ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

GM:
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GM:許容など必要ない。その果てにあるのは混沌でしかないのだから。
GM:一つの要因には必ず一つの結果が待ち受ける。
GM:それがこの世界の在り方。それがこの世界の秩序。
GM:ならば、許してはいけない。許されてはいけない。
GM:誤謬は正しき末路へと是正されなくてはならないのだ。
GM:
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GM:
【第二夜 ルビンとメビウス】
 
 

GM:ガイドはハッとして口を押さえた。
ガイド:「あの。その……デジャブって言うんですか? なんとなーく、そんなもを感じて」
ガイド:「まさか、ですよね。そんな、漫画の話じゃないんですし。あは、あはははは、ははは、は…………」
ガイド:「…………わふ、なんで私こんなこと言っちゃたんだろ」
GM:両手で覆った顔が見る見るうちに赤くなっていく。
ガイド:「やっぱりなんでもないです。忘れてくださいお客様方。……忘れろ!」_
ラウラ・ファーガセンハイト:「…………」何も言わず魔女術で作った煙草を付けた。もう何十回も、何百回も繰り返した気がするルーチンワーク。
ラウラ・ファーガセンハイト:煙草を奪われるまで紫煙を吐き出す。
稗島師人:「……いやあ。ちょうど同じことを考えとりました」
ガイド:「?」
ライカ/VIII:「奇遇な話ですが、実は私も」
柏木緋月:「……後5分……いや、ゴメン。今すぐ起きるよ」
柏木緋月:「面白い話だ。もうちょっと聞かせてくれる?」
ガイド:「…………あれ? もしや私が年甲斐もなく少年少女ハートを爆発させたとかそういうわけではなかったり?」
ライカ/VIII:「ずっと同じ感覚を、繰り返していた……そのように私は思います」
ライカ/VIII:「ですが、こうして"繰り返している?"と、貴方が言ったのは、覚えている限りでは初めてです」
ガイス/XXX:「……まぁ、俺も少しは感じてたけど……」
ガイド:「もしやもしや! お客様方も同じ考えだったり!」
緋月のランサー:「既視感が一人のモノであれば 気のせいかもしれません」
ガイス/XXX:「みんなの反応を見る限り、皆感じてたらしいが……これはどういうことなんだ?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「………あれ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「そうか。今回は誰も煙草をとらないのか」
ガイド:「ふふーん。どうですラウラさん? 仲間はずれですよーわふふ」
緋月のランサー:「いえ、おそらくは彼女も」
ラウラ・ファーガセンハイト:「今回?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ああ。うん」
緋月のランサー:「伊達に眼福しているわけではありませんよ!」
稗島師人:「……んん。何やろなあ」
ガイド:「…………あ、ラウラさんもでしたか。残念」
ラウラ・ファーガセンハイト:「そうだ。考える時間はきっとたくさんあったはずなのよ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「私は神秘に身を浸す者だ。だから」
ラウラ・ファーガセンハイト:「断片的なキーワードを並べる。たぶんそこの服ぶかぶかは聞いてもわからないだろうけど」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ヤリナレース。ヤリナレス。彼方を意味するもの」
ガイド:「あー! 好きでぶかぶかしてるんじゃないんですよ!」
ガイド:「訂正ー! 訂正を要求!」
稗島師人:「ま、ま。ガイドさん、一旦待ってください……」
ラウラ・ファーガセンハイト:無視して言葉を続ける。
ラウラ・ファーガセンハイト:「ウォルナト=マヴァイ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「庭。庭なんだ」
ガイド:「無視された!」ガーン
ライカ/VIII:「セイバーは何か、わかりますか? 世界が繰り返す、そんなような。加えて彼女の言う、彼方の言葉の意味」
ライカのサーヴァント:「分からない。私は神秘を殺すものだが、解明する者ではない。そういった事柄は晴明の仕事だ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ペガーナの神々で綴られた伝説」
ラウラ・ファーガセンハイト:「神話の1片だ」
稗島師人:「……ペガーナ? 聞いた覚えあるな……」
稗島師人:「……確か、創作神話群。ダンセイニの小説……?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ああ、分かる人間もいるのね」
ライカ/VIII:「……私は生まれてから、そう言った物に触れたことがなく……」
柏木緋月:「1905年の奴だったかな」
ガイス/XXX:「……あれだろ。シシュとかムングとか、そういうやつ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「そう。歴史も20世紀初頭と浅い伝説」
ライカのサーヴァント:「神話や伝承といったものは、現在も生み出されているのか?」
ガイス/XXX:「近くに古書店があるから、読み漁ったことはあるが……創作じゃないのか?」
稗島師人:「フォーリナーがおるんやから、そういう線もあるんか……?」
ガイド:「ぺ、がーな……?」
ラウラ・ファーガセンハイト:帰ってきた反応の様子を観察した女魔術師はそこでガイドを注視した
ガイド:ガイドは難しい話をされて窓の外を眺め始めた。
ラウラ・ファーガセンハイト:「なにか?」
ガイド:「難しい話はわかんないですー」
ガイド:「わふ」自慢げに鼻を鳴らす
ラウラ・ファーガセンハイト:「………いいさ」
師人のフォーリナー:「んん……??」
ライカのサーヴァント:「フォーリナー……。曰く、外なる宇宙から降臨せし神を宿すもの、か」
ライカのサーヴァント:「KBECの資料にはあったが、見るのは初めてだ」
柏木緋月:「今度はコート脱いでくれてたらありがたいんだけどね」
ラウラ・ファーガセンハイト:ゆっくりと煙草が燃え尽きるのを見たラウラは火種を消した。
ラウラ・ファーガセンハイト:「終点なんでしょ?案内をしてよ、ガイド」
ガイド:「確かにガイドではありますがー。ウォルナト=マヴァイにつかないことにはー」
ガイド:「……………………あれ?」
ガイド:「え、なんで」
ガイド:「おかしい…………」
ラウラ・ファーガセンハイト:「……そういえば」
ラウラ・ファーガセンハイト:「煙草、吸えちゃったな」
ライカ/VIII:「……確か以前の記憶なら、もう終点についているはず」
ガイド:「ちょ、ちょちょちょっとラウラさん」
ガイド:「あれ見てくださいあれ!」
ラウラ・ファーガセンハイト:「………」
稗島師人:「む……?」
ガイド:ガイドが指差す方には日没の塔があった。何の変哲もない光景である。
ガイド:まったくもって異常はない。
ガイド:だが……
ガイド:「"ずっと変わってないんです!" 塔の大きさが!」
ガイド:「近づいてるはずなのに!」
ラウラ・ファーガセンハイト:「……!」 窓に近寄って強引に露を拭う。
ラウラ・ファーガセンハイト:「……遠近が変わらない」
柏木緋月:「ガイドちゃん あの塔物理法則がうんたら言ってたけど」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ガイド、ここ窓を開けられる?」
柏木緋月:「移動とかは?」
稗島師人:「……彼我の距離が変わらん。蜃気楼なんぞで見られますが……」
ガイド:「あくまで建築様式のことです! 塔は塔です!」
ガイド:「あ、ちょっとお待ちを。今鍵を……」
ガイド:ぽきり。
稗島師人:「……ん?」
ガイド:「折れたー!?」
柏木緋月:「どうラウラちゃん 割れそう?」
ライカ/VIII:「こわれた」
ラウラ・ファーガセンハイト:「私が割るよりよっぽどサーヴァントたちが無理矢理やったほうが早いでしょ」
ガイド:「あ。えとえと、開けるなら扉です! 窓は嵌め込みですから!」
ラウラ・ファーガセンハイト:「よし、そっちだ」
ガイド:「扉なら開閉機構を壊すだけで済みます!」
ガイド:「お客様方の中に筋力に自身のあるかたはー!」
ガイス/XXX:「……嫌な予感がするんだが」
ライカのサーヴァント:「私が往こう」
稗島師人:「……スマホ用意しときます。何ぞあれば写真に残さにゃ」
柏木緋月:「セイバーさん メガトンコインにキヲツケテネー」
ライカのサーヴァント:「そういった細かい破壊ならば得手だ」
ガイス/XXX:「なら俺も手伝おう。物を脆くするとかできるしな」
ラウラ・ファーガセンハイト:勢い込んで扉の前まで辿り着く。
ガイス/XXX:「バーサーカーは……余計なモノも壊しそうだしな」
ラウラ・ファーガセンハイト:「セイバー」
ライカのサーヴァント:「心得た。補助を頼む」
ラウラ・ファーガセンハイト:促した。
稗島師人:「メガトンコイン……RTA……ウッ」
柏木緋月:「ランサーちゃんは念のため待機」
ガイド:「ココ狙ってくださいねココ! 行きますよ! せーのっ!」
師人のフォーリナー:「なんかよく分からんが……こういうのはオレは苦手だ。待機しとこう」
ガイス/XXX:フレーバーで剛性操作:弱体化を
ガイド:「せーの……せーの……」
ライカのサーヴァント:キンッ、一閃。抜刀すらも視界に映らぬままに、剛性の弱った部位を両断する
 
