ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

基本情報

【元ネタ】アーサー王伝説など
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】オウァイン
【異名・別名・表記揺れ】ユーウェイン、イヴァン、イーヴェイン、獅子の騎士
【性別】男
【身長・体重】165cm・61kg
【肌色】白 【髪色】青 【瞳色】金
【外見・容姿】金髪碧眼の凛々しい騎士。成人男性としては背が低く童顔気味。獅子の耳が生えている。
【地域】イギリス・ブリテン
【属性】中庸・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・猛獣
【ステータス】筋力:B++ 耐久:B 敏捷:B+ 魔力:C 幸運:A 宝具:C

【クラス別スキル】

対魔力:B

 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B+

 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるほか、聖獣ランクの獣とも心を交わせば騎手となれる。

【保有スキル】

精霊の加護:B

 妖姫モルガンの子にして、泉の城の守り手を継いだ騎士。
 あるいは妻ロディーヌ、侍女リュネットから託された指輪の加護。

獅子の騎士:EX

 白き獅子を伴にして友とする騎士。ル・シュヴァリエ・オ・リオン。
 素性を隠すための異名は、流浪の旅を経て誉れある称号となった。
 本来は獅子との連携力の強さを示す、「動物会話」や「カリスマ」などを兼ね備えた複合スキルなのだが――
「猛獣」の特性を強制的に付与されるかわり、「怪力」など獣種限定の特性を獲得するスキルに変化している。

白き腕:A+

 ブランシュメイン。『獅子の騎士』にあらぬ、異なる伝承にて語られる異名。
 母である妖姫モルガンから贈られた、祝福にして呪い。「白熱」のギフト。
 全力で放たれる白光の一撃は宝具に匹敵するが、代償として性能の限界を凌駕した武器は自壊してしまう。

【宝具】

尽きぬ黒刃ケンヴェルヒン

ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1 最大捕捉:300
 ケンヴェルヒン。
 祖父から受け継いだ(冒険で手に入れたとも)、総数三百の量産魔剣。
 全力のオウァインは、この量産魔剣を『白き腕』の過剰白熱により暴走させ、使い潰しながら戦う。
 消耗した剣の数を元の三百本に戻すには、令呪一画レベルの魔力が必要。

【Weapon】

尽きぬ黒刃ケンヴェルヒン

 一瞬での自壊と引き換えに繰り出される白熱の斬撃は、Aランクの対人宝具を超える鋭利さを持つ。

 愛用する盾。獅子の紋章が彫り込まれている。
 ライオネル卿が討ち倒したという「王冠を持つ獅子」の毛皮を素材に作られており、非常に目立つ。
『白き腕』で振るっても壊れない、非常に頑丈な盾。

黒騎士の鎧

 泉の城を守護していた黒騎士(名はエスクラドスともアスカローンとも)から引き継がれた黒鎧。
 小柄な体格に合わせて仕立て直されてはいるが、それでも装着時は見違えるような巨躯になる。
 装備中はDランクに相当する正体隠蔽効果を持つが、まずその体格の差のせいで気付かれないことも多い。

白き獅子

 旅の途中、共に大蛇と戦い、心を交わした白い獅子。獅子の騎士と呼ばれる由縁。
 勇猛にして強壮なる従者であり、主が危機に陥れば一目散に飛び出して敵を討ち倒す。
 今回の現界では何故か霊基と融合している。『獅子の騎士』スキルの変化もこれが原因。
 なので普段は姿を見せないが、主が追い詰められた時には当然のように飛び出してくる。

『マビノギオン』の『ロナブイの夢』では、鴉の軍勢を配下にしてアーサー王と盤上遊戯で戦う場面が描かれる。
 その名残か、鴉を使い魔として操ることが可能。
 ただし一度に出せるのは一、二羽、あるいは現世の鴉を手懐けるのが限度。
 ライダーのクラスであれば、三百騎の鴉の軍勢を呼び出すことも可能であったらしいが。

