多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

亜人魔女

古き神キュトスの欠片たちの総称。

キュトスの死とともに生まれ、その数は71。少女の外見だが不老不死。すべての欠片が一つに戻ったとき、キュトスは復活する。彼女たちはキュトスが復活するまで消滅することはない。たとえ彼女たちが死んだとしても、世界のどこかで新たなキュトスの姉妹が誕生する。キュトスの魔女という蔑称で呼ばれることもあり、一部の土地では「キュトスの魔女に連れてかれるよ!」という言葉が、子供に対する脅し文句として使われている。

1番目のヘリステラから9番目のアーザノエルまでは、「悪魔の九姉」あるいは「守護の九姉」と呼ばれ、それ以降は「結界の六十二妹」と呼ばれる。

性質

キュトスの姉妹には何人か子を成した者がいる。子ども達の性別はどっちかというと女性が多い。

ごはんを食べなくても死にはしないが元気が出ない姉妹が多いらしい。

姿について

キュトスの姉妹の全てが人間の姿をしているわけではない。
キュトスの姉妹の全てが怪物の姿をしているわけでもない。

代変わり

キュトスの魔女は不老であり病や飢餓によって死ぬこともないが、外傷などによって肉体の損傷があまりに激しい場合、その肉体を放棄して新たに生まれ出ることがある。 これを「代変わり」という。姉妹が迫害にさらされていた時代、代変わりは珍しいことではなかった。
何度殺そうとキュトスの姉妹は蘇り、滅ぼすことなど不可能である。キュトスの姉妹は大地から生まれる。 大地のすべてを鉄板で覆いでもしなければ彼女らの再生を防ぐことはできない。逆にキュトスの姉妹の死体を大地に触れさせない事に拠っても再生の妨害は可能であるが、其の場合は霊的に、其れもの力で以って隔離しなければならない。

キュトスの姉妹の代替わりによって失われるものは様々である。性格であったり、容姿であったり、記憶であったり。失われても、影響を及ぼしている場合も在れば、完全に無くなる場合も在る。
又、何も失わない者も居る。例えばクラニスは全て完全に失うが、ムランカカスミストは容姿以外は失わない(ムランカの場合は容姿が変わっても必ず「絶世の美女」である)。
敬意
代替わりをした姉妹は、自分達より先代となる他の姉妹に対して例え妹であってもさん付けしたり敬語で話したりする。

異性の好み

キュトスの姉妹には、71人それぞれひとつづつ、71種類の異性への趣味がある。

キュトスの血

キュトスの血と呼ばれる全姉妹共通の要素、紀を持つ。女神に連なるキュトス性のこと。

行動

共通した目的

キュトスの姉妹は各々が別々の目的を持っている。併し共通しているのは、彼女らは各々の特性を生かし、半永久的な内在世界を構築しようとしているということだ。

キュトス戦団

アーズノエルの御手
キュトス騎士団ウィッチオーダー“一二人の魔女騎士”とも。アーズノエルの視力と支配力を象徴する、目玉のついた手のひらを紋章とする。

第一次図書館襲撃事件

関わり

トルソニーミカとの関わり

大魔女トルソニーミカはキュトスの魔女ではない。
しかし同じ魔女どうしということもあり、姉妹の内の何人かとは少なからずの交流がある。

飼い犬

クラシカル・ハウンド
かわいい犬っころ。エサをたくさんあげてください。

キュトスの姉妹に纏わる文化

二つ名

トランプ豆知識※
 表記の関係上名前の文字数を合わせるのが非常に簡単になってしまうため、本国で発売されているトランプでは、それぞれの魔女に二つ名(あだ名のようなものです)をつけることで文字数を不揃いにしています。
 脳髄洗いコキューネーのようないかにも魔女といった恐ろしい名前や白炎のビークレットのようなかっこいい名前、何もしないミュリエンティといった愛敬のある魔女の名前は、こうした理由で生まれました。実は、トランプ発祥の地であるケゼビアにはこういう魔女の呼び方はないのです。

ハイダル地方の伝承

ハイダル地方
神キュトスは死なない。身体がないから。
だが、流砂の果てから訪れた英雄によって倒された。
英雄の持つ武器パンゲオンによって引き裂かれたのだ。
パンゲオンが一振りされるごとにキュトスは分割され、最後には72の小さな欠片となって風に吹かれて消えた。
それ以来、世界中で「キュトスの印」を持った子どもが生まれるようになった。
「キュトスの印」を持つ子どもは病気や怪我に強いと言われ、人々の間でよく取引された。けれど本当にそうだったかは今ではわからない。

災害・事故

紀元神話?が広く一般に知られている様な地域では、災害や事故をキュトスの魔女に喩える事がある。例えばハルシャニアは旱魃、ホルケナウは地すべり、ミスカトニカは記述汚染、ワレリィは交通事故。

