最終更新:ID:mA9234Jbug 2022年07月11日(月) 22:52:00履歴
「怠惰にして盲目なる主よ、我に力を授けたまえ。俺が勇者であるというのなら」
【元ネタ】旧約聖書・オペラ「サムソンとデリラ」
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】サムソン
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】男
【身長・体重】195cm・104kg
【肌色】中東 【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】潰れた片目に布を巻き、両腕に千切れた枷を嵌めた罪人。*1
【地域】パレスチナ・イスラエル
【年代】士師記
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:B++ 耐久:C 敏捷:C 魔力:D 幸運:D 宝具:A
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】サムソン
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】男
【身長・体重】195cm・104kg
【肌色】中東 【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】潰れた片目に布を巻き、両腕に千切れた枷を嵌めた罪人。*1
【地域】パレスチナ・イスラエル
【年代】士師記
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:B++ 耐久:C 敏捷:C 魔力:D 幸運:D 宝具:A
復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。
周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。
アヴェンジャーは許さない。
己を謀った祭祀も、偽りの愛を囁いた女も、そして何より、神への誓いを忘れ、愛の腕に溺れた自分自身を。
周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。
アヴェンジャーは許さない。
己を謀った祭祀も、偽りの愛を囁いた女も、そして何より、神への誓いを忘れ、愛の腕に溺れた自分自身を。
情報隠匿スキル。
敵、味方、マスター問わず、ステータスを隠匿する。低ランクの話術スキルも併せ持つ。
アヴェンジャーは親、自らの妻となる女、愛する女に対しても弱みは決して明かさず、話すときも断片的であったり、嘘八百を並べ立てた。誰も信用せず、ただ己のみを是とする。
しかし、デリラにしつこく何度も問われ続け、最終的には自らの弱点を語ってしまったことから、情報獲得判定を行われるたびに、妨害成功率は減少する。
敵、味方、マスター問わず、ステータスを隠匿する。低ランクの話術スキルも併せ持つ。
アヴェンジャーは親、自らの妻となる女、愛する女に対しても弱みは決して明かさず、話すときも断片的であったり、嘘八百を並べ立てた。誰も信用せず、ただ己のみを是とする。
しかし、デリラにしつこく何度も問われ続け、最終的には自らの弱点を語ってしまったことから、情報獲得判定を行われるたびに、妨害成功率は減少する。
束縛耐性スキル。
サムソンは縛られない。
愛するものから架せられた縄にも、神に与えられた運命にさえも。ただ自由に生き、自由に奪い、自由に殺す。
神の加護を失わせない限り、アヴェンジャーを縛り付けることはかなわない。
拘束攻撃に対しての抵抗力にプラス判定。令呪一画による特定の行動を禁じる命令をレジスト可能。
サムソンは縛られない。
愛するものから架せられた縄にも、神に与えられた運命にさえも。ただ自由に生き、自由に奪い、自由に殺す。
神の加護を失わせない限り、アヴェンジャーを縛り付けることはかなわない。
拘束攻撃に対しての抵抗力にプラス判定。令呪一画による特定の行動を禁じる命令をレジスト可能。
強制契約スキル。
問い、回答期間、そして賭けの対象を一方的にアヴェンジャーが決めた問いかけをすることで、相手をむりやり問答勝負に巻き込むスキル。
