ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

[フリー素材]



『おい親父! 早くぶっ壊そうぜこんな連中!!』

『イガリマはいつも気が荒い……。そう思わない父上?』

「あー分かった分かった。そりゃどうでも良いんだが……」


「なんで俺、こんな保護者みたいになってるんだ……?」


【基本情報】

【元ネタ】メソポタミア神話
【CLASS】セイバー
【真名】ザババ【オルタ】
【性別】女性(本来は男性……?)
【身長・体重】167cm・56kg
【スリーサイズ】97/62/84
【肌色】褐色【髪色】白【瞳色】黒
【外見・容姿】動きやすい露出多めの鎧を纏った、野性的な眼光の女戦士。
       右側には獅子のように荒々しい少年を、左側には鷲のように思慮深い少年を侍らせている。
【地域】バビロニア
【年代】神代
【属性】中立・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性
【ステータス】筋力:A 耐久:C 敏捷:B+ 魔力:A 幸運:B 宝具:A

イガリマ

【性別】男性
【身長・体重】137cm・41kg
【容姿】獅子の如く荒々しい雰囲気を纏う翡翠のような少年

シュルシャガナ

【性別】男性
【身長・体重】147cm・37kg
【容姿】鷲の如き思慮深さを感じさせる紅玉のような少年

【クラス別スキル】

対魔力:A

ザババはバビロニア北部の都市・キシュの都市神として信仰されていたと伝えられている。
そのため堅牢なる都市の守護として高い装甲を有し、それに付随する形で高ランクの対魔力を獲得している。
Aランク以下の魔術を無効化するため、事実上現代の魔術師では魔術で傷つけることは不可能。

騎乗:EX(Bランク相当)

騎乗の才能。戦の神として戦場での強さと勇気を称えられたザババは高い騎乗兵としての才能も持つ。
神性であることも加わり、彼は幻想種であろうと乗りこなせる戦の神に恥じない騎乗力を有する。
だが彼自身が剣による戦い方を好むため、あまり騎乗力を発揮する事はない。

【保有スキル】

戦神の神核:A++

戦士の神として、戦場での強さと勇気を称えられた神であることに由来するスキル。
生まれながらに完成された戦士であることを表し、神性スキルに加え数多の戦闘系スキルを複合する。
戦闘に於ける精神と肉体の絶対性を維持する効果を有し、どれだけ戦闘をしても相手からの傷以外では消耗をしない。
疲労はなく、その技は衰えることなく、ただ相手の技量を学び続けその強さを増し、戦場にただ1人立つ至高の戦士として勝利をもぎ取る。
ただデメリットとして、戦士として相手とは必ず尋常な勝負をしなければならない。そのため不意打ちなどは出来ず、
行おうとすればザババ自身の神核がダメージを受けるようになっている。

女神の神核:C

生まれながらにして完成した女神であることを表すスキル。
神性スキルを含む他、精神と肉体の絶対性を維持する効果を有し、あらゆる精神系の干渉を弾く。
戦の神ザババはラガシュの都市守護神ニンギルスと同一視され、女神ババを伴侶として持つとされる。
この神核はその女神ババのものであるが同一化している理由は不明。一説では息子であるイガリマとシュルシャガナが心配でついてきた可能性がある。
その影響で肉体は女性化しているが、副次効果として例えザババとしての"戦神の神核"が破壊されたとしても、女神の神核が無事な限り消滅はしない。

双剣の神核:B+

その霊基の隣に常に存在する2人の神性、イガリマとシュルシャガナの保持するスキル。
イガリマとシュルシャガナとは本来ザババが持つ刃の名前であり、それらが神格化したものである……。
という仮説の1つが形となってスキルへと変じたもの。それが真実かどうかは不明なため、一種の無辜の怪物に近い。
その神核をザババの持つ刃と一体化させることで、神々の権能そのものとも言えるほどの強力な斬撃を実現させる。

