最終更新:ID:+uAVEGFCoA 2020年04月26日(日) 12:29:41履歴
【元ネタ】北欧神話/フロールヴ・クラキのサガ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】シルヴィア・R・フロード?
【真名】ベズワル・ビャルキ
【異名・別名・表記揺れ】熊の子/子熊の男
【性別】男性
【身長・体重】193cm・121kg
【肌色】赤褐色 【髪色】赤みがかった黒色 【瞳色】赤
【外見・容姿】肉体と一体化した熊の毛皮を身に纏い、蒼天を思わせる鞘と共に厳重な拘束のかかった大剣を背負う偉丈夫
【地域】北欧・デンマーク
【年代】神代
【属性】混沌・狂
【天地人属性】地
【その他属性】人型・猛獣・男性・愛する者
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:C 幸運:E 宝具:B
【CLASS】バーサーカー
【マスター】シルヴィア・R・フロード?
【真名】ベズワル・ビャルキ
【異名・別名・表記揺れ】熊の子/子熊の男
【性別】男性
【身長・体重】193cm・121kg
【肌色】赤褐色 【髪色】赤みがかった黒色 【瞳色】赤
【外見・容姿】肉体と一体化した熊の毛皮を身に纏い、蒼天を思わせる鞘と共に厳重な拘束のかかった大剣を背負う偉丈夫
【地域】北欧・デンマーク
【年代】神代
【属性】混沌・狂
【天地人属性】地
【その他属性】人型・猛獣・男性・愛する者
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:C 幸運:E 宝具:B
対象の血肉を取り込み己が力とする原始的な呪術。バーサーカーは己の兄の血を譲りうけ決してひるまぬ勇気を手に入れたとされ、魔獣の討伐の際に手に入れた血肉を仲間に与え強靭な肉体に変えたという。
生前に行った幾多もの戦闘で、そしてサーヴァントとして召喚されてからも続く闘争で得られる返り血はバーサーカーに力を与え、より強靭な霊基へと変化させる。
生前に行った幾多もの戦闘で、そしてサーヴァントとして召喚されてからも続く闘争で得られる返り血はバーサーカーに力を与え、より強靭な霊基へと変化させる。
ベルセルクスキルの亜種。黄金王ロルフクラキ幕下、その筆頭戦士集団であるベルセルクの所属であることを表すスキル。
最強のベルセルクと謳われたベズワルは最高ランクのものを所持し、刃折れ命尽きし時が来ようとも執念によって敵の喉元に食らいつく。
同地域、同ジャンルにおいて最強の戦士としてあり続けたバーサーカーは死線において、敵対者と己が絶命の境地に至る刹那の瞬間、ベルセルク筆頭に相応しき技の冴えをも取り戻す。
最強のベルセルクと謳われたベズワルは最高ランクのものを所持し、刃折れ命尽きし時が来ようとも執念によって敵の喉元に食らいつく。
同地域、同ジャンルにおいて最強の戦士としてあり続けたバーサーカーは死線において、敵対者と己が絶命の境地に至る刹那の瞬間、ベルセルク筆頭に相応しき技の冴えをも取り戻す。
「戦いの恐怖と己が名を叫ぶ者は何処か!彼奴目は己が得意の姿隠しで姑息にも隠れているのか!姿を見せよ虚言吐きの巨人 !必ずや見つけ出し叩き潰してくれる!」
運命によって定められた滅びに抗うための戦いの際、大神の横槍によって魔剣をへし折られ武威を万全に振るうことなく死すべきを定められた際、神への畏れをも捨て狂気に駆られ暴走したことから獲得したスキル。
北欧の戦士達が持つべき大神への畏れは殺意と憎悪へと反転し、狂気をより高め制限を解除する攻撃力を神性と対峙した際に与えることとなった。