ガイド:というわけでなんやかんやで扉は壊れました。

ライカのサーヴァント:「さて、鬼が出るか蛇が出るか」
緋月のランサー:大丈夫?セイバーさん吸い込まれてない?
ガイド:「……開けますよ?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「はやくやって」
師人のフォーリナー:大丈夫だった
ガイド:ガイドがゆっくりと鍵を回し扉を開く。
ガイド:そこには。
ガイド:……駅のホームと、古びた蓄音機が一つ。
GM:スイッチを止めた。
ガイド:「動いてなんてなかったってこと……?」
ラウラ・ファーガセンハイト:すぐに出ずに使い魔を放って周囲を探索します
ラウラ・ファーガセンハイト:何か分かることはありますか?
GM:何も見えない。霧に覆われてしまっている
稗島師人:「……疾うの昔に、停止しちょったと」
ライカのサーヴァント:「空間をつなげた妖術か、あるいは認識を歪める呪術か。あるいは……」
柏木緋月:「蓄音機?……また随分とレトロな」
ガイス/XXX:「……何時からだ?いや、タイミング的には、さっきまで眠っていた時だけどよ……」
ラウラ・ファーガセンハイト:「まだ出ないでよ」
ガイド:「…………ッ!」
ラウラ・ファーガセンハイト:「“流転せよ(Convert)”」
GM:ガイドが急に走り出した。
稗島師人:「ガイドさん」
ラウラ・ファーガセンハイト:錬金術で作ったおもちゃのような蝙蝠が飛んでいく。が。
緋月のランサー:「……待ってください!」
師人のフォーリナー:「あっちょっ!?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「駄目。周りの様子はわからない」
ラウラ・ファーガセンハイト:「霧に覆われてしまってる。成分も不明か」
ガイド:階段を駆け下り、駅の外を目指す。
ガイド:そして。こてんと、蹲った。
ガイド:「そんな……」
ガイド:霧が晴れる。
ライカのサーヴァント:とりあえず追って駆け寄ります「怪我はないか? ……これは…」
ラウラ・ファーガセンハイト:最後尾から慎重に追っていく。
ガイド:駅の外にはただ雪原が広がっており、ウォルナト=マヴァイの面影はなかった。
ガイス/XXX:「……オイオイ、何処だよココは……!」
稗島師人:「……フォーリナー、上空警戒。何があるやら知れん」
師人のフォーリナー:「了解!」
ガイド:「……私は、ヤリナレスの社員で……違う? それは本当に…?」
ライカ/VIII:「……白い。どこまでも白い」
稗島師人:「……」
ガイド:「…………つかぬ事をお聞きします」
ライカのサーヴァント:「なんだ?」
ガイド:「お客様方は、本当に我が社のパッキングツアーに申し込まれましたか……?」
ライカのサーヴァント:「────」
柏木緋月:「どうだったっけ?」
ライカ/VIII:「……正直に言うと、記憶が朧気です」
稗島師人:「……正直に申し上げて、毛頭覚えがない」
稗島師人:「というか、俺がこないなモン態々申し込むはずもない。なんで気づかんかったか……」
ラウラ・ファーガセンハイト:「……ああ、いや。思い出した」
ラウラ・ファーガセンハイト:「セントパンクラス駅から列車に乗ったんだ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「英仏海峡を渡ってフランスに行こうとしていた」
ラウラ・ファーガセンハイト:「錬金術の権威がいるとかで。話を聞こうと」
ガイス/XXX:「……そもそもの話、だ。休暇を申請した覚えすらないんだが」
柏木緋月:「私は仕事で サンクトペテルブルクへ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「いや、そもそもだ」
ガイド:「やっぱり、ですか……」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ガイド。あなたはどうなの」
ライカ/VIII:「────思い起こせば、何故私は外に……? 外に出たら、私は……」目を見開き、口元を抑える
ガイド:「…………ヤリナレス社が実在するかもわかりません」
ラウラ・ファーガセンハイト:「あなたは本当に自分の会社のパッキングツアーのガイドだった?」
柏木緋月:「うん、ウォルナト=マヴァイなんて地名は知らない 少なくとも地理上は」
ガイド:「なんでこんなことずっと忘れてて……」
師人のフォーリナー:「……イヤーな感じだ」
ガイス/XXX:「……姉さんがいる時点で気づくべきだった。思い返せばおかしなことばかりじゃねえか……!」
柏木緋月:「フォーリナーちゃん 位置座標は分かりそう?」
ライカのサーヴァント:「ああ、この景色のように脳内にかかっていた霧が晴れ渡ったように感じる」
師人のフォーリナー:「……ダメだ。一体何がどうなってんのか分かりゃしない。目印になりそうなものも……」

GM:【時にはサーカス楽団のように】

シャアー:「ブラボー。ブラーヴォ!」
シャアー:「よく気が付かれました! ようやく、ですが及第点です! 拍手!」
師人のフォーリナー:「ん!?」
ライカ/VIII:「……夢の中で、逢った、ような」
シャアー:「貴方がたが、真に目覚めるのを待っていました」
柏木緋月:「あなたは……草むらで私を引き留めた博士……?」
緋月のランサー:「記憶が混濁していますね」
シャアー:「おっとその通り、いつぞやは夢の中でお会いしましたね」
ガイスのバーサーカー:「むむっ!!!この異変の元凶ですか!!!殺しましょうか我がアルジ!!!」
シャアー:「ひっ!」
ガイス/XXX:「やめろ、これ以上話をややこしくするな!」
稗島師人:「……」
柏木緋月:「いやゴメン。いきなり抜刀されなければ殺らないから 続けて」
シャアー:「セ、セイバー! セイバー!」
シャアー:「彼らに事情を話してあげてください!」
セイバー:「は? 何故私が?」
シャアー:「私だと殺されます!」
セイバー:「チッ」
セイバー:「よーこそお客人。前の周以来だな」
師人のフォーリナー:「あっ、お前」
柏木緋月:「あーうん……その節ではご迷惑おかけしました でいいのかな?主にセイバーさんとフォーリナーちゃんが」
ライカのサーヴァント:「ああ、覚えているとも。久しいな」
セイバー:「セイバー。森の王だ。こいつのサーヴァントやってる」
ラウラ・ファーガセンハイト:「……いろいろ思い出してきた。「挑戦を徴とした宝具、その剣」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ディアナの森の王か」
セイバー:「そゆこと」
稗島師人:「……森の王。ケルトの祭司長……?」
セイバー:「私達もこのループに巻き込まれてな。なんとか抜け出したんが」
セイバー:「ご覧の通り孤立無援」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ああ……お似合いじゃないか」
ラウラ・ファーガセンハイト:「森の王も輪転するもの」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ループなんて滑落に落ちるのは『らしい』よ」
柏木緋月:「いやぁ、こういう仕事やってると頭が固くなってねぇ」
セイバー:「んで、同じ境遇のあんたらは目覚めやがらねえし」
セイバー:「仕方なく。お前らに戦闘訓練つけてやりながら待ってたってわけだ」
稗島師人:「……いささか手荒でありましたな」
ライカのサーヴァント:「────それは、無礼を働いた。事情も分からず切りかかり、謝辞を述べる」
セイバー:「これでいいだろマスター?」
シャアー:ぶんぶんと高速で頷く。
柏木緋月:「フォーリナーちゃんなんかレベル上がった?新しいわざとか使える?」
師人のフォーリナー:「いや……これといって特には」
柏木緋月:「ダメじゃーん!!」
師人のフォーリナー:「というかレベル……?」
稗島師人:「あー。あとで教えるわ」
ライカ/VIII:「残機ワンアップとかもない? セイバー」
緋月のランサー:「ともあれ、そちらの方が現状の把握が出来ているというのであれば、それを教えていただけますか?」
緋月のランサー:「我々としても、この状況を脱するために力を尽くしたい所存です」
ガイス/XXX:「……直接事情を伝えるとかできなかったのか?わざわざガイドを連れ去る必要もないだろうに」
セイバー:「いや、伝えても覚えてねーじゃんお前ら」
セイバー:「言っても無駄無駄」
柏木緋月:「大丈夫大丈夫ちょっとメモリなおしたから 多分」
稗島師人:「自力で気づかなければ無意味。気づかせる為に、強烈な印象を与える必要があった」
稗島師人:「だから殺しにかかった……?」
セイバー:「ん? あー状況ね。状況。マスター! 出番!」
シャアー:「はいはい。私の出番ですねハイ」
シャアー:「現状、我々の独自研究から判明したことには、まあ独自研究と言っても裏付けとなる資料をそれはもうかき集めにかき集めましたので信憑性は」
セイバー:「さっさと喋れ」ゲシッ
シャアー:「はい!」
柏木緋月:「よろしく頼むよ少佐」
稗島師人:「裏付けは大事ですな……」
シャアー:「つまりですね。我々はこの世界に閉じ込められている。ここまでは良いですね?」
緋月のランサー:「はい」
ライカのサーヴァント:「……先ほどのように、時間が繰り返す、目的地にたどり着けない、といった意味か」
シャアー:「問題は、"誰が"、"何のために"閉じ込めているかです」
シャアー:「と、その前に脱線」
シャアー:「この世界は隔離された一つの空間になっています」
シャアー:「あるのは貴方がたが乗っていた列車と駅と雪原に塔。それとバス数台」
シャアー:「これが世界の全てです」
シャアー:「時が輪転することで我々は死のうと飢えようと一周でまた元通り」
シャアー:「私も覚えているだけでループしていることには変わりないのですよ」
稗島師人:「二重の意味で、クローズド・サークル化しちょると……」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ひとつ正しておいていい?」
シャアー:「はい、なんですか?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「あなたたちは私たちがループしていることを把握していた」
ラウラ・ファーガセンハイト:「で、あればこれまでにたどり着いていたあの花満ちる駅は存在しないもの、ということでいいのね」
ラウラ・ファーガセンハイト:「あなたたちが見せていた幻想だか、この世界が見せていたものかは知らないけど」
シャアー:「駅はありますよ。貴方の後ろに」
シャアー:「しかし駅までです」
シャアー:「その先には荒涼な大地が広がるだけ」
シャアー:「要するにハリボテなのですよ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「……ああ、そうか」
ラウラ・ファーガセンハイト:「そこから先がないから、そこでループしてたのか」
ラウラ・ファーガセンハイト:「OK。続けて」
シャアー:「さてさて話を戻しましょう。"誰が"、"何のために"」
シャアー:「後者はわかりませんでした残念ながら」
シャアー:「しかし前者はわかりました。その居場所もね」
ライカ/VIII:「────魔術が当たり前の世界になってから、物事に時間(When)や方法(How)の意味はなくなった。だけど、動機(Why)だけは揺ぎ無い」
ライカ/VIII:「父が昔、欧州で出会った人が言っていたと聞きました」
ライカのサーヴァント:「犯人に目星がある、と?」
セイバー:「敵はシシュ。日没の塔の上から私達を見下ろしてやがる」
柏木緋月:「シシュ」
シャアー:「私のセリフが!」
セイバー:「いいだろ減るもんじゃねえし。つかお前話なげーんだよ」
稗島師人:「シシュ……さて」
柏木緋月:「さっきガイスくんがちらーっと言ってたね」
ガイス/XXX:「ペガーナの神の一柱……時をけしかけるもの、だったか」
セイバー:「んで、私達の目的はそいつぶっ倒して元の世界に戻ることだ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「…………」苦い顔。だってそいつ知ってるもの。 >父が昔、欧州で出会った人が言っていたと聞きました
緋月のランサー:「はい、槍で突き倒せるものならば」
ライカのサーヴァント:「時、なるほど。あの駅に巨大な時計があったのも、それが理由か」
ライカのサーヴァント:「相手が神……人ならざる神秘ならば、私の剣技を役立てて見せよう」
セイバー:「だが、それにゃ戦力が必要だ」
セイバー:「少なくとも私一人じゃ無理だ。マスターがクズみたいな魔力しか出力できねえからな」
シャアー:「ひどい!」
セイバー:無視
セイバー:「"だから"待っていた。納得できたか?」
柏木緋月:「弟の血でも煎じて飲ませよっか?」
稗島師人:「なるほど」
柏木緋月:「話はわかった 要するにこっからシシュさんを倒してゲームクリアと」
柏木緋月:「えっほんとにそんなシンプルな話?」
ガイスのバーサーカー:「はははははははははは!!!よもや再び神を殺すことになろうとは!!!我が武功が役立ちそうで何よりですね!!!」
シャアー:「でーすがー! 一つ問題があるんですね」
柏木緋月:「あぁやっぱり」
セイバー:「んだよ。邪魔すんな」
シャアー:「さっきのお返しです!」
シャアー:「私達が元の世界に帰還するにはあの列車が必要になります」
シャアー:「確かに動いてはいませんが、あれが動くのは空間ではなく世界間」
シャアー:「折角シシュを倒しても、あの列車が壊されてしまえば」
セイバー:「帰れねえってこった」
ライカ/VIII:「まるで銀河鉄道ですね。浄土と穢土を行き来する神秘の船」
シャアー:「セイバー!」
セイバー:無視
シャアー:「ぐぬぬ……と、まあそういった事情です」
柏木緋月:「要するにシャアー少佐は石炭をくべる役で 残りで列車防衛組とシシュさん攻略組って感じかな?」
ガイス/XXX:「ようするに……あの列車を守りつつ、シシュの討伐もこなせってことか?」
{シャアー:「その通り、聡明ですねお二人とも」
稗島師人:「石炭くべ……」

