最終更新: nevadakagemiya 2017年01月06日(金) 17:18:27履歴
剪定の刃先に摘み落とされた世界における創世神が一柱。
与えられたかつての役割は創命。世界を祝福と命で満たす地母の神。
最も世界が焼け落ちた今となってはそれ程意味の有る肩書ではない。
猟犬の王達が親に頭を垂れたのは過去の事であり、森の仔山羊が枝々を振るわせ母の福音を言祝いだ世界は既に存在しないのだから。
彼女の世界の剪定理由は彼女が生み、育て、祝福を与えた種族が大地に栄え過ぎ、人類が大地で最も栄えた種とならなかった為。
彼女の罪は創命の過程で他の世界で定められた予定通りに他の種族を衰退させ、人類を繁栄させなかった事。
神に不釣合な程の人間性から、既に栄えている種族を意図的に滅ぼす事が出来なかった事。
大地無き地母神、眷属無き庇護者、供無き女主人であるこの罪深い女神は、帰る世界も無いままに、今日もあてどもなく世界を渡り歩いている。
与えられたかつての役割は創命。世界を祝福と命で満たす地母の神。
最も世界が焼け落ちた今となってはそれ程意味の有る肩書ではない。
猟犬の王達が親に頭を垂れたのは過去の事であり、森の仔山羊が枝々を振るわせ母の福音を言祝いだ世界は既に存在しないのだから。
彼女の世界の剪定理由は彼女が生み、育て、祝福を与えた種族が大地に栄え過ぎ、人類が大地で最も栄えた種とならなかった為。
彼女の罪は創命の過程で他の世界で定められた予定通りに他の種族を衰退させ、人類を繁栄させなかった事。
神に不釣合な程の人間性から、既に栄えている種族を意図的に滅ぼす事が出来なかった事。
大地無き地母神、眷属無き庇護者、供無き女主人であるこの罪深い女神は、帰る世界も無いままに、今日もあてどもなく世界を渡り歩いている。
【元ネタ】クトゥルフ神話
【CLASS】アークエネミー/インベーダー
【マスター】
【真名】シュブ・ニグラス
【異名・別名・表記揺れ】千の仔を孕みし森の黒山羊
【性別】女性
【身長・体重】178cm・580t
【肌色】象牙色 【髪色】黒髪 【瞳色】赤
【スリーサイズ】B86/W61/H90
【外見・容姿】香油を纏わせたかの様な非常に艶やかな腰まで届く真っ直ぐな黒髪と、豊かな髪の間から覗く山羊の角が特徴。
服装は黒の夜会服。端正な顔に第三者が何を考えているか窺い知れない表情を浮かべ、均整の取れた体をふらふらと危なげな動作で動かしている。
【地域】地球上・特にゴーツウッド近郊で目撃される事が多い
【年代】ビッグバン後暫くして
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・神性
【CLASS】アークエネミー/インベーダー
【マスター】
【真名】シュブ・ニグラス
【異名・別名・表記揺れ】千の仔を孕みし森の黒山羊
【性別】女性
【身長・体重】178cm・580t
【肌色】象牙色 【髪色】黒髪 【瞳色】赤
【スリーサイズ】B86/W61/H90
【外見・容姿】香油を纏わせたかの様な非常に艶やかな腰まで届く真っ直ぐな黒髪と、豊かな髪の間から覗く山羊の角が特徴。
服装は黒の夜会服。端正な顔に第三者が何を考えているか窺い知れない表情を浮かべ、均整の取れた体をふらふらと危なげな動作で動かしている。
【地域】地球上・特にゴーツウッド近郊で目撃される事が多い
【年代】ビッグバン後暫くして
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・神性
星の脅威に対抗するため、かつてこのサーヴァントを倒した、あるいは倒すのに最適なサーヴァントが抑止力によってカウンターとして自動召喚される。(デメリット)
厳密に言えば現界する世界の存在ではないシュブ=ニグラスには因縁の有るサーヴァントは存在しないが
基本的に獣殺し、神殺しの逸話を持ったサーヴァントが選定され、対峙するサーヴァントには自動的にその場限りの権能としてシュブ=ニグラスに対する特攻が付与される。
厳密に言えば現界する世界の存在ではないシュブ=ニグラスには因縁の有るサーヴァントは存在しないが
基本的に獣殺し、神殺しの逸話を持ったサーヴァントが選定され、対峙するサーヴァントには自動的にその場限りの権能としてシュブ=ニグラスに対する特攻が付与される。