都市守護神:B

キシュの都市を守護する神としての側面を表すスキル。
『ザババの門は攻め手を憎む』と謡われ、非常に強固な守護の役割を見せたザババの門への加護。
周囲の存在に対しての攻撃を自動で自身へと集中させ、かつ自身に対して高い防御の加護を与え続ける。
都市を守護する神という性質上、都市を攻める存在……即ち"悪"なるものからの攻撃に対しては、更に防御力が上がる。

誓約の刃:A

カーミ・ターミーシュ。ザババがその両腕に持つ2つの刀剣に与えられた二つ名。
彼は戦いの神として王の遠征を守護し、それが転じてやがて誓約の神としての側面も持つようになった。
マナナ王朝に於いては公的な取引に於いてザババの名の下に誓約を掲げた記録などが残されているという。
故に彼の前では嘘をつくことは出来ず、彼が聞き届ける言葉はその全てが誓約となる。生きるセルフギアス・スクロール。
彼の前で誓った約束を反故にすれば、たちまち彼が持つ刀剣がその反故にしたものを狙い穿ち、何処にいようと血祭りにあげる。

【宝具】


「裂漸せよ────『千山斬り拓く翠の地平イガリマ』ァ!!」

千山斬り拓く翠の地平イガリマ

ランク:A++ 種別:対軍 レンジ:1〜1000 最大捕捉:1,000,000
かつてザババが用いた双剣、刀剣の内の1つ。「斬山剣」の異名を持つ。ただし本当に所有していたかは定かではない。
その銘はここでは、とある原初の王が可能性の1つに於いて、己の宝物庫の中に在ったザババの刃に神の名の1つである"イガリマ"を名付けた事で縁が結ばれたもの、とする。
ザババは誓約の神であるが故に言葉や名付けから受ける影響は他の神性や伝承よりも強く、それもまた可能性の1つとして受け入れ、イガリマと霊基レベルで融合を果たした。
真名開放以前は無銘の刀剣であるが、上記の雄叫びと共に召喚されているイガリマの神核を刀剣と融和させ、その本来の力にイガリマの権能を加えた状態へと変化させる。
変化した刃は翡翠色の宝石のような巨大な剣に岩石をコーティングしたような形状をしており、「斬山剣」の異名を体現した「地平線」の概念を持つ神造兵装と化す。
刃から「天と地が絶対的に分たれている」という理を流出させることで、文字通り千の山すらも斬り拓く無数の斬撃を一撃で繰り出す事を可能にする。
この「地平線」の概念の理は、元々ザババの用いていた刀剣が持っていた「斬山剣」の異名にイガリマの神性が付与された事で得た疑似権能に近い。


「斬りけ────『万海灼き祓う暁の水平シュルシャガナ』ァ!!」

万海灼き祓う暁の水平シュルシャガナ

ランク:A++ 種別:対軍 レンジ:1〜1000 最大捕捉:1,000,000
かつてザババが用いた双剣、刀剣の内の1つ。「斬海剣」の異名を持つ。ただし同じく、本来は所有しているか定かではない。
上記の刀剣と同じ経緯を経たことで、ザババの刃に神の名の1つである"シュルシャガナ"が名付けられた事でこの刀剣にもまた縁が結ばれた。
イガリマとの縁と同じように、ザババがそれもまた可能性の1つとして受け入れたことで、シュルシャガナともまた霊基レベルで融合を果たしている。
真名開放以前は無銘の刀剣であるが、上記の雄叫びと共に召喚されているシュルシャガナの神核を刀剣と融和させ、その本来の力にイガリマの権能を加えた状態へと変化させる。
変化した刃は溶岩塊じみた峰と火の刀身で形作られた巨剣へと変貌し、イガリマとおなじようにシュルシャガナの権能を用いて「斬海剣」の異名を体現する理を現出させる神造兵装と化す。
イガリマが「地平線」の概念を持つのと対になるように「水平線」の概念を持ち、「空の青と海の青が溶け混じり合う領域」が暁の方向性を持って現出し、すべてを溶かし、焼き払う。
こちらもまたイガリマと同じように、ザババの刃が持っていた「斬海剣」の異名にシュルシャガナの神性が付与された事で得た疑似権能に近い。