【解説】

 円卓の騎士オウァイン。ゴールのウリエンス王と妖姫モルガンの子。
 古くからアーサー王伝説に登場する騎士で、『ブリタニア列王史』からその原型が確認できる。

 アーサー王に仕える騎士オウァインは、ある経緯から霧深き森の不思議な泉を守護する黒騎士と決闘する。
 戦いの末、黒騎士を討つことに成功したオウァインだが、黒騎士の妻、泉の婦人ロディーヌに一目惚れしてしまう。
 この恋に懊悩するオウァインだったが、侍女リュネットの協力でロディーヌと結ばれ新たな泉の守り手となる。

 アーサー王とその臣下もオウァインの結婚を祝福するが、その一方で、いちど宮廷に戻ってくるように説得する。
 それをオウァインは承諾し、「定めた期限までに帰ってくる」という約束を結んで泉を離れた。
 しかしこの約束を守ることができず、オウァインはロディーヌから絶縁、拒絶されてしまう。

 悲嘆に暮れたオウァインは宮廷を出奔。
(狂乱し森を彷徨い歩いた末、とある貴婦人に助けられ正気を取り戻したとも)
 名を隠しての遍歴の旅に身を置く途中、オウァインは大蛇と戦っていた白い獅子を助ける。
 恩義を感じた白獅子は旅に付き従い、これよりオウァインは「獅子の騎士」と名乗るようになる。

 ある時は悪徳領主に狙われた貴婦人を助け、ある時は巨人と戦い打倒し。
 多くの武勲を挙げ、名声を受けながらも、彼は名を隠したまま冒険を続けた。
 やがて彼は、オウァインが約束を破った罪を受け、リュネットが囚えられたのを知る。
 自らの罪を贖うため、恩人を救うため。獅子の騎士はリュネットを擁護する騎士として出馬し、彼女を助ける。
 そして再びのリュネットの口添えでロディーヌに許され、オウァインはようやく妻と縁を戻すことができた。

その後

余談

『ブリタニア列王史』での言及は少ないが、「カムランの戦いの後も生き延び、自らの領地を治めた」とされる。

 また、盾の説明の「ライオネル卿が王冠を持つ獅子を倒し、その毛皮をユーウェイン(イヴァン)に進呈した」
 というエピソードはフランス流布本サイクルのもの。
 このフランス流布本サイクルやマロリー版『アーサー王の死』でのユーウェインには
「白き獅子を助ける」、「ロディーヌとの結婚」などのエピソードは存在せず、
 マロリー版での二つ名は『白き手(ブランシュメイン)』となっている。
 このサイクルでのユーウェインはカムランの丘の戦いに参加し、モードレッドに討たれ戦死する。

型月的(この泥での)解釈

 最終的な円卓十三席に名を残していないことから、オウァイン(ユーウェイン)は円卓を中途で離れたものとする。
 妖姫モルガンからのギフトを授けられ、あるいはアーサー王とその地位を競うことさえ期待されたかもしれぬ騎士は、
 しかし自らの愛を見つけたことで道を外れ、静かに伝説から退場していった。
(このオウァインはロディーヌと復縁した後は宮廷に戻らず、カムランの戦いにも参加していないものとする)

 伝説における描写から、彼が領地とした霧深き森、そして泉の城と国は、異界領域の類と思しい。
 そしてその主であるロディーヌもまた、「泉の乙女(妖精)」の類縁であったとしても可笑しくはない。
 妖精と人の子、泉の乙女、ブリテンの神秘の化身として島の主たろうとした母、妖姫モルガンを母に持ちながら――
 いや、持つからこそ、か。
 彼は神秘と共に寄り添い、しかし時流に抗うことなく、霧が晴れるのに合わせて姿を消した。

【人物・性格】

 口下手。うっかり。
 先ず行動あるべし、結果と理由は後についてくるだろう、という即断即決思考。
 ひとつの物事に集中すると他が見えなくなりがちで、失敗を起こす原因はたいていこれ。

 本人も欠点は自覚しており、軽はずみな事をしないよう、失言しないよう普段は口を閉じているのだが、
 そのせいで他人にはクールで人を寄せ付けない性格と誤認されている。
 訂正しようとしても口下手なので上手くいかず、そのうち喋るのに疲れて諦めてしまう。
 全体的に人付き合いが苦手。その代わり動物に好かれる。

