ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

 
「君とお母さんが僕にとって何よりも大事なものです。僕は一生をかけて君たちを愛します」



基本情報

【氏名】明瀬夏隆
【性別】男性
【年齢】3X歳
【出身】日本
【身長・体重】188cm・89kg
【髪色】黒色【瞳色】灰色

魔術・特殊技能・特性など

???

夏隆はあくまで魔術師ではないし、また他の異能を備えているということもない。
しかし彼に流れる血はそうではない。夏隆の旧姓である五形は現在は大手商社である豪商だが、古くは異能を扱う占術を生業とする家系であった。
その血が夏隆の子であるハルに何らかの影響を及ぼしているという可能性は十分に考えられる。

外見・容姿の詳細など

まずは映画『ターミネーター』や『コマンドー』などを視聴してもらいたい。アーノルド・アロイス・シュワルツェネッガーが主演を務めている。
映画に出てくる往年の彼の体格を少しだけスケールダウンさせ、首の上に日本人的な特徴の顔を乗せたもの。それが明瀬夏隆という人物の外観である。
短く清潔に刈り込んだスポーツ刈りの髪。日本人にしてはやや彫りの深い角張った顔立ち。だが西洋人風ではなく、あくまで東洋人らしい特徴が主要。
瞳は色素が薄く、静かで理知的な雰囲気を備えている。若干近視気味であり、リムレスの眼鏡を常に装着している。
そして何より特筆すべきは首から下。首も太い。肩幅も広い。背筋も腹筋も分厚く、腕も脚も丸太のように逞しい。
凄まじい恵体であり、ボディビルダーだと紹介されればなるほどそうかもしれないと頷いてしまうほど。こんな身体なので着られる服が少ないのが目下の悩み。
主夫なので日頃からGパンにシャツ、冬場はそこに上着を羽織り、その上からエプロンを掛ける格好だが、シャツはいつも胸のあたりがピチピチになっている。

人物像


イメージカラー:灰色
特技:家庭料理
好きなもの:トレーニング、妻と娘
苦手なもの:虫(特にゴキブリ)
CV:櫻井孝宏

【一人称】僕 【二人称】あなた、○○さん 【三人称】彼、彼女

台詞例


来歴

日本でも大手の生活家具取扱い商社である五形家の三男として夏隆は生まれた。
だからといってこれといった特別な扱いをされてきたわけではない。跡取りとしては長兄の他に次兄もいた。彼らが凡愚であったならば話は違ったかもしれないが、皆尊敬に足る優秀な兄たちだった。
特別裕福な家系に生まれて何不自由なく育ったというのは一般的ではないかもしれないが、それでも夏隆はそこまで市井の人々と違う感覚を持たずに育った。
豪商の子とはいえ、今は現代。普通に地元の小学校に通い、受験をして普通の新学校に進んだがそれ自体は普通の人々と変わりはしない。
高校の間はバスケットボール部に所属しその恵まれた体格でチームの柱となってインターハイへと導いたりもしたが、だからといって特別な人間というわけでもなかった。

そんな彼にとって特筆すべき人物がいるとすればそれは小学校の頃に出会ったひとりの女の子であろう。
名前を明瀬冬華。そこにいるだけで皆の中心に自然といるような、とても華やかな少女だった。
寡黙でシャイな当時の夏隆少年に己の家柄の威を着るような不誠実な思いつきは微塵も浮かばず、ただ彼にとって彼女は高嶺の花であった。
それでも学業を共に修めていればそれなりに触れ合う機会はある。そのたびに夏隆は冬華の人間的な魅力に惹かれていた。
密かに想っていた冬華とは中学校まで一緒だったが、高校からは夏隆がスポーツ推薦で他の高校に行ったのもあったので道が分かたれた。
その時点で冬華とは縁が切れた。彼女はいずれ自分が年老いてからあの時想いを伝えておけば良かったと後悔するような、そんな人になってしまったのだと夏隆は思っていた。

しかし全ての事情が変わったのは大学在学中の最中である。
模範生として、そしてバスケットボール部の名プレイヤーとして活躍していた夏隆は将来は五形グループのどこかに自分は収まるか、あるいはスカウトがあるならプロバスケットボールの選手となるのも悪くない、と考えていた。
そこへ降って湧いた縁談。相手は業績の悪化した明瀬家具であり、その相手はあの明瀬冬華であるという。
これは運命だ、と夏隆は捉えた。天がかつて果たせたなかったことを果たすチャンスをくれたのだと。
お見合いの席で久々に面会した冬華はかつてよりさらに美しく、そして人を惹きつける魅力は相変わらずのままだった。実際に会ってみても心が変わらなかったことを夏隆は理解した。
これが明瀬家具の命運を繋ぐための政略結婚であることを理解していた夏隆は実直にそのことを冬華に話して是非を問い、冬華が願ってもないと頷いたことで彼の心も決まった。

籍を入れ、大学を卒業した夏隆は現在主夫として明瀬家の家庭を切り盛りしている。冬華との話し合いの結果、それが落ち着くところとして妥当だという結論に至った。
妻の冬華、そして娘のハルが夏隆にとって何よりも大事なものであり、彼らのサポートをするのが何よりもの喜びである。

