最終更新:ID:p9w0p4b+Mw 2021年10月07日(木) 22:30:18履歴
ディセイバー(Deceiver)、或いはフィクサー(Fixer)。欺く者、詐欺師、黒幕のクラス。
他の存在を「偽る」フェイカーとは異なり、こちらはただ「欺く」事のみに重きを於いたクラスである。
史上、言葉巧みに他人を騙して財を成した者や煽動により国を陥れた者、言葉巧みに渡り歩いた狂言回し等が該当しうる。
本質的に反英霊に属する者が多く、負の側面が強く現れることから「正しいクラス」として召喚されることは稀。
何らかの要因によって霊基が変質しているか、召喚者が意図的に望まない限りは別のクラスが当て嵌められる。
加えてこのクラスは他人からの評価や風評に依っても適正が得られてしまうため、当て嵌められること自体を忌避する英霊も多い。
また負の側面を強く持つ本クラスは、現界によって召喚機構……聖杯自体に穢れを残す危険を秘めている。
戦闘面では劣るものの、言葉巧みに「生き残る」事に関しては優秀。
相手陣営に取り入ったり、輪の中に紛れ込むことで戦闘を避け、最終局面まで生き残る……という振る舞いも可能。
該当する多くの英霊が変装、または欺きの技術を有しているので、クラスを騙る事もそう難しいことではないだろう。
サーヴァントという在り方に真っ向から矛盾するクラス……最後にはマスターすらも騙るであろうこのクラスに、味方などは存在しない。
…………そう、他ならぬ自分自身すらも。
個人や小規模な集団を対象として欺いたものは「ディセイバー」、国や社会全体を欺いたものは「フィクサー」と区別される。
上位という訳ではなく単純な規模、対象の違いによって区別されているだけであって、根本的には同一のクラスとして扱われる。
例えるなら「蝶」と「蛾」のようなもの。それらに明確な境はなくとも、成し遂げた行いや性質により区別が成される。
他の存在を「偽る」フェイカーとは異なり、こちらはただ「欺く」事のみに重きを於いたクラスである。
史上、言葉巧みに他人を騙して財を成した者や煽動により国を陥れた者、言葉巧みに渡り歩いた狂言回し等が該当しうる。
本質的に反英霊に属する者が多く、負の側面が強く現れることから「正しいクラス」として召喚されることは稀。
何らかの要因によって霊基が変質しているか、召喚者が意図的に望まない限りは別のクラスが当て嵌められる。
加えてこのクラスは他人からの評価や風評に依っても適正が得られてしまうため、当て嵌められること自体を忌避する英霊も多い。
また負の側面を強く持つ本クラスは、現界によって召喚機構……聖杯自体に穢れを残す危険を秘めている。
戦闘面では劣るものの、言葉巧みに「生き残る」事に関しては優秀。
相手陣営に取り入ったり、輪の中に紛れ込むことで戦闘を避け、最終局面まで生き残る……という振る舞いも可能。
該当する多くの英霊が変装、または欺きの技術を有しているので、クラスを騙る事もそう難しいことではないだろう。
サーヴァントという在り方に真っ向から矛盾するクラス……最後にはマスターすらも騙るであろうこのクラスに、味方などは存在しない。
…………そう、他ならぬ自分自身すらも。
個人や小規模な集団を対象として欺いたものは「ディセイバー」、国や社会全体を欺いたものは「フィクサー」と区別される。
上位という訳ではなく単純な規模、対象の違いによって区別されているだけであって、根本的には同一のクラスとして扱われる。
例えるなら「蝶」と「蛾」のようなもの。それらに明確な境はなくとも、成し遂げた行いや性質により区別が成される。
ステータス | ランク | 補足 |
---|---|---|
筋力 | E | 戦闘ではなく言論を主とする本クラスでは、これら3つのステータスは重要視されない。 基本的には最低値となるが、出典により値が上下することもある。 |
耐久 | E | |
敏捷 | E | |
魔力 | C | 言葉巧みに他者を欺くという性質は、魔術の世界に於ける「言霊」の概念と同一視される。 そのため本人の魔術への知識に関わらず、フィクサー/ディセイバーは一定以上の魔力を有する。 |