ライカのサーヴァント:「承知した。万が一敵の凶刃があの列車に向いたときはこの身をもってして防ぐとしよう」
シャアー:「そして、シシュの他にも敵は居ます」
シャアー:「名を《時》。シシュの忠実なる猟犬です」
柏木緋月:「時?」
シャアー:「ええ。時、time、いずれ滅び去らせるもの」
シャアー:「彼はシシュと別行動していまして、我々を狙っているのです。おお怖い」
ライカ/VIII:「……時計の針を、死神の鎌と見立てることわざがあったような、なかったような…」
柏木緋月:「何それこっわ……逆再生とかされたらどうすんの」
シャアー:「私が貴方がたとの接触を控えたのも《時》に見つかりたくないからですね」
ガイス/XXX:「時、ねぇ……質問なんだが、それは『形あるもの』で『倒せるもの』なのか?」
ラウラ・ファーガセンハイト:(1歩距離おいたところから話を聞くに留めている)
シャアー:「倒せます。《時》はその最期に死の神ムングから直々に《死》を賜ります。
シャアー:「逸話に則れば彼は有限の命を得たことになるでしょう」
シャアー:「それに。この《時》あまり強くはありません」
ライカ/VIII:「……(その"時"が無限に繰り返されているのがこの場所なんじゃ……という顔)」
シャアー:「確かに列車を朽ち果てさせられたら困りますがその程度」
柏木緋月:「厄介ポイントは?老朽化だけ?」
セイバー:「私とマスターだけで撃退できた。そういえば弱さがわかんだろ?」
稗島師人:「ふむ……」
ライカ/VIII:「あー…。撃退されたことがあるというのなら、安全ですね」
シャアー:「ですから、こちらに魔術師が一人ほど残っていただければ防衛は万全です」
シャアー:「それもあくまで保険」
シャアー:「他の皆さんは日没の塔に赴き、シシュの討伐してください」
セイバー:「いっとくが私らはシシュ相手じゃ無理だ。死ぬ」
シャアー:「ま、まあそんなわけでして…」
柏木緋月:「うーん……時が列車を狙うんなら、私防衛してよっかな。そっちのが楽そう」緋月のランサー:「マスター」
緋月のランサー:「そんな無気力な……」
柏木緋月:「えー……」
ガイス/XXX:「もう一つ質問したい。……『時との対話、および接触は可能なのか』?」
シャアー:「はい? 対話ですか?」
シャアー:「そうですね……無理ではないでしょうか」
シャアー:「あれはシシュの猟犬。其れ以上でも其れ以下でもありません」
ガイス/XXX:「確か時は、神様に牙をむける。だからムングにも挑み、死を賜る……ハズだ」
ガイス/XXX:「だったら逆に、時はシシュを殺せるかもしれない……とも思ったんだが」
シャアー:「話し合いなど望むべくもない。見かけたら即攻撃するのが妥当かと」
シャアー:「ハッハッハ! そんなことできれば私はもうループを抜けてますよ!」
ガイス/XXX:「……まぁ、戦ったことのあるお前たちが言うなら、そういうヤツなんだろうな」
ガイス/XXX:「悪いな、時間を取らせて」
ライカのサーヴァント:「────左京総隊長マスター。敵が神秘に属すもの、それも"神"だというのならば、そのようなことを考えるべきではない」
ライカのサーヴァント:「敵は人智を超えた倫理を持つ者。下手な歩み寄りは、寝首を掻かれる」
ガイス/XXX:「……普通に考えたらそうなんだけどなぁ……なんというか、身内の神が普通じゃないのばかりだからな」
柏木緋月:「じゃあ、振り分けどうしよっか?」
柏木緋月:「他にどうしても残るって人がいるんなら……まぁ……うん」
柏木緋月:「行きたくないなぁ……」
緋月のランサー:「マスター……」
柏木緋月:「だって殴られるの嫌だし!」
ラウラ・ファーガセンハイト:「あー……」
ラウラ・ファーガセンハイト:「要するに、シャアーとかいったか」
シャアー:「? はい」
ラウラ・ファーガセンハイト:「『私たちに行ってほしいのよね?』」
シャアー:「ですね!」
ラウラ・ファーガセンハイト:「よね」
シャアー:「私は列車守るので!」
ラウラ・ファーガセンハイト:「分かった。行きましょう」
ラウラ・ファーガセンハイト:後ろでずっと静観していた女魔術師はこくりとうなずいた。
柏木緋月:「ちっ……流石に大佐には逆らえんか」
 
GM:さてグループ分けのお話です
GM:ロール終わったら始めます
柏木緋月:以上
ラウラ・ファーガセンハイト:_
GM:オーケー
柏木緋月:いけないお昼になってしまった
GM:の前に音楽カット
GM:【スイッチを止めた。】
GM:お昼休憩に入りますか?
GM:説明の前ですし頃合いもちょうどいいと思いますが
ライカ/VIII:ワシも丁度いいと思う
ラウラ・ファーガセンハイト:jya
稗島師人:良いと思います
柏木緋月:お願いします 本当に申し訳ない
ガイス/XXX:OK
GM:では30分休憩 予備時間30分で
柏木緋月:離籍します
ラウラ・ファーガセンハイト:じゃそういうことで ちょっと余裕ある人たちに向けて少しRPする

ラウラ・ファーガセンハイト: 
ラウラ・ファーガセンハイト:「で、まあ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「シャアーとあのセイバーと別れたわけだけれども」
ラウラ・ファーガセンハイト:「列車には残るべきではなかったと思う」
ガイス/XXX:「って言うと?」
稗島師人:「……ふむ?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「彼らがこちらの味方である保証は何?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「なにもないわ、何もよ」
稗島師人:「その可能性は大いにあるでしょうな……」
ライカのサーヴァント:「そも、彼らが話した情報が虚偽の可能性もある」
ライカのサーヴァント:「だが彼らの情報以外に、打開策はない」
ガイス/XXX:「……だろうな。だからこそ、一応さっきの、時との対話の話をしたんだけどな」
ライカ/VIII:「ガイスは頭がきれるのね」
ラウラ・ファーガセンハイト:「私にはサーヴァントがいない。だからなるべく生き残ることができる選択肢を執る」
ガイス/XXX:「……クソ親父と戦う以上、頭を回すのは必須条件だからなぁ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ついでに言うと、《時》と意思疎通はできないというのは嘘ではないと思う」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ペガーナの神話によれば」
ラウラ・ファーガセンハイト:「生の神キブが前をゆき、死の神ムングが後に続く。間を行くシシュは時間の流れであり今を生きる者そのもの象徴とも言える」
ライカ/VIII:「…父かぁ…」
ラウラ・ファーガセンハイト:「彼が放つ《時》とは生ある者に訪れる滅びであり絶対的な敵といえる」
ラウラ・ファーガセンハイト:「だから時間と彼らが言う《時》は切り離して考えなさい」
ライカのサーヴァント:「生を得て、時が経てば死が訪れる。当然の理か」
ラウラ・ファーガセンハイト:「当面の敵、という認識で難しく考えずにいればいいはず。話が本当ならね」
稗島師人:「クロノス時間とカイロス時間……言う塩梅かなあ」
ガイス/XXX:「退廃の風……歴史、人類史を進める舞台装置みたいなものだからな」
ラウラ・ファーガセンハイト:「……もっと言うと」
ラウラ・ファーガセンハイト:「正直、あなたたちのことも信用してないんだけど、私」
稗島師人:「ご尤もで」
ライカのサーヴァント:「これは手厳しい。だが最もだ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「自分が私たちの脱出を援護する側であるという保証も無いわ。私も含めてね」
ライカ/VIII:「……そういえば、貴方はサーヴァントを連れていないのね。聖杯も宿していないのですか?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「そうよ。いきなり放り込まれたクチ。というか、聖杯ってなによ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「とれなかった人間へのイヤミ?」
稗島師人:「んん……?」
ガイス/XXX:「……ああ、やっぱりそうか」
稗島師人:「そうほいほい聖杯なぞ持っとる人間もおらんと思うけどねぇ」
ライカ/VIII:「…………?」
稗島師人:「サーヴァントもやけど」
ガイス/XXX:「相手が時を操れるのはもう知ってるだろう?」
ライカ/VIII:「(コクリ)」
ラウラ・ファーガセンハイト:「確証はないけれどね」
ガイス/XXX:「だったら……異なる時間軸の人間を引き合わせることも、可能なんじゃないか?」
稗島師人:「……ほ」
ガイス/XXX:「そうだな……小説とかの、クロスオーバー、って言えばわかりやすいか?」
ライカ/VIII:「…………確かに。有り得なくはない話」
ラウラ・ファーガセンハイト:「過去と未来を?はっ。時間旅行だなんて魔法のようなことを」
稗島師人:「すると、ここに居るモンはそれぞれ来た時間が違う、言うことかね」
ラウラ・ファーガセンハイト:笑うときはいちいちシニカルに笑う女だった。
ガイス/XXX:「確かに魔法だ。でもよ、そもそもの話……相手は単なる神じゃあない」
ライカ/VIII:「私とガイスは……なんていえば、いいのかな…。同じ世界なのは、間違いないよ」
稗島師人:「神霊の力は魔法も同然とも聞いとります。全く否定しきれる話でもないんと違いますかな」
ガイス/XXX:「ペガーナの神話の、異質性はアンタならわかるんじゃないか?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「…………」
ラウラ・ファーガセンハイト:「いいわ。それを前提にしましょう」
ラウラ・ファーガセンハイト:「突っ込んだ話をすると長くなりそうだし。そろそろ出発の準備もしなければならないし」
ガイス/XXX:「……それで、結局配分の話なんだが」
ガイス/XXX:「俺は、思い切って全員で塔に上ってみるのもありだと思う」
稗島師人:「その心は」
ラウラ・ファーガセンハイト:「というか。それしかないでしょう」
ガイス/XXX:「いや、一応ここにいるって考えてる人がいるかもしれないから、言ったんだけどな」
ライカのサーヴァント:「あの男とセイバーが信用できないとなれば、そうなるだろう。私も同意見だ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「本気で言ってる?ここにいたって身の安全の保証はないのよ」
ラウラ・ファーガセンハイト:皮肉げに笑って周りを見回す。きっといないはずだ。はずだ。
ライカのサーヴァント:「あのランサーのマスターが戻り次第、だな」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ひとかたまりになっていれば戦力は申し分ないし。……私は役立たずだけど」
ガイス/XXX:「時の猟犬がどういう風に現れるのか、どういう能力があるかわからない以上、単独行動はまず論外だ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「それに、仮に裏切り者がいてもまとまっていれば対処できるじゃない」
ライカのサーヴァント:「尤もだ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「少なくともここに残って万が一裏切り者だったあのシャアーとセイバーに殺されるのは私はイヤよ」
ガイス/XXX:「それに、ここが未知の世界である以上、危険を冒してでも情報が欲しいってのが一つ」
稗島師人:「ふうむ。彼らでも時への対処は可能と言っとりましたな」
稗島師人:「彼らの言動が真実やったとしても、持ちこたえられんことはないかな……」
ライカのサーヴァント:「あの2人の情報を信じる信じないにせよ、あの塔がこの閉ざされた世界のカギになるのは確かだからな」

