ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。


「私は、腑抜けの父様とは違います」
「相手が誰であれ、何であれ、意思を曲げる気はありません」



[フリー素材]

基本情報

【氏名】太刀花たちばな 祈乃莉いのり
【性別】女性
【年齢】18歳
【出身】新宿
【身長・体重】168cm・54kg
【肌色】白め
【髪色】黒
【瞳色】灰
【スリーサイズ】80/55/84
【外見・容姿】真っ直ぐな黒髪が特徴の、スレンダーな女学生。

【令呪の位置】左手の甲
【令呪】マスター階梯第五位『五角陣』

令呪デザイン


【属性】中立・善
【魔術属性】水
【魔術特性】心眼(偽)
【魔術回路】質:C 量:B 編成:頭部に集中
【起源】『貫徹』

【所属】筮亀大附属3年
【階位・称号・二つ名】女子剣道部主将

【契約サーヴァント】キャスター

外見・容姿の詳細など


(夏服)
うちゅうあめーば


長く真っ直ぐな黒髪と鋭い目つき、細身の身体が鋭利な印象を与える女学生。
制服を几帳面なまでに整えて着こなしている。
華やかな衣服は虚栄心の表れであるとして嫌っているため私服の持ち合わせは少なく、制服以外で外出する際は専ら柄の控えめな和服と足袋+下駄スタイル。
そもそも普段は自主トレと寺の掃除や管理に追われているため、たまに買い出しに行く時以外滅多に着るものでもない。

肉体は細いながらも鍛えられており、裸になると腹筋の筋がうっすらと見える。
本人にとって体型維持は護身術の鍛練や部活動による副産物であり特にどうとも思っていないが、他者から羨ましがられることは多い。
なお、聖杯戦争開始時点では夏の大会で無理をした後遺症が治っておらず、未だ掌には無数のまめ・・たこ・・があり、足裏や一部の関節部にテーピングを施している。

魔術・特殊技能・特性など

心眼(偽)

無自覚な魔術の発露。
体内時間の加速、相対的な外界時間の遅延を実現するものであり、一瞬の判断が勝負を分ける世界では身体能力の差を覆しうる強力な一手。
魔術回路はあれど魔術の概念は知らない祈乃莉であるが、試合や戦闘において過剰に集中した時に回路が開き、このような現象を引き起こす。

祈乃莉本人は所謂「ゾーン」のようなものだと認識しており、意図的に発動できる状態にはない。
自分への異常とも言える厳しさから来る「負けられない」「勝たなければいけない」という極度の緊張がトリガーとなるものであるため、強いプレッシャーのかかっている場面でなければこの状態にはならない。
また、使用後には普段の数倍の疲弊ものし掛かる。

武術

最も力を注いでいるのは剣道だが、他にも長刀術や空手、合気道など多くの武術を学んでいる。
もともとは母から護身術として勧められた習っていたものだが、今は完全に自らの意思で肉体と精神の成長のため意欲的に修練に取り組んでいる。
それぞれ個別の熟練度は一般人の域を出ないが、「護身術」として総合的に見るのであれば達人の域。
ナイフを持った素人が数人程度であれば素手で容易く制圧せしめ、傘の一本でも持っていれば本職の軍人相手にも渡り合う程。

礼装・装備など

竹刀

本来の適正の長さより少し小振りの竹刀。扱いやすさと間合いの近さから意図的にサイズダウンしたものを使っている。
常に持ち歩いている(勿論、しっかりと竹刀袋に入れて)ため、他者からは機嫌を損ねるとしばかれるのではと噂されることも。
実際には私罰私闘に使うことはない。

奉納刀

中盤以降、自らも戦う覚悟を決めたことで陣守寺の蔵から持ち出す真剣。
本来の銘を潰した上から「奉納」と刻まれており、いつの時代のものかも定かではない。
しかし一定量の神秘を保有しており、強化魔術などを施すことで対サーヴァントにも通用しうる武器となる。

この刀を使い、心眼による隙の見極めと、サーヴァントであるキャスターによる身体強化によって初見での対応が難しい一太刀を通す、という戦法を行うことで自らの手でサーヴァントを討ち取ることすら可能とする。