【Weapon】

『刀剣』

獅子と鷲を象った無銘にして二対の双剣。
彼が用いたとされている刃であり、誓約を見届けそして裁く儀礼の証でもある。
基本的に真名を開放する以前はこれらを用いた二刀流の戦いが基本となる。
この状態でも戦の神であるザババが用いれば十二分に脅威ではあるが、これらにイガリマとシュルシャガナが重なることでより脅威となる。

千山斬り拓く翠の地平イガリマ

その名は女神ババと、ニンギルス(ザババと習合した神)の間に生まれた息子の1人。
ただしザババ本体とは別個の神の名前であり、本来であれば同時に召喚される可能性は限りなく少ない。
だが誓約の神であるが故に、その辿った縁の下に協力し合い、そしてその権能を振るう。
神の神核そのものを触媒として放たれる一撃は、もはや誰にも防げはしない。

万海灼き祓う暁の水平シュルシャガナ

その名は女神ババと、ニンギルス(ザババと習合した神)の間に生まれた息子の1人。
ただしザババ本体とは別個の神の名前であり、本来であれば同時に召喚される可能性は限りなく少ない。
だが誓約の神であるが故に、原初の王の名付けを信じ、己の武器に宿して力を振るう。
神の神核そのものを武器として振るうザババの一撃は、数多の敵を薙ぎ払う。

【解説】

ザババ、あるいはザママ。メソポタミア神話において戦いを司ると言われた戦神。
バビロニア北部の都市・キシュの都市守護神として信仰され、バビロンにおいても他の神々と並んでザババの名を冠した門が存在した。
ザババは他の都市国家ラガシュの都市守護神ニンギルス、並びにそのニンギルスと同一神格とされる古神ニヌルタと習合している。
習合したニンギルスは女神ババを伴侶とし、イガリマとシュルシャガナという息子や、七つ子の娘たちなどの子を成した。
が、都市によって────中でもキシュに於いては、イナンナ(イシュタル)との関係性も多く挙げられることがある。

ザババは戦士の神としてその武勇と勇気を讃えられ、やがては王の遠征を守護する神となった。
そう言った経緯を経たうえで、やがてザババは誓約を司る神という側面もまた持ち始めたと考えられる。
ザババの"武器"は誓いを立てたものを結びつけるものとして信仰され、やがてマナナ王朝では公的な取引に於いて誓いを立てる神となった。
不動産取引や給与の支払いなどにおいてザババの名に始まる文言で誓約が交わされたという記録もある。

誓約の神であるが故に 〜alternative〜

ザババは2本の刀剣を持つとされている。右腕には獅子をモチーフとし、左腕には鷲をモチーフとした刀剣を持つとされている。
そしてそれぞれの刀剣の名をそれぞれイガリマ、シュルシャガナとし、それらがやがて後世では擬神化されたと伝えられている────。

────が、しかし、そのような記述の原典は発見されていない。
そもそもザババの持っていた刀剣の名前がイガリマとシュルシャガナだという証拠すら存在しない。
確かにイガリマとシュルシャガナという神は存在した。彼らとザババの間にも関係性はある。だがそれらとザババの持つ刀剣には一切の関係がない。

だがしかし、そのザババの刀剣とイガリマ、シュルシャガナの名を結び付けた王がいた。
英雄王、ギルガメッシュ。原初の王にしてこの世の全てを治めた王。彼はこの世の全ての武具をその手に収めた。
故に、ザババがかつて用いていた神造兵器すらも収めていたのはむしろ必然であっただろう。そしてその刀剣らに名付けた。
地平線を分かつ暁と海の力を秘めた双剣を、ザババの息子イガリマとシュルシャガナに見立てた上でその名を与えたのだ。

