kagemiya@ふたば

【氏名】伊東董和
【性別】女性
【年齢】17歳
【出身】日本
【身長・体重】154cm・45kg
【肌色】色白【髪色】脱色気味の茶【瞳色】緑
【スリーサイズ】87/58/85
【外見・容姿】小柄な体格の、小動物染みた雰囲気の少女

【属性】中立・善
【所属】私立木楼高等学校2-E、美化委員

清掃員顔負けの掃除技能。こびりついた厄介な染みも彼女にかかればあっさりと漂白されるほどに、道具を扱う知識やそれに伴う技能両方に習熟している。
美化委員活動のモットーは面倒臭いことから先に、コツコツとやり遂げるべしとのこと。

小柄な体型に控えめな雰囲気の、まるで小動物を思わせる少女。
髪の毛は肩辺りまで伸ばしたボブカットで、クラスで五番目か六番目に可愛いと言われたりするタイプ。
少しでもお洒落に思われたくて、髪を染めている。

大人しくも、間違っていると感じることに対してはなかなか譲らない芯の強さを併せ持つ少女。運動はさほど得意ではなく、勉強に関してもあくまで中の上から上の下止まりではあるものの、そうした際立ったものがない自分に対して悲観せず、やれることを探して日常を生きている少女。

イメージカラー：苔色
特技：掃除・裁縫
好きなもの：早寝・早起・人のことをよく見てくれる人
苦手なもの：怠惰・人を見かけや印象で決めつける人
天敵：殺人鬼を嘯く者
願い：一歩だけ踏み出せたら良いな

【一人称】私　【二人称】◯◯くん、◯◯ちゃん、◯◯さん　【三人称】あの人

影宮市の一般家庭に産まれた少女。小学生時代に高坂や土厳と同級生だったが、家庭の事情で他県の中学に入学。高校一年の夏休み後に再び影宮市に住むことになり、木楼高等学校に転校してきた。
小学校時代には体質の影響もあって、小柄なのに脂肪が付きやすいこともあり『弄り』の対象となって孤立しがちであった。
しかしある時限度が来て、言葉だけの反撃をしてしまったせいで虐めに発展しかけたところを、高坂がクラスメイトに手を出さず、自分が盾となった後に睨み付けて退散させ、土厳が味方をしたことから二人と友人関係となった。
そして小学校卒業時に家庭の事情で他県に行った際に、体質のちょっとした改善と努力の甲斐もあり痩せ、お洒落にも本人なりに気を使った結果クラスの男子からかなりの割合で見られる女の子となった。
しかしそんな急に態度を変えてきた相手には興味や好意を向けにくく、態度にはあまり出さないように愛想をある程度良く暮らす三年間を過ごし、高校生になった頃に家庭の事情で母子家庭に。影宮市に再び戻り、木楼高等学校に入学することになった。
もしまだボクシングを続けていたら、そして引っ越していなければやっぱりここにいるのかなとボクシング部を見たところ、高坂とばったり出会してしまう。その赤い髪はあの頃と変わっていなかったためにすぐわかったが────。
(私、変わったよ)(あっでもわからないよね)(誰？って言われるのは嫌だな)そんな感情が渦巻くなかで、開口一番言われたのが「董和か？久しぶり」
忘れられていなかったこと、分かってもらえたことは嬉しかったのに。嬉しいはずなのに────結果、伊東董和はボクシング部のマネージャーとして関わることもなく、言いたかった言葉も吐き出せずに「うん。久しぶり」と困ったように笑みを浮かべて、合同トレーニング室の前から去っていった。
変わったねと言ってほしくて。でも、それを求めていた自分が浅ましく感じて、一緒にいたら胸の奥で渦巻く何かが膨らみそうになって、逃げ出した。
なのにどこか諦めも付かずに、共通の特技でもある掃除をしていたら話しかけてもらえるかなと、話しかけやすいかなと思い美化委員になることを選んだ少女。
近づこうとしている相手にはもう別の交遊関係があって、自分自身にも別の交遊関係があって、それが当たり前のはずなのにもどかしさを感じながら、『友人』として関われるならばそれで良いと感じて過ごし、高校生活三年目を迎えようとしている。
土厳という小学校からの友人や、急に距離を近づけようとする八槻といった、公輪亞海と同じクラスの友人はいるものの、彼女とは互いに大きな面識はなく、恐らくなにか特別なことがなければ道を交えることはない。
そんな、物語とは関わらず、当人なりの悩みを考えながらも当人なりの人生を過ごしている少女。

大人しく控えめな性格で、人の意見を否定するのはやや苦手で奥手なタイプ。
それは争うことが苦手な性分から来ているものだが、彼女の中で越えては行けないラインを越えたり、限度を超えた相手には気丈に反論しようとしたりする芯の強さを持つ。
努力を努力と認識しながらも、目標を定められたのならば一歩一歩当人なりに進む根気と、自分にはともかく他者の凄いところを素直に見ることが出来る良識を持つ。
それ故に他者からは嫌われにくく、交遊関係はそこそこ広いが、深い交遊関係となったと認識した相手にはやや執着しがちな欠点も持つ。
良くも悪くも、思春期の少女。