大神そのものや、大神の使い達に対しては怒りが際限なく湧き出すことにより高ランクの狂化スキルを更にブーストしてしまう。
運命によって定められた滅びに抗うための戦いの際、大神の横槍によって魔剣をへし折られ武威を万全に振るうことなく死すべきを定められた際、神への畏れをも捨て狂気に駆られ暴走したことから獲得したスキル。
北欧の戦士達が持つべき大神への畏れは殺意と憎悪へと反転し、狂気をより高め制限を解除する攻撃力を神性と対峙した際に与えることとなった。
大神そのものや、大神の使い達に対しては怒りが際限なく湧き出すことにより高ランクの狂化スキルを更にブーストしてしまう。
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:0〜5 最大捕捉:1人
ベズワルが父の正当なる後継として抜き出した、岩盤に突き刺され封印されていた選定の剣。
伝説に曰く、生涯三度のみという制限によって、刃を振るう者に勝利を与える、軍神の権能に近い能力を持つ勝利の魔剣。
本来ならば振るう場合には、大気中のマナを喰らい脈動。発生する振動によって雷鳴の如き音と共に時空間を断裂。
単純な防御能力を無意味と化す範囲攻撃と共に、喰らい続けたマナを所持者に与えステータスを上げると共に必勝の力を与える対城・対人宝具。
しかし狂気と神への怨嗟に呑まれたベズワルは神々が与えしその力を使うことを良しとせず、剣に眠る莫大な魔力を刃の一点に集中。
単純な超暴力によって全力で振るう対人宝具へと変化している。周囲のマナを使用するのではなく、魔剣が充填する魔力と己が生命力を叩き込むため、短時間での連発は不可能。
ベズワルが父の正当なる後継として抜き出した、岩盤に突き刺され封印されていた選定の剣。
伝説に曰く、生涯三度のみという制限によって、刃を振るう者に勝利を与える、軍神の権能に近い能力を持つ勝利の魔剣。
本来ならば振るう場合には、大気中のマナを喰らい脈動。発生する振動によって雷鳴の如き音と共に時空間を断裂。
単純な防御能力を無意味と化す範囲攻撃と共に、喰らい続けたマナを所持者に与えステータスを上げると共に必勝の力を与える対城・対人宝具。
しかし狂気と神への怨嗟に呑まれたベズワルは神々が与えしその力を使うことを良しとせず、剣に眠る莫大な魔力を刃の一点に集中。
単純な超暴力によって全力で振るう対人宝具へと変化している。周囲のマナを使用するのではなく、魔剣が充填する魔力と己が生命力を叩き込むため、短時間での連発は不可能。
封印の為の鞘を装着した状態のスニュルティル。鞘は刃と同じく蒼天の如き美しい輝きを見せる。
本来ならばこの鞘自体も宝具となりうる魔道具だが、バーサーカークラスとしての召喚のためか本来の機能が停止している。
内側からの魔剣の切れ味と、ベズワルの振るう剛力を敵に対して叩きつけたとしても傷が付かず、錆びることもない盾にして鈍器。
本来ならばこの鞘自体も宝具となりうる魔道具だが、バーサーカークラスとしての召喚のためか本来の機能が停止している。
内側からの魔剣の切れ味と、ベズワルの振るう剛力を敵に対して叩きつけたとしても傷が付かず、錆びることもない盾にして鈍器。
ベルセルクとは『熊の毛皮を被る者』という意味を持つ言葉であり、北欧の王直属の戦士団に呼称される異名でもある。
デンマークの伝説の王、フロールヴ・クラキに仕える最強の戦士であり、一説によればベオウルフと関連があるとされる熊を由来とする北欧のベルセルクその人、それがベズワル・ビャルキである。
英文学最古の英雄にして賢王をベオウルフとするのならば、ベズワルはバーサーカー…即ちベルセルクという集団において最強を誇った、複数の武勇伝を持つ武人として伝説に残っている。
