フセスラフ人狼公[EXTRA]
最終更新：ID:KM6nJLYS9w 2018年07月04日(水) 03:36:26履歴
�爛侫札好薀娶�は諸人を裁き、公としてあまたの町を治めたが、夜半ともなれば狼となって走った。
キエフの都を抜け出でて、夜明けまでにはやトムータラカン*1に走り着き、大いなる太陽(ホルス)*2の行く手を狼となってさえぎりとめた�瓱；；；；；；；； 悒ぁ璽乾蠏概�』第159節
基本情報
クラス別スキル
獣化(真)：D〜A+(-)
保有スキル
無辜の怪物：A
狼煙の青霧：B
鐘音の残響：A+
野獣の論理：E〜B+
宝具
武装
『鈍銀の槌矛』
解説
人物・性格
因縁キャラ
コメント
FGO風セリフ
キエフの都を抜け出でて、夜明けまでにはやトムータラカン*1に走り着き、大いなる太陽(ホルス)*2の行く手を狼となってさえぎりとめた�瓱；；；；；；；； 悒ぁ璽乾蠏概�』第159節
基本情報 
【出典】史実／民間信仰／『イーゴリ軍記』／ロシア口伝叙事詩『ブィリーナ』
【クラス】バーサーカー
【真名】フセスラフ人狼公[EXTRA]
【異名・別名・表記揺れ】フセスラフ・ブリャチスラヴィチ
【性別】女性
【身長・体重】184cm・70kg
【体長・体重(狼時)】510cm・420kg
【肌色】白
【髪色】銀
【瞳色】金
【体毛色(狼時)】銀
【スリーサイズ】104/67/85
【外見・容姿】
鉛の槍を持ち、薄茶色の布のようなものを頭に巻きつけ、きらびやかな衣装を身に纏う、狼耳の生えた女性。
【地域】ポロツク公国(ロシア、ベラルーシ)
【年代】11世紀
【属性】中立・善
【ステータス】筋力：C 耐久：D 敏捷：A+ 魔力：B 幸運：D+ 宝具： B+
【ステータス(狼時)】筋力：A 耐久：C 敏捷：A+ 魔力：B 幸運：D+ 宝具： B+
【クラス】バーサーカー
【真名】フセスラフ人狼公[EXTRA]
【異名・別名・表記揺れ】フセスラフ・ブリャチスラヴィチ
【性別】女性
【身長・体重】184cm・70kg
【体長・体重(狼時)】510cm・420kg
【肌色】白
【髪色】銀
【瞳色】金
【体毛色(狼時)】銀
【スリーサイズ】104/67/85
【外見・容姿】
鉛の槍を持ち、薄茶色の布のようなものを頭に巻きつけ、きらびやかな衣装を身に纏う、狼耳の生えた女性。
【地域】ポロツク公国(ロシア、ベラルーシ)
【年代】11世紀
【属性】中立・善
【ステータス】筋力：C 耐久：D 敏捷：A+ 魔力：B 幸運：D+ 宝具： B+
【ステータス(狼時)】筋力：A 耐久：C 敏捷：A+ 魔力：B 幸運：D+ 宝具： B+
クラス別スキル
獣化(真)：D〜A+(-)
史上唯一、「人狼公」としての記録を史書のうちに持つフセスラフ公は、『原初年代記』の中においても「呪術によって生まれた」とされ、また『イーゴリ軍記』などでは「自在に血に渇いた狼となり、ノヴゴロドに単身攻め入ってその土地を蹂躙した」と記されている。
純粋な呪術的能力として”狼”へと変貌する彼女はそれゆえに、北欧の狂戦士(ベルセルク)本来の狂化技能に限りなく近い能力を有している。
これは彼女が獣へと変貌するがための、狂化(真)の代替として得たスキルである。
彼女の場合、宝具『誕誉の羊膜』の獣性制御効果から自在なランク調整を可能としており、スキルと言うよりも「宝具の付属的効果」として、当スキルに相当するものを取得している形になっている。
純粋な呪術的能力として”狼”へと変貌する彼女はそれゆえに、北欧の狂戦士(ベルセルク)本来の狂化技能に限りなく近い能力を有している。
これは彼女が獣へと変貌するがための、狂化(真)の代替として得たスキルである。
彼女の場合、宝具『誕誉の羊膜』の獣性制御効果から自在なランク調整を可能としており、スキルと言うよりも「宝具の付属的効果」として、当スキルに相当するものを取得している形になっている。
保有スキル
無辜の怪物：A
フセスラフ人狼伝説────物語である『イーゴリ軍記』においてのみならず、正式な史書である『原初年代記』にさえ影響を及ぼしている彼女に対する信仰じみた逸話は、彼女のありようもその信仰どおりに変化させた。