ラウラ・ファーガセンハイト:「……とにかく、そういうことで。私も出来る限りのことはするわ。死にたくないし」
ラウラ・ファーガセンハイト:「“流転せよ(Convert)”」
ラウラ・ファーガセンハイト:詠唱ひとつで複数のブリキのおもちゃのような蝙蝠が四方に散っていく。
ラウラ・ファーガセンハイト:「軽く周辺調査してるから。それじゃ」
ラウラ・ファーガセンハイト:そう言ってホームの霧の中に後ろ姿は消えていった_
ライカのサーヴァント:「ありがとう」
ライカのサーヴァント:「突入するというのならば休息も必要だ。夢とはいえ戦闘を繰り返したためかマスターも心なしか疲れているように見える」
ライカ/VIII:「………そう、ですか?」
ライカのサーヴァント:「私とマスターは動き出すまでは休息をし万全を期すとしよう。何かあれば呼んでくれ。雷光よりも早く駆け付けると約束しよう」
稗島師人:「んーむ。完全に信用しきらんのも問題さなあ」
稗島師人:「万が一のリスク考えると、戦力はないよりあった方が良かろうがなぁ……」
師人のフォーリナー:「ふあぁ……オレはそういう方面のこと考えるのは苦手だからなあ。マスターに任せる」
稗島師人:「……もうちょいと考えるか」
ガイス/XXX:「……そういえば。ガイドはどうする?」
ガイド:「わう?」
ガイド:「私ですか、私はですねー出来れば安全な駅に残りたいと──」
セイバー:「あ、そうだお前。あいつらのガイドやれよ」
セイバー:「ツアーガイドだろ?」
ガイド:「え?」
柏木緋月:「あ、話終わった?」
ガイド:「わ、わわわ、私、まだ死にたくないんですが!」
柏木緋月:「大佐んとこよりは安全だと思うけど……」
セイバー:「人間、その気になればなんでも出来る」
セイバー:「いいな」
ガイスのバーサーカー:「不安でしたら私が隣を歩きましょうか!!!手を繋げば迷子になる心配もありませんし!!!」
柏木緋月:「んーと、皆で塔に上るルートだったか」
ガイド:「私はとっくに成人してますー!」
ガイド:「って違う! 異議あり! 異議ありです!」
セイバー:「って言ってるが」
シャアー:「そうは言われましても。これは役割分担ですから」
シャアー:「あなたはあなたの役目を果たしなさい。わかりましたかガイド」
ガイド:「………………役目とは」
ガイス/XXX:「……むしろアンタが残ることで2人の邪魔になる可能性もあるが」
シャアー:「わかっているのでしょう?」
ガイド:「………………………はい」
 
GM:はい 共有メモにルール貼りました
〜ルール説明〜
この章では二手に分かれることができます。
日没の塔を目指すグループと駅に残って探索を行うグループです。
探索ではまだシャアーたちが発見していない情報アイテムを取得できます。
探索は日数×人数回行うことができます(最高3回)。
討伐チームはシシュを倒すために日没の塔に向かいます。
調査チームに数を割くほど戦力が減るので注意してください。


GM:うーむ 分割するものと思ってましたがそうでもなさげ?
柏木緋月:全員が行ったらシャアーさんが探索とかしてくれないだろうか
シャアー:「列車守るので」
ガイス/XXX:探索があるのか……
ガイス/XXX:うーん RPのほうで5人討伐進めたけど これ探索側も作ったほうがよくない?
柏木緋月:順当にいけば戦闘能力を持たないラウラちゃんが残ることになるけど
ガイス/XXX:それなら僕も残ろう
ガイス/XXX:煙草&同盟で理由づけもしやすいし
柏木緋月:あ、あの……情報的なアレなら……
柏木緋月:流石に多いかなぁ
GM:あ、書き忘れてたけど探索期間は2日です
GM:二人残れば全部回りきれる計算ですね
柏木緋月:うーむ
ガイス/XXX:それならお任せしようかな
柏木緋月:わかった あくまでロールが不自然じゃなかったら残る
GM:さて始める前にちょっとしたシークレットダイス
ライカ/VIII:こわい!
GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:OK
稗島師人:ふーむ
GM:と、みんなキャラシに描いてなかったのでアイテムメモを

■アイテム所持状況<br>
ライカ/《光》《主人公》
稗島/《光》《主人公》
ラウラ/《瞬光》《主人公》
ガイス/《主人公》
緋月/《主人公》

ガイス/XXX:光と瞬光……?
GM:音楽性の違いです
ライカ/VIII:キャラシで思った 王威継承の効果が打合せしていないのに同じでダメだった
ライカ/VIII:あれ違った
稗島師人:みんな主人公持ってる……
GM:そりゃみんな主人公よTRPGは
ガイス/XXX:鯖相手に通常ダメ与えるってやつでしょ
ライカ/VIII:うんそれそれ
ガイス/XXX:王器は持ってなきゃ駄目だなって思ったからね
柏木緋月:つまりただの主人公から死んでいく…
ライカ/VIII:デュラララは声優全員に「主人公と思って演じてください」って言われてたらしいしTRPGは群像劇見たいなところあるし似たようなもん
ガイス/XXX:それ僕も死んじゃう!!!
稗島師人:ふーむ
ラウラ・ファーガセンハイト:まあ戦闘じゃ使い物にならないのでお残りですかね
GM:あら? 全員揃った?
稗島師人:いまーす
ガイス/XXX:います
柏木緋月:います
GM:揃ったっぽいなら12:50で休憩終了 トイレと飲み物の用意は済ませてね
柏木緋月:はい
ライカ/VIII:おっとすぐに済ませよう
ライカ/VIII:お待たせ!
GM:では点呼
GM:点呼開始!
ガイス/XXX:準備完了!(1/5)
ラウラ・ファーガセンハイト:準備完了!(2/5)
柏木緋月:準備完了!(3/5)
稗島師人:準備完了!(4/5)
ライカ/VIII:準備完了!(5/5)
全員準備完了しましたっ!

GM:それでは再開します

 
GM:【暴かれる幻】


ラウラ・ファーガセンハイト:「……で、なに。結局二手に別れることになったの」じとー。
柏木緋月:「まだ探してないブツがあるっぽいから それの探索だね」
ガイド:「私! 私残ります!」ぴょんぴょん
シャアー:「ダメです」
シャアー:「ガイドさんは塔に行ってください。わかりましたね?」
ガイド:「………………わかりました」
柏木緋月:「私はこっちに残ろうかなと思ってるけど、皆は?」
稗島師人:「……」
ラウラ・ファーガセンハイト:「…………」
ライカのサーヴァント:「相手に神性、神秘がいるというのならば私が往こう。この神秘殺しの刃、存分に役立てて見せよう」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ランサー。自分の実力の程に自信は?」
ライカのサーヴァント:「そこの童女の安否も気がかりだしな」
セイバー:「で、どうする? 言っとくが、私に期待すんなよ」
セイバー:「マスター一人守るので手一杯だ」
緋月のランサー:「円卓の騎士、その筆頭にこそ並び立つものではありませんが、多少は」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ふーん。円卓の。それは初耳だけど」
ラウラ・ファーガセンハイト:「なら、私も残ろう」
ラウラ・ファーガセンハイト:「戦力的には頭数に入らないし」
ガイス/XXX:「なら、残りのメンバーで塔に行くってことになるな。……準備はいいか?」
稗島師人:「アーサー王に連なる御仁たらば、護衛には十分か……」
師人のフォーリナー:「おう。オレはいつでもいいぜ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「………」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ま、とりあえずそういうことで」
柏木緋月:「おっけー、じゃあ私達はこれで。日が暮れる前に済ませよう」
ライカのサーヴァント:「そうだな 夜闇となれば、向こうにつけ入れさせる隙を生む」
 
GM:ではー えーとグループ分けでいいのかな
ガイス/XXX:大丈夫です
GM:では討伐チーム返事してください
GM:あ、RPじゃなくてここでね
師人のフォーリナー:はい
ガイス/XXX:はい
ライカのサーヴァント:ヘイ
GM:次ー 探索チームー
ラウラ・ファーガセンハイト:はい
柏木緋月:はい
GM:討伐:ライカ、フォーリナー、ガイス
GM:探索:ラウラ、緋月
GM:間違いはないね?
柏木緋月:うん
ラウラ・ファーガセンハイト:オーライ
ガイスのバーサーカー:OKです
GM:それではーシーンを進めます

シャアー:「決まりましたか?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「まあ、順当にね」
ラウラ・ファーガセンハイト:「私は二手に分かれるのは未だに反対だけど。まあ、言っても仕方ない」
セイバー:「別に残らなくったって良いぞ。私達だけでも時くらいなら叩ける」
柏木緋月:「じゃあ頑張ってねー皆」
シャアー:「そうですか。では、残る方はひとまずこちらに」
稗島師人:「くれぐれも用心なすってください。何が在るやらわかりませんで」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ま、円卓の騎士がいるなら多少は安心でしょうよ」
シャアー:「そして討伐隊の皆さんはこちらに」
ラウラ・ファーガセンハイト:「実力は信頼できるし。それじゃせいぜい幸運を祈るわ」
ライカのサーヴァント:「何かがあれば駆け付けるよ約束しよう」
GM:そこには、古びたバスが一台あった。
ガイド:「…………バス?」
シャアー:「はい。私が閉じ込められた時に乗ってきたものですね」
シャアー:「手を加えて動くように作り変えています」
稗島師人:「汽車と同じようなもの、と」
ライカ/VIII:「そちらと私たちとでは、此処に来たプロセスが違うと?」
シャアー:「そうですね。私は鉄道に乗れるほど所得がありませんので。お恥ずかしながら」
柏木緋月:虚事バスしてたのかシャアーさん
稗島師人:バスかー
稗島師人:風情が
ラウラ・ファーガセンハイト:こいつ二流三流から見ればきちんと一流の才能あるのに「超一流じゃないと意味なくない?」て思ってるヤなやつなのだ
柏木緋月:ただののぞき見が趣味の魔術使いですよろしくお願いします
シャアー:「バスは、内部機関が壊れていてあなたたちの列車のようには使えなくなってしまっていて」
シャアー:「仕方がないので探索用に改造を施しました」
ライカ/VIII:「なるほど」
稗島師人:「……動力源なんぞが気になるところではありますが」
セイバー:「こいつが下手くそで、運転が難しいけどな」
セイバー:「おい。お前たちの中に騎乗持ちはいるか?」
師人のフォーリナー:「オレは持ってないぞ」
セイバー:「あー」
ガイスのバーサーカー:「持ってませんね!!!ええですが武器ということでなら完璧に使いこなして見せましょう!!!」
ライカのサーヴァント:「多少の心得はある」
セイバー:「おっ。いたか」
セイバー:「お前、運転手な」
ライカのサーヴァント:「だが私はどちらかと言えば動物などの方が得意でな……車は得意ではないが…なんとか努力しよう」
ガイス/XXX:「それならまた俺が助力するさ。……左京にいると、こういう文明的なモノには嫌でもなれる」
セイバー:「これマニュアル」
ライカのサーヴァント:(受け取る)
セイバー:……開くと、ギアが50×3段階あると書かれてあった。
セイバー:「難しいが、まあ、できる。頑張れ」
ライカのサーヴァント:「ぎ、ギア……う、うぅむ 童子切の解放段階のようなものか…」
ガイス/XXX:「ギアの多さもまだマシだしな。といってもマニュアルを読むぐらいしか手助けできなさそうだけどな」
稗島師人:「……無礼は承知で言いますけんど、アホでは?」
稗島師人:「ギア50*3って……」
シャアー:「……すいません」
セイバー:「マスターが無能なのは今に始まったことじゃない。気にすんな。日が暮れるぞ」
ガイス/XXX:「ようは加速段階だ。最初っから全速力で突っ走るより、徐々に勢いをつけたほうが長く早く走れるだろ?」
ライカのサーヴァント:「分かった、出来る限りやってみる」
ライカのサーヴァント:とりあえず頑張る まぁ大丈夫だろう
セイバー:「最初にA-49に入れて一気にC-1まで変えないとエンストするから気をつけろ」
稗島師人:「えぇ……」
ライカのサーヴァント:「心配だ…」
セイバー:「案内はガイドがやれ」
ガイド:「どうしてもですか……?」
セイバー:「どうしてもだ、私達が離れるわけにもいかん」
セイバー:「以上だ。塔までああ見えてかなり遠い。一晩夜を明かす必要があるはずだ」
セイバー:「でだ。あのバスに暖房なんて上等なものはない」
シャアー:「ですからこれをどうぞ」
シャアー:君たちは寝袋と折りたたみ式の断熱テントを手に入れた。
シャアー:君たちは改造ガスコンロと着火剤を手に入れた。
ライカ/VIII:「ありがとうございます」
ガイス/XXX:「助かる……が、また危なそうなモノがあるな」
稗島師人:「む……」
セイバー:「キャンプファイヤー並に火が出るから気をつけろ」
稗島師人:「……極端な」
セイバー:「…………そのくらいか」
セイバー:「霧が晴れているうちに出発したほうが良い。低体温症で人死にが出るぞ」
師人のフォーリナー:「寒いのはよくないな。人間は簡単に死んじまう」
 
