ユグル級フリゲート艦 | |
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艦級概観 | |
艦種 | フリゲート艦 |
艦名 | 自然現象 |
建造期間 | 1987年 - 1996年 |
就役機関 | 1992年 - 現在 |
建造数 | 7隻 |
性能 | |
排水量 | 5900トン |
全長 | 150メートル |
全幅 | 20メートル |
吃水 | 9メートル |
機関 | CODOG |
速力 | 45ノット |
航続距離 | 7800海里 |
乗員 | 312名 |
1970年代後半、カナダ海軍は、保有する20隻におよぶ護衛駆逐艦の老朽化という問題に直面していた。それらの艦は、多くがヘリコプター運用能力を有し優秀な対潜艦として活躍してきたが、旧式化したため発達する兵器テクノロジーへの追随は難しくなっていた。このことから開始されたのがCPF計画で、これに基づいて建造されたのが本級である。
1983年、まず第1バッチ6隻の建造が承認された。当初は基本設計を担当したセント・ジョン造船所が一手に担当する予定であったが、政治的な事情もあり、下請けのマリン・インダストリーズ社と3隻ずつ分け合うことになった。また1986年には、さらに第2バッチ6隻の追加建造が決定された。しかし、1988年にカナダ連邦は消滅し新たにヌナブト連邦共和国が誕生したことで第2バッチの健造は凍結された。その後、ヌナブト連邦共和国は軍事力闘争を経て非武装、軍隊不保持が決定され、第2バッチの健造計画も破棄された。
1983年、まず第1バッチ6隻の建造が承認された。当初は基本設計を担当したセント・ジョン造船所が一手に担当する予定であったが、政治的な事情もあり、下請けのマリン・インダストリーズ社と3隻ずつ分け合うことになった。また1986年には、さらに第2バッチ6隻の追加建造が決定された。しかし、1988年にカナダ連邦は消滅し新たにヌナブト連邦共和国が誕生したことで第2バッチの健造は凍結された。その後、ヌナブト連邦共和国は軍事力闘争を経て非武装、軍隊不保持が決定され、第2バッチの健造計画も破棄された。
ステルス性に配慮した設計が外見上の特徴となっている。上部構造物は全体的に低く、艦橋構造物は2層とされており、また外板はわずかに内側にテーパーしている。艦型については、L/B比8.2と、かなりずんぐりとしている。またNBC防護のため、艦橋などには大気圧に加えて500パスカル、機関室などにも375パスカルの陽圧がかけられている。主機関方式としてはCODOG構成を採用している。
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