だがこの世界においては、彼女が「呪術によって生まれ、狼に変身する能力をもつ魔術師的な公であった」という所までは事実である。
よってここで言う「無辜の怪物」とはすなわち、上述の人狼伝説が彼女の狼化能力を強化し、確固たる”宝具”として昇華させている点にある。
またさらに、彼女をもとにした『ブィリーナ』中の勇士、ヴォルフ・フセスラヴィエヴィチに関する逸話や、スラヴ諸国における一般的な人狼伝説にみえる数々の逸話も同時に内包しているために、そのランクはAと大きく引き上げられている。
だがこの世界においては、彼女が「呪術によって生まれ、狼に変身する能力をもつ魔術師的な公であった」という所までは事実である。
よってここで言う「無辜の怪物」とはすなわち、上述の人狼伝説が彼女の狼化能力を強化し、確固たる”宝具”として昇華させている点にある。
またさらに、彼女をもとにした『ブィリーナ』中の勇士、ヴォルフ・フセスラヴィエヴィチに関する逸話や、スラヴ諸国における一般的な人狼伝説にみえる数々の逸話も同時に内包しているために、そのランクはAと大きく引き上げられている。
狼煙の青霧：B
彼女の呪術的能力のひとつがスキルとなったもの。
狼へと変身した彼女の周囲には常にうすい霧が発生しており、その行動や居場所を判然とさせにくくする。
この霧を纏う事で、彼女は人目をしのんで野を駆けたという。
また人間時に使用した際には蜃気楼のごとく自らの姿をある程度ごまかしたり、軽度な情報隠蔽効果も発揮する。
この霧により生前の彼女は、性別を男だとして偽っていた。
同ランクの「仕切り直し」スキル効果も有する。史実における彼女が戦に幾度となく敗北してなお、その全てから生還しているのは、この霧に身をつつみ離脱していた事による。
狼へと変身した彼女の周囲には常にうすい霧が発生しており、その行動や居場所を判然とさせにくくする。
この霧を纏う事で、彼女は人目をしのんで野を駆けたという。
また人間時に使用した際には蜃気楼のごとく自らの姿をある程度ごまかしたり、軽度な情報隠蔽効果も発揮する。
この霧により生前の彼女は、性別を男だとして偽っていた。
同ランクの「仕切り直し」スキル効果も有する。史実における彼女が戦に幾度となく敗北してなお、その全てから生還しているのは、この霧に身をつつみ離脱していた事による。
鐘音の残響：A+
彼女の逸話の中でしばしばみられる、人狼伝説ではないもうひとつのモチーフから得たスキル。
それがこの異常な高速移動、いわゆる”韋駄天走り”である。
代表的なものとしては、彼女がキエフ公として一時的に君臨していた際、彼女をたたえる鐘が鳴るとともにキエフを出て、鳴り終わるより前にポロツクの街まで辿り着いたとされる。*3
敏捷ステータスが狼時・人間時ともにA+と高ランクなのはこの移動法によるものである。
それがこの異常な高速移動、いわゆる”韋駄天走り”である。
代表的なものとしては、彼女がキエフ公として一時的に君臨していた際、彼女をたたえる鐘が鳴るとともにキエフを出て、鳴り終わるより前にポロツクの街まで辿り着いたとされる。*3
敏捷ステータスが狼時・人間時ともにA+と高ランクなのはこの移動法によるものである。
野獣の論理：E〜B+
獣時のみ発動するスキル。
獣に変化したための戦闘思考。搦め手は使えないが、迅速に相手を殺害するための思考速度が高速化する。
彼女は宝具『誕誉の羊膜』により獣化度合いを制御可能であるため、当スキルのランクも獣化ランクに比例して上下する。
獣に変化したための戦闘思考。搦め手は使えないが、迅速に相手を殺害するための思考速度が高速化する。
彼女は宝具『誕誉の羊膜』により獣化度合いを制御可能であるため、当スキルのランクも獣化ランクに比例して上下する。
宝具
『誕誉の羊膜』
ランク：D 種別：対人宝具 レンジ：0 最大捕捉：1人
�爛侫札好薀佞亙譴�魔法によって産んだのである。母が彼を産んだとき、彼の頭に羊膜*4があった。
占師たちは彼の母に「見なさい、羊膜があります。彼にそれを結び付けて下さい。そしてそれを一生の間身につけさせて下さい」と言った。
フセスラフはそれを今でも身につけている。このために彼は血を流すことを容赦しないのである。��
以上は『原初年代記』のうちの彼女(記録上は彼)についての記述である。
彼女が生まれた時から鉢巻として身につけている羊膜。
彼女の獣性を司り、きつく締め付けるほど意識が獣に近づき、緩めるほど人に近づく。
この度合いを調整する事で、彼女は人ながら凶暴な獣の性質を手にしたり、また逆に獣ながら人の理性を残しておく事もできる。
平常時は限界まで緩めているとはいえ、”常に頭に巻き付けている”以上、彼女の性質は獣に近い。女性ながら男性と遜色ない気迫と胆力、そして筋力を生前から有していたのはこのためである。
呪術的に強化されており、実は彼女の意志のみで調節が可能。外そうと思わなければ外れず、また切断される事もない。
スラヴ諸地域においては、羊膜を身につけて生まれた子は幸福になると同時に、その子は人狼や吸血鬼になる運命を背負うという伝説がある。
それに従い、幸運ステータスを向上させる効果も付随する。
生涯キエフ大公国と対立して生きてきた彼女は戦での勝利こそ少なかったが、そこから生きのびられたのは、この羊膜がもたらした幸運であったのかもしれない。
�爛侫札好薀佞亙譴�魔法によって産んだのである。母が彼を産んだとき、彼の頭に羊膜*4があった。
占師たちは彼の母に「見なさい、羊膜があります。彼にそれを結び付けて下さい。そしてそれを一生の間身につけさせて下さい」と言った。
フセスラフはそれを今でも身につけている。このために彼は血を流すことを容赦しないのである。��
以上は『原初年代記』のうちの彼女(記録上は彼)についての記述である。
彼女が生まれた時から鉢巻として身につけている羊膜。
彼女の獣性を司り、きつく締め付けるほど意識が獣に近づき、緩めるほど人に近づく。
この度合いを調整する事で、彼女は人ながら凶暴な獣の性質を手にしたり、また逆に獣ながら人の理性を残しておく事もできる。
平常時は限界まで緩めているとはいえ、”常に頭に巻き付けている”以上、彼女の性質は獣に近い。女性ながら男性と遜色ない気迫と胆力、そして筋力を生前から有していたのはこのためである。
呪術的に強化されており、実は彼女の意志のみで調節が可能。外そうと思わなければ外れず、また切断される事もない。
スラヴ諸地域においては、羊膜を身につけて生まれた子は幸福になると同時に、その子は人狼や吸血鬼になる運命を背負うという伝説がある。
それに従い、幸運ステータスを向上させる効果も付随する。
生涯キエフ大公国と対立して生きてきた彼女は戦での勝利こそ少なかったが、そこから生きのびられたのは、この羊膜がもたらした幸運であったのかもしれない。
『孤魂双身』 *5
ランク：B 種別：対人宝具 レンジ：0 最大捕捉：1人
�爛凜�ルフがまず第一に学んだ術は
鋭い眼をもつ鷹に身を変えること、
第二にヴォルフが学んだ術は
灰色の狼に身を変えること、
第三にヴォルフが学んだ術は
金の角もつ赤牛に身を変えること��
彼女の生まれついての狼化能力。そして彼女を基にした「ブィリーナ」の登場人物、ヴォルフ・フセスラヴィエヴィチの変身能力とが合わさった宝具。
その実態こそ、“いかなる獣にも思いのままに変身する事ができる”破格の変身能力である。
「ブィリーナ」作中でヴォルフの化けた動物は牛、狼、大鷲、いたち、蟻など千差万別。
しかし通常の獣への変身の際は、その獣が持つ本来の大きさにしかなれず、また本来の力しか発揮できない。
すなわち蟻なら蟻の移動速度と力、いたちならいたちの身体能力と力しか持たず、それに獣化スキルの補正が上乗せされた程度の能力しかないという事を示す。
その中で特に強力な力を発揮できる特別な種類のものは、ヴォルフ・フセスラヴィエヴィチが幼少期に身につけた能力、つまり上記の大鷲、狼、牛への変身である。
大鷲と牛の場合は人間時のステータスをそのまま残し、さらに獣化による倍率もプラスされる。
特に狼への変身は彼女の伝承とも合わさるため、最も強力なものとなる。この際はステータス(狼時)が適用され、さらに身体の大きさそのものも巨大となる。
�爛凜�ルフがまず第一に学んだ術は
鋭い眼をもつ鷹に身を変えること、
第二にヴォルフが学んだ術は
灰色の狼に身を変えること、
第三にヴォルフが学んだ術は
金の角もつ赤牛に身を変えること��
彼女の生まれついての狼化能力。そして彼女を基にした「ブィリーナ」の登場人物、ヴォルフ・フセスラヴィエヴィチの変身能力とが合わさった宝具。
その実態こそ、“いかなる獣にも思いのままに変身する事ができる”破格の変身能力である。
「ブィリーナ」作中でヴォルフの化けた動物は牛、狼、大鷲、いたち、蟻など千差万別。
しかし通常の獣への変身の際は、その獣が持つ本来の大きさにしかなれず、また本来の力しか発揮できない。
すなわち蟻なら蟻の移動速度と力、いたちならいたちの身体能力と力しか持たず、それに獣化スキルの補正が上乗せされた程度の能力しかないという事を示す。
その中で特に強力な力を発揮できる特別な種類のものは、ヴォルフ・フセスラヴィエヴィチが幼少期に身につけた能力、つまり上記の大鷲、狼、牛への変身である。
大鷲と牛の場合は人間時のステータスをそのまま残し、さらに獣化による倍率もプラスされる。
特に狼への変身は彼女の伝承とも合わさるため、最も強力なものとなる。この際はステータス(狼時)が適用され、さらに身体の大きさそのものも巨大となる。
『天蓋啖う朔弦の陽』
ランク：A 種別：対界宝具 レンジ：30〜50 最大捕捉：100人
狼時のみ使用可能な宝具。スラヴ諸地域における人狼伝説の具現。
“狼が日食、および月食を引き起こす”─────北欧神話におけるスコル・ハティがそうであるように、スラヴ、あるいはゲルマンにおける「月と太陽を食らう狼」の伝説。
そうした信仰は彼女の狼化能力の中にも取り込まれ、この宝具として結実している。
其は遍く光を喰らう牙。天に向けて大口を開け、噛みちぎる動作を行う事で発動する。
その瞬間に周囲一体の”光”を喰らい尽くし、辺りに真闇の”食”を形成する宝具。
光だけを奪うこの宝具にはダメージ効果は存在せず、一定時間経過により徐々に範囲内に明るさが戻っていく。
彼女は主に光線やビーム系の攻撃の無効化や、一時戦線離脱の際の目くらまし、あるいは戦闘を有利に運ぶための切りふだとして利用する。
不意に相手の視界を潰し、自身は獣性を最大まで引き上げる事による「野獣の論理」スキルと合わせ、暗闇の中で確実に獣の本能を用いた狩りを行うのだ。
なお”食”が起こっているのは範囲内のみであるため、宝具のレンジ外に離れさえすれば暗闇効果から逃れることができる。
また、範囲内で新たに光源を使った場合は一応ながら周囲を照らすことは可能。…しかしそれは、彼女に居場所を教えているようなものだ。
────例外として、範囲内に存在する「太陽」と「月」に関連する英雄への即死判定効果が内包されており、判定に失敗したとしても大ダメージを与える。
この効果は、その本質が「日食」と「月食」という概念である事に起因する。
太陽、月への寄与度、関連度が高ければ高いほどに即死確率が高くなり、また判定失敗時のダメージ量も向上する。
特に相手が太陽神や月神そのものの化身、あるいは神霊自体などであれば、”問答無用の即死効果”を発揮する。
狼時のみ使用可能な宝具。スラヴ諸地域における人狼伝説の具現。
“狼が日食、および月食を引き起こす”─────北欧神話におけるスコル・ハティがそうであるように、スラヴ、あるいはゲルマンにおける「月と太陽を食らう狼」の伝説。
そうした信仰は彼女の狼化能力の中にも取り込まれ、この宝具として結実している。
其は遍く光を喰らう牙。天に向けて大口を開け、噛みちぎる動作を行う事で発動する。
その瞬間に周囲一体の”光”を喰らい尽くし、辺りに真闇の”食”を形成する宝具。
光だけを奪うこの宝具にはダメージ効果は存在せず、一定時間経過により徐々に範囲内に明るさが戻っていく。
彼女は主に光線やビーム系の攻撃の無効化や、一時戦線離脱の際の目くらまし、あるいは戦闘を有利に運ぶための切りふだとして利用する。
不意に相手の視界を潰し、自身は獣性を最大まで引き上げる事による「野獣の論理」スキルと合わせ、暗闇の中で確実に獣の本能を用いた狩りを行うのだ。
なお”食”が起こっているのは範囲内のみであるため、宝具のレンジ外に離れさえすれば暗闇効果から逃れることができる。
また、範囲内で新たに光源を使った場合は一応ながら周囲を照らすことは可能。…しかしそれは、彼女に居場所を教えているようなものだ。