カンニング、期間内に回答できない、回答を間違える等した場合、アヴェンジャーは賭けられたものを接収できるが、逆に正しい答えを言われた場合、アヴェンジャーはその霊基を大きく損なった上で賭けの対象を引き渡さねばならない。
問い、回答期間、そして賭けの対象を一方的にアヴェンジャーが決めた問いかけをすることで、相手をむりやり問答勝負に巻き込むスキル。
カンニング、期間内に回答できない、回答を間違える等した場合、アヴェンジャーは賭けられたものを接収できるが、逆に正しい答えを言われた場合、アヴェンジャーはその霊基を大きく損なった上で賭けの対象を引き渡さねばならない。
黄金律の類似スキル。
サムソンが天より与えられた獅子を殺したところ、その死体からは蜜が溢れ、彼とその家族の腹を満たしたという逸話より習得したスキル。
トドメを刺した相手の肉体の一部を魔力へと変換。それを喰らって己が糧とする。
アイテムドロップ率上昇、戦闘勝利後に魔力回復。
サムソンが天より与えられた獅子を殺したところ、その死体からは蜜が溢れ、彼とその家族の腹を満たしたという逸話より習得したスキル。
トドメを刺した相手の肉体の一部を魔力へと変換。それを喰らって己が糧とする。
アイテムドロップ率上昇、戦闘勝利後に魔力回復。
''ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:不定 最大捕捉:不定’’
主より祝福されたナジル人であるアヴェンジャーは、その恩恵を存分に振るう。
常時ステータス上昇、判定成功率上昇、魔力消費減衰等の効果を持つ。
真名解放時は、アヴェンジャーを現在陥っている窮地から、なんらかの偶然を引き起こすことで救済する。
それは神への不遜な要求であり、アヴェンジャー自身にも何が起こるかはわからないが、しかし確実に状況を覆しうる可能性を与える。俗な言い方をしてしまえば、能動的に発動可能な主人公補正 。
しかしこの宝具の欠陥として、アヴェンジャーの頭髪が発動の条件となっていることがあげられる。
もしアヴェンジャーの頭髪を抜く、切るなどした場合はその量に応じて、カミソリで剃った場合は大幅に、第一宝具、第一スキル、第二スキルの機能が低下し、ステータスも平均Eランク前後にまで弱体化してしまう。
そして何より、この弱点自体をアヴェンジャーは味方にすら明かさないため、マスターは彼の逸話から推測しない限り、リスクを抱えていることにすら気付けない。
主より祝福されたナジル人であるアヴェンジャーは、その恩恵を存分に振るう。
常時ステータス上昇、判定成功率上昇、魔力消費減衰等の効果を持つ。
真名解放時は、アヴェンジャーを現在陥っている窮地から、なんらかの偶然を引き起こすことで救済する。
それは神への不遜な要求であり、アヴェンジャー自身にも何が起こるかはわからないが、しかし確実に状況を覆しうる可能性を与える。俗な言い方をしてしまえば、能動的に発動可能な
しかしこの宝具の欠陥として、アヴェンジャーの頭髪が発動の条件となっていることがあげられる。
もしアヴェンジャーの頭髪を抜く、切るなどした場合はその量に応じて、カミソリで剃った場合は大幅に、第一宝具、第一スキル、第二スキルの機能が低下し、ステータスも平均Eランク前後にまで弱体化してしまう。
そして何より、この弱点自体をアヴェンジャーは味方にすら明かさないため、マスターは彼の逸話から推測しない限り、リスクを抱えていることにすら気付けない。
ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
第一宝具が使用不可となった際にのみ使用可能となる最後の切り札。
身も心も使命も愛も霊核も、己を突き動かす欲望さえも怒りの業火に薪と焚べる。
ただ一つ、『許さない』という感情だけを指針として最期の力を振り絞る。
女性特攻、神に仕える者特攻、ペリシテ人特攻、嘘吐き特攻、それらに加えて全快時の倍に及ぶ出力をほんの僅かな間だけ発揮する。
発動後は魔力を全て失い、霊基崩壊の危機に陥るが、アヴェンジャークラスの特性により、その場での消滅さえ防げれば徐々に本来の出力を取り戻していく。
アヴェンジャーは止まらない。たとえ願いを果たそうと、彼は復讐者 なのだから。勝利の末に消えることなど許されず、終わりは惨めでなければならない。
第一宝具が使用不可となった際にのみ使用可能となる最後の切り札。