人物像

新宿御苑近くの古寺、陣守寺の住職の一人娘。
筮亀大附属3年生にして、無名だったチームを全国ベスト8まで導いた女子剣道部の主将。
品行方正にして成績優秀、文武両道の模範生徒……であるが、あまりにストイックすぎる性格ゆえ同学年内ではやや孤立気味。

イメージカラー:墨の一直線
特技:掃除、護身術、早寝早起き
好きなもの:食事、残心の瞬間の感覚
苦手なもの:不真面目な人間
天敵:権力
願い:寺の土地を守る

【一人称】私
【二人称】あなた、さん付け
【三人称】さん付け、様付け

台詞例


来歴

生い立ち
新宿中心部から御苑の方向へ幾らか外れた場所にある古寺、陣守寺の住職の娘として産まれる。
次の寺の跡継ぎとなるのは叔父だと決まっていたが、祈乃莉もまた陣守寺の名を背負う自覚を持つべしとされ、幼い頃より禁欲的に育てられた。
ようやく部活動への所属が許された高校では、元々習っていた武術のうち、特に適性を感じていた剣道部に所属。
一年生の時から大会に出場し活躍し、部としてのレベルを大きく引き上げた結果、3年時には一人の異を唱える者もなく主将となった。
参戦経緯
祈乃莉の産まれた陣守寺は先の新宿大火による焼失をすんでの所で逃れたのだが、その後の再開発による路線新設により、移転を余儀なくされていた。
建て直しの資金は全額出すという政府の方針に、祈乃莉の父は元々老朽化が進んでいたことも理由に承諾。
しかし、それを是としないのが祈乃莉であった。

何のために太刀花の家はこの土地を守ってきたのか。
この場所にあったからこそあの大火からも逃れられたのではないのか。
しきたりを守るべきとつねに言っていたのに、その理由である寺が新しくなることには首を縦に振るのか。

激昂する祈乃莉に押され、父は一時的に立ち退きを拒否することとなる。
しかし、それでは一時しのぎであることは祈乃莉も分かっていた。
そこで祈乃莉が策として考えたのは、剣道部の大会で成績を残すことで公共の電波に乗り、インタビュー等を通じて民衆に訴えかけ反対運動を起こす計画だった。
そうと決めた祈乃莉の行動は早く、僅か半年程の間に、せいぜい都内大会で2〜3勝できれば良い方という程度だった部を全国屈指の強豪達へと育て上げた。

しかし所詮は付け焼き刃。
都内は兎も角、全国大会へと進出した後はほぼ祈乃莉が一人で戦ったようなものであり、最終的には過剰な心体への負担による不調で敗北。
結果は全国ベスト8に終わり、部として躍進こそすれど祈乃莉の狙いであった全国区に放映されるような舞台への進出は叶わなかった。
────と、いうことがあったのが今年の夏。
季節は変わり秋となった今、祈乃莉にはただただ無力感だけがあった。
実際、陣守寺は確かに都内の寺としては古い方であるが、せいぜい江戸末期の部材が部分的に現存している程度。
決して寺そのものとして貴重な価値のあるものではなく、いっそ古い部分だけを取り外し展示するなどしてしまえば、「この土地にある陣守寺」に歴史的価値など存在しないも同然だった。
それでも、という拘りを捨てきれないまま、緩やかに、避けられぬ妥協へと時が進もうとしていた矢先のことだった。

いつものように境内の掃除をしていた祈乃莉は、寺の裏手で違和感を感じる。
積もっていた落葉を払うと、その下から淡い光を放つ魔術陣が姿を見せた。
陣守寺はこの近辺の中では格の高い霊地であり、前回の聖杯戦争でもマスターのうち一人がひっそりと召喚場所として使っていたのだ。

残されていた召喚陣は、自分の無力感に沈み天啓すら求めていた祈乃莉の意識と魔術回路に呼応。
召喚陣に触れた手のまめ・・から滲む血を媒介にして、一騎のサーヴァント……キャスターを呼び寄せた。