GM:他に何かあるかな?
ガイス/XXX:特にないかな
ガイス/XXX:……しいて言うなら探索組との連絡手段かな
GM:OK では出発だ
師人のフォーリナー:ああ連絡……
GM:んー 使い魔とか
ガイス/XXX:使い魔があるなら大丈夫かな
稗島師人:ラウラさんに使い魔飛ばしてもらえばいい感じかな
ライカ/VIII:ラウラちゃん!使い魔クダチ!
GM:まあ貰ったということにしましょう
ガイス/XXX:とりあえず向かいます?
稗島師人:そうしましょうか
ライカ/VIII:ですね
ガイス/XXX -> GM:さっきラウラに紙片渡したタイミングで貰ったこととかにします?
GM -> ガイス/XXX:いいんじゃない?

GM:ちょっと待っててね
表の説明するから

ラウラ・ファーガセンハイト:じゃその間にちょっとロールするね
柏木緋月:どうぞ

ラウラ・ファーガセンハイト: 
ラウラ・ファーガセンハイト:「さて、と
ラウラ・ファーガセンハイト:居残った魔術師が自分のカバンからあれこれ取り出し始める。
ラウラ・ファーガセンハイト:魔術の道具であるのは確かだがさりげなくメモを取り出した。万年筆のキャップを開けながら緋月を呼ぶ。
柏木緋月:「ん」
ラウラ・ファーガセンハイト:走り書きする。
ラウラ・ファーガセンハイト:《とりあえず散々一団になったほうがいいと言ってたのは全てフェイク》
ラウラ・ファーガセンハイト:《シャアーとセイバーにはここに誰かが残ってほしくない理由があるかもしれない》
ラウラ・ファーガセンハイト:いい?と目線で返事を促す。
柏木緋月:———メモの通りなら、同じことを考えていたらしい
柏木緋月:小さく頷く
ラウラ・ファーガセンハイト:《断定するには証拠が足りない》
ラウラ・ファーガセンハイト:《付近を調べるけれどランサーは十分注意をして》
緋月のランサー:同じく、小さく応答する
ラウラ・ファーガセンハイト:黙って頷くと。
ラウラ・ファーガセンハイト:「5番(Fifth)」
ラウラ・ファーガセンハイト:ちぎり取ったメモ帳が魔術でぼう、と燃え尽きた。
ラウラ・ファーガセンハイト:_
柏木緋月:「んじゃ、どっから回ろうか、ラウラちゃん?」以上
 
GM:さて、早速だがどこから回るかな?
GM:どうせ全部回るんだろうけど
ラウラ・ファーガセンハイト:まぁそうなるな
GM:はいバス乗ったー はい出発したー はいブロロロロドカーンガガガガッガガガガガガガガガガ
稗島師人:えっ
ライカ/VIII:頼光!もうちょい静かに運転しろ!
GM:走り出しは良好です
ガイス/XXX:いやこれバスのマフラーが

ガイド:「霧が深くなってます。右に」
ライカのサーヴァント:「こうか(右にハンドルを回す」
ガイド:「次は左です。遠くを見るようにしてください」
ライカのサーヴァント:「分かった。牛車の要領だな」
ガイド:「お客様方! 他の皆さんも周囲を見てください!」
ガイド:「私一人じゃ無理ですよこれ!」
稗島師人:「了解です」
ガイス/XXX:「それぐらいはしてるが……そういえば、ガイドさん。此処の地理についてよく知ってるな」
ガイド:「ぜんぜんわからないです。わたしはふんいきでがいどをしています」
ガイス/XXX:「……本当にたどり着けるのか?
ガイド:「へるぷみー」
師人のフォーリナー:「……知らないのに案内してるのか?」
ガイド:「し、信じる心のちから…」
ガイス/XXX:「……わかった。バーサーカー、何となく目的地の位置を直感で探り当ててくれ」
ライカのサーヴァント:「…………(無窮の武練:Aで平常心を保ち運転中」
稗島師人:「ここまで来たら一蓮托生でしょう。できる限り手助けしますわ」
ガイド:さて、そんなふうにぐだぐだと進んでいるうちに夜が更けていきました。
ガイド:「今日はココでキャンプですね……」
ガイド:「えとえと暖を取れるもの。あっコンロ」
ガイド:「うぎゃー!?」ボァンッ!
ガイド:「ま、まえがみこげた……」
ガイス/XXX:「……どうする?不寝番は誰かが務めたほうがいいんじゃないか?」
稗島師人:「……機械類は此方で扱いましょか」
GM:君たちはテントを手早く設置する。霧が濃くなる前にやっておかねばならないのだから。
ガイス/XXX:「コンロで暖を取るにしても、目立つだろうし……いつ襲ってくるかわからない」
ライカのサーヴァント:「私が行おう。番を行うのには慣れている」
稗島師人:「寝ずの番となると、可能な限りサーヴァントにやってもらうが良いやろうね」
稗島師人:「ん。お頼みしてもよろしいかな」
ライカのサーヴァント:「引き受けよう」
ガイド:「おやすみなさーい」
ガイス/XXX:「なら俺たちは休もう。サーヴァントを維持するマスターが死んでは元も子もないしな」
ライカ/VIII:「セイバー、疲れたら言ってね」
師人のフォーリナー:「何かあったら言えよセイバー」
ライカのサーヴァント:「ああ」
稗島師人:「……したら、休ましてもらいましょ」
GM:夜は更け。そして明けていく。
GM:太陽が登ると霧は少しだけだが晴れていた。
ガイド:「もうすぐです! 行きましょう!」
GM:日没の塔はもうすぐそこにあった。_
ガイス/XXX:「……無事に朝を迎えられたか。なら先を急ぐとしよう」
ライカのサーヴァント:(とりあえず周囲に異変はなかったとみてよろしいでしょうか)
GM:ですね 何もない
GM:霧しか無い
ライカのサーヴァント:「番をしていたが、周囲に影が現れるような様子はなかった。ただ霧が立ち込めているのみだった」
ライカ/VIII:「お疲れ様セイバー。これ、毛布。寒かっただろうから」
稗島師人:「……思いの外近い、か。フォーリナー、車外出とくれ。空から先行偵察しときたい」
ライカのサーヴァント:「────ありがとう」
師人のフォーリナー:「おう。セイバーが夜働いた分、今オレが働かなきゃな」
GM:それでは君たちは日没の塔に辿り着いた
師人のフォーリナー:「……到着か。ここまで迎撃が来ることはなかったが」
GM:かぐわしい香り。立ち込める薔薇の香気。
GM:ウォルナト=マヴァイ。今も花咲く都。その異名に相応しい光景だった。
GM:白薔薇の園を歩いていくと、やがて扉が見えた。
GM:古びた扉だ。鍵がかかっていても簡単に壊せてしまいそうなほど。
稗島師人:「……ふうむ」
GM:ドアノブに手を掛ける。
GM:……鍵は開いていた。
GM:さて、入るかい?
ライカのサーヴァント:「手間は省けた、と見るべきか……。あるいは誘い込まれているとみるべきか」
ガイス/XXX:「それでも行くしかないだろう……気を緩めず、進もう」
稗島師人:「要警戒、ですな」
ライカのサーヴァント:「まぁ、そうなるな」
師人のフォーリナー:「なんか出てきたら、その時はその時だろ」
師人のフォーリナー:「進まないことには何ともならないし」
ガイスのバーサーカー:「何、例えどれ程の怪異が来ようとも我が弓を持って射抜いて見せましょう!!!」
ライカのサーヴァント:というわけで進みます
GM:はい。では塔の中へ
GM:君たちは狭い塔の中へと入っていく。
GM:すると、カツーン、カツーン、と音が聞こえてきた。
GM:どうやら塔を降りるものがいるようだ。
ライカのサーヴァント:「(刃に手をかけ待機)」
GM:さて選択肢は二つ。
GM:ここで一太刀浴びせれば勝利は確実だ。
GM:シシュに勝てば君たちはループを抜け出せる。
GM:では問おう。君たちは降りてくる者を【暗殺する】/【正面から相対する】
 
師人のフォーリナー:んんんんん
ライカのサーヴァント:これは難しい!
ガイスのバーサーカー:……真相を知るために【正面から相対する】
ガイス/XXX:相手を倒すよりも情報が欲しいので
GM:相対1
ライカのサーヴァント:これで殺したのが実は味方でしたてへ★とかなったらやべーし 相対で
ライカのサーヴァント:頼光のキャラ的にも
GM:相対2
師人のフォーリナー:相対で 早まるとどうなるかわからない……
GM:満場一致 相対です

