十数年前まではどこにでもあるような田舎町だったが、時の市長により改革が推し進められる。
結果、現在ではガイドブックに乗るほどの観光都市となった。
その一方、改革のしわ寄せは郊外や街の裏路地に押し付けられ、街の構成は二極化している。
![](https://static.seesaawiki.jp/formatter-storage/images/common/spacer.gif)
複合企業"イグドラシル"
数年前から宗園町で頭角を現してきた複合企業。
最初は製薬から始まり、今では製薬のみならず電子製品や家電製品、子供の玩具にまで手を伸ばしている。
華々しいサクセスストーリーの裏で、黒い噂も絶える事がない企業。
……というのは表の顔であり、実情はFESTAの構成組織の1つである。
宗園町に異界が現れ始めた時から派遣・活動を始めており、構成員も街や異界と同様特殊な人員が集まっている。
![](https://static.seesaawiki.jp/formatter-storage/images/common/spacer.gif)
超巨大複合型異界"次元の狭間"
宗園町は改革を推し進められてきた街であり、必然的にそこには明るい未来を願う希望ばかりではなく、
人間の欲望・憎悪・嫉妬と言った負の感情もまた渦巻いている。
故に、その負の感情からシャドウが自然発生するのは自明の理であり、異界もまた同様であった。
当然FESTAもこの異界に対して対処は行っていたが、街全体が改革を推進していたことから
シャドウ・異界の発生頻度があまりにも高く、大小様々な異界が発生。
それらの異界は一般人が忌避するという特性も合わせ、街全体の革新、そのしわ寄せの矛先である路地裏や郊外へと集中した。
その結果として、発生した異界が全て複雑に混ざり合い、超巨大複合型異界として街の裏に潜む事となる。
この異界をイグドラシルでは便宜上"次元の狭間"と呼称し、日夜全容究明、また完全消滅への対処法を考案する事に追われている。
コメントをかく