CoC(クトゥルフの呼び声)TRPGのハウスルールです。現代日本を舞台に、ペルソナの力をもった人間達が時にシャドウと戦い、時に超常なる存在に弄ばれ、そしてそれでも抗っていく。

異界について

異界とは、大型と呼ばれるクラスのシャドウが現出する際に現れる空間の事を指し、この現象を異界化と言う。
その空間はペルソナやシャドウと同様、マグネタイトと呼ばれるエネルギー体で構成されている。
異界の性質は発生したシャドウ及びその呼び水となった感情により様々で、建物や土地の形状が維持される場合もあれば、全く異質の空間になる場合、
常に通常空間から移動出来る場合もあれば、完全に隔絶された空間になっている可能性もある。
異界とは、世界を塗り替える絵具のようなものであり、我々の住まう現世とは根本から律が異なる空間なのだ。
この異界の存在理由について諸説あるが、中ではシャドウ出現の副産物だという説が最も有力視されている。
まずシャドウは発生源”A”とのラインを開けたままにしなければ、自身を構成するマグネタイトの維持が出来ず、
同時にペルソナ使いとは違い、放出されたマグネタイトの制御も行われず、無造作に垂れ流しにされているのである。

逆説的にはペルソナ使いが感情を暴走させ、発生源”A”とのラインの制御を失えば、容易にシャドウに堕し、周囲は異界化する事も示唆する考察である。
尚、核となるシャドウがいなくても異界は発生しうる事もあり、その場合は何らかの代替となるモノが異界を現出させている。

異界内でのペルソナ行使について


ペルソナの項目にて、異界内のみでペルソナ召喚が可能とあるが正確ではない。
実際はペルソナ召喚が可能になってしまう正しい。
そもそも、ペルソナとシャドウとの違いが制御下に有ることであり、
通常の世界においては無意識化の抑圧により、ペルソナは外に出ることは叶わない。
だが、異界内ではそのペルソナがマグネタイトに反応し、励起状態になる。
この状態になると、制御に抗うようにぺルソナは外に出ようとするのだ。
(簡単にいえば、大気圧のようなもので、我々人間は外側から押しだす外気圧と、
内側から出ようとする内気圧で体を保っている。異界化はこの内気圧の力を大幅に強めてしまう)
しかし、この状態でも基本的に制御は造作もない、人の心は強いのだ。
影響もこの時は身体の強化程度に留まることだろう。

召喚について

ただし、ペルソナを外に出す・・・”召喚”となると、話は異なってくる。
簡単にいえば、この時のペルソナ使いは発射されたペルソナというミサイルをロデオしているようなものだ。
そのため、ペルソナを外に出している状態では極度の集中力を必要とする。
その力の行使ともなれば尚更である。

異界における民間人の対応について


そもそも、基本的に一般人は異界に立ち寄ろうとしない。
それは無意識に異質な空間を忌避しているためだ。
そのため、F.E.S.T.Aの情報封鎖がなくても、ある程度秘匿性を保たれているというのは皮肉な話であろう。
だが、それも当人に立ち寄る目的が有る場合や、シャドウに取り込まれる、呼び寄せられるなどといった場合には容易に覆される程度の抑止力である。
その為、迷い込む人間もゼロではないため、異変時には該当地域には、ある程度封鎖腺が張られる。
(組織に地力がある場合に限る。弱小組織にそんな力はなく、たとえば警察に真実は伏せられ、協力が要請される事もあるだろう)

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