ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

 



「愛しいあなた...どんなに離れ離れになっても、遠くに行ってしまっても、繋いだ手は絶対に離さないわ」

「...だってここにあるんだもの、あなたの手が。ね?」


基本情報

【原典】グリム童話、スコットランド民話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】"ほうちょうをもった手の少女"
【異名・別名・表記揺れ】Die Hand mit dem Messer
【性別】女性
【身長・体重】136cm・30kg
【肌色】白【髪色】茶【瞳色】青
【スリーサイズ】67/55/69
【外見・容姿】泥で汚れたエプロンドレスを着た少女...と、その周りを浮遊する奇妙な"手"
【地域】ドイツ、スコットランド
【年代】18世紀以前
【属性】中立・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・童話・子供・妖精・魔性
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:B 幸運:E 宝具:B+

【クラス別スキル】

気配遮断:D+

 自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
 ランクは低く、サーヴァントならば立ちどころに気配を察知するレベルであるが、"恋人"の魔術支援によりランクを上げられる。

【保有スキル】

泥塗れの手:B+

 家族に酷使され、重労働を強いられた結果傷付き、泥炭により汚れた少女の手。
 働き者の味方とされる、一部の妖精にはたいへん魅力的に映るらしい。
 家事や労働時の行動判定にボーナス。
 "恋人"の加護もあって、戦闘行為以外の、専門的な知識や技術を必要としない業務であれば、何であれそつなく熟すことができる。

薄幸の少女:A

 儚く、幸薄き少女の風貌。無力の殻とは似て非なるスキル。
 アサシンは宝具以外は元からほぼ無力な存在である為、常にサーヴァントとして感知され難くなるが、彼女の可憐さは周囲の加虐嗜好や憐憫といった意識を掻き立ててしまう。
 アサシンに対する「こんなか弱い少女が敵であるはずがない」という偏見、思い込みがさらに強化されるが、他者からの悪意ある干渉に対しては弱くなる。

途切れぬ恋慕:C++

 苦難に満ちた虐げられし日々に差し込む暖かな灯り、夢のような逢瀬は残酷な現実により無惨にも引き裂かれた。
 それでも少女の胸には、いつまでも変わることのないユメが秘められている。
 一意専心(愛)に類似した効果を発揮するが、時に恋の為ならば超えてはいけない一線を超えてしまう狂気をはらむ。

【宝具】

分断ち得ぬ繋ぎ手の君ディ・ハント・ミット・デム・メッサー

ランク:B+ 種別:精霊宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 心なき者たちの手により引き裂かれ、それでもなおこの世界に遺された愛の残滓。
 ───即ち、アサシンの恋人である妖魔エルフの断ち切られた手。
 強力な精霊種から分離した身体部位が妄執的な思念あいを受け変質し、自立行動する端末と化したもの。
 単体では極めて貧弱なアサシンを主に3つの能力で強力にサポートする。
 一つ目は"特別な力を持つ、何でも切れるとても鋭い包丁の作成"
 一度の現界で一つのみ作成可能な、アサシン最大の武器であり奥の手。
 妖魔エルフが保有する異界常識アストラリティにより構築され、研ぎ澄まされたその刃の鋭利さは、伝説に謳われる魔剣聖剣にも匹敵する。
 物語中でも、超自然的な怪異である妖魔エルフの手をも引き裂いた実績を持つ包丁はBランク相当の宝具として扱われ、物理的、神秘的な強度、抵抗を無視して対象を斬り裂く。
 二つ目は"精霊種特有の支援魔術"
 文字通り"片手間"で行使可能なものにのみ限られ、大規模な自然干渉や包丁作成を除いた物品の作成、陣地構築などは不可能であるが、周囲のマナを掻き集めてアサシンへと還元し*1、手に刻まれた妖精紋様を励起させ、神秘の強度、階梯、詠唱・文字等を必要とする工程を無視して強力な魔術を発動する。
 幻術による隠密、諜報活動の補助から、爪先によるルーンの刻印、指先から放たれる不可視の激痛や麻痺を与える呪詛、病毒を射出する妖精の矢エルフ・ダート*2はまともに食らえば衝撃で霊核に罅を入れるほどの威力を発揮し、大幅に劣化した亜種空想具現化の限定的な発露による小規模な事象操作*3などを行なう。
 三つ目は"空中を飛び回りながらの物理攻撃"
 普段は滑らかで美しい指を持つ"手"であるが、いざとなれば悪魔が如き魔性の巨腕へと変じ、敵対者に襲い掛かる。エルフロケットパンチ。

破壊力:B スピート:B 射程距離:D 持続力:A 精密動作性:A 成長性:E

【Weapon】

妖魔の包丁エルフ・メッサー

 妖しい青紫色に染まった刃を持つ包丁。包丁にしては刃渡りが長く、短剣ほどの刀身。
 所有者にとっての「障害」を排除し、両断する性質を持っており*4、非物理的な概念をも引き裂き得る。
 ともすれば、かの巨剣のように時空間そのものを切り裂くことも可能かもしれないが、何処まで行ってもこれは「包丁」でしかないので、単体で大規模な破壊的事象を起こすことは不可能。
 強力だが、逸話的に「他者に無理やり奪われることに一切の耐性を持たない」ことも難点。

