ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

ある男が言った。「我に支点を与えよ。されば地球をも動かさん」と。


その言葉に心を突き動かされた。ならば私は異なる方法で、この地球を掴んでみせると。


私はただ、星の輝きの先を見たかっただけだ。断じて、地球を支配しようなどとは……


なのに_____



「_____私を、呼んだな」


「何を求めた。何処を目指した。総てを台無しにしてでも、更なる進化を望むのか」


「ガイアよ、アラヤよ、互いを喰らい滅ぼしながら更なる未来を求めるのか」




「_____愚かな。我が偉業、我が夢想、我が罪業を以て身の程を知るがいい」




基本情報

【出典】史実+学説
【CLASS】ハービンジャー
【真名】アリスタルコス地動説
【性別】男性
【身長・体重】177cm/68kg
【肌色】白色 【髪色】三等星のような鈍い金色 【瞳色】擦れた黄色
【外見・容姿】摩耗した黒いローブを纏う、存在感の薄い男
【地域】ギリシャ(+ポーランド&ドイツ&イタリア&イングランド)
【年代】BC310年〜BC230年
【属性】混沌・善
【天地人属性】星
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:C 宝具:Ex

【クラス別スキル】

天地の開豁:Ex

 世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。
 自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
 実際に「不可能を不可能のままに可能にした」者に与えられる特級スキルが『星の開拓者』であるが、こちらはそれに類似した効果を持つ。
 「未知性・不可能性・非常識性を一部でも解明・解体し、それらを損なわせるきっかけとなった」者に与えられるスキルと言える。

 「……いいや。それは、私の功績ではない。私は何一つ成し遂げていない」
 「私は先駆け。可能性地動説という夢を抱き、しかして不可能天動説というかつての現実に打ち破れたもの」
 「ニコラウス・コペルニクス。ヨハネス・ケプラー。ガリレオ・ガリレイ。……そして、アイザック・ニュートン」
 「私に組み込まれた彼らこそが世界を切り拓いた。彼らこそが人理の壁を打ち砕いた英雄であり、この真理もまた彼らのものだ」
 「……ハッキリ言ってしまおう。私の名に、地動説という偉業に刻む価値はない。私である必要など、何処にもないのだ」

【保有スキル】

千里眼(星):C

 視力の良さ。遠方の標的の捕捉に効果を発揮し、動体視力を向上させる。
 この千里眼は星に関する事象を観測することに特化しており、それ以外の分野では機能しない。

 空を仰ぐ。廻り巡る宇宙の輝きに、目を奪われる。
 それは私の原点。私が目指した地平にして、私の夢を打ち砕いた彼方。
 それでも焦がれずにはいられない。例えそれが、私ではない誰かによって切り拓かれた道であっても。
 進まずには、いられない。手を伸ばさずにはいられないのだ。

天理解明:A

 オーバーヘヴン。遥かなる蒼穹の果て、即ち宇宙を目指したもの。神に帰属していた筈の、天体という神秘を解き明かしたもの。
 彼ではない“彼ら”が達成した偉業が昇華された、対神秘・対天体特効作用。空の彼方の証明者。

 「私が何を解き明かした。私が何処に至った」
 「何も掴み取れていない。私が唱えた地動説は発展することなく、幻想として消え去った」
 「これもまた私の功績ではない。この力は私の歴史にはない。私と彼らの抱くものは、同じ名を冠し、しかし異なるものだ」
 「_____嗤うがいい。愚かと知りながら他者の偉業に縋り、何かを為そうとする私は、さぞ滑稽に見えるだろう」

自己改竄:Ex

 自己改造の域を超えた改竄、自身を異なる何かへと捻じ曲げる違法改造。
 進化ではない変化。自らの歩んだ歴史を踏み躙り否定する最悪のスキルであり、使用する度に自己を喪失する危険が伴う。
 多用する程に失敗の可能性は上昇し、英雄という枠組みから外れ座から消滅することさえ在り得る。
 アリスタルコスはハービンジャーとして召喚されるに辺り、本スキルを四度使用し、そして自己を保ち続けている。