幸運 | A | 英霊がどのような結末を迎えようとも、フィクサー/ディセイバーはその欲を満たし、幸福を手にしていなければならない。 「言葉巧みに他者を欺き、名を残した」時点でその幸運値は最大値となる。 但し、サーヴァントとして喚び出された場合にその幸運を発揮できるかは別の問題となる。 |
宝具 | - | その英霊が成し遂げた行いによって左右されやすく、基礎となるランクは無い。 クラススキルの『○○解剖』スキルがある種の基礎であり、そちらはCが平均値となっている。 |
話術、扇動の派生スキル。言動を以て他者を欺き思うがままに従わせる技術。
自らを信じさせ、取り入るためのスキルであり、ランクに関わらず言論の場を支配することの出来る誘引力を持つ。
自らを信じさせ、取り入るためのスキルであり、ランクに関わらず言論の場を支配することの出来る誘引力を持つ。
**詐術:A 話術、扇動の派生スキルであり、言動を以て他者を欺き思うがままに従わせる技術。 自らを信じさせ、取り入るためのスキルでもあり、Aランクでは己の真名、クラスすらも偽ることが可能となる。 同時に、最高ランクの詐術は己の心を蝕む毒となる。一定以上詐術スキルを使用した場合、算出された「最適」な言葉以外を選択できなくなる。 **詐術:B 話術、扇動の派生スキルであり、言動を以て他者を欺き思うがままに従わせる技術。 自らを信じさせ、取り入るためのスキルでもあり、Bランクでは自身のクラスすらも騙ることが可能となる。 同時に、このスキルのランクが高ければ高いほどにフィクサー/ディセイバーは「本来の自分」を失っていく。 **詐術:C 話術、扇動の派生スキルであり、言動を以て他者を欺き思うがままに従わせる技術。 自らを信じさせ、取り入るためのスキルでもあり、Cランクでは自身の敵意や思惑をひた隠すポーカーフェイスを手に入れられる。 同時に、スキルの代償としてフィクサー/ディセイバーは己の感情に蓋をして、自分という「個」を出すことが難しくなる。 **詐術:D 話術、扇動の派生スキルであり、言動を以て他者を欺き思うがままに従わせる技術。 自らを信じさせ、取り入るためのスキルでもあり、Dランクではある程度までの敵対行動を誤魔化し、場を収める程度の交渉術を手に入れられる。 **詐術:E 話術、扇動の派生スキルであり、言動を以て他者を欺き思うがままに従わせる技術。 言葉の巧みさではなく「拙さ」を以て相手を欺くスキル。Eランクではその立ち振舞いの拙さを逆手に取り、相手の心に隙を生み出す。
人間なら誰しもが持つ精神の方向性、思考の癖、その心に根付いた本質を読み解く観察眼。
対象の人心を論理として解することで、精神干渉や詐術等の精度が高まっていく。スキルとして可視化されたマテリアライズ。
より特定のもの、人心を超えた“概念”すらも解き明かした者の場合、後述するような“概念解剖”のスキルへと変質していく。
対象の人心を論理として解することで、精神干渉や詐術等の精度が高まっていく。スキルとして可視化されたマテリアライズ。
より特定のもの、人心を超えた“概念”すらも解き明かした者の場合、後述するような“概念解剖”のスキルへと変質していく。
**人心解剖:A 人間なら誰しもが持つ精神の方向性、思考の癖、その心に根付いた本質を読み解く観察眼。 対象の人心を論理として解することで、精神干渉や詐術等の精度が高まっていく。スキルとして可視化されたマテリアライズ。 Aランクでは相対し、目を交わしただけで対象の本質……即ち『起源』すらも悟る事が出来る。最早、技術でなく超能力の領域。 **人心解剖:B 人間なら誰しもが持つ精神の方向性、思考の癖、その心に根付いた本質を読み解く観察眼。 対象の人心を論理として解することで、精神干渉や詐術等の精度が高まっていく。スキルとして可視化されたマテリアライズ。 Bランクでは一回言葉を交わしただけでもある程度の人物像を確立させ、対象が持ちうる精神性を見抜くことが出来る。 **人心解剖:C 人間なら誰しもが持つ精神の方向性、思考の癖、その心に根付いた本質を読み解く観察眼。 対象の人心を論理として解することで、精神干渉や詐術等の精度が高まっていく。スキルとして可視化されたマテリアライズ。 