kagemiya@ふたば

皇ハルナ：皇さん。
羽付きであるが回収業者でもあるため、プラスマイナスの感情がだいたい均衡になっている相手。
ひょっこり会えば挨拶はするが機会は少ない。

彼女がかつての神戸を懐かしんでいる、ということは理解しており、それを、もう戻らないものへの無駄な郷愁であるとも、当然の感情であるとも思っている。

「……あ、皇さん。こんにちは。何か、懐かしいものは拾えましたか」


阿南宮ヨハネ：阿南宮さん。
羽付きの一人。ある種一番苦手。
まず目線がデカすぎる乳に揃うのがどうしようもない。照れて話にならない。
加えて、独立派にもそれ以外にも一切与することをしないながら影響力がある、という立場が大変厄介。
とりあえず過度な接触は避けている。

「げ、阿南宮さん……うわぁやめろ！前が見えないんですよあんたが来ると！」


氷橋静雄：氷橋。
羽付き兼回収業者。ハルナ同様立場による好感度変容はないが、常にやかましい上に見るからに病んでるこっちに「元気か！？」とか聞いてくるのが心底うざい。

かつての夢を追い続ける姿が眩しく、そして妬ましい相手。

「……お前には叶えられる夢が残ってて羨ましいよ、氷橋」


神坂シヅキ：シヅキさん。
羽付き。同じように独立派と呼ばれるが、少々派閥の違う相手。
天使町形成初期、ハヤテの車椅子を作るために集まった羽付きのうちの一人だったのがファーストコンタクト。
HCUの重役の血筋ではあるが、彼女もまた被害者の一人だとしてそれで蔑視したりはしない。

かつての「神戸」を取り戻し、奪還後は更にかつてのそれを超える町へと発展させるという彼女の目的は、ただHCUに憎しみを募らせているハヤテのそれとは対立する。
とはいえ、羽付きによる団結、そして力を持つことによる権利の獲得、というとりあえずの目的に異論はなく、回収業者への対応の違いこそあれど基本的には悪い仲ではなくよく会話する。

「え、と。シヅキさん、今日は何か手伝えること、ありますか」


メリー：メリー。
メリーとしての姿でしか会ったことはなく、それでも尚妙にびくびくされていた。
羽付きで回収業者……というのも珍しいことではなく、別に憎んでいる訳でもないのに……と不思議顔。

仮にHCUの者だったと知ったとて、背に羽があるならばむしろハヤテの目には仲間として映るだろう。
もっとも、その時が来るとは限らないが。

「……ま、俺みたいな奴じゃ避けるのも仕方ないか……え？そうじゃない？……メリーはよくわかんねぇなぁ」


システィナ=イヴトーレト：システィナさん。
独立派の羽付きが崇める「黒天使」。
ハヤテもその例に漏れず彼女を畏敬しており、内心では少し怖がりつつもよくコミュニケーションを取っている。
その翼を眺めていたら直接渡された羽はちょっとした宝物。

「……システィナさん、無理…はしてないかもしれませんけど、その、身体には、気をつけて…」


大親方：大親方。
あまりジャンク屋に出向くことはないが、車椅子の調整や脚の変質について何度か相談に行ったことはある。

「……大親方、やっぱり俺のコレにも兵装を……。…っ、なんで、なんで駄目なんだよっ！俺だって…！」


片桐アゲハ：アゲハ。
数少ない年下である羽無し。
彼女の持つ独特の雰囲気をてんで理解していないハヤテはやたらと気安い。
羽についても、あってもなくても羽付きに変わりはないと思っており、「神戸」を虫籠という彼女に思想についても異論はなかったりする。
独立派と「常世虫」に溝があるのは知っているが、個人としては彼女のことを結構気に入っている。

「……虫籠、か。アゲハの言う通り、ここは虫籠みたいなもんだな。天使だなんだ言ったって、俺達はみんな化け物扱いだ」


糟屋カブト：糟屋。
アゲハにいじめられて喜んでいる変な人、という認識。(これはだいたいの常世虫構成員に言えることでもある)
アゲハに対して同様羽の無いことに関する偏見は無く、回収業者をやっていることにも特に感慨はない。
シヅキやシスティナを危険視しているらしいのが気がかりではある。

「……糟屋、前に一応、シヅキに聞いてみたけど。別に、「常世虫」をどうこうする気は今んとこないってよ。……だから、こう……そんな露骨に俺らを避けないでくれよ」

"奇跡"の■■■■■：か■■のサ■■ァン■。
そ■■名を■■■■■■■。
英■に■関わ■■、目も■も■■■ない■女を、ハヤテは■親と共■支えな■■、■かに幸■に■■し■いた。
ハヤテの■元にあ■■愛主義、優し■は、彼女■由■するも■であり、彼■■教え■■もハヤテの■神性■多くを■■てい■。