身も心も使命も愛も霊核も、己を突き動かす欲望さえも怒りの業火に薪と焚べる。
ただ一つ、『許さない』という感情だけを指針として最期の力を振り絞る。
女性特攻、神に仕える者特攻、ペリシテ人特攻、嘘吐き特攻、それらに加えて全快時の倍に及ぶ出力をほんの僅かな間だけ発揮する。
発動後は魔力を全て失い、霊基崩壊の危機に陥るが、アヴェンジャークラスの特性により、その場での消滅さえ防げれば徐々に本来の出力を取り戻していく。
アヴェンジャーは止まらない。たとえ願いを果たそうと、彼は
旧約聖書・士師記の登場人物。マノアの息子のヘブライ人にして、神に選ばれしナジル人。
産まれた時にはイスラエルはペリシテ人のものとなっており、彼はそれを取り戻すという使命を授けられていた。
実際、サムソンはその身に宿された怪力と、神の加護を担保に言葉巧みにガザの人々を導き、ペリシテ人と戦い、いくつもの勝利を勝ち取ったが、それは彼がイスラエルを追われたヘブライ人の幸福と、尊厳の奪取を望んでいたからではない。
あくまで彼は己の望むがままに敵を打ち倒し、略奪と暴力のために挑んだのであって、それによりヘブライ人が救われることも、彼にとっては些細な殊勲でしかなかったのだ。
そのように、胸に大きな芯があるわけでも、正義に酔ったわけでも、夢を追ったわけでもない彼は、戦闘とは別の、精神的な箇所に弱点があった。
直球に言って、女にだらしなかったのである。
彼に対して復讐を望む、デリラというペリシテ人の女は、そこを狙った。
サムソンの雄姿に惚れたかのように偽り、その美貌と魅力で誘惑することで彼女はサムソンにとって最も手放しがたい女となることに成功する。
サムソンを骨抜きにした後は、「あなたが自らの弱みを話さないのであれば、私はあなたのそばを離れましょう」と何度も、何度も問い続け、ついに彼が頭に剃刀を当てることで神の加護を失うという弱点を聞き出す。
そうして寝ている間に髪を剃られ、縄に縛られたサムソンは、デリラとその仲間のペリシテ人達に連れられて、彼らの神を祀る神殿に供物として晒された。
サムソンは己の惨めな姿を肴に宴を楽しむペリシテ人の姿に怒りを募らせ、神に今一度だけ洗礼を乞い願う。そして再び力を取り戻したサムソンは、最後の力で神殿を崩壊させ、その場にいたペリシテ人ごと自分を押しつぶしたことでその生を終えた。
そのような暴虐者であるが、ペリシテ人からイスラエルを取り戻すために戦ったのもまた事実であり、神の恩寵ありきとはいえ英雄であることもまた間違いない。
善悪や役目よりも欲望を優先するのだとしても、それでも当時のヘブライ人にとって彼は紛れも無い将で、命を懸けるに値する男だったのだから。
サーヴァントとしては、”自己回復(魔力)”及び”獅子の蜜”及び『稚児の頭に降り注げ、御使の油』の相互効果による燃費のよさが最大の強み。
そもそもの性能が飛び抜けているゆえ魔力が枯渇しようとも十分な強さを誇る大英雄や、低出力ゆえ魔力を持て余すアサシンなどとは異なり、純粋に発動する力量あたりに必要な魔力供給量が少ないという意味での優秀さ。
しかしこれはマスターが魔力供給を盾に行動を縛ることができないことでもあり、単独行動スキルこそ持ち合わせないが、契約のラインさえ繋がっているのであればその行動に枷は無い。マスターはなんらかの方法で彼の行動に制限をつけるか、あるいは自由行動を了承するしかない。
産まれた時にはイスラエルはペリシテ人のものとなっており、彼はそれを取り戻すという使命を授けられていた。
実際、サムソンはその身に宿された怪力と、神の加護を担保に言葉巧みにガザの人々を導き、ペリシテ人と戦い、いくつもの勝利を勝ち取ったが、それは彼がイスラエルを追われたヘブライ人の幸福と、尊厳の奪取を望んでいたからではない。
あくまで彼は己の望むがままに敵を打ち倒し、略奪と暴力のために挑んだのであって、それによりヘブライ人が救われることも、彼にとっては些細な殊勲でしかなかったのだ。
そのように、胸に大きな芯があるわけでも、正義に酔ったわけでも、夢を追ったわけでもない彼は、戦闘とは別の、精神的な箇所に弱点があった。
直球に言って、女にだらしなかったのである。
彼に対して復讐を望む、デリラというペリシテ人の女は、そこを狙った。
サムソンの雄姿に惚れたかのように偽り、その美貌と魅力で誘惑することで彼女はサムソンにとって最も手放しがたい女となることに成功する。