性格

寡黙。冷静。実直。こうした部分が特徴的な人物。
大柄な体躯であるが、筋骨隆々という肉体に反して性質は物静か。暑苦しさというものは微塵も感じられない。非常に知的な印象を相手へと与える。
妻はもちろん、自分の娘であるハルにすら敬語を欠かさない。誰に対しても丁寧であり、そして誠実。
言葉数こそ少ないが発する言葉は無駄がないことが多い。口を開いて出た言葉には真実がいつも宿っている。
しかし杓子定規に真面目一辺倒というわけではなく、『世の中には自分自身の価値観とは違う価値観が存在する』というのが座右の銘であり行動指針のひとつ。
だから妻や娘が自分の価値観から外れた行いをしても一度は然と理由を尋ねるが、それに真心がこもっていると判断すればなるべく見守ろうとする。
かつては自分の価値観に縛られた人物だったが、それを戒め変えたのは他ならぬ冬華であった。

しかし一方で負けず嫌いな面も夏隆は有している。
この場合の負けず嫌いとは他人に対してよりは自分に対しての意味合いが強い。
夏隆は克己心が強い。競技において自分を上回った他人より他人に及ばなかった自分に怒りを燃やし、ストイックに練習を重ねるタイプ。
これは現在の家庭にも発揮されている。より良く住環境を維持し、より良く住まう人々に快適をもたらそうとする。つまりは凝り性。
明瀬家の住処はいつもピカピカに清掃され、不足したものは速やかに補充され、何より日々の食事は非常に美味。これも夏隆の気性あればこそ。
しかし夏隆は求められてきた役割を素直に全うしすぎてきたという考えがあり(五形家の人間として品行方正であることを務めたこと、恵まれた体格から運動部に所属したことなど)、
結局のところ行き方は自分にしか定められないけれどそれでも自分の娘には思うように生きて欲しいという願いがあり、たびたびそういうふうにハルにも諭している。

長く運動部に所属していたこともあり、主夫となった今も肉体の維持は日課であると同時に趣味の範疇。
あらゆる家事を完璧にこなした上でトレーニングのための時間を作るということまでが夏隆の楽しみであり、気分はタイムアタックに挑んでいるようなもの。
身体を動かすことも愉しんでいるが、夏隆の身体能力は現役を退いて久しいとしても十分に維持されていて現役選手並み。
ハルの身体を動かすことを好む性格は間違いなく夏隆の影響を受けているが、チームスポーツが好きな本人はあまりにフィジカルが強すぎてご近所の運動クラブから出禁を食らっているのを内心悲しんでいる。
また、凝り性のせいで複雑な工程を必要とする料理には主夫となってからすっかりハマってしまっている。
塩1gに至るまで拘り抜いて美食を作り上げるというのは夏隆の性にあっているようであり、普段ハルに供される食事は完璧な栄養バランスと美味を維持。
ましてハルから友達が遊びに来るなんて話を聞いた日には一流のパティシエが貴様どこでこの技術を学んだと睨みつけるようなお菓子を作り上げる。
冬華が仕事から帰ってきて一家で団欒を過ごせるというなら振る舞われる食事は高級店のフルコースにも劣らない。

そんな彼ではあるが苦手なものははっきりと存在し、すなわち節足動物である。
爬虫類。全然大丈夫。両生類。全く問題なし。節足動物、つまりは昆虫。駄目。
虫に対して生理的嫌悪を抱き、とにかく触れたり触ったりできない。主夫として完璧な仕事をしておきながら庭の管理だけはどうしてもできなくてハルたちにお任せな理由がこれ。
ましてゴキブリなんて最たるものである。見るのも嫌。触れるのも嫌。なんなら見ただけで失神しかねない。処理はハルたちにお任せ。
夏隆もこれはまずいと思っているらしく、最近はカブトムシやクワガタムシは「なるほど格好いいですね」と言えるようになった。でも他は駄目。
主夫として大変できた人物である夏隆だが、これに関してだけは冬華やハルから呆れられている。

行動規範・行動方針

やりたい事は好きにやらせて得意を伸ばす教育方針だが、方針が狂っていそうならはっきりと駄目と言う。

役どころ・コンセプトなど

主人公の父親。

因縁キャラ

明瀬ハル
娘。
誰に対しても丁寧な態度を取る夏隆はハルに対しても丁寧な口調と態度を欠かさない。ハルさんと呼ぶ。しかし慇懃ではあるが他人行儀ではなく深い愛情を持って接する。
夏隆のハルに対する接し方は親が子供に対して取る態度よりも相手をひとりの人間として等身大に接する態度の割合の方が大きい。それだけ相手を尊重しているということであり、それだけ子供扱いせず時には厳しく接するということである。
冬華はハルへ本当にしたいことを自由に実行することを説くが、夏隆は行動と自由には責任が伴うことを説く。今はそれを親が担ってあげられるが、そのことについて考えるのはなるべく早いうちからがよいと考えている。
このように普段は穏やかで温和だが時折厳しくハルに接するのでハルから恐れられていないか内心気にしている。

明瀬冬華
妻。
最愛の妻。お見合い結婚ではあったが夏隆にとっては幼い頃から密かに想っていた人との恋愛結婚でもあった。
仕事が忙しく西に東に飛び回っている冬華を主夫として家を切り盛りして支えている。冬華がメールで送りつけてくる資料をパソコンで整理し纏めたりなど仕事の手伝いをすることも少なくない。
なお、気持ちははっきりと伝える方なので今でも面と向かって冬華へ「愛しています」と堂々と告げる。それで冬華を照れさせるのだが一向に悪びれる気がない。

コメント

主夫にしては珍しいパワー重視の闘士。

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