ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】クラウディオス・プトレマイオス
【性別】男
【身長・体重】185cm・72kg
【肌色】薄褐色 【髪色】栗色 【瞳色】鳶色
【外見・容姿】
【地域】エジプト
【年代】1〜2世紀
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:D 魔力:C 幸運:A 宝具:B

【クラス別スキル】

高速詠唱:B

魔術の詠唱を高速化するスキル。一人前の魔術師でも一分は必要とする大魔術の詠唱を半分の三十秒で成せる。
プトレマイオスは優れた魔術師というわけではないが、明晰な頭脳と後述の術書の支援によって一流の魔術師並の詠唱速度。

道具作成:B

魔力を帯びた器具を作成可能。
プトレマイオスの場合、魔術も含んだ学術書の制作に特化している。
プトレマイオスのサーヴァントとしての価値はこのスキルが大半を占めている。

【保有スキル】

概念改良:C

古今東西、あらゆる道具に更なる長所を付け足す反則特権。弓はより強く、剣はより鋭く、斧はより分厚く。
ランクによってどこまで改良できるかが異なる。
Cランクであるプトレマイオスの場合、自身の制作した学術書に限定されるが記載されている内容を更に強化する。

【宝具】

叡智集合、宙天をも廻せマテマティケー・シンタクシス

''ランク:B 種別:対人宝具/対界宝具 レンジ:0 最大捕捉:'1人/-'
本来は真実と異なる天動説を当時最先端の科学を結集させおよそ16世紀以上にも渡るまで“真実”とした事実の再現。
そのままでは絶対に到達できない事象の上限を少しだけ引き上げ、『不可能』を『可能』に、あるいは『可能』を『不可能』に置き換える宝具。
より正確に表すと辿り着きたい真実へのアプローチに必要な理屈を無理矢理捏造するというもの。
例えば本来無差別な範囲攻撃であるものを狙い撃ちできるようにする、本来絶対に命中するものへ当たらない可能性を生み出す、など。
弱点として「発動しただけでは意味がない」というものがある。
『不可能』を『可能』に、あるいは『可能』を『不可能』にしただけでそこに辿り着くためのリソースや手順は別途用意しなければならない。
また捻じ曲げる事象の現実との乖離によって術者が消費する魔力も増大する。なんでもあり、とはならない。
宝具の性質上、他のサーヴァントと手を組んだ時に真価を発揮する。逆に言うとひとりではほとんど意味を成さない。

【Weapon】

学術大全アルマゲスト

プトレマイオスが道具作成、概念改良によって制作した学術書群。
楽理の術書であれば音階魔術を、光学の術書であれば光線の投射など、記載されている内容を現実に顕して攻撃を行うことが出来る。
ただしプトレマイオスによればこれは使用方法としては邪道。読めば誰でも勉強が捗る、というのが彼にとっては望ましい使われ方。

【解説】

クラウディオス・プトレマイオス。英語読みでトレミー。
古代図書館の存在したエジプトのアレクサンドリアで活躍した。
その最大の著作「アルマゲスト」内の非常に緻密に構成された論理によって天動説を完成させた天文学の巨人。
古代末期から中世に渡り、執筆した学術書によって多くの文明の価値観に関与した。
出自について未だに謎の多い人物。作品の中の証拠からおそらく1世紀末〜2世紀の間に生存していたとされる。
名前のプトレマイオスは古代マケドニアの上流階級に多い名、クラウディオスはローマ人の氏族名。
このことからローマ市民権を獲得したギリシャ人であったというのが現在の定説である。
天動説を唱えた第一人者として天文学の権威として見られがちだが、占星学、音楽学、光学、地理学、地図製作学など幅広い分野に影響を与えている。
その全てに当時最先端の数学を用いているのが特徴。「トレミーの定理」は現代数学においても残る有名な定理。
経緯線を用いた地図を世界で初めて制作したのもプトレマイオスである。
当時の研究レベルの集約ではあまり正確なものにはならなかったが、10世紀以上後の大航海時代にもこの地図は用いられた。
数多くの著作によって後の何世紀にも渡り時代に影響を与えた学士であるにも関わらず生涯や人物像など殆どが不明。
それがアレクサンドリアのプトレマイオスという人物である。