サムソンを骨抜きにした後は、「あなたが自らの弱みを話さないのであれば、私はあなたのそばを離れましょう」と何度も、何度も問い続け、ついに彼が頭に剃刀を当てることで神の加護を失うという弱点を聞き出す。
そうして寝ている間に髪を剃られ、縄に縛られたサムソンは、デリラとその仲間のペリシテ人達に連れられて、彼らの神を祀る神殿に供物として晒された。
サムソンは己の惨めな姿を肴に宴を楽しむペリシテ人の姿に怒りを募らせ、神に今一度だけ洗礼を乞い願う。そして再び力を取り戻したサムソンは、最後の力で神殿を崩壊させ、その場にいたペリシテ人ごと自分を押しつぶしたことでその生を終えた。
そのような暴虐者であるが、ペリシテ人からイスラエルを取り戻すために戦ったのもまた事実であり、神の恩寵ありきとはいえ英雄であることもまた間違いない。
善悪や役目よりも欲望を優先するのだとしても、それでも当時のヘブライ人にとって彼は紛れも無い将で、命を懸けるに値する男だったのだから。
サーヴァントとしては、”自己回復(魔力)”及び”獅子の蜜”及び『稚児の頭に降り注げ、御使の油』の相互効果による燃費のよさが最大の強み。
そもそもの性能が飛び抜けているゆえ魔力が枯渇しようとも十分な強さを誇る大英雄や、低出力ゆえ魔力を持て余すアサシンなどとは異なり、純粋に発動する力量あたりに必要な魔力供給量が少ないという意味での優秀さ。
しかしこれはマスターが魔力供給を盾に行動を縛ることができないことでもあり、単独行動スキルこそ持ち合わせないが、契約のラインさえ繋がっているのであればその行動に枷は無い。マスターはなんらかの方法で彼の行動に制限をつけるか、あるいは自由行動を了承するしかない。
傲慢な自信家。
手中に収めたいと望んだものは、他者を蹴落としてでも手に入れなければ気が済まず、その際に罪悪感を抱くこともない。
さらに、一度自分のものとしたのであれば、手放すことも大いに嫌い、自らに害悪を為す存在に変わり果てようと己の手が届く範囲に置きたがる。かといってそれは愛着や味方への甘さというわけでなく、単純に人に何かを取られるということが我慢ならないという幼稚な思考からである。
些細なことで相手を敵として認識する上、敵に対して容赦というものを持ち合わせない攻撃性の高さを持つ。
自分の利益につながるのなら、他者を騙し傷つけ奪い取ることも辞さず、利益に繋がらなくとも溜飲を下げられるのなら思う存分に蹂躙劇を繰り広げるが、逆に自身が嘘を吐かれることを一切認めず、それによって自分の財産が損失するとなれば情けをかけずに相手を殺しにかかる。
彼を裏切ることだけは決してしてはならない。その瞬間、彼は損得勘定を忘れ、怒りと力に身を任せ全てを壊してしまいかねないからだ。
アヴェンジャーとして召喚されたサムソンは、欲しいものを手に入れようと進み続ける、破壊による益を求める側面と、デリラへの復讐心から、何もかもをただ壊すことを望む自暴自棄な側面を併せ持っている。
一見すると支離滅裂なことを望む子供のようでもあるが、人恋しいアヴェンジャーらしく、その裏ではかつて暴虐に生きたゆえ手に入れられなかった愛にも餓えているため、根気強く寄り添い、誠心誠意向き合えば、その心の本質に触れることも叶うかもしれない。
イメージカラー:黒炎
特技:編み物
好きなもの:美女
嫌いなもの:騙り
天敵:デリラ
願い:あらゆるものを打ち崩す力。あらゆるものを解き明かす知恵。あらゆるものを惹きつける魅力。それらをもって今度は本当にデリラを惚れさせる。
【一人称】俺 【二人称】お前・貴様 【三人称】やつ
手中に収めたいと望んだものは、他者を蹴落としてでも手に入れなければ気が済まず、その際に罪悪感を抱くこともない。
さらに、一度自分のものとしたのであれば、手放すことも大いに嫌い、自らに害悪を為す存在に変わり果てようと己の手が届く範囲に置きたがる。かといってそれは愛着や味方への甘さというわけでなく、単純に人に何かを取られるということが我慢ならないという幼稚な思考からである。
些細なことで相手を敵として認識する上、敵に対して容赦というものを持ち合わせない攻撃性の高さを持つ。
自分の利益につながるのなら、他者を騙し傷つけ奪い取ることも辞さず、利益に繋がらなくとも溜飲を下げられるのなら思う存分に蹂躙劇を繰り広げるが、逆に自身が嘘を吐かれることを一切認めず、それによって自分の財産が損失するとなれば情けをかけずに相手を殺しにかかる。