 本来の人柄は、善を良しとし、悪を憎み、誰かを助けることを当然のように行う、ヒーロー然とした騎士。
 その一方で、ロディーヌに一目惚れし本来の人生から脱線したり、冒険にかまけ勤めを疎かにしてしまったり、
 刻限に遅刻を繰り返したりと、失敗も目立つ。
 失敗し、思い悩みながらも冒険し、自らにとっての最良を取りこぼさないように努力を尽くす。
 ある意味では、非常に人間らしい英雄ともいえる。

「おしゃべりは辞めろ、黙って最善を尽くすといい。私も尽くす。無駄話は疲れる」

イメージカラー:黒、あるいは金と白
特技:動物に好かれる、狩り、ボードゲーム
好きなもの:冒険、動物、ロディーヌ
嫌いなもの:無駄話
天敵:ロディーヌ、時間制限
願い:呼ばれたから来るのが騎士。特に考えていない。聖杯戦争や聖杯探索という新たな冒険にワクワクしてはいる。

【一人称】俺(素)/私(威厳を出したい場面) 【二人称】君/貴方 【三人称】呼び捨て/〜〜様/〜〜卿

○台詞例


「サーヴァント、セイバー。一時ではあるが、騎士として貴方に仕えよう」

「すまない。リュネットだったらどうするかを考えていた」

「――遅刻は、よくない」「とても、よくない」「約束を破るのも、よくない」

「聖杯。パーシヴァルやボールスが求めた、聖なる遺物――」
「たとえ名前だけのそれだとしても。私が聖杯を求める場にいるというのは、少し愉快だな」

「俺はアーサー王の騎士だ」「少なくとも、そうありたかった」
「そしてロディーヌの夫だ」「少なくとも、そうあれたと思う」
「さらに、いまここにいる俺は、マスターのサーヴァントだ」
「そのすべてを両立したいと思う。投げ捨てたりはしたくない」
「――伝わっているだろうか。やはり、長話は苦手だ」

【因縁キャラ】

ロディーヌ:妻。彼女のために円卓を離れるくらいには愛している。
 寡婦となった彼女との婚姻は、自分が討った泉の守り手を継がねばならない――という、責任感もあったが、
 なによりもまず、彼女への一目惚れであった。
 一挙一動に一喜一憂し、もし拒絶されれば全裸で森を走り回るくらいのショックを受ける。

リュネット:侍女(あるいは妻の妹)。
 彼女の助言によってロディーヌと結ばれた、オウァインにとってもうひとりの頭の上がらない女性。
 ――恩誼あるとはいえ領分を超えた手助けの裏に、どのような思いがあったのかは定かではない。

アーサー王:(元)王。
 半ばで円卓を離れることになり、カムランにも駆けつけることができなかったのを申し訳なく思っている。

ガウェイン:騎士としての同僚であり、親戚。
 伝承によっては、ロディーヌと婚姻したオウァインを宮廷に引き留めたのは彼とされる。
 他にもオウァインが糾弾された時には彼を擁護してくれたり、
 最終的に宮廷から出ていかざるを得なくなった時にも同行してくれるエピソードまで存在する。
 かなりの親交があったと考えて間違いないだろう。
 また、オウァインとガウェインが一騎討ちした時、夕方になるまで打ち合って互角であったとも。
「親戚だからな」「ガウェインは親類にはいつも甘い」

パーシヴァル:騎士としての同僚。動物に好かれる同士。
 獅子を取り合った思い出がある。

ユーウェイン(騎):もうひとりの、違う道筋を辿った自分。
 とはいえ大きな差があるわけではないので、基本的には「そういうのもあるのか」くらいの感想。
「だが、俺がいてもあの戦いの顛末が変わることはないというのは――いや。思い上がりだったな」
「むしろ、羨ましい」「うん? ロディーヌに大泣きされた? そうか。やはり羨ましくないかもしれない」

【コメント】

 なぜストレートに獅子の騎士を練れないのか

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https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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