そこでザババの持つ"誓約の神"という特性が異様な形で作用することとなる。
彼は誓約を司る。いうなればそれは、言葉そのものを力に変えると言っても過言ではない。
言葉にした誓約を、相手を縛る戒めへと変えるカーミ・ターミーシュ。それはまさしく言葉の持つ力の体現と言えるだろう。
そういった神だからこそ────────。ザババは、後世に語られた信仰(ことば)の影響を何よりも強く受ける。
加えて、原初の王の"名付け"という強き力によって、ザババの持つ無銘の刀剣は、ザババの2柱の子と強く結ばれ縁を持った。
そうして一つの可能性となった。"イガリマ"と"シュルシャガナ"という2柱(ほん)の刀剣(かみ)を武器として振るう、戦いの神として。

加えてザババは、習合したニンギルスとしての伴侶である女神ババと混同される事もある。(特に日本で)
それにより"この"ザババは、女神ババの姿形と混ざり合った結果、女性としての霊基を確立させることとなった。
だが精神はしっかり男性であり、趣味嗜好生活習慣も男性のままである。が、女性として必要な事は聖杯から授けられているという状態。
あくまで可能性の一つだが、戦脳なザババ(ある意味夫)に息子を任せられない女神ババが召喚に割り込んだという可能性も考えられる。

以上のような理由から、ザババは基本的に何らかの可能性が入り混じった別側面オルタナティブで召喚されることが非常に多い。
だが彼自身、最新の戦を愉しみたいという性質であり、常に更新される現在の価値観を知ることができる貴重な機会として自分の霊基が変わることを楽しんでいる。
女になろうが、息子たちがついてこようが基本的にはどんとこいという精神であり、特に気にするような事はないと語っている。
だが基本的に、戦神という性質は変わらないらしくどの側面で召喚されても戦う事が好きなのは変わらないようだ。

女神ババ

ラガシュの都市守護神ニンギルスの伴侶たる女神。時代によっては大神アヌの娘の1柱とされることもある。
バウとも呼ばれる。
本来持つ機能は不明だが、数多くの女神と習合した結果、特に癒しの女神として知られる。
習合した女神は、主に以下が挙げられる。

ニニシンナ(ニンイシンナとも)。癒しの女神であり、イシンの都市守護女神。
イナンナ(イシュタル)との関係が原因で、本来手術に使うメスは戦闘的性質をも帯びたという。

グラ。別名をニンカラク(ニンカルラクとも)。大いなる治癒者、薬草栽培の神としても知られる癒しの女神。
土地に生命を息吹かせる地母神でもあり、夢、嵐、地震をも司ることがあるという。
ババより先にニニシンナと習合していた。

ニンティヌッガ(ニンティンウッガとも)。
単独での固有の特性は不明。
古バビロニア時代からニニシンナ、グラと習合していた癒しの女神の1柱。
死者を蘇らせる女主人であるともされる。

女神ババはニンギルスとの間に多くの子供を成し、一部はグデア王の建てた神殿の柱に刻まれた讃歌に名が残っている。
息子の名は、最初に生まれたのはシュルシャガナ。もう1人はイガリマ。
七つ子の娘たちの名は、ザザル、イシュクルパエ、ウラグルンタエア、へギルヌナ、ヘシャガ、ズルグ、ザルグ。

【人物・性格】

ザババ

戦に対して真摯であり、なおかつ実直。何よりも真っ直ぐな戦いを好む生粋の戦士。
戦いづらい女神という霊基になってはいるが、そんなこと一切に気にせずむしろ動きやすくなった事を快く思っている。
誓約の神という側面を持つため、不義や虚偽に対しては厳しいが、真っ直ぐ裏表がない存在は敵味方関係なく気に入るタイプ。
だが戦いに対して油断する事も、容赦する事もない。互いに嘘も、騙し討ちも、奇襲も一切ない一騎討ちを最も好む。
誓約の神ゆえに後世の言葉……即ち信仰によって霊基が変わることに関しては、特に気にはしていない。
むしろ現代の価値観を知ることが出来るという面からむしろ好意的でさえある。

イガリマ

獅子のような荒々しさを持つ少年。
これはザババの持つ神具として現界したことにより、ザババの本来持つシンボルのひとつである獅子の概念を帯びたため。
見た目の年齢相応になんにでも興味を示し、また気に入らない相手に対してはすぐに喧嘩を売る。
そういったイガリマの世話にザババは手を焼いているが、戦いの際にはサポートや宝具の真名開放と非常に頼りになるため信頼している。
イガリマ自身もまた、自分という神格を万全に用いて相手を薙ぎ払うザババの姿に尊敬に近い念を抱いており、信頼している。