彼を裏切ることだけは決してしてはならない。その瞬間、彼は損得勘定を忘れ、怒りと力に身を任せ全てを壊してしまいかねないからだ。
アヴェンジャーとして召喚されたサムソンは、欲しいものを手に入れようと進み続ける、破壊による益を求める側面と、デリラへの復讐心から、何もかもをただ壊すことを望む自暴自棄な側面を併せ持っている。
一見すると支離滅裂なことを望む子供のようでもあるが、人恋しいアヴェンジャーらしく、その裏ではかつて暴虐に生きたゆえ手に入れられなかった愛にも餓えているため、根気強く寄り添い、誠心誠意向き合えば、その心の本質に触れることも叶うかもしれない。
イメージカラー:黒炎
特技:編み物
好きなもの:美女
嫌いなもの:騙り
天敵:デリラ
願い:あらゆるものを打ち崩す力。あらゆるものを解き明かす知恵。あらゆるものを惹きつける魅力。それらをもって今度は本当にデリラを惚れさせる。
【一人称】俺 【二人称】お前・貴様 【三人称】やつ
「お前が、俺のマスターだな」
「呼ばれた以上、聖杯戦争にはもちろん協力するが、付き合う上でいくつか約定を守ってもらう。なに、複雑なことじゃない。俺を詮索しないこと、俺を謀らないこと。それだけだ。破ったなら──わかってるな?」
「俺を救わぬ神に用などない。俺を遣いにしたのは奴の方なんだから、むしろ存分に特別扱いしてもらわなきゃ筋が通らない」
「美しい女。お前は俺のものだ。拒絶するというならば、殺すまで。お前以外の邪魔者を全てなぁ!」
「生前の反省だと?もちろんしているとも。人を信じてしまったことが、俺の失敗だったんだからな」
「ああ待てマスター。あちらに見目麗しい女が見えた。確認しに行くからそちらの用は後回しにしろ」
「貴様は!この程度のことで俺の邪魔をしたと言うのか!」
「信頼の基準というものは、相手がどれだけ自分に対して真摯であるかというものではない。そいつにならば裏切られても構わないと、裏切られることよりも、繋がりを失うことを恐れた時。俺はそいつを信頼してるのだと言える。ゆえにマスター。俺はお前を信頼する。お前になら、裏切られてもいい。……なんせもしお前が俺を裏切ろうとも、俺がそばにいないお前なんて、簡単に殺せるのだからな!」
「おお!デリラ!俺に囁いた愛の言葉は全て嘘だったのか!最初から?最初からだと!?唆されたのですらないのか!許さない。許さんぞ。すでに盲いた眼では貴様の美貌は見えやしない。耳を打つ美声も我が怒りを燃やす薪となる。鼻に届く額の香りを頼りに辿り着こう。そしてお前は二度と俺に触れぬだろうから、俺もお前に触れずしてお前を殺してやる」
「呼ばれた以上、聖杯戦争にはもちろん協力するが、付き合う上でいくつか約定を守ってもらう。なに、複雑なことじゃない。俺を詮索しないこと、俺を謀らないこと。それだけだ。破ったなら──わかってるな?」
「俺を救わぬ神に用などない。俺を遣いにしたのは奴の方なんだから、むしろ存分に特別扱いしてもらわなきゃ筋が通らない」
「美しい女。お前は俺のものだ。拒絶するというならば、殺すまで。お前以外の邪魔者を全てなぁ!」
「生前の反省だと?もちろんしているとも。人を信じてしまったことが、俺の失敗だったんだからな」
「ああ待てマスター。あちらに見目麗しい女が見えた。確認しに行くからそちらの用は後回しにしろ」
「貴様は!この程度のことで俺の邪魔をしたと言うのか!」
「信頼の基準というものは、相手がどれだけ自分に対して真摯であるかというものではない。そいつにならば裏切られても構わないと、裏切られることよりも、繋がりを失うことを恐れた時。俺はそいつを信頼してるのだと言える。ゆえにマスター。俺はお前を信頼する。お前になら、裏切られてもいい。……なんせもしお前が俺を裏切ろうとも、俺がそばにいないお前なんて、簡単に殺せるのだからな!」
「おお!デリラ!俺に囁いた愛の言葉は全て嘘だったのか!最初から?最初からだと!?唆されたのですらないのか!許さない。許さんぞ。すでに盲いた眼では貴様の美貌は見えやしない。耳を打つ美声も我が怒りを燃やす薪となる。鼻に届く額の香りを頼りに辿り着こう。そしてお前は二度と俺に触れぬだろうから、俺もお前に触れずしてお前を殺してやる」
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