Cランクでは数回の会話で対象の方向性を掴み、揺さぶりや誘導尋問等の判定に成功すれば精神を読み解く事が出来る。 **人心解剖:D 人間なら誰しもが持つ精神の方向性、思考の癖、その心に根付いた本質を読み解く観察眼。 対象の人心を論理として解することで、精神干渉や詐術等の精度が高まっていく。スキルとして可視化されたマテリアライズ。 Dランクでは数回の会話や意見の衝突、純粋な戦闘を経て初めて対象の精神性を読み解くことが出来るようになる。 **人心解剖:E 人間なら誰しもが持つ精神の方向性、思考の癖、その心に根付いた本質を読み解く観察眼。 対象の人心を論理として解することで、精神干渉や詐術等の精度が高まっていく。スキルとして可視化されたマテリアライズ。 親密な関係を築き、絆を育んで初めて対象を知ることが出来る。時間を要するが、得られる情報は上位ランクに勝るとも劣らない。
固有のスキルと言うよりは、ディセイバー/フィクサーというクラス自体に与えられる「宝具」に近い。
史実または物語に於いて、当人が成し遂げた「物事」の規模をランクとして算出し、クラススキルへと当て嵌める。
『[概念の名称]』という大系/概念を論理として解き、その手に収めた詐欺師/黒幕の証左。それは形を得た「[英霊が成した物事]」、約束された[目的]への結末。
[真名]は、どのような状況であろうとも「[英霊が成した物事]」に至るまでの道筋を理解し、行動に移すことが出来る。
また当スキルのランクは成し遂げた物事の規模によって算出される。
そのためディセイバーではBランクが限界値で、AランクまたはEXランクは事実上フィクサーの専用ランクとなる。
当スキルが最高値に近いものであればフィクサー、そうでなければディセイバーという大まかな枠組みとしても機能するが、例外も少なからず存在している。
史実または物語に於いて、当人が成し遂げた「物事」の規模をランクとして算出し、クラススキルへと当て嵌める。
『[概念の名称]』という大系/概念を論理として解き、その手に収めた詐欺師/黒幕の証左。それは形を得た「[英霊が成した物事]」、約束された[目的]への結末。
[真名]は、どのような状況であろうとも「[英霊が成した物事]」に至るまでの道筋を理解し、行動に移すことが出来る。
また当スキルのランクは成し遂げた物事の規模によって算出される。
そのためディセイバーではBランクが限界値で、AランクまたはEXランクは事実上フィクサーの専用ランクとなる。
当スキルが最高値に近いものであればフィクサー、そうでなければディセイバーという大まかな枠組みとしても機能するが、例外も少なからず存在している。
真名 | 区分 | 基本クラス | 出典 | 概念解剖 | 成し遂げた物事 | 聖杯への望み、目的 | 補足 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
長靴を履いた猫 | ディセイバー | セイバー | 民話・童話 | 御伽噺 | ハッピーエンド | ご主人様を幸福にする事 | 便宜上オルタと呼ばれるが、正確には反転ではなく別側面 |
ウルバヌス2世 | フィクサー | ??? | 史実 | 信仰 | 十字軍遠征の成功 | 信仰の統一 | |
ジェームズ・モリアーティ | フィクサー | キャスター/ビースト | 史実 | 人心(真) | 悪の概念の定着 | 対立構造の維持 | |
“旧石器捏造事件” | ディセイバー | フェイカー/ターミネーター | 史実 | 偽史 | 歴史認識の書き換え | 自身を英雄として座に刻む | |
アンナ・シュプレンゲル(水着) | ルーラー/プリテンダー | ルーラー/プリテンダー | 史実? | 神秘 | 黄金の夜明け等の魔術結社設立 | 無し | |
サトシ・ナカモト | ディセイバー | フェイカー/ターミネーター | 史実 | 価値 | 多数の概念を、その本来の価値以上の価値へ吊り上げた | 特になし | 召喚された時代で著名な『バブル経済』の投機対象となったものが表層に出る。 |
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