このサーヴァントの目的が達成されることはない。抑止力の偶然の積み重なりにより必ず阻止される。(デメリット)
シュブ=ニグラスは並行世界の放浪者であり、行動目的は何時か自らが住まう事の出来る世界に辿り着く事。
しかし本来彼女が暮らす事の出来る世界は焼け落ちている為、理論的にはその様な世界はどこにも存在しない。
現界する世界にとっての異分子であるこの女神はその世界のサーヴァントと戦闘になり、敗れ、異なる世界に退去して行く運命にある。
シュブ=ニグラスは並行世界の放浪者であり、行動目的は何時か自らが住まう事の出来る世界に辿り着く事。
しかし本来彼女が暮らす事の出来る世界は焼け落ちている為、理論的にはその様な世界はどこにも存在しない。
現界する世界にとっての異分子であるこの女神はその世界のサーヴァントと戦闘になり、敗れ、異なる世界に退去して行く運命にある。
世界の脅威に立ち向かう者たちは、何らかの試練、逆境を乗り越えることで知らず知らずのうちに強化される。事態が収まってしばらくするとだんだんと元に戻る。(デメリット)
試練を達成した者には場合によって抑止力から追加の令呪が供給されることもある。
試練を達成した者には場合によって抑止力から追加の令呪が供給されることもある。
このサーヴァントが召喚された際は広範囲から確認できる何らかの異変を引き起こす。何らかの神秘によらない科学的手法では異変の原因を特定することはできない。
シュブ=ニグラス現界時には必ず不意の日食が発生し、周囲一帯が黒一色に塗り潰される。
シュブ=ニグラス現界時には必ず不意の日食が発生し、周囲一帯が黒一色に塗り潰される。
世界の終末が再現されたことにより因果律が不安定になっている。人類や英雄に敵意を持つサーヴァントやシャドウサーヴァント、怪物などが無作為に召喚され暗躍する。
聖杯がなくても、星の危機に立ち向かわんとする者たちは抑止力の支援によりサーヴァント召喚が可能となる。(サーヴァントの数、令呪の数などはシナリオの規模により変動)
聖杯がなくても、星の危機に立ち向かわんとする者たちは抑止力の支援によりサーヴァント召喚が可能となる。(サーヴァントの数、令呪の数などはシナリオの規模により変動)
創命の大権を与えられた創命神としての権能。
生命を生み出し、祝福を与えるだけではなく進化等の再設計(リデザイン)までをも可能にする生命に関する絶対特権。
最も世界のバックアップを受けていない現状においては異世界の生物に対して干渉する程の力は発揮出来ず、精々が傷を負った生き物の治癒速度を加速させる等の補助的な物に限られる。
この能力が十全に効果を発揮する生物はシュブ=ニグラスが存在した世界最後の生き残りである彼女自身に限定される。
自動的に発動する自らに対する無限の魔力供給と再生能力、望むのであれば、自らの死亡時に改めて生命を付与する事も可能。
生命を生み出し、祝福を与えるだけではなく進化等の再設計(リデザイン)までをも可能にする生命に関する絶対特権。
最も世界のバックアップを受けていない現状においては異世界の生物に対して干渉する程の力は発揮出来ず、精々が傷を負った生き物の治癒速度を加速させる等の補助的な物に限られる。
この能力が十全に効果を発揮する生物はシュブ=ニグラスが存在した世界最後の生き残りである彼女自身に限定される。
自動的に発動する自らに対する無限の魔力供給と再生能力、望むのであれば、自らの死亡時に改めて生命を付与する事も可能。
人類が繁栄する無数の世界の中に自らの居場所を探す必要上、シュブ=ニグラスは本来の姿を強制的に人間の姿に置き換えている。
本来は彼女がかつて産み落とした双子神、不定形の「卑猥なる者」ナグとイェブの特殊スキルである。
本来は彼女がかつて産み落とした双子神、不定形の「卑猥なる者」ナグとイェブの特殊スキルである。
元々その世界の存在ではないシュブ=ニグラスは、現れた先の世界と反発し合って対消滅を起こす。
スキルと言うよりは世界に備わった異物の排除機能の一種である。
本来であれば砂漠に撒かれるコップの水の様な物で問題無く世界は異物を消化してしまう事が出来る。
しかし規格外の生命の海スキルを持つシュブ=ニグラス相手の場合話が異なる。