ライカのサーヴァント:「…………」
ライカ/VIII:「待ってセイバー。……味方かもしれないから」
GM:足音は近づく。
GM:カツーン、カツーン、カツン、カツン、カツン
ガイスのバーサーカー:「(うずうず)」
師人のフォーリナー:「……攻撃は、しなくていいんだな?」
稗島師人:「今はいらんよ」
GM:「扉が開いている……?」
GM:そんな声がした。
????:「もしや、客人ですかな?」
????:「ご安心ください。上がり込んだことは気にしておりませんよ」
ガイス/XXX:「……そうだ。アンタ……いや、あなたはこの塔の住人か……ですか?」
稗島師人:「突然の無礼に対し寛大な措置、痛み入ります」
????:「ええ。住人です」
????:「そうですね……ムング、とでも名乗っておきましょうか」
ガイス/XXX:「……俺たちは、訳あってこの世界に来てしまったのだ、ですが……ここに、シシュがいると聞いて」
ライカのサーヴァント:「(またもや聞き慣れぬ名か…)」
ムング:「そうですか……それは苦労なさったでしょう」
ムング:「寒かったでしょう? お茶を入れましょう」
ライカ/VIII:「この世界、ひいてはこの塔に住まう、その神性について問いたく思います」
 
GM:と、うおっと忘れてた!
GM:〜君たちが塔に入る五分前〜
稗島師人:ほう

ガイド:「わ、わたしここで待ってますね!」
ガイド:バスの中でブンブンとガイドが手を降った。
ガイド:「ご武運を〜」
 
ガイス/XXX:ああ いないと思ったらバスに残ってたのね
GM:そんな感じで現在に戻る

稗島師人:「押しかけたというのにもてなして頂けるとは……恐縮ですな」
ムング:「この世界の神性ですか。詳しいことはあまりわからないのです。私も」
ライカ/VIII:「あれ? さっきシシュは神性みたいなこと言っていませんでしたか彼ら?」ガイス他にむかい
ガイス/XXX:「一応、神みたいな扱いはされてるんだが……何分、世界観が特殊だからな」
ムング:「強いて言うなら、この世界は誰もが神に届く世界なのです」
稗島師人:「……誰もが、神に届く」
ムング:「この概念を存在比重と呼ぶようです」
ムング:「もうずいぶん遠い記憶で、誰のものかもわからなくなってしまいましたが」
稗島師人:「ふむ……その在り方が世界に対して重くなるほど、神のような存在になれる……いう感じかな」
ライカのサーヴァント:「霊基再臨により、英霊を神霊に引き上げる儀式を聞いたことはあるが、近いものを感じる」
ムング:「はい。この世界で最も強い力は観測です」
ライカのサーヴァント:「英霊の信仰に似たものであろうか?」
師人のフォーリナー:「それがなにかを決定する力、ってことか」
ムング:「ここは非常に希薄な場所なんです。だから観測されることで意味が強まる」
ムング:「世界に対する重みが増していく」
ガイス/XXX:「……なるほどな」
稗島師人:「ふぅむ?」
ガイス/XXX:「ついでにもう一つ質問が……時、と呼ばれる存在について何か知らない、ですか?」
ムング:「《時》……シシュの下僕ですね」
ムング:「ムングの命を狙うものです」
稗島師人:「貴方の」
ガイス/XXX:「この近辺で見たりとかは……いや、そもそもこの塔から外に出ることはある、ですか?」
ムング:「私は《時》から隠れるために日没の塔の周囲に霧をまとわせました」
ムング:「もちろん、私は出たことはありません」
ムング:「ところで」
ガイス/XXX:「……ここに来るとき、ほんの少しではあるが霧が薄まっていた、気がする」
ムング:「ここにいるのは、ああ、つまりこの世界にいるのはあなた達だけですか?」
ムング:「いないのであればそれでいいのです」
ガイス/XXX:「……そうだな。他にも来ているが、別行動しているとだけ」
ムング:「もしも他にもいらっしゃるのであれば私の薔薇園にご招待しようと」
ムング:「外は寒いでしょう。せめてぬくもりだけでも、と」
稗島師人:「なるほど」
ムング:「それともう一つ。この塔まではどのような手段で?」
ガイス/XXX:「……別行動している者の一人が改造したバスで、何とか」
ムング:「ほほう。多芸な方ですね」
ガイス/XXX:「(……ガイドはビビりだし、一応聞いてみたほうがいいな)」
ライカのサーヴァント:「こう見えても、荒馬を乗りこなすのには慣れているのでな」
ムング:「バスにはまだ誰か?」
ガイス/XXX:「……もしかして、普通なら来ることができない場所だったりとか?」
ガイス/XXX:「一応、一人だけ。……ただ、結構な臆病者というか……」
ガイス/XXX:「……そうだな。俺たちは、ここに俺たちを招いた敵がいると聞いてやってきました」
ムング:「敵……?」
ガイス/XXX:「……シシュです。だから時について聞いたりしていたのですが……何か、知らない、ですか?」
ムング:「いえ……まったく」
ムング:「シシュ……シシュ……」
ムング:「そういえば私は……なぜ……シシュ……」
稗島師人:「……?」
ライカのサーヴァント:「(これは……もしや彼自身も?)」
ガイス/XXX:「(……どういうことだ?あの女が嘘をついていたのか……?)」
ムング:「申し訳ない。記憶にはあるのですが、何分遠いむかしの話で」
ムング:「確か、もう二千年は前のことでしたから」
ムング:「…………行ってみれば」
ムング:「行ってみれば何かがわかるかもしれません」
稗島師人:「……どこへ、ですかな」
ムング:「確か駅があったはずです。そこと私は縁があるような気がしてならない」
稗島師人:「……ふむ」
ライカ/VIII:「ちょうど私たちは駅から来た」
ムング:「あなた達の車にどうか乗せていただけませんか? ひと目見てみたいのです」
GM:さて、彼は貴重な情報源だ
GM:何かを思い出すかもしれない
GM:君たちはどうする?
ガイス/XXX:「……神の一人だ。協力を得られるのは心強い。俺は賛成だが……」
ライカのサーヴァント:「罠の可能性もある。そうだろう?」
稗島師人:「……シシュがここにおらん、いうんを考えると、来て頂くんは立派な選択なんですけどねえ……」
ムング:「…………そう、ですね」
ムング:「その、またいらしてください。シシュのことは思い出せませんがそのうち良い知恵が浮かぶかもしれません」
ムング:「次は他の皆さんもご一緒に。焼き菓子を作っておきますから」
ガイス/XXX:「……いや、待ってくれ。こちらとしても時間があるとは限らない」
ガイス/XXX:「ここに来るのに2日。相手は時の名を冠している以上、ここで手放すのもリスキーだ」
ガイス/XXX:「(……だったら)」
ガイス/XXX:「……皆、俺は彼を連れていきたい。……何かあった場合は、俺が全部責任を背負う」
ライカ/VIII:「分かった」
ライカ/VIII:「ガイスがそういうのなら、信じるよ。彼を」
ガイス/XXX:「いずれ王になる者として、重みを背負う覚悟はある。皆を貶めるつもりは毛頭ない……」
ガイス/XXX:「今はとにかく情報が欲しい。それに、皆もある矛盾に気付いているだろ?」
ガイス/XXX:「……正直、アッチが心配ってのもある。裁判ってわけじゃないが、直接話し合ってもらうってのも手なんじゃないかと思うんだ」
稗島師人:「ん。俺としては賛成やから、何も言うことはないね」
稗島師人:「フォーリナー。どうかね」
師人のフォーリナー:「んー。まあ、いいんじゃねえかな。ずっとここに一人だったんじゃ……ええと、そう、“寂しかった”だろ。別の誰かと会うのは、いいことなんじゃねえか?」
 
GM:連れて行くということでよろしいですかな?
ガイス/XXX:OK
稗島師人:OKです

ムング:「…………ふと、思い出した言葉がありました」
ライカ/VIII:「?」
ムング:「神々の坐すペガーナの山嶺にはこう書かれていると言います」
ムング:「『汝の敵は許される』と」
ライカ/VIII:「敵、を…許す?」
ムング:「もしも、あなた達が誰かに裏切られたとしても、どうか許してあげてください」
ムング:「許さなければ、円環は終わらないのですから」
稗島師人:「……隣人を愛せ、或いは悪人正機」
ライカのサーヴァント:「悔恨を残し続けては、その因果の輪は終わらない、という事か」
稗島師人:「……覚えておきましょう」
ムング:「…………そして思い出した。私もまた、許されない」
ムング:君たちに聴こえないほどの小さな声でそういった
ガイスのバーサーカー:「いやはや!!!私の生きた時代には中々言えない言葉ですね!!!ええ、ですがよい言葉です!!!」
ガイス/XXX:「……先を急ごう。バスに待たせてるヤツもいるしな」
ムング:「ええ。行きましょう」
師人のフォーリナー:「道連れってのが一人増えたな!」
 
GM:一方その頃探索チーム。

GM:【探索一日目 〜午前の部〜】

柏木緋月:「どこいく?書庫?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ま、妥当なところね」
ラウラ・ファーガセンハイト:書庫に移動するなり煙草に火をつけた。
柏木緋月:今回は嫌がる様子はない いややっぱ煙い
ラウラ・ファーガセンハイト:「まあ、私も吸いたくて吸ってるわけじゃないんだけど」すぱー。
柏木緋月:合わせて周囲に糸のようなものを手繰らせる
ラウラ・ファーガセンハイト:「魔女術(ウィッチクラフト)の産物なんだ」
GM:【書庫】荒れ果てた書庫。微生物も生きづらい気温のせいかホコリは少ない。
柏木緋月:「ふぁーい……」
柏木緋月:「保存状態りょうこーう」
ラウラ・ファーガセンハイト:「……ところで、変わった魔術扱うんだな」 口調が男性的になっている。ラウラなりの魔術に携わるときのスイッチだった。
柏木緋月:「んー、ガラパゴス進化ってやつ?」
柏木緋月:「色々便利ではあるよ この仕事のために鍛えてきたしね」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ふーん。まぁ、よその家の魔術をこんなところで探るほどマナー違反はしない」
ラウラ・ファーガセンハイト:「さて。妙な魔力の揺れ動きがあれば紫煙に反応があるはずだけど……?」
  
GM:では二人とも ロールが落ち着いたらそれぞれ3d6<12を降ってくれ
GM:それが成功率だ
ラウラ・ファーガセンハイト:3d6<12
DiceBot : (3D6<12) → 11[4,2,5] → 11 → 成功

柏木緋月:3d6<12
DiceBot : (3D6<12) → 8[1,3,4] → 8 → 成功

GM:はい 両者成功
GM:ではディスコードのほうに送ります
GM:同一のアイテム

/《紙片A》
……が注目すべきなのは《時》と《時間》は全く別のものであることだ。共にシシュに付き従う下僕だが、前者は一個体のみが存在するのに対して後者は群として描写される。日没の塔の主、ユーン=イラーラがムングに磔にされた話の中では、シシュが今まで彼に仕えていた《時間》を消し去り、新たな《時間》の軍勢を《数多ある世界の縁》の《時終の曠野》から連れ出し新たな下僕にしたと語られているため、ヤーンが命を貸し与えた《影》のように世界の縁の外側の生物と解釈できる。また、この《時間》たちは《時》の配下でもあり、《時》の治める世界、《万事の縁》からも送り出されるとされる。《時終の曠野》と《万事の縁》が同一のものを指しているかは定かでなく、《時》が《時間》と同族かという問題については先送りにせざるを得ないだろう。《時》の臣民は……