竜退治、巨人退治、有翼の魔獣討伐、敵王との一騎打ち、武装が通じぬ猪を屠るといった武力もさることながら、勝利を約束する魔剣の所持者としても伝わる。
ベズワルは北ノルウェーの王シグルドリングの息子であり、巫女の呪いを受け文字通り熊男となった変身者ビョルンの三男として生誕する。
長男は腰から下が狼と鹿の脚となり、次男は足首が犬となったが、三男であるビャルキは呪いによって人の姿のままに熊や巨人以上の力を生まれながらに持つこととなった。
狩りの折に謀略により殺された父の仇を討ち、二人の兄すら抜けなかった岩盤に突き立てられた生涯に三度しか使えない魔剣を抜き放ち、これを継承する。
その後母の元を離れて兄二人を訪ね、長兄からは血を通して勇猛を、次兄トリールからは銀の象嵌がなされた氷のように蒼い地肌を持つ魔道具の鞘を授かる。
討たれる時が来たのならば必ずや報復を果たすという約定を交わし、ベズワルは主君を求めデンマークにやって来た、という流れが主君であるクラキとの出会いである。
数々の武功を重ねたビャルキは王の妹の夫ともなり、名実ともにロルフ王幕下の戦士において第一の者として扱われることとなった。
持ち前の武力は当然として、ベズワルには猛獣へと変身する能力があり、その中でも熊に変身することを得意としている。その中でも白き毛皮を持つ大熊に変身した際にはあらゆる武装、あらゆる攻撃が通じない強靭な肉体を獲得し、敵軍を単身で壊滅せしめたという。
このセイバークラスで宝具ともなる我、刃砕く白獣 を常時使用し半熊人間化しているのがバーサーカーとしてのビャルキである。
数々の武功をロルフ王の元へと重ねたビャルキを始めとするベルセルクたちであったが、その終わりは裏切り───それも王の身内である妹のスクルドのそれによって終焉を迎えることとなる。
スクルドの謀略によって王を含めた仲間たちは盛大な酒宴にもてなされ、客であるスウェーデン人たちは泥酔するのを避け、デンマーク人たちが酔って寝込んでいる間に、運びこんだ武器を取って武装して彼らに襲いかかった。
宮殿に乱入したスウェーデン兵に対し、デンマーク兵の多くは全く抵抗できなかった。この時もベズワルは父の魔剣を抜くが、ロルフの宮廷は運命により滅ぶ定めと決められていた為、大神オーディンが姿を現わしグングニルの槍で剣を粉々に打ち砕いてしまう。
その瞬間から、ビャルキにとっては北欧の戦士たちが持つ大神への信仰よりも王からの恩義と仲間の大切さの方が遥かに上回ったのだ。
敗北を定められてなお、仲間と共に王やベルセルクを始めとした戦士たちは勇敢に戦ったが、当時のデンマーク最強の戦士であるビャルキもまた敵軍の大将であるスウェーデン王アティスルを仕留めた後に力尽きる。この戦いによってロルフ王の宮廷は壊滅したのだった。
ロルフ王配下の十二のベルセルクは、死後もその魂は王と共にあり、王の持つ人類最高の剣スコヴヌングに封印されているという――――あるいは、セイバーとして召喚されたビャルキならばそれに相応しい態度を取り、生前の恨みも関係ないものと戦いを楽しむ戦士として召喚されたかもしれない。
だが、バーサーカークラスにおいて召喚されたこのベルセルクは、大神への恨みと与えられた理不尽に怒りを燃やす、悲しみと憎悪によって理性を失った狂戦士として召喚される。
それが誇り高く戦った仲間への侮辱となろうとも――――北欧の戦士が持つ大神への敬意を失おうとも――――生前の最期まで戦った奮戦を無かったことにしようとも――――
聖杯への望みを、仲間たちの最期を変えることとして、理不尽と神への憎悪に怒りを燃やしビャルキは戦場を駆け巡る。
デンマークの伝説の王、フロールヴ・クラキに仕える最強の戦士であり、一説によればベオウルフと関連があるとされる熊を由来とする北欧のベルセルクその人、それがベズワル・ビャルキである。
