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シエラリオーン開拓使は、リベリア自由国がシエラレオネの開発のために設置した官庁である。

沿革

リベリア自由国は弱小国であったが、だからこそ列強諸国に追いつくべく拡張政策を推進していた。北西に位置するシエラレオネは未だに原始的な暮らしが営まれており、リベリア自由国は国軍を派遣してこれを征服した。スペイン語のシエラレオネをリベリア自由国の公用語である英語のシエラリオーンと改め、省と同格の中央官庁であるシエラリオーン開拓使が設置された。

リベリア自由国はシエラリオーンの領有に伴い、大量に存在する失業者の救済やボスニア帝国?の侵攻に備えた駐屯部隊の創設を開始した。そして何より、列強に対抗するため富国強兵の道を歩み始めたリベリア自由国にとってダイヤモンド、チタン、金紅石などシエラリオーンの無尽蔵とも思えた天然資源は、近代化の大きな原動力とうつった。つまり、シエラリオーン開拓のもっとも主要な動機は、近代化のための資源の開発であり、このことが、シエラリオーン開拓の基本方針とされた。

シエラリオーン開拓使の設置は、シエラリオーンを国力増強に活用し、失業者に授産することを目的としていた。開拓使はフリータウンの開発、道路、港湾、鉄道の整備、鉱山開発、公営工場の建設、農学校の設置などを進め、集団移住者による開拓を推進した。こうした中央主導型の開発とインフラ整備は、シエラリオーンの骨格を築き上げたといえる。

やがて、キンバリー=リドゲートが大規模予算計画を建議し、「シエラリオーン開拓使計画」が決定される。リドゲートは開拓使長官になると、その潤沢な予算を使って39の各種官営工場の設立、鉱山の開発、その採掘資源輸送のための鉄道を敷設を行った。また、外国人顧問を招き、西洋式農業の移入も図られた。

農学校や官園によって開拓技術者の養成と洋式農法の導入をはかり、新道の建設や各地の鉱山を結ぶ鉄道の建設などの交通手段を整備される。さらに、ビール、製糖、製麻などの農産加工工場や木工、鉄工、製網など生産や生活にかかわる諸工場や各種の鉱山など多くの官営事業を営なまれた。

また、開拓使による最初の移民政策は、政府募集の移民を送り込んで定住させるというものだった。移民には費用や農具などを与えるという政府の補助がついていたものの、それほど効果はあがらず、ほどなくして募集をやめ、既に定着した移民への援助に主眼がおかれるようになった。そして開拓使は北方警備と開拓とを兼任させる半軍半農のシエラリオーン駐屯兵団を創設した。

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