シュルシャガナ

鷲のような思慮深さを持つ少年。
これはザババの持つ神具として現界したことにより、ザババに付き従う随獣のひとつである神鳥の概念を帯びたためである。
少年のような見た目をしながらも、非常に思慮深く突っ込みがちなイガリマを(たまにザババも)諫める立場にある。
たまに考えすぎて無言になり、表情の変化も薄くなるため機嫌を悪くさせてしまったかとザババを困惑させることも。
だがシュルシャガナ自身としては、自分の権能を十二分に活用して道を切り開くザババに対して敬意に近い信頼を抱いており、
ザババ自身も感情が高ぶった自分を諫めつつ、自分に力を貸してくれるシュルシャガナに対して信頼を抱いている。

【因縁キャラ】

ギルガメッシュ
ザババ、イガリマ、シュルシャガナ。本来は別個の存在である3柱の神を束ねた存在。
彼は所蔵する剣に神名を名付ける癖があり、国造りの権能を秘めし剣をエア(エンキ)神、
選定の剣をメロダック(マルドゥーク)神と名付けていることが聖杯戦争などで確認されている。
彼は地平線を分かつ暁と海の力を秘めた双剣を、ザババの息子イガリマとシュルシャガナの名で呼んでおり、それによって此度の現界で縁が結ばれた。
通常ならばこのような些細な事で縁が結ばれる事はないのだが、ザババが誓約の神という側面を持つが故に縁は堅いものとなった。
結果として「ザババの持つ双剣がイガリマ、シュルシャガナと呼ばれる」という可能性の霊基が生まれ、彼ら3柱纏めて一つの霊基として結びついた。
彼ら3人としては特に不自由も文句もなく、現状を楽しんで過ごしている。

【その他情報】

イメージカラー:紅蓮
特技:戦場を駆けること、一騎討ち
好きなもの:義理の硬い奴、約束を守る奴
嫌いなもの:子守、不義な存在
天敵:イナンナ(イシュタルの事)
願い:本気中の本気を出し切った究極の一騎討ち

【一人称】俺【二人称】あんた、お前【三人称】(基本呼び捨て)

【台詞】

自己紹介:「よぉ、俺を呼ぶとは大当たりじゃねぇか。安心しろ。お前の勝利はもう揺るがない。
      俺の名はザババ。戦神ザババだ!! 誓いを立てよう! 貴様に勝利をもたらす神であると!」
     「そして俺の名はイガリマ! お前、親父に失礼なんかあったら承知しねぇからな! 八つ裂きにしてやる!」
     「僕はシュルシャガナ……。驚かせてごめんね。僕たちは、3柱で1つの神性なんだ。そういう"可能性"として、1つとなった」
     「ま、話すと長くなるが。それ以上に長い付き合いになると思う。よろしく頼むぜ? マスターとやら」
戦闘開始:「退きた奴は退け。逃げたい奴は逃げろ! 残った奴は────遍くをコロす!!」
     「親父の本気を見せてやる!」「僕たちも行くんだよ、イガリマ」
アタック:「そらよぉ!」「喰らえ!」「これで…!」「「「三位一体、疾くと見よォ!」」」
スキル:「借りるぜ、イガリマ、シュルシャガナ!」
    「ぶっ潰し5秒前! 覚悟を決めな!!」
    「母上様の力……お借りします」
宝具:「往くぜ! 此れは我らに在らざる可能性。しかし確かに此処にある霊基!!
    我が斬撃は地平を引き裂きッ! 我が刃は水平を溶かすッ!! 斬り灼(さ)き! 裂漸せよ!!
    『千山斬り拓く翠の地平イガリマ』 ァ!! 『万海灼き祓う暁の水平シュルシャガナ』 ァ!!」
ダメージ:「チッ」
大ダメージ:「ほぉお……! やるじゃねぇか! 面白い!!」
消滅:「チッ……顔見せできねぇなぁ……父親としての面目丸つぶれだぜ……」
   「ごめんなさい……」「父上…僕らのせいで…」「そんな顔するなよ、ガキどもが…」
勝利:「当然だ!! この俺! ザババがいるのだからな!」「親父を讃えろ!」「父上を崇めろ!」「恥ずかしいからやめろ」