性格

規律、規則を強く重んじ、ともすれば……などと言うまでもなく頭が固い。
柔軟性という言葉とは無縁でありながら、その一直線さとひたむきな努力への姿勢、それを支える信仰と規範だけを追い風に他を追い抜いてきた生粋の生真面目人間。
他人に厳しく自分に厳しく、優しくないのに妙にお節介。典型的な委員長気質。
多忙な剣道部に所属していなければ生徒会長あたりになっていただろうことは想像に難くないだろう。
寺の娘のくせに能力基準で人を見るきらいがあり、対外的な態度は人格的な好き嫌いよりも人間として(能力面が)尊敬できるかできないかで決まっている場合が多い。
同級生が話しているアイドルがどうとか俳優がどうとかいう話にはてんでついていけず、どちらかと言えばスポーツ選手の成績などに興味を持つタイプ。
趣味趣向がほぼ虚無な上に性格が厳しすぎて基本的に人とまともな交遊関係を築き辛い祈乃莉だが、同じ部活の後輩や、他の運動部の人間とはこの点において共通項が生まれるため辛うじて会話が成立する。

年齢・性別に関わらず敬語・丁寧語を崩さない。例え相手が乳幼児だろうと親の仇だろうと常に丁寧語。
その割に毒舌な節もあり、自分の考えと相容れない人間には公然と罵倒ともとられる言葉を投げ掛けることも。
なお、あまりに丁寧語が染み付きすぎているため、タメ口を強要されるとすぐさま機能停止する。
口調については育ちの中で育まれたというよりは祈乃莉本人の他人に対するスタンスが表れているものであり、いかなる相手のことも一人の人間として敬意を払って接していることに由来する。
その上で能力で評価して辛辣な言葉を投げ掛けてしまうため誤解されやすいが、本質的に彼女の言う「不真面目」「腑抜け」「愚鈍」と言った罵詈雑言はむしろ「もっと努力すればより良くなるのにそこでなぜ努力しないのか」というある種の期待でもある。
もっとも、その上で言うのであれば彼女には「頑張れない」「面倒」といった感情が薄いため、そういった感情に押し潰されている相手に対しては単なる不理解と言う他ないのだが。

自らに対して厳格であり、そして能力の低い他者を無意識に見下しているため、どこか「自分はこんなに頑張っているのになぜ」という鬱憤が溜まっているところがある。
有り体に言えばストレス解消不足からくる欲求不満。
それは他者に対する当たりの強さや、練習量/食事量の多さなどとして表出している。
ジャンクなものは食べず基本的に和食中心のため健康への影響は少ないものの、朝から焼き鮭二枚に米一合、味噌汁どんぶり一杯に山盛りのお新香などという規模感のバグり散らかした献立を食べている姿を両親からはやや心配されている。
……また、もう一つ秘密の欲求解消の手段として、寺の裏手を掃除しているときに見つけてしまった邪な本をこっそりと隠し持っているとかなんとか。

普段の生活によってストレスが溜まっていることからも分かるように、彼女は決して努力を苦と思わないわけではない。
ではないが、それを理由にして自分のやるべき事の手を休めることもない。
他にすることもない、というのもその理由の一つだが、それ以上に一番の理由となっているのは彼女は「出来ることがあるのにやらない」ということを極端に嫌うからである。
それはある種高潔な意志でもあるが、同時に自らのアイデンティティを証明するために染み付いた歪んだ呪いでもある。
止まることを自分自身が許せない、前に進み続けることしかできない彼女には、遠からず破滅する兆しがある。
しかしその危うさに気付き、拒絶をものともせず踏み込める他人と出会うことができれば、或いは。

行動規範・行動方針

願いが叶うと聞いた以上、これは仏が与え賜った好機であるとして貪欲に聖杯戦争の優勝を目指す。
既にだいぶ追い詰められて不安定になっているからか、超常の魔術世界に対する受け入れは比較的スムーズ。
流石に命の取り合いであることを知らされると多少の陰りを見せるが、結局は「命をかけてでも巨悪に抵抗するのが大和撫子の魂!!!」などと言い放ち戦う覚悟を決める。
その後は「殺生をする勇気はありません」などと自嘲しながらも、サーヴァントを倒すのは徐霊だからオッケーという考えのもとキャスターと共にサーヴァント全キルを目指すスタンスに落ち着く。