 「私は何も成し遂げていない。私は幻霊であり、何も成し遂げられぬ影法師」
 「だが、そんな私を誰かが求めた。私を召喚し得る規格外の霊基と、足りぬ容量を埋める偉大なる英雄を添えて」
 「結局のところ私は、単なる始点に過ぎない。彼ら全員を呼ぶための器に過ぎない。……私自身を求める者はいない」
 「自分が自分でなくなっていく恐怖を知っているか。空虚な自分が、自分でない誰かの色で染め上げられていく絶望を知っているか」
 「……ああ、そこで消えていればよかったんだ。混沌の暗黒に沈んでいく私は、それでも夢を捨てきれなかった……愚かにもな」

【宝具】

天文革命:地回宇宙コメンタリオルス・レヴォリューション

ランク:C 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大捕捉:-
 彼に組み込まれし英雄の一人、ニコラウス・コペルニクスが成し遂げた功績。再発見されし第一宝具太陽中心説
 神の威光を示すがために、神の威光を貶めた革命の一手。
 地動説の始まり。常識を崩し、道理を覆し、新たなる伝説を紡ぐ準備。術理の白紙化。
 自身が取り込まれた結界の構造を解析し、解体する対結界宝具。しかし封印する訳ではなく、解除した傍から再展開されてしまうのが常。
 故にこれ単体では余り効果はない。しかし後述する宝具の使用には欠かせない基盤である。

天道革命:星数軌道アストロノミア・ノヴァ

ランク:B 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大捕捉:-
 彼に組み込まれし英雄の一人、ヨハネス・ケプラーが成し遂げた功績。発展を齎した第二宝具新天文学
 未だ円軌道に縛られていた地動説に、楕円軌道という新たな真実を齎した革命の二手。
 第一宝具が「式を崩す」ものならば、これは「新たな式の材料を集める」もの。情報の解明と収集。
 周囲の環境、人物、法則を分析し、あらゆる情報を明確な数値として割り出す計算宝具。
 しかし計算するだけで、これ単体では得た情報を活用することはできない。その数値を真実へと昇華する計算式が必要となる。

天界革命:真理観測エ・プル・スィ・ムオーヴェ

ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 彼に組み込まれし英雄の一人、ガリレオ・ガリレイが成し遂げた功績。証明に届いた第三宝具天文対話
 天体観測で得た証拠を以て机上の空想を真実へと昇華し、天動説に突き付けた革命の三手。
 第二宝具で集めた数値をもとに「新たな式を構築する」もの。二段階の準備を経た神秘の解体、そのプロトタイプ。
 色濃い神秘を宿す者を打ち倒す能力を発揮するが、完成には程遠く、ランクに見合った効果は伴っていない。
 しかしそれでも強力であることには変わらず、この段階に達することで非力な彼がサーヴァントとの戦闘が可能になる。

天象革命:万象解明プリンキピア・マセマティカ

ランク:A+ 種別:対軍〜対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 彼に組み込まれし英雄の一人、アイザック・ニュートンが成し遂げた功績。勝利へ至った第四宝具科学革命
 地動説を真理として世に広め、天動説を完全に覆した大革命。
 第三宝具によって編み出した術式を法則として展開し、世界を書き換える大魔術にして大科学。
 世界を塗り潰すという点では固有結界に分類されるが、この宝具に対し抑止力は働かない。
 ここまで来れば、彼というサーヴァントは一端の完成を迎えたといっても過言ではない。
 ……故に、ここから先は誰の功績でもない、彼自身がこれから成し遂げる、成し遂げてしまう大偉業である。

人理革命:地動天征ヒーリオセントリック・グランドオーダー

ランク:Ex 種別:対星宝具 レンジ:測定不能 最大捕捉:1個
 斯くして、此処に第五宝具は行使される。
 それは禁忌の可能性。純粋なる人の輝きを、悍ましき業へと転換した未来の果て。
 地球は我が手に収まった。さあ目指そう、宇宙の果てを。我らが理想郷を。新たなる地平を。
 されど、その場所に至り得る人類は存在しない。誰もそこを目指してはいない。
 何よりも彼が、それを望んでいない。急激なる革命を、最新にして最後の伝説を、初めてはならない。
 _____例えそれが、自身が英雄となる最後の可能性であっても。