【コメント】

ガングニール使い、天羽々斬本人、イチイバル使い…………。
そしてアガートラーム使いが来たからには練るしかねぇか…と思って練り始めた。

そしたらなんと、ザババが使った双剣がイガリマとシュルシャガナなんて名前の証拠は一切ないと来た。
でもプリヤでは宝物庫にそういう名で入っているし……となったので苦肉の策を突き通した。
(よく読むとちゃんと原典での描写避けてるんだねプリヤマテ。上手いね公式!)




各情報由来まとめ

「ザババは獅子と鷲の双剣(シミター)を持ち、剣の銘はイガリマとシュルシャガナ」
マイナーな英書でたまに見られる記述。
それぞれ別個に書かれていることもあるが、
大きな情報源としては両方とも同じく『Sumerian Gods and Their Representations』(https://www.academia.edu/540407/Transtigridian_Sna...)(1994年)であると思われる。
説明や情報源の書き方に不審な点があり、誤読の可能性が高い。(詳細は後述の「参考資料」項目を参照のこと)

鷲頭の杖をシンボルとする、という記述は多くの資料で見られるため、それを見間違え、あるいは読み間違えしたというのがありうる可能性のひとつである。

「この双剣はそれぞれ緑色と赤色」
これはパティスリー社のアダルトゲーム『ディンギル』(2004年)におけるオリジナル設定が初出と推測される。
http://www.getchu.com/sp/soft.phtml?id=50801
愛用の武器「イガリマ(緑の刃)」と「シュルシャガナ(赤の刃)」という、二振りの小剣を携え独自の双剣術を操る。
ゲーム発売当時の国内ではまだまだオリエント文明の神格の知名度が低く、何かの拍子でこのゲームオリジナル設定が個人の神話辞典サイトに混入され、それがシンフォギアやプリズマイリヤにおけるカラーリングに影響したと思われる。

「ザババは女神」
これは由来は謎。
「女神ババと混同した」というのはありうる話だが、誰がどこで混同したのかは不明。
国内における、現在ログが確認できるうちの最古の「女神ザババ」言及は、アダルトゲームレビューサイトで前述のディンギルを紹介した記事だという話もある。(ゲーム内では名前が使われているだけで、特に神々は登場しない)
http://garakuta-do.game.coocan.jp/kannsou232.html
ちなみにイガリマとシュルシャガナの元ネタである戦いの女神・ザババは、
のちにラガシュの都市神で、ギルス地区の都市神でもあるニンギルスと同一視されています。
何かを読んでの情報の可能性も高い書き方なので、別口に起点があるかもしれない。

「武器はカーミ・ターミス(kami-tamisu)」
webだと現在日本語Wikipediaにのみ確認できる単語。
出典として提示されている本『Family religion in Babylonia, Ugarit and Israel continuity and changes in the forms of religious life』(1996年)に確かに記述が確認できる。
ただし正確にはその音韻綴りはKāmi-tāmīšu(カーミターミーシュ?)であり、どのような武器かは不明。
裁判に使う儀式用の何かのように説明されている。

