kagemiya@ふたば

身長／体重：166cm・54kg
出典：史実
地域：日本
属性：混沌・狂
性別：女

本来ならばキャスタークラスで召喚されるはずだが…？

和泉式部。
平安時代において紫式部などと並び称される歌人。
恋や愛の詩を中心とし、女性ならではの視点からの世界を鮮やかに歌った人物。
…であるが、此度はその身を異様なまでに恋に焦がす狂戦士として現界している。

『我が身は恋火』『我が身は涙河』
ランク：B 種別：対心宝具 レンジ：1~15 最大捕捉：30

わがみはこい、わがみはなみだ。
彼女の持つ二つの宝具は、大きく、狂うように揺れ動いた心象の具現。
ゆえにその影響は彼女本人にも及び、使うほどに身と魂を蝕んでいく。

浮かれ女：C
目に付く良い男に、片っ端から恋心を抱いてしまう無辜混じりの固有スキル。
狂化により影響が強まる…と思いきや、心に抱く記憶のために正規クラスでの召喚に比べ多少ランクが下がっている。

恋愛の介添：B+
人の恋に助言を行ったり、手助けをする際に成功判定を高めるスキル。
同ランクの恋バナ探知スキルとしても機能する。

…彼女が自らこの狂気に身を投げた理由は、喪失してしまったある記憶を取り戻すためである。
曰わく、本来なら何かに置換されるように忘れてしまう記憶を、狂うほどの恋慕の中に垣間見たと言うが───？

神秘の終焉────。
それと共に彼女から喪失されていたのは、掛け替えのない『親友』の記憶だった。

…だが、例えそれを取り戻したところで、彼女の狂想は止まらない。

「──だって。あんなに素晴らしく、そして悲しい恋を見て」
「燃え上がらぬ心も、留まる涙も…私には、ありませんから」

数多の恋の果て、没年も近くになってから初めて心を惹かれた「女性」。
だが、既に心に決めた人がいた彼女の心を自分に向かせることは潔く諦め、彼女の友として親身に相談をしていた。

結果として、彼女が裏側に旅立つ決断をした時にも、その決断を支持。
彼女の──否、彼の存在を隠す助力として、自身に偽りの記憶を上書きさせた。

つまりバーサーカーとしての和泉式部は、自ら消させたはずの記憶を取り戻そうとしてしまった成れの果て、というわけである。

召喚：「バーサーカー、和泉式部でございます…。…嗚呼、私が、今一度恋に狂うことをお許し下さるのですね…！」

レベルアップ：「もっと、もっと…火を焚いて…！」
霊基再臨：「ありがとうございます。…嗚呼、私、また恋が燃えてしまいそう…！」
その2：「嗚呼、いぃ…っ。…でも、まだ。まだ狂い足りません、「あれ」が思い出せません…！…さぁっ！」
その3：「…心が、燃える…身体が…燃えるっ！恋とっ、涙が！！全てを…壊していく！ふふ、はは、あははははっ！」
最終：「……嗚呼、最早、何もかもを焼べ尽くしました。…ですが、まだこの私には恋がある。涙がある。…心が、ある。…ならば、えぇ、ならば！！まだ、まだ足りません！もっと、もっと私を焚いてください、主さま！」

開始：「…嗚呼、私の、邪魔をしないで…！」
その2：「恋する乙女の心に触れて、只で済むと思わないでくださいね？」

スキル：「あっははは！」
その2：「恋ッ！」

選択：「きま！」
その2：「した！」
その3：「わぁ！」

攻撃：「焼べるっ！」
その2：「っあ”あ”あ”！」
その3：「邪魔ぁ！」
その4：「せいァ！」
その5：「お”あァ！！」
EX：「嗚呼…抑え切れない！」

宝具選択：「心が！裂けてしまいそうっ！」
宝具：「この感情に色は無く、されど心には染み入るばかり…。えぇ、えぇ！私は、これを恋と涙と名付けましょう！『我が身は恋火』『我が身は涙河』！！！」

小ダメージ：「っあ」
大ダメージ：「嗚呼…！まるであの日の彼みたい…！！」

戦闘不能：「燃え尽きました…真っ白に…」
その2：「嗚呼…嗚呼…！あ……や、す…」
勝利：「うふっ、恋する乙女は無敵です…」
その2：「これが、私の心…」

会話：「さぁ主さま、私はまだ燃えたりません！」
その2：「主さまもなかなか罪なお方…。いくら善い人だからって、あまりに好かれすぎると………どこかから燃えてしまうかも、しれませんよ？」
その3：「ええ、こうして生をやり直す事が出来るのは、とても面白く思えます。……私のやっていることは、一度目の生の巡りの続きですけれどね」
その4：「やはり付き合うならばー、武も詩も嗜んで…高貴で一途で…相手を淋しくさせないような方が良いですよね…。……何です？」

好きなこと：「嗚呼、恋！愛！！人の心が揺らめく様はすばらしいものです！！」
嫌いなこと：「……燃えて、砕けて……私の心は…もう、別れには耐えられず……ええ。ですが……恋を求め、狂い続ければ、この痛みも河として流れ出すのみです」
聖杯について：「嗚呼、私の……恋人か、友達か、或いは子供か…？…誰かを、ええ。誰かを忘れている気がするのです。何とか、何とかして、こうして私に狂気が宿っているうちに、あれを…！」

絆：「ふふ、主さま。よい恋をしていますか？」
その2：「燃える恋火も涙の河も、私の心に在るもの……。嗚呼、ですがこの身を裂くような衝動こそが、何より愛おしい…」
その3：「……あなたも、良いお方ですね…。嗚呼、本来の私ならば、恋文の一つもしたためたのでしょうか…」
その4：「ふふふ、皆様の恋を見ているだけでも、私は燃え盛ってしまいます……。ふぅ。…此処への招きは、とても幸運でしたね。ありがとうございます、主さま」
その5：「……いっそ、いっそ。何もかも思い出せないまでに燃え尽きれば、こんな辛さも無くなるのでしょうか？……ふふ、冗談です。…きっと」

イベント：「うふ、あははっ！恋の燃え盛る時期ですね…！」
誕生日：「…まぁ、主さまの誕生日…！では、御両親の愛で主さまが宿るまでの顛末など、お聞かせ願えますでしょうか！？」