────例外として、範囲内に存在する「太陽」と「月」に関連する英雄への即死判定効果が内包されており、判定に失敗したとしても大ダメージを与える。
この効果は、その本質が「日食」と「月食」という概念である事に起因する。
太陽、月への寄与度、関連度が高ければ高いほどに即死確率が高くなり、また判定失敗時のダメージ量も向上する。
特に相手が太陽神や月神そのものの化身、あるいは神霊自体などであれば、”問答無用の即死効果”を発揮する。
武装
『鈍銀の槌矛』
ヴォルフ・フセスラヴィエヴィチの作らせたという、質素な鉛の槌矛。
人間時は普通の人間が扱える程度のものと変わらないが、狼時のみ本来の重量と巨大さを取り戻す。
その重さはなんと300プード*6。狼時は高い筋力ステータスと狂化を生かし、口にくわえて振るう事も可能。
だか破壊力そのものは抜群ながら、その重さゆえに鈍足となってしまい(敏捷：D相当まで下がる)、本来強みである敏捷性を失うことになる。
そのためか、場合によっては不要と断じられ、しばしば地上に投げ捨てられる事も。
人間時は普通の人間が扱える程度のものと変わらないが、狼時のみ本来の重量と巨大さを取り戻す。
その重さはなんと300プード*6。狼時は高い筋力ステータスと狂化を生かし、口にくわえて振るう事も可能。
だか破壊力そのものは抜群ながら、その重さゆえに鈍足となってしまい(敏捷：D相当まで下がる)、本来強みである敏捷性を失うことになる。
そのためか、場合によっては不要と断じられ、しばしば地上に投げ捨てられる事も。
解説
フセスラフ・ブリャチスラヴィチ。11世紀半ばの半神話的説話をもつキエフ、ポロツク大公。
生涯にわたりキエフ大公国への抵抗を続け、幾度とない敗北を経験しながらもポロツクを守り続けた勇猛な王。
一時は時の三人のキエフ大公「三兄弟公」に捕らえられ、キエフの牢獄に捕らえられた事さえあったと言う。
しかしその際、遊牧民ポロヴェツ族との戦いに怖気付いた三兄弟公の長男、イジャスラフの無様に耐えかねた民衆が、彼を追い払い、代わりに彼女を牢から解放してキエフ大公として擁立したという、非常な人望の高さを示すエピソードも存在している。
ログヴォロド、ログネダ、イジャスラフの三代に始まり、そして彼が存続させ続けてきたポロツク公国の領域が紆余曲折あれど今でも国家として独立しているのは、彼らの功績に他ならないだろう。
現在においてその国土は「ベラルーシ」とその名を変えて、地図上に残されている。*7
彼女の「人狼伝説」とは、後世における勝手な創作やまとわりついたマイナスイメージによるものではなく、むしろ彼女の誉を称えてその死後すぐに伝説としてささやかれ、祝福とともに語られたという、プラスのイメージに基づく背景がある。
これら一連の人狼に関する説話はある意味で「フセスラフ伝説」といったもののモチーフの一部を形成するいち要素なのであり、ともすれば「人狼である」という逸話とは、彼女にとっては名誉な事ですらあるのだ。
それゆえに、彼女はこの在り方をむしろ喜んで、違和感なくその人狼としての力を行使する。
気高く豪放な王として在りながら、本来とは異なる力さえも余裕をもって使いこなしてみせるさまには、彼女の「人狼伝説」が形成されていったゆえんさえも、その中に垣間見ることができるだろう。
彼女のこの戦士としての、また群れ(戦士団)の長としての”狼”の側面を強くもった逸話は、あるいは北欧神話のベルセルク、あるいはイランのマルヤといった集団にみられる”戦士としての獣人”といった象徴的なイメージと同様な例としてとらえられる。
彼女の存在の中には、こうした印欧系地域にあった人狼信仰のスラヴ諸国でのありようを垣間見ることができ、それらはのちのヨーロッパにおける「狼男」のプロトタイプとして、その礎を築く一助となったのである。
彼女(彼)は王としての在り方を残しながら、その人狼伝説の伝播度の影響を多分に受けており、「フセスラフ人狼公」としての彼女と同じように”ブィリーナ”中の説話をも取り込んだ存在となっている。
しかしながら、”人狼”としての、戦士としての英雄の側面を強調して抽出された(それゆえだろうか性別も異なる)ランサーとは異なり、彼女は思慮深く護国の念にみちみちた、”魔術師的な王”としての側面を多く含む存在となっている。