妖魔の手エルフ・ハント

 右手が恋人(直喩)。あの手この手でアサシンをお手伝いする、痒い所に手が届く敏腕精霊。
 平時はまさにエルフ、といった白く美しい青年のような手であるが、自由自在に拡大・縮小し、戦闘時にはアサシンの身体を包み込めるほどに巨大な、鋭い爪を持つ魔性の手へと変じる。
 当然、手だけの存在なので触覚以外の感覚器官は有していないが、アサシンとは念話のようなもので意思疎通が可能であり、精霊種特有の感覚で周囲の環境の状態と魔力の流れを感じ取り、敵対者の魔術的な弱点を看破することも可能。

【解説】

 グリム兄弟が編纂したドイツのメルヘン集、グリム童話の一編『ほうちょうをもった手』或いは『ナイフを持った手』の主人公である少女。
 初版第1巻では8番目の話として収録されていたが、第二版以降で削除されている。
 おそらくは内容があまりにも子供向けでないことと、原典であるヤーコプ・グリムが翻訳したスコットランドの童謡ないし民謡との差異がなかった事が削除の要因と思われる。

 あるところに母親と、その3人の息子と1人の娘が暮らしていました。
 母親は息子達は可愛がるが、娘を邪険に扱い、毎日、荒地の丘に出かけさせて料理や暖房に使う泥炭を採らせる仕事をさせていました。
 泥炭を切り出すのに使う道具も、古ぼけたなまくらの刃物だけだったので、とても辛い仕事です。
 でも、そんな娘にも味方がいました。
 荒地の丘にある、岩の影の暗がりに隠れ棲む妖魔エルフと娘は恋人同士でした。
 妖魔エルフは娘の仕事を知ると毎日、娘の合図に合わせて岩の隙間から片腕だけを出して、何でも切れるとても鋭い包丁を貸してくれました。
 そのおかげで、娘は泥炭を簡単に切り出せるようになりました。

 しかし、あまりにも娘が手早く仕事を終わらせてくるようになったのをおかしいと思った母親は、息子たちを引き連れて仕事へ向かう娘の後をつけました。
 すると、岩の隙間から伸びた手が娘に包丁を渡しているのを見つけたのです。
 母親は、娘から包丁を強引に奪い取ると娘のふりをして岩を二回叩き、妖魔エルフを呼び出しました。
 恋人に呼ばれたと思った妖魔エルフが片腕を伸ばすと、母親は包丁で妖魔の腕を切り落としました。
 血まみれの腕は引っ込み、妖魔エルフは最愛の人が裏切ったと信じたため、二度と姿を現すことはなかった。

【人物・性格】

少女
 燻んだ茶色の髪を左右に纏めた、虚ろな水色の瞳を持つ少女。召喚直後は服も、髪も、肌も泥で汚れており、英霊らしい威厳やカリスマ性は皆無。
 口調は可愛らしくも辿々しく、人によっては嗜虐心を非常に唆られる。
 原典で語られてはいないが、四兄弟の末の妹。
 頑張り屋で働き者で善良、蔑ろにされても恋心を胸にめげない典型的な童話ヒロイン...であったが、サーヴァントとして召喚された、残酷で救いのない末路を迎えた存在であるアサシンの精神は破綻している。
 表面上は、前述した通りに如何にも童話のヒロインらしく働くが、「恋人である妖魔エルフとの再会」...あの日、最愛の人に裏切られたと誤解し、悲しみのままに姿を眩まし、恐らくは世界の裏側へと消えた恋人と再び出会い、誤解を解き、また一緒に居たいという切なる願いの為であれば、背筋が凍る様な残虐な手段を取り得る。
 自分の弱さを利用した戦術...街に紛れて諜報活動、妖魔エルフの手の方をサーヴァントであると誤認させてそれに襲われている一般人のフリをして敵マスターを背後から刺すなど。
 無論、自身のマスターと文字通り「手を切り」、裏切る選択も視野に入れている。
 しかし、その手を血で汚す度に、少しずつ少女の心は軋んでいく。
 他者の善意に対しては「恋人を除いて、他人に良くしてもらった経験がない」がない為、警戒し、そう簡単には心を開かない。
 また、暇さえあれば恋人の"手"とイチャイチャしている。
 ...側から見れば中々にアレな光景である。
 妖魔エルフの手。アサシンはそのまんまハントと愛情たっぷりに呼唱する。
 アサシン以外には手の動きからしか感情や性格を読み取れない。
 ...割とユーモラスな動きをする。
 作中では妖魔エルフと呼称されているが、詳しい正体は描写されておらず、不明。
 スコットランドの精霊種ないし妖精であり、岩の影の暗がりに潜み、特殊な刃物を作り出す能力を有していることから、闇のエルフとも称される地妖ドヴェルグの類とも、零落した精霊種であり、巨人種と集合した存在である巨怪妖種トロールとも、或いはそういった超自然的な存在の混血とも見て取れる。
 基本的にアサシンの為だけにあらゆる手を尽くし、他人にはほとんど手を貸さない。
 アサシンに手を出す敵には手段を選ばず、精霊種としての手腕を振るい、手早く叩き潰す。
 魔術戦であれば現代の魔術師など赤子の手を捻るように手玉に取り、好き勝手に蹂躙するなどお手のもの。
 強力なキャスターや三騎士相手では打つ手なし...にはならずとも手が足りぬ、手厳しい事態になると思われる。


イメージカラー:泥塗れの肌色
特技:家事全般、労働
好きなもの:妖魔エルフ
嫌いなもの:悲劇的な別れ
天敵:サーヴァント全般
願い:恋人との再会

【一人称】わたし【二人称】あなた【三人称】あのひと

【因縁キャラ】

(キャラ名):

霊基再臨


FGO風ステータス

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