高坂くん、元気出してくれるかな…でも、強いから大丈夫だよね。私が、いなくても。
……嫌だな。弱っている今なら近づけるかもなんて思っちゃうの。

参戦…？危ないことは、いけないと思うよ…？で、でもどんな願いも叶うなんて凄いと思うな…

サーヴァント…？えっと、凄い人たちだなと思います。

犠牲者A。
そして、ストーリー開始時に主人公と関わりがない生徒も当然いるよねというキャラ。

高坂一真

同級生。別クラス。

高坂くんと呼ぶ。小学校から知り合った『友人』。私を助けてくれた人。強くなろうとするのに、それを暴力にするんじゃなくて、誰かを守るために使おうとする人。
私の体型を一度も馬鹿にしなかった人。変わっていなかった私と友達になってくれた人。好きな女の子は？という男子たちの集まりのなかで、たぶん興味もなく、意味もなく、私のことを言ってくれた人。
あの時、片付けが綺麗だからと言ってくれたから私は掃除を得意になれたんだよ。姿勢がしっかりしているからと言われたから、背筋を伸ばして歩くことを意識しているんだよ。きっと、覚えていないだろうけれど。
……変わった私のことも、変わらずに友人扱いする人。だから私も高坂くんのことを友達扱いし続けるのです。

土厳清吾

同級生。別クラス。

清吾くんと呼ぶ。小学校から知り合った友人。いつも皆を引っ張ってくれる凄い人。同い年とは思えないぐらいに大人だな。
高坂くんと一緒に友達になってくれた人。その時は女の子から色々と言われちゃったけど、清吾くんはそんな女の子とも仲良くできた。凄いな。
高校になって再会した時には生徒会に入っていてやっぱりと思えたし、「久しぶりだね」と伝えたら眼鏡がズレるほどに驚いてくれて嬉しかったな。
美化委員として時折会話したりもするが、友人としてプライベートで関わったりもする。

八槻傑

同級生。別クラス。

傑くんと呼ぶ。小学校で良く同じクラスになった人。体型を揶揄してきた過去もあったけど、小学校の時に謝ってくれたし、高校で再開した時にそれを指摘したら顔を真っ青にして謝ったから許している。友達。
でも、だからといっていきなり告白してくるのはやめて欲しいな…恥ずかしくて、顔赤くしちゃったし。

木律史埜

クラスメイト。

史埜ちゃんと呼ぶ。史埜ちゃんも小学校からの友達だね。相変わらず料理が上手で凄いな。
教えてもらいたいけれど、迷惑じゃないかな…と悩んでいたら、活動する部屋を綺麗にしたお礼として簡単な料理を何個か教えてもらったりもした。優しくて綺麗で、本当に凄いな。
そういえば、史埜ちゃんが好きな人って誰なんだろう？クラスの子にはいるように思えないんだけど……

辻村浅見

同級生。別クラス。

浅見ちゃんと呼ぶ。汚れがちな場所を教えてくれたり、綺麗にした場所の写真を撮ってくれたりする。こんなに趣味に熱中できるなんて凄いな。同じクラスになったことはないけど友達。
わぁ…意識しなかったりするとあんなに男の人に近づけたりするんだ…わ、私も意識しすぎない方が良いのかな？

伊佐峰愛瑠沙

同級生。クラスメイト？

愛瑠沙ちゃんと呼ぶ。清吾くんのことがたぶん…好きな人？きっと好きな人。友達。
清吾くんと初めて会ったときに名前呼びしたらなんだか凄い反応をしていたけれど、少し経ったらとても仲良しになった。「厳しい道を往く戦友同士ですわ」とじっと見つめられたときはなんだか少し心強くなったな。
色々と凄いイベントを企画したりするけれど、後の掃除とかは頑張るね。

九金狐白

先生、と呼ぶべきだよね？

急にやってきた色々と凄い人。あんなに魅力的になれるなんてどんなことをしたんだろう……相談したら、教えてくれるかな？

白瀧弓美

先生。担任ではない。

なんだか…色々と凄い人。大人の人ってこんな感じなのかな…私もこんな風に成長できるかな…いやいや、高校生からだと無理があるよね…。
先生って色んな人の相談も聞いているみたいだし、私も相談してみようかな。

高坂くんの親戚…？

なんだか…凄く、凄い人。

高坂くんと下校していたら、高坂くんのお迎え？に来た人。なんだかその時は自分でも訳も分からずに離れちゃったけど、その後に育ててくれたお爺さんの親戚の子だと教えてもらった。
居候…？ってことなのかな？それとも留学…？女の人だけど、格闘家なのかな…凄いな。

困っている人…？

ある日、高坂くんと長く会話が出来て嬉しくなりながら道を歩いているとき、話しかけてきた人。そして私は────。

流石に別のルートでは生き残ったりするんじゃないかな…