ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

「この俺こそが、並み居る魔王の真なる総大将! 山本五郎左衛門である!!」

「……フハハハハ! どうだ、驚いたか少年! 何、そうでもない? あらそう……」


基本情報

【出典】妖怪物語『稲生物怪録』など/EX妖魔疾走【百鬼夜行の大行進】(石鹸屋の楽曲)、秀三(石鹸屋メンバー)、ルーミア(ゲーム『東方紅魔郷』)
【CLASS】ライダー
【真名】山本五郎左衛門
【異名・別名・表記揺れ】山ン本五郎左衛門、山本太郎左衛門
【性別】男性
【身長・体重】181cm・82kg
【肌色】モンゴロイド系 【髪色】銀色 【瞳色】青色(普段)/赤色(素)
【スリーサイズ】若々しさと巨体なり。
【外見・容姿】威風堂々たる恵体にメイド服を纏った若者。常にベネチアンマスク*1をつけており、その奥からは青い目が覗く。
【地域】日本
【年代】1749年
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・魔性
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:C 魔力:A 幸運:D 宝具:D

【クラス別スキル】

騎乗:C

 ライダーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
 また、英霊の生前には存在しなかった未知の乗り物(例えば古い時代の英雄にとっては見たことも無いはずの、機械仕掛けの車両、果ては飛行機)すらも直感によって自在に乗りこなせる。
 魔王の長を競い合うほどの実力者として、嘗ては妖怪たちを引き連れて駕籠や輿に乗って移動しており、「運ばれる」ことに慣れている。
 他、ライダークラスになったことで、自分自身での騎乗にもある程度の適性を持つ。魔王としての威圧により、野獣ランク程度の獣なら強引に従わせることも可能。

対魔力:A

 ライダーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。
 一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。
 なお、魔力によって強化された武器や、魔術によって作られた武器による物理的な攻撃は効果の対象外。
 Aランクでは、Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
 魔王の位を持つものとして、相応に魔術に対する抵抗力を備えている。

【保有スキル】

変化:A++

 文字通り変身する。東洋のサーヴァントでは借体成形とも。
 ライダーは、並みの妖怪も真っ青の変化術を扱い、稲生平太郎の肝っ玉をでんぐり返すために、部下を使うのみならず自らあらゆるものに化けた。
 幻術ではなく自身の肉体を変化させているため、変化したものは現実に干渉することが可能。

魔王:A++

 妖怪の総大将。生前のイメージによって、後に過去の在り方を捻じ曲げられた怪物。所有者は能力や姿が変貌してしまう。「無辜の怪物」とは似て非なるスキル。
 ライダーの場合、事実として「魔王」であるのと同時に、妖怪の頭領としてのイメージが後世に伝わり人口に膾炙したために、このスキルを制御可能な形で保有する。
 「変化」スキルとは別に、本来の自身にはなかった後世の後付け能力を自分に生やすなど、デメリット無しでその恩恵だけを受ける事ができる。

魔王の祝福:A

 稲生平太郎に与えた加護と同質のもの。自身を含めた味方1人に対して幸運をもたらし、その敵対者には不幸を呼び寄せるほか、任意のステータスを1つ向上させる。
 ただし、加護を受けるためには、ライダーから出された試練(大体の場合、原典通りの「恐怖に臆さない勇気」を示すもの)をクリアしなければならない。
 一応判断基準はライダーの匙加減なので、危急の時は、既に達成済みの事柄を試練扱いして、すぐに加護を与えることも可能。

【宝具】

さぁて、そろそろノってきたかい少年少女! 上等、だったら次はこんなのはどうだい!
夜闇に群れ成す妖魔疾走! そこのけそこのけ、怪異が通るッてなぁ!!

卅日ノ祟・百鬼夜行パンデモニウム・ナイトコーズ

ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:1人
由来:稲生平太郎を脅かした逸話と、その後妖怪を引き連れて彼の前に現れた逸話
 みそかのたたり・ひゃっきやこう。魔王特権により現代風にリネームした宝具。百鬼夜行の大行進。
 ライダー本人や、召喚した配下の妖怪たちが、それぞれに恐るべき怪異や現象に変化。敵一体に殺到し、恐慌を引き起こすと同時に精神ダメージを与える。
 また副次的な効果として、魔王としての属性を強調することで、付近に存在する魔性や鬼、妖怪の類を自らの軍勢に組み入れ、それらに強化を与えることも可能。
 軍勢に組み入れられたものは、その後ライダーの眷属としての召集に応じて貢献することで、更に強化を受けることが可能になる。



やがて暁に至り、空は目覚めの色に染まる。
我らは曙光を顧みず、明くる夜の夢を願いて眠る。
溶け出し消えゆく幻から、明日へ巡る朝を迎えよう!
さぁ、行ってこい! ここまでは妖怪おれたちの時間、ここからは——人間おまえたちの時間だ!