生涯にわたりキエフ大公国への抵抗を続け、幾度とない敗北を経験しながらもポロツクを守り続けた勇猛な王。
一時は時の三人のキエフ大公「三兄弟公」に捕らえられ、キエフの牢獄に捕らえられた事さえあったと言う。
しかしその際、遊牧民ポロヴェツ族との戦いに怖気付いた三兄弟公の長男、イジャスラフの無様に耐えかねた民衆が、彼を追い払い、代わりに彼女を牢から解放してキエフ大公として擁立したという、非常な人望の高さを示すエピソードも存在している。
ログヴォロド、ログネダ、イジャスラフの三代に始まり、そして彼が存続させ続けてきたポロツク公国の領域が紆余曲折あれど今でも国家として独立しているのは、彼らの功績に他ならないだろう。
現在においてその国土は「ベラルーシ」とその名を変えて、地図上に残されている。*7
彼女の「人狼伝説」とは、後世における勝手な創作やまとわりついたマイナスイメージによるものではなく、むしろ彼女の誉を称えてその死後すぐに伝説としてささやかれ、祝福とともに語られたという、プラスのイメージに基づく背景がある。
これら一連の人狼に関する説話はある意味で「フセスラフ伝説」といったもののモチーフの一部を形成するいち要素なのであり、ともすれば「人狼である」という逸話とは、彼女にとっては名誉な事ですらあるのだ。
それゆえに、彼女はこの在り方をむしろ喜んで、違和感なくその人狼としての力を行使する。
気高く豪放な王として在りながら、本来とは異なる力さえも余裕をもって使いこなしてみせるさまには、彼女の「人狼伝説」が形成されていったゆえんさえも、その中に垣間見ることができるだろう。
彼女のこの戦士としての、また群れ(戦士団)の長としての”狼”の側面を強くもった逸話は、あるいは北欧神話のベルセルク、あるいはイランのマルヤといった集団にみられる”戦士としての獣人”といった象徴的なイメージと同様な例としてとらえられる。
彼女の存在の中には、こうした印欧系地域にあった人狼信仰のスラヴ諸国でのありようを垣間見ることができ、それらはのちのヨーロッパにおける「狼男」のプロトタイプとして、その礎を築く一助となったのである。
彼女(彼)は王としての在り方を残しながら、その人狼伝説の伝播度の影響を多分に受けており、「フセスラフ人狼公」としての彼女と同じように”ブィリーナ”中の説話をも取り込んだ存在となっている。
しかしながら、”人狼”としての、戦士としての英雄の側面を強調して抽出された(それゆえだろうか性別も異なる)ランサーとは異なり、彼女は思慮深く護国の念にみちみちた、”魔術師的な王”としての側面を多く含む存在となっている。
人物・性格
民に近く親しみ、誇り高い身分ながらも超越的な存在であろうとせず、下々の者へも歩み寄ろうとする度量ある人物。
生前には常に戦士団と食卓を共にして酒をかわすなど、人心をよく理解する懐の広さも持ち合わせており、それゆえに非常に人望が厚かったとみなされている。
マスターに対しては、王でありながら尊大さの薄い態度でもって接するが、それでも気高い王としての線引きは示す。
自身を時には狼 だと誇り、時には獣 だと威すことで、付かず離れずの距離を保ちながら接しようとする。
一方で、絆を育んだ相手には、そうした”触れがたい”印象を醸し出すことを徐々にやめ、まるで古い友人であるかのように馴れ馴れしく接していく。
そのさまには、孤高な弱小国家の長として強く在り、同時に民や配下と親しく在ろうとした、彼女の王としての在り方もさることながら、彼女の獣性から来る、”懐いた犬”のようにも見える性質も、同時に感じ取ることができるだろう。
イメージカラー：銀
特技：変身
好きなもの：ポロツク、酒
嫌いなもの：侵略
天敵：イジャスラフ、火(怖い)
願い：特になし
【一人称】私 【二人称】おまえ、貴様 【三人称】あれ
生前には常に戦士団と食卓を共にして酒をかわすなど、人心をよく理解する懐の広さも持ち合わせており、それゆえに非常に人望が厚かったとみなされている。
マスターに対しては、王でありながら尊大さの薄い態度でもって接するが、それでも気高い王としての線引きは示す。