ラウラ・ファーガセンハイト:あ、ひとつ聞いていい?
ラウラ・ファーガセンハイト:これ今後両者のどちらかが成功してどちらかが失敗した場合
ラウラ・ファーガセンハイト:情報を伝え合うことは不可能?
GM:ダメです
ラウラ・ファーガセンハイト:OK
GM:その場合はアイテムの効果に則ります
ラウラ・ファーガセンハイト:了解
GM:ロール続きどうぞ

ラウラ・ファーガセンハイト:「………あった。これだ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「魔力に揺らぎがあった」
柏木緋月:「こちらにも感あり」
柏木緋月:「ちまちま解析していこう」
GM:ロールが終わったら次に行きますー
ラウラ・ファーガセンハイト:「………内容は……まあ、うん。そうだろうな」
柏木緋月:「ふーむ……むむむ……」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ランサー。次に行きたい。護衛を頼む」
柏木緋月:「もうちょっと何か欲しいかも」
緋月のランサー:「はい、お任せを」

GM:【一日目 〜午後の部〜】

緋月のランサー:「書庫の捜索はこれでひと段落 ということでよろしいでしょうか?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「そうね。次は……廃墟は一番怪しいけれど一番危険を伴いそうだし」
ラウラ・ファーガセンハイト:「近くの売店の密集地をあたってみましょうか」
柏木緋月:「オッケー 早速移動しよう」
GM:【売店区】元は土産物でも売っていたのかもしれない。異国情緒溢れる商品が並ぶ。
柏木緋月:「お土産でも買って帰ろうかなぁ……店員いないな」
柏木緋月:糸と接続した猫の人形を数匹取り出す
柏木緋月:糸人形のように操っているが、糸は物質を透過している。猫たちがのそのそと辺りを探索する
ラウラ・ファーガセンハイト:「とんだ非才でね」
ラウラ・ファーガセンハイト:「………」カバンから道具を取り出した。香を炊く壺のようなもの。
ラウラ・ファーガセンハイト:通路のちょうど真ん中でしばらくごそごそと作業をする。
ラウラ・ファーガセンハイト:「基礎的なことを突き詰めるしかできないのさ」
ラウラ・ファーガセンハイト:自嘲するが、その腕前自体は十分一流のものだ。
ラウラ・ファーガセンハイト:それでも女魔術師は不満そうだった。
ラウラ・ファーガセンハイト:不貞腐れたように魔術を起動させる。
柏木緋月:「まぁ、何事も必要十分、バランスが肝心だよ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「冗談」
柏木緋月:「ラウラちゃんはもうちょっと愛想にステ振りした方が良いと思うけどなー」
ラウラ・ファーガセンハイト:「根源を目指すたびに従事しているんだ。偏らないで目指せるなら、とっくに目指してる」
柏木緋月:「まぁ、魔術師だもんねぇ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「しかし、愛想。愛想と来たか。笑えるよ……ほんと」
ラウラ・ファーガセンハイト:かつんとかかとで床を打つ。錬金術の範疇で生成された燻煙が波打つように棚引いた。_
 
柏木緋月:3d6<12
DiceBot : (3D6<12) → 10[4,5,1] → 10 → 成功

ラウラ・ファーガセンハイト:3d6<12
DiceBot : (3D6<12) → 12[3,6,3] → 12 → 失敗

ラウラ・ファーガセンハイト:まぁそんな気はしてた
GM:あれ、以下じゃなかった
ラウラ・ファーガセンハイト:じゃ成功でいい?
GM:以下のつもりだったからセーフでいいよ
ラウラ・ファーガセンハイト:やったー
GM:はい送りました

/《紙片F》
……名をウォルナト=マヴァイという。神々の若かりし頃を思い出させるその庭園は、生と死と朝と夜のゲームを延々と続け、森羅万象を声もなく嘲笑する彼らが唯一目こぼす特別な場所である。しかし昔日の庭を神々が歩くことは二度とない。ウォルナト=マヴァイが呪われたからである。呪いを受けた彼の地は神々の立ち入りを拒み、《MAI DOON IZAHN》と書かれた《万物の理》の最後の一頁がトログールに捲られる日まで、人と《時》を除いては、咲き乱れる花々の薫香を嗅ぐことすら叶わなくなったのである。今でも彼らはウォルマト・マヴァイを懐かしみ、時に悲嘆に暮れるという』(サイゴス亜教派・カシューナ書より)この話では……


柏木緋月:「よすよす、今んとこ順調だね」
ラウラ・ファーガセンハイト:「……これだけ手を尽くしてもそちらのほうが辿り着くのが早いんだものな」
柏木緋月:「ラウラちゃんも上々だよ。うちで働かない?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「魔術使いになるつもりはないね。私は魔術師だ」
ラウラ・ファーガセンハイト:無愛想に言った。
柏木緋月:「そっかー。まぁ、それも一つだね」
柏木緋月:「私はそういうのは、まぁちょっとなぁ」
柏木緋月:「はは、それも一つってね」
柏木緋月:勝手に一人で納得したように、笑みをこぼす
ラウラ・ファーガセンハイト:「別に侮蔑も嗤いもしない」
ラウラ・ファーガセンハイト:かちゃかちゃと燻煙器の片付けをしながら特に感情を乱すこともなく。
ラウラ・ファーガセンハイト:「私の人生は何も残さないだろう」
ラウラ・ファーガセンハイト:「それでも魔術師でやっていくと決めた。他の人間の人生にまでいちいち干渉してる時間はない」
柏木緋月:「どうだろうね。人と人とのつながりに残るものってのは」
柏木緋月:「良くも悪くも、ずーっと染み付いて離れないものさ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ふん!つながり?信頼関係?笑わせる」
ラウラ・ファーガセンハイト:「魔術師にとって根源に辿りつことが出来なければ価値としてはゼロでしょ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「でも」
ラウラ・ファーガセンハイト:「それでいいと決めた。それだけだ」
ラウラ・ファーガセンハイト:カバンに道具をしまい終えた。
柏木緋月:「分からないなら分からないでも別にいいよ。そんなもんわからないのは、魔術師に限った話じゃない」
柏木緋月:「そう思うんなら、それでいい。悔いを残さないようにね」
柏木緋月:自分はちょっとある。そう言外に含めて、猫の人形を仕舞った。
柏木緋月:以上
ラウラ・ファーガセンハイト:「……ま、だからいいんじゃないの?どうでもいいってことは、どうしたっていいということでしょ。……ああ、日が暮れるな」
ラウラ・ファーガセンハイト:「霧があると分かりづらいけど」
ラウラ・ファーガセンハイト:「……行きましょう。こんなところで夜を越せない」
柏木緋月:「あいあい」
ラウラ・ファーガセンハイト:振り返った顔はやっぱり仏頂面で。口調も魔術に携わるときの男性的なものではなく、女性的なものに戻っていた。
ラウラ・ファーガセンハイト:_

GM:【探索二日目 〜午前の部〜】
 
ラウラ・ファーガセンハイト:えーと駅は探索対象なんだっけ?
GM:自動的に廃屋です
ラウラ・ファーガセンハイト:ああそういう
GM:駅はノー

柏木緋月:「さて、と……いよいよアレか」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ランサー。先行して」
柏木緋月:「うわぁなんか出そう……」
緋月のランサー:「了解しました」
GM:【廃屋】倒壊した家具が転がる部屋。元は書斎だったのかもしれない。
君が魔術師なら同業者がかつて利用していた名残を感じるはずだ。

ラウラ・ファーガセンハイト:「……気休めだけど」
ラウラ・ファーガセンハイト:「“流転せよ(Convert)”」
柏木緋月:「はぁ……こういうの嫌なんだよなぁ 私グーで殴られたら終わるし」
ラウラ・ファーガセンハイト:再三使っているブリキのおもちゃめいた使い魔を背後に飛行させる。
ラウラ・ファーガセンハイト:何か驚異が迫ればその時に反応するはずだ。
ラウラ・ファーガセンハイト:「……まあ、進むしか無いな」
柏木緋月:「ごめんね、ステゴロ用の奴は持ってこれてないんだ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「まあ、いいさ。こんな状況だ。贅沢は言えない」
柏木緋月:「こんな時星ちゃんがいればなぁ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「………ここ、工房だな」
柏木緋月:「みたいだねぇ」
GM:工房としての機能は死んでいるようだ。君たちが踏み入っても反応がない。
ラウラ・ファーガセンハイト:しゃがみこんで床に手を這わせる。
ラウラ・ファーガセンハイト:「………駄目だ。死んでる。再起動は無理だな」
ラウラ・ファーガセンハイト:「他人の手で起動できるほどロックが軟というのもおかしな話だけど」
柏木緋月:糸が罠の類を探して這いまわる
柏木緋月:「……少なくとも反応なし、かな?これで隠してるんならお手上げだね」
ラウラ・ファーガセンハイト:「………まるで噂に聞くエーテライトみたいだ。アトラスの穴蔵の院長が修めるという」
ラウラ・ファーガセンハイト:飛び交う糸に僅かな感嘆のため息を漏らす。
ラウラ・ファーガセンハイト:どう足掻いてもこの魔術師の手には届かない、固有の魔術。視線には憎々しさも混じる。
ラウラ・ファーガセンハイト:「……まあ、下手に魔術で探査して何かしら起動させるのも面白くない。虱潰しに探索するしか無いか…」
柏木緋月:「んな大層なもんじゃないよ 桐壺だかにはもっと頭おかしい魔術もいるし」
柏木緋月:「じゃあ、またこそこそやってこうか」
ラウラ・ファーガセンハイト:「……明かりだけ確保するか」
ラウラ・ファーガセンハイト:ぱちんと指を鳴らして光を灯らせる。おっかなびっくり廃墟を進んでいった。
 
柏木緋月:3d6<12
DiceBot : (3D6<12) → 11[4,5,2] → 11 → 成功

ラウラ・ファーガセンハイト:3d6<12
DiceBot : (3D6<12) → 14[6,3,5] → 14 → 失敗

ラウラ・ファーガセンハイト:やっぱこいつ才能ないわ
GM:はい けど今回の成功は共有できる
ラウラ・ファーガセンハイト:まじか
柏木緋月:やったね

GM:ガタン。戸棚から物音がした。
緋月のランサー:「———!」
GM:魔力光が輝き、廃屋の戸棚が動いていく。
ラウラ・ファーガセンハイト:「…………」冷静に、物音を立てずにランサーの背後に回る。
GM:地下室への扉があった。
ラウラ・ファーガセンハイト:「…………」緋月と顔を見合わせる。
柏木緋月:「鍵を掴んだか……罠にかかったか どうしよ?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「………………」背後を滞空していた使い魔を先行させる。
GM:【地下室】流石に埃っぽく土臭い。暗く、明かりが欲しいところ。
ラウラ・ファーガセンハイト:「危険があればあれが肩代わりするはずだ。行こう」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ランサー。前を頼む」
柏木緋月:「ランサーちゃんも警戒を、後はこちらも使い魔を……」
緋月のランサー:「……進んでいきましょう」
ラウラ・ファーガセンハイト:「光よ(lightning)」
ラウラ・ファーガセンハイト:ぱっ、と照明弾のように光源を設置する。先を進んでいった。_
 
GM:では地下室探索ロール
緋月のランサー:数値は同じですか?
:あ、RPのことですね
:終わりなら同じ数値でダイスロール
柏木緋月:はい
ラウラ・ファーガセンハイト:了解
柏木緋月:3d6&<12
DiceBot : (3D6<12) → 8[3,4,1] → 8 → 成功

