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基本情報
種類大陸間巡航ミサイル
運用者UAIR
製造AAS

概要

サクールは、重戦略兵器冗長性プログラムより開発された大陸間巡航ミサイル。サクールとは、セーカーハヤブサを示す。原子力ラムジェットエンジンをによる大陸間射程を超える航続距離を持つ徘徊兵器として立案され、ミサイルと言うよりは無人航空機に近い設計をもつとされる。

設計思想

本兵器は通常動力弾頭を使用する非核弾頭原子力推進兵器とされているが、UAIRの核兵器に対する曖昧政策からこの説明はかなり説得力に欠ける。全長24.4m、全幅13mという極めて大柄なサイズであり、グランドローンチ以外はなされない。発射時は全長25m、推力700kN×3の専用固体燃料ブースターによりMach3.5まで加速される。動力に用いられるのはオープンコアのR-58AP原子炉であり、25万kmという途方も無い射程と10〜50mをMach 2.0 以上、高度9000mであればMach 4.7で巡航する恐るべき高速性の両立はこの動力から生み出される。
一方、デフューザー形状を始めとし、超音速飛翔体ながらステルス性を考慮した設計を取り入れ、RCSは0.02 m^2 とも言われる。これは本格的なステルス機より10^2程度大きいオーダーではあるが、その地形追従能力も考慮するならばAEWによる探知も困難であり迎撃難易度は極めて高いとされる。

リアクター

R-58AP原子炉は世界にもあまり例を見ない簡素な構造のオープンコアの原子炉であり、耐圧ハニカム構造の燃料棒が露出している。デフューザーを通過した気流は4MPaを超える圧力を生み出し、リアクターは強烈な耐圧荷重とせん断荷重に晒される。又、エンジン内の温度勾配は放射線による劣化と機械的な強度の両立を要求する。この強烈な環境下に適合する為、R-58APはウランと反射材としてベリリアを均一に混合した構造材を使用するアーキテクチャが採用された。その形状は燃料棒でできた自動車マフラー用触媒を想像すると良いだろう。リアクター以外はC/Cコンポジットやチタン系合金が採用されている。原子炉は1800K以上で動作し、その出力は1000MWとも言われる。動作は単純であり、インテークより吸入された空気が反応熱により熱せられ、そのエンタルピーの一部が運動エネルギーに変換される(化学燃焼を核分裂による熱で代用している。)

電子装備

サクールはTNLやRTDL等データリンクで誘導可能なものの、その特性から本来は独立運用可能なシステムとして構築されている。この種の兵器を統括するGSS(Global Strike System)の事前諜報を投影した飛行プロファイルに則りサクールは飛行するが、途中搭載されたE/ASQ-40"Cranberry"ESMのデータをAIが自動で電子戦ライブラリと比較し防空網を自動で回避する。誘導は搭載するE/APG-71 Kuバンドレーダーの地形マッピングモード、GPS、電波航法、INS等を複合的に用いるが、電子妨害を考慮し通常はINSと地形マッピング、終末誘導のみで誘導される。それでもCEPは15 m以下であり、2.5tの炸薬、又は地下貫通能力を考えると充分な精密攻撃能力を持つ。

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