自身を時には
一方で、絆を育んだ相手には、そうした”触れがたい”印象を醸し出すことを徐々にやめ、まるで古い友人であるかのように馴れ馴れしく接していく。
そのさまには、孤高な弱小国家の長として強く在り、同時に民や配下と親しく在ろうとした、彼女の王としての在り方もさることながら、彼女の獣性から来る、”懐いた犬”のようにも見える性質も、同時に感じ取ることができるだろう。
イメージカラー：銀
特技：変身
好きなもの：ポロツク、酒
嫌いなもの：侵略
天敵：イジャスラフ、火(怖い)
願い：特になし
【一人称】私 【二人称】おまえ、貴様 【三人称】あれ
因縁キャラ
・ウラジーミル一世
彼の曽祖父にあたる”太陽公”。
この人物がポロツクの街を蹂躙し奪ったログネダとのあいだの息子たるイジャスラフの孫、それこそが彼であり、その彼がのちにキエフの街を一時とはいえ支配する事となるのは、何とも偶然とは思えぬ数奇な運命を物語っていると言えるだろう。
なお、生前に覇権を争いあっていたキエフの「三兄弟公」イジャスラフ一世(前述の人とは別人)、スヴャトスラフ、フセヴォロドと彼はみな、ウラジーミルとログネダの間に生まれた子の子孫である。
父祖かつ偉大な公であるのは確かとはいえ、かつてポロツク公国を荒らしまわった事もあって、あまりいい感情はない。
あるいは、キエフと対立し続けたポロツク公としての彼の生きざまが、彼をそうした思考に持って行ってしまうのかもしれない。
「父祖ウラジーミル…この世に貴きキーエフの護人といえど、ポロツクの地はあなたの非道を覚えています。…キーエフと、そして我が国(ポロツク)。…私たちは…違える他ないのでしょうか…」
・ログネダ・ログヴォロドヴナ
彼女の曽祖母にあたる、悲劇のポロツク公女。
父ログヴォロドとログネダ、そしてそのウラジーミルとの息子イジャスラフから始まったポロツク公国は、しかしその後も彼の代まで連綿と受け継がれ、その後は諸侯たちの下で、今日のベラルーシを形作る礎となった。
「ログネダ様…我が祖にして、我が国の公女…なんとおいたわしい…。…どうか、彼女に伝えて貰いたい。ログヴォロド公の無念、そしてイジャスラフ公の意志。…それは確かに、後裔にて実を結んでいるのだと」
・フセスラフ人狼公
物語に謳われる人狼、戦士としての姿をより強調した彼女(彼)の姿。彼女と性別が異なるのはおそらく、そうした側面の影響もあるのだろうか？実のところの性別は闇の中である。
鏡写しのごとく、彼女は彼の中に、己の忘れてはならぬ意志を思い出す。
すなわち、故国ポロツクへの深淵なる郷愁と、その護国の意志。
獣としての猛々しさとともに吠え立てる、彼女自身の現し身の姿はしかしなお、槌矛を持つその手をより固く握らせるのだ。
「私でない私…あれは私の伝説、そのものの具象化だ。…より獣に近く、より戦士に近い、私としての私のすがた。…まあ、ひとつ言えることは、おまえに噛みつくような者では決してないだろう。…分かるのだ。あれの中には確かに、消えぬ故国への想い…優しき炎の艶麗、その心が未だ、灯っているのだと」
・ヒルドルブ
北欧の狂戦士。人狼伝説のルーツの一つと言える存在。
ポロツク公国の歴史は古く、スラヴ・ルーシ圏にありながら独立した文化を持っていたとされる。
かつてはヴァイキングたちの街であったと言う古い記録も存在し、また「デンマーク人の事績」の中にも言及があるという。
彼女の「人狼伝説」とは恐らくは、北欧のゲルマン系民族による信仰の影響から形作られたモチーフであるのかもしれない。
その中でも教官としての役割をもつヒルドルブは、人狼の先達として敬意を払っている。
獣としての力に磨きをかけるため、エインヘリアルに混じり師事を乞う事もしばしば。
・ヴラド三世、フランケンシュタイン
三大怪物として親しみを感じているものの、あまり話しかけようとはしない。
自らの誇りたる人狼の呼び名と、彼らのそれに対する捉え方とは、しかし確かに異なるものであるからだろうか。
彼の曽祖父にあたる”太陽公”。
この人物がポロツクの街を蹂躙し奪ったログネダとのあいだの息子たるイジャスラフの孫、それこそが彼であり、その彼がのちにキエフの街を一時とはいえ支配する事となるのは、何とも偶然とは思えぬ数奇な運命を物語っていると言えるだろう。
