PlanetSide 2 攻略wiki

　TR の威力 125 高連射型 LMG。
　優れた腰だめ精度、平均以上の DPS、高い連射力を持ち、扱いやすさと競争力を兼ね備えている。多少弾が拡散しようが、１発のダメージが低かろうが、連射力で押し切ってしまえ！　という TR らしい設計が輝く銃だ。

　以上の特徴は TR の威力 125 属に共通の点だが、この LMG 独特なのはその精度面。立ち移動時以外の初弾精度はすべて 0.25 。これは SMG よりすこしマシ程度の精度なので、静止しての精密射撃が大の苦手。片や、その例外である立ち移動時の初弾精度は LMG 内で最良の 0.3 。中遠距離の目標を撃つ際には静止して数発撃ってから ADAD 移動を始めるのが他武器のセオリーだが、この LMG は初弾から ADAD 移動をしてもしっかり当たる。

　ADAD 時の精度が優れていることに加えて、もともとやや近距離向けの銃であるので、精密射撃が苦手であるという上述の弱点は実戦においては目立ちにくい。　
　その一方で、そのリロードと装備移行の遅さは実戦においても目立つ。
　マガジン容量は 125 発と大容量だが（後述の Impact Ammunition が優秀なので実際は 100 発運用が多いかもしれない）、１発の威力が低いせいで敵を１人倒すのに必要な弾薬数は多くなり、連射力が高いおかげで弾の消費も速い。このことにより、NC の NC6 Gauss SAW に次ぐワースト２位のリロードが頻繁に発生する部分がとにかく手痛い。良好な腰だめ精度と火力を活かして前線を張りたくなるが、敵がラッシュをかけてきた時にリロードが発生すると目も当てられない。

　まとめると、繰り出される高火力はもちろんのこと、優れた腰だめ精度および移動中の ADS 精度を持つため（横移動で敵の照準を逸らす技術が大事な）撃ち合いに強く、近から中距離において頼れる銃であり、初心者から上級者にまでおすすめできる。誰にでも扱いやすいと評される銃は器用貧乏っぽさが否めない場合も多いのだが、この銃は運用思想がはっきりしており、リロードを安全な場所で行うための残弾管理を徹底すれば、堅実な性能を安定して発揮できる。
　残弾管理以外に気を付けるべき点は、威力 125 のキル必要弾数の感覚に慣れる必要があるのと、NC の MGR-L1 Promise のような CoF 上限の優遇は持っていないため適度な指切りは相変わらず必要なところぐらいだろうか。

　最後にアタッチメントについて触れると、Soft Point Ammunition と固有アタッチメントである Impact Ammunition の威力が交差する距離は約 17 m。
　マガジン容量の減少効果はやや損した気分にさせるが、Impact Ammunition は 30 m 以上の距離での交戦における火力をおおきく底上げしてくれる優秀なアタッチメントである。そのため、15 m 以内に限った近距離での交戦を好む場合と、威力よりマガジン容量を優先したい場合を除けば、とりあえず Impact Ammunition を採用して損はない。

　数値を見るとランダムな横ブレが激しいはずなので Forward Grip が Rail スロットの有力候補に思えるが、連射力のせいか、そもそもの垂直反動が小さいせいか、実際に使ってみると横ブレはあまり気にならないので、Laser Sight で腰だめ精度を追求してもOK。