人界縁起・曙光燦々デイライト・オーバーワールド

ランク:E 種別:対妖宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:魔性及び自己の軍勢に組み入れられたもの全て
由来:一度は人間を脅かすために現れながら、これに失敗したことを認め、妖怪達を引き連れて去った逸話
 じんかいえんぎ・しょこうさんさん。ライダー本人が人間に負けた、と思った時に発動する特殊な宝具。
 自身とその軍勢、更には効果範囲内に存在する「妖怪」「亡霊」「魔性」などの、「顕界ならざる夜闇に生きるもの」としての属性を帯びる全てを、この世の外に強制退去させる。
 サーヴァントの類はいわんや、幻想種、精霊、死徒など、「普通人の世にあってはならないもの」もこの同類と見做され、上述の属性を持つものほどではないが影響を受ける。
 通常、退去させられたものは、一時的に現世から隔離されて干渉能力を失う程度で済む。
 しかし、霊核が破壊されるなどして、ライダーが致命的敗北を喫したと認識した場合、現世からそのまま放逐され、座に送還されることもあり得る。
 この退去は自身の伝承に沿って行われるために強制力が強く、「夜闇」の属性を持つものや、第一宝具で召喚されたものがこれに抗うことは事実上不可能。
 また、第一宝具によって取り込まれた存在に対しては、「魔王に隷属するものに対する、魔王からの命令」という形で作用するため、一度でも百鬼夜行に加わったものは、否応なく彼と共にこの世から去ることになる。

 一人の若武者を見て、魔王は笑った。実に愉快と膝を打ち、あれなるは真の勇ある者と讃えた。
 暗い夜の恐怖はやがて去る。いつか太陽は再び昇り、あやかしは薄明に別れを告げるだろう。
 かくて魔王山本五郎左衛門、からからと笑いて宣えり。
 「――――見事なり! お前は魔王を打ち負かしたのだ!」

【Weapon】

『魔王ノ木槌』

 他人に与えたものなのだから当然自分も持っている。
 叩いたものに魔力を付与して強化することができるのは変わらない。
 また、「変化」の延長で自由に形を変えることもできる。
 この霊基での現界では専らギター型にしており、配信の時に活用している模様。

『妖怪軍団』

 第一宝具の限定発動でちょくちょく小間使いのように働かせている。
 名のある妖怪はいないが、変化が得意なものが多いので色々重宝する。
 戦闘時には、自ら武器を振るうよりも、専ら彼らを指揮して戦う。

【解説】

 山本五郎左衛門は、妖怪物語『稲生物怪録』及び『三次実録物語』等に見える妖怪の一種である。
 備後国三次(現広島市三次市)の三次藩士、稲生平太郎が、友人と肝試しに行った後、30日に渡り数多の怪異に遭遇する。
 しかし、勇敢な平太郎がそれらに動じることなく30日を過ごしたところ、怪異の原因として山本五郎左衛門が現れる。
 この妖怪は、天竺・震旦・日本を周り勇気ある子供を脅かしていたが、それに動じなかった平太郎の勇気を讃えて去っていく……というのが『稲生物怪録』のあらすじである。
 この物語において、山本五郎左衛門は魔王を自称し、他の魔王と頭の座をかけて100人の子供たちを脅かそうとしていた、とされる。
 その本性は狐狸でも天狗でもない何かであると自称する他、彼が平太郎の元から去るシーンを描いた絵巻には、彼の乗る駕籠から巨大な足がはみ出しているシーンも描かれている。
 魔王とは何か、その正体とは何か。不明な点も多いながら、『稲生物怪録』の出版直後から、この物語は多くの人の目に触れ、好奇を以て迎えられ、後代にまで残る人気作となった。
 江戸後期から現代に至るまで、複数の作家による作品化がなされており、現代では妖怪を率いる大将のようなものとしても認知されている。

 少なくともこの霊基において、魔王とは、仏教における天魔などとも微妙に異なる「夜に属するものの長」であり、夜の恐怖を体現する存在を意味する。
 そして、そのような状態のままに打ち破られることで、闇を恐れぬ勇気あるものを産む反英雄の一種でもある。
 本性と思われる妖怪はこれといってないが、強いて言えば、「夜への恐怖心」そのものが形を成したものが、魔王・山本五郎左衛門である、とは言えるのかもしれない。

 当然、彼のマスク付きメイドという珍妙な出立ちと、こうした伝承上の情報には、何ら共通項はない。
 英霊の座で一時期メイド姿になるものが増えた折、阿鼻叫喚の地獄が作られたために、同じように子供を脅かさんとしてその姿を真似た……というのは本人談だが、真偽は不明。