英文学最古の英雄にして賢王をベオウルフとするのならば、ベズワルはバーサーカー…即ちベルセルクという集団において最強を誇った、複数の武勇伝を持つ武人として伝説に残っている。
竜退治、巨人退治、有翼の魔獣討伐、敵王との一騎打ち、武装が通じぬ猪を屠るといった武力もさることながら、勝利を約束する魔剣の所持者としても伝わる。
ベズワルは北ノルウェーの王シグルドリングの息子であり、巫女の呪いを受け文字通り熊男となった変身者ビョルンの三男として生誕する。
長男は腰から下が狼と鹿の脚となり、次男は足首が犬となったが、三男であるビャルキは呪いによって人の姿のままに熊や巨人以上の力を生まれながらに持つこととなった。
狩りの折に謀略により殺された父の仇を討ち、二人の兄すら抜けなかった岩盤に突き立てられた生涯に三度しか使えない魔剣を抜き放ち、これを継承する。
その後母の元を離れて兄二人を訪ね、長兄からは血を通して勇猛を、次兄トリールからは銀の象嵌がなされた氷のように蒼い地肌を持つ魔道具の鞘を授かる。
討たれる時が来たのならば必ずや報復を果たすという約定を交わし、ベズワルは主君を求めデンマークにやって来た、という流れが主君であるクラキとの出会いである。
数々の武功を重ねたビャルキは王の妹の夫ともなり、名実ともにロルフ王幕下の戦士において第一の者として扱われることとなった。
持ち前の武力は当然として、ベズワルには猛獣へと変身する能力があり、その中でも熊に変身することを得意としている。その中でも白き毛皮を持つ大熊に変身した際にはあらゆる武装、あらゆる攻撃が通じない強靭な肉体を獲得し、敵軍を単身で壊滅せしめたという。
このセイバークラスで宝具ともなる
数々の武功をロルフ王の元へと重ねたビャルキを始めとするベルセルクたちであったが、その終わりは裏切り───それも王の身内である妹のスクルドのそれによって終焉を迎えることとなる。
スクルドの謀略によって王を含めた仲間たちは盛大な酒宴にもてなされ、客であるスウェーデン人たちは泥酔するのを避け、デンマーク人たちが酔って寝込んでいる間に、運びこんだ武器を取って武装して彼らに襲いかかった。
宮殿に乱入したスウェーデン兵に対し、デンマーク兵の多くは全く抵抗できなかった。この時もベズワルは父の魔剣を抜くが、ロルフの宮廷は運命により滅ぶ定めと決められていた為、大神オーディンが姿を現わしグングニルの槍で剣を粉々に打ち砕いてしまう。
その瞬間から、ビャルキにとっては北欧の戦士たちが持つ大神への信仰よりも王からの恩義と仲間の大切さの方が遥かに上回ったのだ。
敗北を定められてなお、仲間と共に王やベルセルクを始めとした戦士たちは勇敢に戦ったが、当時のデンマーク最強の戦士であるビャルキもまた敵軍の大将であるスウェーデン王アティスルを仕留めた後に力尽きる。この戦いによってロルフ王の宮廷は壊滅したのだった。
ロルフ王配下の十二のベルセルクは、死後もその魂は王と共にあり、王の持つ人類最高の剣スコヴヌングに封印されているという――――あるいは、セイバーとして召喚されたビャルキならばそれに相応しい態度を取り、生前の恨みも関係ないものと戦いを楽しむ戦士として召喚されたかもしれない。
だが、バーサーカークラスにおいて召喚されたこのベルセルクは、大神への恨みと与えられた理不尽に怒りを燃やす、悲しみと憎悪によって理性を失った狂戦士として召喚される。
それが誇り高く戦った仲間への侮辱となろうとも――――北欧の戦士が持つ大神への敬意を失おうとも――――生前の最期まで戦った奮戦を無かったことにしようとも――――
