kagemiya@ふたば

聖杯戦争の舞台となる鐘暮市
マスターの根城や生活区域、シナリオで使いたい場所など
参加者の存在をより鮮明にするために自由に追加可能とする。

しょうぼし
日本のとある県に位置する。
県庁所在地のベットタウンとしてそれなりの人口を有する。

がっこうほうじんぎょうしょうがくえん
キリスト教の理念に基づく教育方針を旨とした鐘暮市随一の歴史ある高校。
100年以上続く歴史・実績を誇るカトリックの名門校。
国内外を問わず活躍する人材を多岐に渡り排出している。
偏差値が高いが風通しの良い自由な校風を売りにしており、学校外での評判も高い。
また、地域への接し方は困民救済を旨としており、学費を賄えない者に対しても高い学力やスポーツなどの素養に対して免除制度を打ち出している。
これは学生側からの受験という格好にとどまらず、各中学や教会から打診された困窮学生を自助的に救済する事もある。

鐘暮市の中心にある大病院。

鐘暮市の外れにある地方競馬場。
地方競馬場だが、それなりに賑わっている。
敷地内に併設されているレストランの豚汁が名物商品。
なお、1999年より先の未来の話だが、職員の汚職により競馬場は消滅する。

170m級の鐘暮市有数の送電波タワー。
観光名所の一つだが、少し大きいだけの電波塔のためガッカリ名所として数えられる。

かつては複数の事務所が入っていたが、バブル崩壊のあおりを受けて全ての事業主が撤退し今では名もなき幽霊アパートとなっているビルのワンフロア。
実は霊脈の上に存在し、魔術師が拠点を構えるとすればかなりの良物件。逆に言うと、戦うための城として考えるとあまりにも素直過ぎるチョイスとなる。
戦いに不慣れなユナはここを選択しテナントを借り受け、自身の工房として改造して聖杯戦争が始まるまでここで生活していた。
いざ聖杯戦争が始まるとあっという間に居場所を特定され、張っていた結界はアサシンによって砕かれ无主従に踏み込まれてしまう。

そうゆやま
鐘暮市の南部に位置する標高854mの名山。
市を代表する観光名所の一つで、秋期には紅葉の絶景を目当てに県外からの観光客が押し寄せる。
冬期には人足が途絶え、開催地域を見渡せる地の利の良さからセイバーはマスターの許可を取らずに簡易拠点を設営をしていた。
マスターの助けを借り魔術的戦略拠点とする手筈だったが、マスターとの信頼不足から打診は断られ拠点の残骸だけが残っている。
後に鍵夜邸が焼失した後は拠点として再整備され、最後の戦いまで満たちを支えることになる。

駅前の一等地にそびえ立つ地上17階地下3階の高級ホテル。
戦前から続く洋式ホテルで、バブル期に栄華を極め県随一とも言われるほどの人気を博した。
バブルが弾けた世紀末現在でもその高級路線を貫いており、一時期と比べ客足は少なくなったものの威容は健在である。
宿泊者の安全、プライベート保護を徹底していて、政府関係者や芸能人、またやんごとなきお立場の人も好んで利用している。
聖杯戦争中はアーチャー陣営の本拠地となる。市内に実家があるものの、そちらは事件現場として封鎖され立ち入ることが出来ない。

鐘暮市の中心部より少し北の地区に位置する神社。そこまで大きいわけではないが一般的な神社としての設備は一通り揃っており、それなりには綺麗。歩道脇の階段を登ると境内に行き着くと言った立地。
昼間は人の目もある事、神域であるため外界からの邪なものの干渉を多少弾く事からそれなりの安全地帯として機能する上、神道の信仰はあるものの特定の宗派…派閥には属さないため教会と同等、ともすればそれ以上の不干渉地帯として成立し得る可能性もあったが、鐘暮の地に続々とサーヴァントが召喚される最中にバーサーカー陣営が結界を張り、聖杯戦争中はここの社務所を拠点にしている。
商売、縁結びの神などを祀っているとか。

鐘暮市北東の住宅街に聳え立つ13階建てマンション。築10年。ここの1階の角部屋…109号室がバーサーカーの召喚地であり、同室には「ハルダー」の表札が出ている。この部屋はバブル崩壊期の影響かド級の事故物件であったのを安く買い上げて住んでいる。実は翠天神社よりも霊脈に近い。

鍵夜宗次及び鍵夜満の居宅。
元々住んでいた家主が死去したところを、宗次が買い取った。かなり大きな屋敷風の物件であり、龍脈や霊的立地も優れている。
家主の宗次が誘拐され、満らが拠点として使用する。
ユナが居候するようになってからは彼女の手によってルーンによる魔術的防御力を高められており、砦としての機能を持つに至っている。

駅から少し離れたビル街にあるビジネスホテル。
薄汚れて寂れた雰囲気が漂うが、宿泊費の安さあってか客入りはそれほど悪くない。
鐘暮市を訪れたフリーデが宿泊し、キャスター陣営の拠点となる。

ダン・ムラキこと木村魁壇の居宅。
彼が亡き父の遺産として引き継いだ古い一軒家。ライダー陣営の拠点となる。
少し前までしっかり手入れされていたであろう家は今ではすっかり荒れ、窓や縁側も何かに怯えるように一つ残らず雨戸が締め切られている。近隣の住民に様子を尋ねればダンの安否を心配する……或いは彼の死を悲しむ声を聞けるだろう。
家の中は居間やキッチンにはうっすらと埃が積り、廊下に置かれたゴミ袋の中にあるのは非常食やカップ麺の容器といった有様で、ここ暫くはまともな生活を送れていない事が伺える。
そしてダンの仕事場である書斎は壁一面に荒唐無稽な文章が書き連ねられた紙がそこら中に貼り付けられ、部屋に入った者達を異様かつ異常な雰囲気を醸し出す。
しかし、その異様さに反して資料の類は（ほとんどが荒唐無稽な内容ではあるが）しっかりと纏められており、狂っていようとも彼が一介の記者であった事を物語っている。
執筆に使っていたパソコン（win95）の中には彼の遺稿となる最後の記事と、（これもほとんどが荒唐無稽な内容の）資料の一部が遺されている。