ラウラ・ファーガセンハイト:3d6<12
DiceBot : (3D6<12) → 11[6,1,4] → 11 → 成功

ラウラ・ファーガセンハイト:よかったー
ラウラ・ファーガセンハイト:才能会ったー
:OK
:だがこのアイテムを所持できるのは片方だけだ
:同時に渡すから持つ方を決めてくれ

《朽ちかけた手帳》
[1〜27頁:損傷が激しくて読めない]
[28頁:(                 判読不能                     )存在比重、私はそう呼ぶことにした。ニュートラルな世界を標準とした存在の密度だ。観測が繰り返されることで存在比重は増加し、より深くへと沈み込む。沈めば世界の中心に近づく。そして沈み込んだ先にあるもの、それこそが我々魔術師の追い求めるもの。そう、根源だ。この空虚な世界に連れて来られた時はどうなるかと思ったが、今では(          判読不能           )だ。早速明日から(                 判読不能                     )]
[29〜48頁:損傷が激しくて読めない]
[49頁:(    判読不能    )が完成した。残るは観測者として乗車する者だ。出来ることなら魔術師が良い。既に目星は(    判読不能    )拉致同然になってしまうが、なに、彼らも魔術師だ。根源に確実に辿り着ける手法を伝授してやるのだから喜んで協力してくれるだろうとも。(    判読不能    )それに、観測者同士でも相互に観測効果が働き、微量とは言え存在比重が増加していくため、実験の中で彼らも根源へと歩み寄ることが出来る。無論私が先行させてもらうが……上手く条件を整えれば、直後に根源に到達させるのも不可能ではない。私も利用してばかりは心が痛む。どれ、彼らが歩けるだけの道幅を舗装してやろうじゃないか]
[50〜77頁:損傷が激しくて読めない]
[78頁:(   判読不能   )違う! ここには根源などない! 何故気が付かなかった、いや、気がつけ無かったのか! 全て辻褄が合ってしまう。私が神霊を召喚できたのも、観測によって増大する存在比重も、奴が私にさせたことも、全て、全て! (   判読不能   )…………奴は、シシュは私を騙したのだ]
[79〜81頁:損傷が激しくて読めない]
[82頁:(   判読不能   )に接触することに成功した。彼女の力を借りればシシュに対抗する力を得られるはずだ。(                 判読不能           )]
[83〜86頁:損傷が激しくて読めない]
[87頁:もしも、この手帳を読んでいる者がいたとすれば、(   判読不能   )君に謝罪したい。本当にすまないことをした。きっと君たちはシシュが己の存在比重を高めるために連れ去って来た新たな犠牲者なのだろう。(   判読不能   )浅はかな私は根源到達という餌に釣られ、シシュの野望を手伝う機構を産み出した。(   判読不能   )それでもせめてケジメだけはつけておきたい。どうか、この聖杯と神霊ムングの召喚が君たちの助けになることを祈る]
[最後の頁:…………微かに、《MAI DOON IZAHN》と読み取れる。】


ラウラ・ファーガセンハイト:これはあとで受け渡し可能?
ラウラ・ファーガセンハイト:誰かに
:できるよ というか公開アイテムだから
GM:持つ方のシートに記入する
ラウラ・ファーガセンハイト:だよね では自分が持ちたいです
柏木緋月:異論はない
ラウラ・ファーガセンハイト:ありがと

柏木緋月:「……なんだこりゃ?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「………」朽ちた手記の埃を軽く払う。
ラウラ・ファーガセンハイト:「ところどころ読めないけれどテキストを解読するしか無いな」
柏木緋月:「…………ふむ、ふむ」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ちょっと集中したい。他にめぼしいものもないし、ここを出たいんだけど」
柏木緋月:「そうだね。多分ラウラちゃんのが捗ると思う」
柏木緋月:「ランサーちゃん。撤収の準備を」
ラウラ・ファーガセンハイト:「…あと、ひとつずっと言いたいことがあったんだけど」
緋月のランサー:「……?あっ、はい」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ちゃんはやめてくれない?」
柏木緋月:「え、何?」
柏木緋月:「うーん、ダメ?可愛いと思うんだけど」
ラウラ・ファーガセンハイト:「もうそういう歳じゃない。……ランサー!先行って!」
緋月のランサー:「……!?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「あなたが先行しないと危ないでしょ!」
緋月のランサー:「は、はい!」
ラウラ・ファーガセンハイト:「ったく………」
ラウラ・ファーガセンハイト:いつも何かにぷりぷり怒っている女だった。
ラウラ・ファーガセンハイト:_
柏木緋月:「まぁまぁそう怒らないで、笑顔でね」
 
GM:ロール終わったら一旦待機ですー
GM:地下室にいてください
ラウラ・ファーガセンハイト:えっそれ先にっ
ラウラ・ファーガセンハイト:きっと出るまでに何かあったのだろう きっと
GM:廃屋でもいいですよ
GM:とりあえずひとところに居てくれれば
ラウラ・ファーガセンハイト:じゃ廃墟出て駅の構内のどこかとかでも?
柏木緋月:了解です
ラウラ・ファーガセンハイト:じゃそこで手記を調べていよう
GM:できれば廃屋に
ラウラ・ファーガセンハイト:OK
GM:さて。イベントを再開しようか。
柏木緋月:はい
ラウラ・ファーガセンハイト:はい

GM:君たちが手記を解読し始めてそれなりの時間がたった。
GM:そろそろ外は暮れのはずだ。
GM:丸一日引きこもっていたらしい。
GM:手記に没頭していた君たちはうんと伸びをする。
GM:身体は硬く、寒さが筋繊維を軋ませていた。
GM:疲れは、判断を鈍らせる。
GM:だからだ。とっさに気がつけなかったのは。

柏木緋月:「———」
セイバー:「さようなら」
GM:ラウラ目掛けて剣が振り下ろされた。
シャアー:「避けてください! 後ろです!」
シャアー:血塗れのシャアーが入り口に倒れ伏している。
緋月のランサー:「——————ラウラ!!」
ラウラ・ファーガセンハイト:反応できるはずもない。
ラウラ・ファーガセンハイト:この魔術師は一流なれど戦闘に特化した魔術師ではなく、まして超一流と呼ばれる才も持たない。
ラウラ・ファーガセンハイト:実に、平均的な、魔術師だ。
ラウラ・ファーガセンハイト:だから何もしなかった。
ラウラ・ファーガセンハイト:———なんのためのサーヴァント。なんのためのランサーだ。
GM:だが、ランサー。円卓の騎士として名を馳せた君なら届くはずだ。
GM:そうだね?
GM:君はラウラを【助ける】/【見捨てる】
 
緋月のランサー:【助ける】

GM:ならばランサー。君の刃がセイバーの剣を弾いた。
ラウラ・ファーガセンハイト:「……なんだ。一杯食わされてたのはあなたの方だったの」 
ラウラ・ファーガセンハイト:刃と刃がぶつかる音を頭の上で聞きながら、じろりとシャアーをにらみつけた。
セイバー:「GURUUUUUUUUU……」
緋月のランサー:「セイバー、あなたは一体……!」
GM:セイバーの形が崩れていく。まるで粘土細工を壊したように。
ラウラ・ファーガセンハイト:瞬間、飛び退くように入り口のシャアーのもとに駆ける。
ラウラ・ファーガセンハイト:途中の緋月の手も引っ張って。
シャアー:「《時》……です……。先程セイバーは奴に……」
シャアー:「げほっ、ごほっごほ」
 
柏木緋月:両方グルの可能性は考えた、まだ未確定だけどラウラも怪しいし、最悪1-3も覚悟はしていたが
柏木緋月:なるほど、そうきたか。

シャアー:「あれは《時》が変化して…どうか…気をつけ…………」
シャアー:事切れた。
柏木緋月:「少佐!」
時間:セイバーの姿を捨てた不定形の芋虫がラウラを再び襲う!
ラウラ・ファーガセンハイト:「……駄目だ。手遅れだ」
ラウラ・ファーガセンハイト:治療術式を放棄する。もう間に合わない。
時間:「GYAAAAAAAAAAAAAA!!!」
柏木緋月:「今度は虫か!つかさっき≪時≫って!」
GM:しかし。それはあっけなく。
GM:さっきまでセイバーの姿をしていたそれはランサーの一突きで沈黙した。
緋月のランサー:「———」
ラウラ・ファーガセンハイト:「……誉れ高き森の王が、ひどいものだな」
GM:後には、君たちの呼吸だけが残されていた。_
緋月のランサー:「これで、敵は……?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「…………」黙ってラウラはシャアーの死体の検分を始める。
ラウラ・ファーガセンハイト:「呆けないでよランサー。こうなった以上、あなたが頼りなんだから」
ラウラ・ファーガセンハイト:何かシャアーの死体から分かることはあります?
柏木緋月:「セイバーちゃんの痕跡は……何もない感じかな?」
ラウラ・ファーガセンハイト:「そっちも調べる。……調べられたらだけど」

柏木緋月:他に敵の気配は感じ取れそうでしょうか
柏木緋月:何も追加情報が無ければ以上です
ラウラ・ファーガセンハイト:まぁ特に何も得られずともしばらく死体漁りです。以上です
GM:ないよ>死体から

ラウラ・ファーガセンハイト:「………駄目。特に何も手掛かりは見つからない」
ラウラ・ファーガセンハイト:付着した血液を拭いながら試薬をしまう。
ラウラ・ファーガセンハイト:「セイバーの霊基も駄目そうだ」
柏木緋月:「埋葬するにも、この場所じゃあね。置いておくしかないかな」
ラウラ・ファーガセンハイト:「別に墓を作るほどの義理はないけど……。まあ、放っておこう」
ラウラ・ファーガセンハイト:「それより、《時》か」
柏木緋月:「うん、あの芋虫マンかもしれないし、セイバーちゃんを倒して芋虫マンにしたのかもしれない」
柏木緋月:「少なくとも、シャアーさんの言ってたほど単純ではない感じだね」
ラウラ・ファーガセンハイト:「……………」
ラウラ・ファーガセンハイト:「向こうに行った連中の帰りを待つしか無いか」
ラウラ・ファーガセンハイト:「それまではランサー、あなたが頼りよ」
柏木緋月:「うん、無事だと良いんだけどね」
緋月のランサー:「…………」
ラウラ・ファーガセンハイト:「……ランサー?」
柏木緋月:「ランサーちゃん」
緋月のランサー:「!!は、はい!!」
ラウラ・ファーガセンハイト:「何をぼーっとしてるの」
柏木緋月:「切り替えてこ」
緋月のランサー:「……はい」
 
GM:では討伐組のシーンを進めます

GM:────外の霧はすっかりと晴れきっていた。
GM:来た時には気が付かなかったが、塔は小高い丘の上にあったようでここからは薔薇園が一望できた。
ムング:「……ああ、本当に綺麗だ」
GM:瞬間。
GM:ガシュッ。
GM:何か噴き出すような音が聞こえて。
時:『主命に従い、死んでもらおう。ムング』
GM:血溜まりの中に、何かが崩れ落ちた音がした
GM:
 
 
【続】

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