【人物・性格】

飄々として軽薄。英霊としてはおろか、学士としてもそうした威厳は見受けられない。
胡散臭い態度に言動。サーヴァントとしての装いなど早々に脱ぎ捨て、当世風のラフな衣装で過ごす痩せぎすな怪しい男。
「着る服で学問が変わるか?身体を縛り付けるようなスーツで名案が思い浮かぶか?ありえないだろう」
栗毛の長髪を無造作に頭の後ろでくくり、普段からそうした格好だが、どこか清潔感のある着こなしなのは上流階級出身が故。
自分がやりたいことは頑として譲らない癖にマスターを含めた他人からの押しつけにはものぐさ。
どこからかか仕入れてきた多種多様な雑誌や本をだらしない格好で1日中読み耽っているのはよくあること。
私室を与えれば床が抜けるのではないかと思わせるほど山のような本ですぐにいっぱいにしてしまう。
かと思えばふらりと出歩いていって軽食に舌鼓を打ったり女性に声をかけている。自己中心的な自由人と呼ぶのが適切な人物。
自分を三流サーヴァントと名乗り、仮に聖杯戦争に召喚されたとしても勝ち残る気は全く無い。そもそも戦いに向いたサーヴァントではない。
そういった薄っぺらい一面に騙されがちだが、ひとたび意見を求めると驚くほど冷静で論理的な弁舌を振るう。
多くの場合において批判的な見解から入るが、(意地が悪いというのは間違っていないが)決して否定したいだけではない。
仮に主旨としては賛同していたとしても、相手の気づいていない部分を指摘して思考させるのが狙いである。
このようにあえてまず障害となることで成長を促し、真理へ近付こうとする相手を見守るというのはプトレマイオスなりの思いやりであり父性である。
学士として非常に著名な人物でありながら、自嘲や謙遜ではなく、事実としてきっぱりと「自分は天才ではない」と語る。
自身の業績は先人が遺した数々の叡智を束ね、それを多くの人間に伝わるよう根拠を示したもの、というのがプトレマイオスの自己評価である。
故に自身の示した学術のいくつかが後世によって否定されていったことにも屈辱は感じていない。
それは自分の時代よりも更に積み重ねられた論理によってその時点での新しい真実へ近づいたものであり、むしろ尊ぶことであると鷹揚な態度。
新しい真実は更に新しい真実によって刷新されていくもの。古く間違った考えにいつまでもこだわるなど愚かの極みだ。
自身の最も巨大な功績である「天動説の完成」に至っては「なんで本当は間違っていたのに15世紀以上もオレの古臭い理屈が通ってたんだ?」と辛辣ですらある。
マスターに対してもあまり態度は変えず、捉えどころの無さは崩さない。
噛み合う部分のない相手なら一定の距離を置いて深く付き合おうともしないだろう。彼にとってそれは求める解の無い関係、時間の無駄だ。
聖杯戦争にはやる気もなく、また令呪を用いたところで敵を倒す実力もないプトレマイオスにはそういう態度を取ったところで失うものがない。
せいぜい退去するまでに現代の科学を楽しもうとする。自身が言う通り、サーヴァントとしてはまさに三流の心持ち。
ただそれなりに見るべきところがあると判断した場合は相変わらずの姿勢ながらそれなりの興味を持って観察を行う。
特に相手が前途ある若者だった場合は後輩に教えを説く学士としての一面が現れる。同時に、その青臭さを見抜きからかう意地の悪さも。
総合して、ディスカッションするに足る相手には相応の愛着を持つのがプトレマイオスの対マスター観である。
音楽に関して音階を数学や哲学などで捉え学術本を書き残しているプトレマイオスだが、その影響か楽器の扱いが大の得意。
特にサーヴァントとしてスキルを持っているわけではないが、大抵の楽器はいくらか練習しただけで弾きこなしてしまう。
普段の怪しげな所作が嘘のように美しく調和の取れた演奏は音楽家系のサーヴァントが聞いても納得する腕前。

変わり者で有名な大学教授のような男。
基本的に何事も自己中心的で困った人物だが、学ぶ気があったり誂い甲斐のありそうな学生わかものにはそれなりに目をかけるのだ。

イメージカラー:くすんだ黄色
特技:楽器の演奏
好きなもの:自己欲求に従っている時間、議論
嫌いなもの:益のない関係、意味のない古さ
天敵:特になし
願い:次はもっと未来に召喚されて新しい学術を学びたい

【一人称】オレ 【二人称】お前、君 【三人称】彼(彼女)、彼ら(彼女ら)

【因縁キャラ】

モザイク市での関連キャラ

【コメント】

仮にテーマBGMを持っているとしたら如何にも胡散臭そうな曲調であること請け合い。トレミーおじさん。

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