なお、生前に覇権を争いあっていたキエフの「三兄弟公」イジャスラフ一世(前述の人とは別人)、スヴャトスラフ、フセヴォロドと彼はみな、ウラジーミルとログネダの間に生まれた子の子孫である。
父祖かつ偉大な公であるのは確かとはいえ、かつてポロツク公国を荒らしまわった事もあって、あまりいい感情はない。
あるいは、キエフと対立し続けたポロツク公としての彼の生きざまが、彼をそうした思考に持って行ってしまうのかもしれない。
「父祖ウラジーミル…この世に貴きキーエフの護人といえど、ポロツクの地はあなたの非道を覚えています。…キーエフと、そして我が国(ポロツク)。…私たちは…違える他ないのでしょうか…」
・ログネダ・ログヴォロドヴナ
彼女の曽祖母にあたる、悲劇のポロツク公女。
父ログヴォロドとログネダ、そしてそのウラジーミルとの息子イジャスラフから始まったポロツク公国は、しかしその後も彼の代まで連綿と受け継がれ、その後は諸侯たちの下で、今日のベラルーシを形作る礎となった。
「ログネダ様…我が祖にして、我が国の公女…なんとおいたわしい…。…どうか、彼女に伝えて貰いたい。ログヴォロド公の無念、そしてイジャスラフ公の意志。…それは確かに、後裔にて実を結んでいるのだと」
・フセスラフ人狼公
物語に謳われる人狼、戦士としての姿をより強調した彼女(彼)の姿。彼女と性別が異なるのはおそらく、そうした側面の影響もあるのだろうか？実のところの性別は闇の中である。
鏡写しのごとく、彼女は彼の中に、己の忘れてはならぬ意志を思い出す。
すなわち、故国ポロツクへの深淵なる郷愁と、その護国の意志。
獣としての猛々しさとともに吠え立てる、彼女自身の現し身の姿はしかしなお、槌矛を持つその手をより固く握らせるのだ。
「私でない私…あれは私の伝説、そのものの具象化だ。…より獣に近く、より戦士に近い、私としての私のすがた。…まあ、ひとつ言えることは、おまえに噛みつくような者では決してないだろう。…分かるのだ。あれの中には確かに、消えぬ故国への想い…優しき炎の艶麗、その心が未だ、灯っているのだと」
・ヒルドルブ
北欧の狂戦士。人狼伝説のルーツの一つと言える存在。
ポロツク公国の歴史は古く、スラヴ・ルーシ圏にありながら独立した文化を持っていたとされる。
かつてはヴァイキングたちの街であったと言う古い記録も存在し、また「デンマーク人の事績」の中にも言及があるという。
彼女の「人狼伝説」とは恐らくは、北欧のゲルマン系民族による信仰の影響から形作られたモチーフであるのかもしれない。
その中でも教官としての役割をもつヒルドルブは、人狼の先達として敬意を払っている。
獣としての力に磨きをかけるため、エインヘリアルに混じり師事を乞う事もしばしば。
・ヴラド三世、フランケンシュタイン
三大怪物として親しみを感じているものの、あまり話しかけようとはしない。
自らの誇りたる人狼の呼び名と、彼らのそれに対する捉え方とは、しかし確かに異なるものであるからだろうか。
コメント
すっごーい！あなたはかりごっことかけっこと空を飛ぶのと敵軍を蹴散らすのと侵入と倉庫荒らしが得意なフレンズなんだね！これ全部ヴォルフの仕業です
フセスラフ人狼公。狼男のモデルの一人。史上唯一人狼として記録されている長身巨乳ケモ耳銀髪ロングツリ目八重歯スリット黒パンツ王。
娘から狼になると女偏が獣偏になってえっちじゃない？
ヤガが出てきた時一瞬この人かと思ったけどそんな事はなかった
通常ランサークラスとの違いはまさにヴラおじ的な別側面の抽出的な関係だと思います。
[EXTRA]は区別のためで特に意味はないです。
フセスラフ人狼公。狼男のモデルの一人。史上唯一人狼として記録されている長身巨乳ケモ耳銀髪ロングツリ目八重歯スリット黒パンツ王。
娘から狼になると女偏が獣偏になってえっちじゃない？
ヤガが出てきた時一瞬この人かと思ったけどそんな事はなかった
通常ランサークラスとの違いはまさにヴラおじ的な別側面の抽出的な関係だと思います。
[EXTRA]は区別のためで特に意味はないです。
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