なお、戦略面に関しては「見つけ次第決闘を申し込み、名乗りを上げた後に正面から切り伏せれば良いのではないのですか?」と言い放つ有り様なのでキャスターがどのくらい祈乃莉にブレーキをかけ、策略を立てられるかにかかっているかもしれない。

サーヴァントへの態度

召喚当初はその魔性に戸惑いつつも、だんだん信頼のできる味方として信用を置くようになっていく。
彼女が本質的に魔なるもの──道理や正道と外れた所にある存在であることは認識しつつも、自らの願いもまた我儘であることも自覚しているので彼女に頼ることを躊躇しない。
なお、いわゆる魔術師キャスターと違い土地を陣地化しないのは祈乃莉にとって僥倖だっただろう(勝手に敷地で何かしようとすると怒るため)。

役どころ・コンセプトなど

やる気まんまんの巻き込まれ枠。
最終的には真剣を持ち出し「英霊相手なら殺人ではありませんよね」と言い放ちYAMA育ちの某先生ばりの初見殺しをかます様はまごうことなき逸般人。

因縁キャラ

レディ・バビロン:契約したサーヴァント。
当初は共闘相手としての認識だが、段々とファム・ファタールスキルによって彼女に惹かれていく運命にある。
「受け入れる」愛情にひどく飢えて育った祈乃莉に彼女の愛は猛毒のごとく染み渡り、あらゆる悩みや苦心、秘密をつらつらと明かしてしまう。
その結果として発散しきれていない性への欲求が露見し、そのままなし崩し的に肉体関係となりずぶずぶに溺れていくこととなる。

と、書くと聖杯戦争そっちのけのような印象を受けるが、これ以後は溜まっていたストレスの発散と十の戴冠スキルによる皇帝特権スキルの獲得により本領を発揮。
高い自律心が幸いし、適切にキャスターとの交わりで欲求不満を発散しつつ夜な夜な奉納刀を持ち出し、サーヴァントを見つけ次第斬りかかる辻斬りと化す。
とはいえマスターとしては法外な強さでも三騎士に勝りうるほどではないため、勝ち残る目自体は薄いだろう。


九条遥:同級生であり、部門は違えど運動部のエースとして一目置いていた相手。
クラスは違うが、祈乃莉としては珍しくまったく関りがないわけではなく何度か会話したことはあり、顔見知り。
マスター同士として戦う運命にあることを知ると、一人の競技者として、刃を交えることのなかった彼女との対決に興味を示すようになる。
キャスターとの関係の進行具合にもよるが、強力な身体強化と実戦向きの護身術により対等に渡り合うことも可能(ランサーをキャスターが抑え込めるならば、だが)。

吊城哀歌:日常生活での関りはなく、そのため敵の一人として認識するが、一応同じ学校の後輩であるためあまり積極的に敵対しようとはしない。
マスターであることを知ったならば、遥に対するように闘志を燃やすわけでもなく、願いや方針を聞く(+ついでに制服をちゃんと着せる(パーカーを剝く))ために屋上に呼び出したりする。
同盟ルートに行く可能性は互いの性格的に低いが、一時停戦の方針を固める程度はするかもしれない。


吊城恋果:大火災の時にも被害を受けていないため、これといって個人的な恨みがあるわけではないため見るなり襲い掛かることはない。
それに加え(実際に話を聞くことがあるかは別として)彼女の理想に対しても「言われるがままに生き、それに異議を唱えるだけの思考もなかったならどれだけ楽だったか」と一定の理解を示してしまう。
さらに言えばキャスターが何らかの防護策を貼っていない限り魔舌への対抗手段を何一つ持ち合わせていないので、基本的に遭遇=会話発生=ゲームオーバー。
人形にされたらされたで滅茶苦茶な身体能力で優秀な手駒になるためいろいろな意味で相性が最悪。

コメント

くずきせんせー+いっせー+女で考えていたが割と別物になった
魔術師っぽい魔術師なキャスターが来る前提で考えてる節があるのでキャスター次第でいろいろ変わるかもです

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