ……筋力は、同じだからね!」
外出時は多少の不自然は押し切ってしまうマスターと流してしまうサーヴァントの組み合わせのため、実体化しての維納散策に積極的。
無論戦場の下見も兼ねてはいるが、聖杯の知識以上の現代の脅威を生で体感することがアーチャーにとっては強い刺激となっている。
「ニホンってどこの国?フランスからずーっと東?そうなんだ……この絵、波?の絵みたいだけど、白い竜が暴れ回ってるみたいでさ。向こうにもいたのかなあって」
「なんか……もったりとした闇みたいな、火が燻った煙のような、頭の中がゴゴゴーって掻き混ざるような感じがする……!これが珈琲!これだけはある意味1番の味かも……」
「連れ出してくれてありがとうね。どうにも籠りっぱなしなのは息苦しかったから……ああいや、下見は真面目にやってるよ?」
「芋虫は蝶に羽化して飛べなければ蜜を探せない。そういう形になりたいから蝶をしてるんじゃなくて、生きるために芋虫にも蝶にもならざるを得なかった。人形さんはどうだろうね。何のために人形になって、何故人にならないのか……要するに、僕魔術のことは話振られても全然わかんない。ごめんねえ……」

「一つ注意。危ない時は身を固くしないで、僕の言うこと聞いてね」
「今は魔術師も荒っぽいことやるって言うけど、この先は誰も何も取り繕わない。何でもありの殺し合いだから。いいね?」
戦闘では彼女の用いる人形を組み込んだ待ち伏せ作戦を主軸とする。自動人形の罠を張り、動きを止めた所を遠方から狙い撃つのが基本。
また、ヴィオレット人形。更にはヴィオレット本人を(アーチャーがカバーに入れる距離にいるが)囮にする等大胆な釣りを行う。
攻勢に出る場合は、自動人形の自爆機能による陽動攻撃に乗じて本丸に切り込む強襲戦を得意とする。
いずれもアーチャーの跳躍力が肝要であり、逆に機動のネックとなるヴィオレットの走行速度は主に彼女を抱えて飛ぶことで補っている。
「左脚に直撃、左腕の筋にも掠ったね。指が動いてない。まあまあの当たりかな」
「撤収、撤収だよお。マスター自爆ボタン押してね全部、そう全部。だって今から持って帰れないもの」
「ちゃんと口閉じてねー!舌噛んじゃうからーーー!」
「無謀だねえ。別行動中なら無防備なマスターを獲れる、僕がそれを許すと思ったか?」
スタンスとして真名に繋がる情報は秘匿するが、相手の格次第では向こうの真名を知る機会でもあり、名を明かす優位を考慮すればその限りではない。
それ以外にもマスターの要望であれば明かすことになるが、常に考えなしの正面対決は避けて構えている。
「騎士王アーサー麾下、円卓の第二席パーシヴァル。名乗りが遅れた非礼を許していただきたい」
「しかし、真名を語らぬは貴公も同じこと。名無しの首級などは捨て置き、そこの主も切り捨てるまでだが」
「(あ、何だか一時協力できそうな流れだよマスター。乗っとこう乗っとこう)」

聖杯への願いに関しては、ヴィオレットが聖杯を根源の到達に用いるか否かに懸念がある。
そうと確信させるほどの器であれば、誰がどんな願いを叶えたか以前に、実現可能な奇跡の前例が生まれること自体がそれの濫用を引き起こす。
ヴィオレットが勝者になり、奇跡が果たされる時、アーチャーは自らの契約を遂行せねばならない。
一方で、自分を召喚し勝利を確信した彼女に応えたい想いも事実である。聖杯探索に求められた正しさと、騎士の在り様が必ずしも一致しないように。
敗死にあってもアーチャーの胸中の第一はヴィオレットが生き残る道の確保と、勝利を果たせなかったことを詫びる言葉であり、
聖杯の願い、あるいは契約を棄却し目的が合致したならば、より一層互いの呼吸を揃えて進んでいく。

(性格等を再確認し、ついでにシナリオが複数ルートに分かれるので、見えない分岐がありそうな雰囲気に勢いの尻を修正)

セイバー:ベルンの帝王。幸せな人が考えそうな事を言っているが、現実を知っていてもそれを本気でやってみせる人。
マスターの意向次第では当初に戦う相手となり、その場合は弱体化も好機として一切の容赦がない。
立ち振る舞いからも伺える彼女の勇士の器に敬意を抱くが故に、自らの有利な戦いに全力を尽くす事が礼儀と考えているし、
アーチャーにとっては先ず名誉より生き死にありき。セイバーとの力量差が明確な以上、マスターに勝利を与え、また生かすためにも手段を選ぶことはしない。
明快な表情と配慮ある行動、味方であれば頼もしく、相手にして不足はない(若干の過多はある)。人格面で概ね好ましいと感じている。冒険譚を聞くのが好き。
現実的視野と実行力を伴いながらの理想主義者。より善く、という点はアーチャーも同じく望む理想であり、己の力を以って善を尽くす騎士としての心情が刺激される。
「直撃ではない。思ったより深く刺さったのは何かの不調かな?なら、今のうちに倒す方がいいね」
「炎を出せるだからって、そう簡単に僕を焼けるか!我が国では王は光ったんだぞ!」
「マスターの意向には従うよ。一時のみだが、貴方と戦えることを光栄に思う。……もう少し敬った方が良い?」
「願いが、無い。―――そうだね、そういう英霊がいてもいいと思うよ」

【コメント】

ゆるふわ系森少年騎士。投槍の投射と聖杯探索の旅を単独行動に当てはめてアーチャーと言い張っているが、結局使うのは槍。
露骨に恵まれた序盤中盤を経て終盤に幸運の懐事情が一気に厳しくなるが最後に一華咲かせて散る。のかもしれない。
若干ぼかしているが死後契約の守護者に近い存在。本来正式に英霊の座に記録される側の人物で、運用コストがバカ高い(都合よく召喚できる状況が稀)ため酷使度合いは低い。

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