対消滅をする傍から無限に再生する女神相手では、世界の自浄作用が機能しない。
砂漠に撒かれる水は蒸発する事無く注がれ続け、緩慢にではあるが何時か砂漠を呑み込むだろう。
存在するだけで何時しかその世界を呑み込み崩壊させる、生きた特異点の様なこの特性は、シュブ=ニグラスを一つの世界に止める事の無い最大の要因である。
スキルと言うよりは世界に備わった異物の排除機能の一種である。
本来であれば砂漠に撒かれるコップの水の様な物で問題無く世界は異物を消化してしまう事が出来る。
しかし規格外の生命の海スキルを持つシュブ=ニグラス相手の場合話が異なる。
対消滅をする傍から無限に再生する女神相手では、世界の自浄作用が機能しない。
砂漠に撒かれる水は蒸発する事無く注がれ続け、緩慢にではあるが何時か砂漠を呑み込むだろう。
存在するだけで何時しかその世界を呑み込み崩壊させる、生きた特異点の様なこの特性は、シュブ=ニグラスを一つの世界に止める事の無い最大の要因である。
ランク:EX 種別:常時発動型 レンジ:0 最大捕捉:1
かつての世界における子供達が所有していた権能を譲渡された物。
無数に存在するが、代表的な物は以下の通り
自己改造:EX 双子の卑猥なる者、不定形のナグとイェブのスキル。本来の自らの身体を保有したまま、人間として存在する事が出来る。
空間移動:C ムイスラを始めとするティンダロスの大君主達の能力。90度以下の鋭角を介した空間移動能力。
騎乗:EX 風に乗りて歩む者、イタクァのスキル。風に体を乗せ、移動する事が可能になる。専ら地面を踏み砕いてしまいかねない自らの巨大な質量を釣り上げ、支える事に使用される。
世界が剪定され、燃え落ちる前夜に子供達は自らの母に心からの贈り物を捧げた。
自分達が焼け落ちる事は避けられない。しかし、自分達を産み落とし、祝福と愛情を注いだ母にそれが咎だとは言える筈もなかった。
剪定が終わった後もどこかの世界で母が生き永らえる事を願い、それぞれが持つ権能を譲渡した。
ナグとイェブは人間達の世界で生きなければならない母が不自由をしない様にと自己改造のスキルを。ティンダロスの猟犬達は、世界を渡る能力を
そしてイタクァはのんびりとした母親が大地に足を取られ転ぶ事の無い様に風に乗る能力を。
かつての世界における子供達が所有していた権能を譲渡された物。
無数に存在するが、代表的な物は以下の通り
自己改造:EX 双子の卑猥なる者、不定形のナグとイェブのスキル。本来の自らの身体を保有したまま、人間として存在する事が出来る。
空間移動:C ムイスラを始めとするティンダロスの大君主達の能力。90度以下の鋭角を介した空間移動能力。
騎乗:EX 風に乗りて歩む者、イタクァのスキル。風に体を乗せ、移動する事が可能になる。専ら地面を踏み砕いてしまいかねない自らの巨大な質量を釣り上げ、支える事に使用される。
世界が剪定され、燃え落ちる前夜に子供達は自らの母に心からの贈り物を捧げた。
自分達が焼け落ちる事は避けられない。しかし、自分達を産み落とし、祝福と愛情を注いだ母にそれが咎だとは言える筈もなかった。
剪定が終わった後もどこかの世界で母が生き永らえる事を願い、それぞれが持つ権能を譲渡した。
ナグとイェブは人間達の世界で生きなければならない母が不自由をしない様にと自己改造のスキルを。ティンダロスの猟犬達は、世界を渡る能力を
そしてイタクァはのんびりとした母親が大地に足を取られ転ぶ事の無い様に風に乗る能力を。
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
人の姿を捨て去り、本来の姿である雲のごとき異形の肉塊
無数の触手と咆哮を上げる巨大な咢、そして巨大な黒い蹄を備えた巨大な神性の姿に自らを再構築する。
自らに加護の無い異世界に有って尚、ほぼ不死身と形容出来る規格外の生命力と戦闘力を備えた存在であるが
かつての生命慈しむ創命神としての矜持から、原則的に生命を蹂躙する姿を取るこの宝具は異界の敵に向けてであっても使用されない。
人の姿を捨て去り、本来の姿である雲のごとき異形の肉塊
無数の触手と咆哮を上げる巨大な咢、そして巨大な黒い蹄を備えた巨大な神性の姿に自らを再構築する。
自らに加護の無い異世界に有って尚、ほぼ不死身と形容出来る規格外の生命力と戦闘力を備えた存在であるが