研究

最果ての二人

キュトスの姉妹の中でも、一番目ヘリステラと未知なる七十一番目は特別であり、ヘリステラは常に「姉」未知なる妹は常に「妹」である。
このそれぞれの極にいる二人を「最果ての二人」と呼ぶ。

危険度による抹消優先度

××暦18年度更新版
抹消指定姉妹一覧。
優先度は1〜5段階。潜在的・表面的問わず危険度によって分類する。
ただし、一人だけ各国家の面子に関わるため表沙汰だって抹殺対象にできない「裏」がいる。
彼女には各国家の要人が何人も暗殺されているのだが、死因と暗殺された場所があまりにいかがわしいので表沙汰にできないのである。

1:最優先抹消指定:3番『歌姫』カタルマリーナ
2:15番『国死病』レーラァ
2:59番『黎明の魔女』スィーリア
3:26番『骨蝶』メギンジェル
3:44番『地獄門』ネクロゾーン
4:25番『蔽いなる母』フィランソフィア
5:11番『人の皮を被る者』クレアノーズ
5:57番『解体嗜好』リーエルノーレス

裏:29番『売女』ムランカ

ロザンディン教授の配列

ロザンディン教授
10番目:ポルガー
54番目の2代目:インクルーザ
62番目:エルトロンデ

累卵の記述項

累卵の記述項
1-52インクルーザによるキュトスの姉妹覚え書き。

キュトス姉妹表記法

CuX-Y
Xは世代、Yは姉妹番号を表す。例えばCu1-1はヘリステラ、Cu4-2はホルケナウ

キュトス71姉妹

結界の六十二妹

結界の六十二妹
10番目:ルスクォミーズ永遠なる者などいないのだよ
11番目:カーミラミルトラルサルカクレアノーズクレア
12番目:イングロール
13番目:コキューネ
14番目:コート・ドールワレリィ
15番目:Aレーラァ B毒花Cカルミセア
16番目:竜騎士バイエルン
17番目:アリアンローズ(香性)→アリアンローゼ(中性)→アリアンローザ(延性)
18番目:Aコキュートス B氷柱 Cエンバーディープ Dコルセスカ Eミブレル
19番目:フラベウファカルリア
20番目:アルファラルファエクリエッテ
21番目:フィスナマービ
22番目:ディオル
23番目:インスルーフィルティエルト
24番目:クリエンティーヌ
25番目:アルセス(キュトスの姉妹)フィランソフィア
26番目:メギンジェル
27番目:クリーアムリアトリス
28番目:エル・ノエルノエレッテ
29番目:インターヴァルムランカ((憑精))
30番目:アンヘリカホルケナウ
31番目:ラヤロップ
32番目:ネルトリートプルエルキュアオルブラウ=ノーチェス
33番目:エルトロンデノイズレセプタエルトロンデ
34番目:シュトラールアーキテクスボハルチャー/エミリニェロギッポロネーシャ
35番目:ギゼリアダルトカイットの塔
36番目:トルニチェライカ
37番目:レフアコロアト
38番目:ニースフリル
39番目:セレブレッタメメンタ
40番目:クエリ
41番目:ティリカ
42番目:スーロイドミミドハルシャニア
43番目:アミアウィズ
44番目:ネクロゾーン
45番目:シャフティールバルティオーマリアフィーリースモリクフィアレンブルートティーターカ・ラ・ラカルル・ア・カルルカルル・アルル・ア
46番目:フィールエッゼラ=リスキャニアペリグラント・アベルメートリアン
47番目:カネッサ
48番目:ミュリエンティ
49番目:エル・ナル『49番』/バイナリライフ/あやね◆eY45Z75rvs/ヴィイ
50番目:ネミーラムートゥアルーガリプシィパニエリモトミュニマーチン???リスカミスカクルトニアブルーティ
51番目:ビレリアアターシャオレ)→ミヒトネッセモルンエルバグリムポーカー
52番目:欠番→イオンケルネー
53番目:ラプンシエル
54番目:アラリアクリステヴァ
55番目:ナタリエル
56番目:プラクティカドゥアレワリエルマーニャ
57番目:リーエルノーレス
58番目:絶対虚無我らは前に進む者気配ノシュトリ
59番目:エディスト・フィルナーレミストチャイルドスィーリア
60番目:フィラルディア
61番目:プリエール
62番目:アベンロークウィリア・アムプレス
63番目:ポルガーガルディエーラ
64番目:シャクニティエ名前の無い二人の姉妹
65番目:ストロベリーヲルヴォーレ
66番目:クラニス
67番目:f(w)=58+72i468-4^7115
68番目:バイビブロスヴィヴィ=イヴロス
69番目:コールット?陽下宵菱妓宵
70番目:カスミスト
71番目:未知なる末妹既知なる末妹

想像図

画像
キュトスの姉妹(byがー太@pixiv)

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