 その正体は、地球の軌道を掌握し、新たなる箱舟として宇宙の果てへと推進させるというもの。
 地動説の名の通り、地球を思うがままに動かす大偉業大禁忌。久遠の彼方へと征き、新たなる生命を目指す。
 即ち最新の黙示録。急激なる環境の変化に、人類も地球も耐えられない。暴走した欲求の果てに自滅を齎す終末の刻。
 止める者はいない。お前たちこそが求めたが故に。身の丈を超えた渇望が、取り返しのつかない破滅を招くのだ。
 こんなものを、私は望んではいないのだ。
 誰か、私を止めてくれ。歩みを止めないでくれ。遠くの苛烈な光ではなく、身近な瞬きの光を見てくれ。
 お前たちが思う程、お前たちは愚かではない。ほんの少しずつではあっても、確かにお前たちは成長し、未来へと向かっているのだから。

【解説】

 人類は望んだ。新たなる発展を。停滞を打ち砕く圧倒的な進化を。
 地球は望んだ。人類からの解放を。より輝かしき宇宙への到達を。
 求められたのは、四人。偉大なる英雄。我らを動かし得る歴史の人物。
 彼らはそれを成し遂げる力を有していた。しかし彼らは皆それを成し遂げることを拒否するだろう。
 故に彼が選ばれた。
 彼ら四人を受け入れる規格外の霊基を与え、彼が英霊となる最後で最新の機会を与え。
 _____そして彼は現界を果たした。星を突き動かすもの、彼らの先駆けとして。

 アリスタルコス。コペルニクスより前に太陽中心説を唱えた人物。
 彼の説は天動説を覆すには至らず、アリストテレスやプトレマイオスの天動説に敗れ、歴史の影へと沈んだ。
 しかして彼は呼び寄せられた。地動説を成し遂げた四人の代理として、彼らの力だけを宿した人柱として。
 新たなる地動説を成し遂げよ。辺り人理を切り拓け。さすればお前は英雄になるだろう。
 ……そんな甘言を、しかし彼は振り払えない。彼らのように宇宙を開拓したいと、星の輝きを掴みたいと願ってしまったが故に。
 そして後悔する。彼が掴んだのは輝かしき栄光ではなく……無価値なる終焉を齎す引き金であった。
 運河を逆行すれども、しかして光年は創生されず。_____彼を止めよ。さもなくば、訪れるのは無窮の闇である。

【人物・性格】

 非常に存在が希薄な男。自信というものが欠けた、存在感の薄い男。
 何かを為そうとする積極性を持ちながらも、自分では成し遂げられないという諦観に縛られている。
 基本的に従順だが、頼られることに限定して他者を信じていない。自分が求められるということを信じられない。
 しかし止まることもできず、苦悶の表情を浮かべながら彼は事に当たる。
 それが彼の唯一の存在意義。彼という幻霊に許された、たった一つの行為であるが故に。


イメージカラー:煤塗れの金色
特技:距離と大きさの測定、パズル
好きなもの:空を眺めること、コペルニクス
嫌いなもの:何かに縛られ真理を追い求められなくなること
天敵:プルタルコス
願い:私はただ、真実が知りたかった。この星の行方を知りたかっただけだった。

【一人称】私 【二人称】お前、貴方 【三人称】お前たち、彼、彼ら

台詞例


【因縁キャラ】

ニコラウス・コペルニクス
ヨハネス・ケプラー
ガリレオ・ガリレイ
アイザック・ニュートン
アルキメデス
プルタルコス

【コメント】

ハービンジャーとかいう凄いそそられるクラスが出たので、泥の残骸をかき集めて練ってみた。
正直盛りすぎたと思うがエクストラクラスなので許して欲しい。
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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
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http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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