https://books.google.co.jp/books?id=VSJWkrXfbLQC&p...
Zababa was the god of this part of the city ; he had a temple there , and the sellers , to judge by their patronymic , worshipped Zababa as their family god . With the help of the weapon of Zababa , called 'binder-of-those-who-swear-by-it' (Kāmi-tāmīšu) , the authorities established that the sons of Zababa-nāşir stood in their right . Various neighbours , among whom the administrator of the Zababa temple , took an oath by Zababa ( presumably by touching his weapon ) in corroboration of the claim of the sons of Zababa - nāşir . Neigh bourhood solidarity , validated by the god of the neighbourhood , proved decisive in the enforcement of the rights of the Zababa-nāşir family.
ザババは都市のこの地区の神だった。 彼はそこに神殿を持っていて、彼らは一族の神として崇拝するザババを父祖の名として名乗り、売り手達は審判を行う。「それによって誓う者達を縛るものbinder-of-those-who-swear-by-it」(カーミターミーシュKāmi-tāmīšu)と呼ばれるザババの武器の助けを借りて、当局はザババ・ナシルの息子達が彼らの右に立っていることを立証した。 ザババ神殿の管理者をはじめとするさまざまな隣人が、ザババの息子たちの主張を裏付けるために(おそらく彼の武器に触れることによって)ザババに誓いを立てた。 近隣の神によって検証された近隣の町の連帯は、ザババ・ナシル家の権利の行使において決定的なものであることが判明した。

参考資料

双剣の情報源のひとつ

https://www.academia.edu/540407/Transtigridian_Sna...
注釈29の末尾に、
「where they are grouped with Igalima and Šulšagana the lion and eagle scimitars of Zababa according to BM 33055 ( unp )」
BM33055(unp)によると、彼ら*1はザババの獅子と鷲の双剣(シミターズ)イガリマとシュルシャガナと同じグループに分けられる。
とある。

BM33055

https://www.britishmuseum.org/collection/object/W_...
BMとはおそらくBritish Museum(大英博物館)の略であり、番号は所蔵ナンバーと思われる。
バビロンの粘土板なのは確かなのだが、断片であるし、文字や図像らしき痕跡もかすかにしか確認できず、
双剣の情報が詰まっているようにはちょっと見えない。

残る謎は(unp)であるが、この意味は判然としない。
略称なら大文字であるはずなのに小文字なのも不可解だが、単語として調べてもそれらしきものが見つからない。
メソポタミア関係で略称UNPとされるのは、主に『Ugaritic Narrative Poetry』というウガリット神話の粘土板の翻訳書だが、
ウガリット神話にはザババは出てこないし、この本の索引にもそれらしきものはいない。

グデアの円柱(Gudea cylinders)の碑文

http://etcsl.orinst.ox.ac.uk/cgi-bin/etcsl.cgi?tex...
ニンギルスを祀る神殿の柱。
柱の片方(B)にニンギルスとババ(バウ)の息子や娘の記載がある。
944-956. (中略)Gudea introduced Ig-alim, the Great Door (ig gal), the Pole (dim) of Ĝir-nun, the chief bailiff of Ĝirsu, his beloved son, to Lord Ninĝirsu.
944-956行. (中略)グデアはイガリム(イガリマ)を紹介された。ギルヌンの大いなる扉イガルにして、〜ィムなり。ギルスの最高廷吏(法の執行者?)であり、主ニンギルスの最愛の息子なり。
957-970. (中略)Gudea introduced Šul-šaga, the lord of the pure hand-washings (šu-luḫ), the first-born son of E-ninnu, to Ninĝirsu.
957-970行. (中略)グデアはシュルシャガナを紹介された。純粋に清めし手シュルの主なり。50の家エニンヌ*2たるニンギルスの最初に生まれし息子なり。
1058-1069. Zazaru, Iškur-pa-e, Ur-agrunta-ea, Ḫe-Ĝir-nuna, Ḫe-šaga, Zurĝu and Zarĝu, who are Bau's septuplets, the offspring of Lord Ninĝirsu, his beloved lukur maidens, who create plenty for the myriads, stepped forward to Lord Ninĝirsu with friendly entreaties on behalf of Gudea.
1058-1069行. ザザル、イシュクルパエ、ウラグルンタエア、へギルヌナ、ヘシャガ、ズルグ、そしてザルグ。彼女らはバウの七つ子にして、主ニンギルスの子孫であり、彼の最愛の祭司lukur乙女(=巫女?)なり。彼女らは無数の人々のために多くのものを創りたまう。グデアに代わり、主ニンギルスへの親愛なる懇願を持って御前へ歩まれた。

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