聖杯への望みを、仲間たちの最期を変えることとして、理不尽と神への憎悪に怒りを燃やしビャルキは戦場を駆け巡る。
バーサーカーとして召喚され狂乱しているため、人格を理解することは非常に難しい。だがマスターシルヴィア・R・フロード?の命令には比較的従順なため、逆鱗に触れなければ暴走の危険性が低い、比較的扱いやすいサーヴァントの可能性が高い。
認識が壊れているのか、戦闘状態になると神性や神の使いに類する言動、属性、行動を行った場合、報復の対象として全力で暴れる危険性を持つことを危惧したマスターから特殊な鎮静薬を日常では投与され、効果の有無は不明だが咆哮することもなく、のそり、のそり、と月を歩き回る。
しかし戦闘となってなお、魔力を枯渇させようとすらさせずに敵と認識した相手のみを攻撃しようとする判断能力から考えるに、上記の危惧は全て徒労であり、サーヴァントであっても、狂気のクラスに身を堕としてもなお主に仕える生粋の戦士としての在り方は変わっていない…のかもしれない。
危惧された危険性が事実であるのか、忠誠心を持っているかは別として、マスターが彼の誇りを踏みにじらない限り、立ち向かう障害を打ち砕く鉾としてこのバーサーカーは全霊を尽くしてくれるだろう。
イメージカラー:血色
特技:狂化されているため無し
好きなもの:狂化されているため無し
嫌いなもの:オーディンやオーディンに連なる者等
天敵:オーディン
願い:武勇を以て大神への反逆を行う
【一人称】 【二人称】 【三人称】
認識が壊れているのか、戦闘状態になると神性や神の使いに類する言動、属性、行動を行った場合、報復の対象として全力で暴れる危険性を持つことを危惧したマスターから特殊な鎮静薬を日常では投与され、効果の有無は不明だが咆哮することもなく、のそり、のそり、と月を歩き回る。
しかし戦闘となってなお、魔力を枯渇させようとすらさせずに敵と認識した相手のみを攻撃しようとする判断能力から考えるに、上記の危惧は全て徒労であり、サーヴァントであっても、狂気のクラスに身を堕としてもなお主に仕える生粋の戦士としての在り方は変わっていない…のかもしれない。
危惧された危険性が事実であるのか、忠誠心を持っているかは別として、マスターが彼の誇りを踏みにじらない限り、立ち向かう障害を打ち砕く鉾としてこのバーサーカーは全霊を尽くしてくれるだろう。
イメージカラー:血色
特技:狂化されているため無し
好きなもの:狂化されているため無し
嫌いなもの:オーディンやオーディンに連なる者等
天敵:オーディン
願い:武勇を以て大神への反逆を行う
【一人称】 【二人称】 【三人称】
ヒルドルブ:「■■■■―――――!!!!」
本能が伝える。狂気が迸る。眼前に或る一体の獣はともすれば、狂気に落ちた己を喰らうほどの猛獣だ。他国の勇士?否────勇士たるもの、己が武勇に誇りを持つ。狩るべき獣だと卑下することはあるまい。
狂戦士を冠した何処かの王?それも否────知性の裏の、人の強さだけに興味を向け試す視点は同一の人ではあるまい。
理性はかき消され、憎悪は燃え、本能が倒すべきだと定める。故に、獣は高く、吼えた。
本能が伝える。狂気が迸る。眼前に或る一体の獣はともすれば、狂気に落ちた己を喰らうほどの猛獣だ。他国の勇士?否────勇士たるもの、己が武勇に誇りを持つ。狩るべき獣だと卑下することはあるまい。
狂戦士を冠した何処かの王?それも否────知性の裏の、人の強さだけに興味を向け試す視点は同一の人ではあるまい。
理性はかき消され、憎悪は燃え、本能が倒すべきだと定める。故に、獣は高く、吼えた。
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