【人物・性格】

 魔王という呼び名に相応しく、妖怪どもの棟梁として、人を脅かし恐怖させることを至上の喜びとする存在。
 脅かされた相手が夜の闇に怯えて震える様子を見ることは、他のどんな娯楽よりも愉快であると宣い、その為ならばいかなる悪辣な行為も厭わない。
 しかし、鬼などとも違い、脅かすことそのものを最も重要視する価値観を持つため、恐怖させることさえできなくなるような直接的な暴力・殺害は寧ろ倦厭している。
 また、いくら手を尽くしても脅かしに動じない勇敢な人間に対して、その心意気を讃えるようなところがあるのは、原典と変わらない。
 曰く、「そういう奴がいるからこそ、そいつを脅かすための工夫が楽しくなる」からだとか。
 効果的な脅かしのために人間の文化や心情にも通じており、召喚された時代の流行にも敏感。
 脅かすことを最も好むのは変わらないものの、特に現代に召喚された場合、それ以外の娯楽に傾倒する様子が見られるのは、ほかの英霊の一部と同様である。
 特に、それなりの恵体である自身が堂々と女装して現れるのは、多くの人間にとって混乱と恐怖を生むと現界後に分かってからは、女装姿を晒しての行動を好むようになった。
 また、その姿をより多くの人間に見せるため、動画投稿サイトや配信サイトで積極的に活動を行っている模様。
 どこで覚えてきたのか、エレキギターの演奏を十八番としており、一部界隈では意外と人気である。
 誰に作ってもらったものか、バーチャルライバーとしてのアバターまで完備しており、時には「バビ肉ジジイ」を名乗ってVR関係のサービスでゲリラライブをおっ始めることがあるとかないとか。
 ……念のために言い添えておくと、別にユーチューバーの霊基になっているわけではない。

イメージカラー:夜闇に浮かぶ赤い月
特技:百面相
好きなもの:勇気がある子供、勇気がない子供
嫌いなもの:リアクションの薄い奴
天敵:太陽系サーヴァント
願い:真の魔王云々より、世の子らの肝っ玉をでんぐりがえすような脅かしの閃きが欲しいな!

【一人称】俺 【二人称】お前、少年、少女 【三人称】奴、アレ

【台詞例】

「フハハハハハハ!!! この山本五郎左衛門を喚ぶとはつくづくお前も運がない! 恐れ慄くがいいわ、俺のこの怪躯に!!!!」
「ふんっ! ふんっっっ! ふんっっっっっ!! ……ん、何をしているか? いやな、こうして身体を誇示すると驚く奴が結構いるものだからその練習を……何、恥ずかしいからやめろ?」
「さてと、というわけで画面の前の者共、山本五郎左衛門の登場である! 気軽にバビ肉ジジイと呼んでも良いぞ! 今日も早速俺のギターの腕前を見せつけていくとしよう!」
「む、もうこんな時間か。さぁ、帰れ帰れお前たち! 朝はお前たちの時間だろうが! ……いや、ここはこのナリに併せてこう言ってやろうか!」
「ご主人様ァ!!! 行ってらっしゃいませええええええええ!!!!!」

「俺はなぁ。こう見えてもジジイな訳だから、人間なんてものは誰を見ても少年少女にしか見えん。誰も彼も小童にしか見えないからこそ、どんな相手にでも全力で脅かしにかかるわけだ。小童が一番良く驚くからな」
「俺にとって、脅かすってことは、空気や食事とまでは言わないが、無いと明確に困る必需品みたいなもんだ。だからこそ、手抜きもしないし妥協もない。主人よ、お前がこれを邪魔するなら、契約があるとて容赦はせんぞ?」
「……うむ、わかったならば良し! フハハ、今の振る舞いにも動じないのだな! いや、良い! だが、いつかお前のその太い肝、この俺が見事にひっくり返してみせよう!!」

【因縁欄】

稲生平太郎:勇気ある人の子
 魔王の頭領を巡る争いがあるまで、そのようなものがあるとすら思わなかった「勇気あるもの」。手練手管を尽くしてもなおその心に怯懦を生み得なかった、初めての相手。
 それまでの子供とは違い、とうとう恐れに屈服することのなかった彼との遭遇は、山本にとっても一種の大きな衝撃であった。
 これ以降、彼の人間に対する認識というものは、少なからず変化しており、人生の転機となった相手として、非常な好感と親しみを抱いている。
 カルデアなどで顔を合わせることがもしあれば、嘗ての思い出話を絡めつつ、何くれとなく話をしたがることだろう。
 ……ただし、彼の生前に出会った時の偉丈夫然としたものとは全く違う風貌に変わり果てているので、あちらが気づくかは怪しいところ。

【コメント】

 行ってらっしゃいませえええええええ!!!!!

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https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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