かつての生命慈しむ創命神としての矜持から、原則的に生命を蹂躙する姿を取るこの宝具は異界の敵に向けてであっても使用されない。
旧支配者の一体。地を司り、山羊と結びつけられる事も有る豊穣の女神。
造物主であるアザトースから生まれた子であり、大地に命を満たす役割を持った大地母神。
神々の母としての側面が強調されており、諸説は有る物のナグとイェブを始めとする神性や、ムイスラを始めとする強大な力を持つ神話生物を産み落としたとされる。
ティアマト等、他の世界で創命を担当した女神に代わって、シュブ=ニグラスが創命を担当したif世界、かつ担当した世界に人類が他の並行世界の様に繁栄しなかった事で剪定事象に引っかかったと言う設定。
創世物語
数ある世界の可能性の一つとして、今回世界に生命を芽吹かせる役目は、ティアマト様達ではなく女神シュブ=ニグラス様の担当になりました。
彼女のデザインセンスは独特で、名状しがたい造形の生き物も生まれましたが、概してスタートした世界は上手く行っていました。
命は大地に満ち溢れ、他の並行世界の様に人類の祖先である種族も生まれて来たからです。
後は剪定事象に引っかからない様、上手く調和を取りながら、人類が大地の主役になる様に導くだけでした。
しかしそこで彼女はハタと困ってしまいます。大地には既に繁栄した他の種族が存在したからです。
大地に限りがある以上、人類が繁栄するには他の何者かをどけなければなりません。
そうすべきなのは分かる。けれど、それをしていい物か。今いる命は自分が生み出した存在で、それが自らの運命によって滅ぶのはいい。納得できる。
けれど、世界の都合だからと言って滅ぼされる事が有っていい物か。生命とは自らの為ではなく、世界の為に生まれて来る物なのだろうか。
悩んだ末に、彼女は妥協に手を染めます。既にいる種族を排除せず、何とか人類の発展に手を貸そう。
しかし結局妥協が実を結ぶことは無く、彼女の世界は他の世界のグランドデザインを逸脱していき、やがて剪定事象として処分される日を迎える事に。
造物主であるアザトースから生まれた子であり、大地に命を満たす役割を持った大地母神。
神々の母としての側面が強調されており、諸説は有る物のナグとイェブを始めとする神性や、ムイスラを始めとする強大な力を持つ神話生物を産み落としたとされる。
ティアマト等、他の世界で創命を担当した女神に代わって、シュブ=ニグラスが創命を担当したif世界、かつ担当した世界に人類が他の並行世界の様に繁栄しなかった事で剪定事象に引っかかったと言う設定。
創世物語
数ある世界の可能性の一つとして、今回世界に生命を芽吹かせる役目は、ティアマト様達ではなく女神シュブ=ニグラス様の担当になりました。
彼女のデザインセンスは独特で、名状しがたい造形の生き物も生まれましたが、概してスタートした世界は上手く行っていました。
命は大地に満ち溢れ、他の並行世界の様に人類の祖先である種族も生まれて来たからです。
後は剪定事象に引っかからない様、上手く調和を取りながら、人類が大地の主役になる様に導くだけでした。
しかしそこで彼女はハタと困ってしまいます。大地には既に繁栄した他の種族が存在したからです。
大地に限りがある以上、人類が繁栄するには他の何者かをどけなければなりません。
そうすべきなのは分かる。けれど、それをしていい物か。今いる命は自分が生み出した存在で、それが自らの運命によって滅ぶのはいい。納得できる。
けれど、世界の都合だからと言って滅ぼされる事が有っていい物か。生命とは自らの為ではなく、世界の為に生まれて来る物なのだろうか。
悩んだ末に、彼女は妥協に手を染めます。既にいる種族を排除せず、何とか人類の発展に手を貸そう。
しかし結局妥協が実を結ぶことは無く、彼女の世界は他の世界のグランドデザインを逸脱していき、やがて剪定事象として処分される日を迎える事に。
無限の対決と、無限の退去を運命付けられた身ではあるが、それ程自らの運命を悲観しているようには見えない。
少なくとも自らが存在する限り、かつて存在した世界の残滓は残り続けるから。
何を考えているか分からない顔をしながら、今日もふらふらとどこかの世界に現れて、気まぐれに善行を為し、混乱を引き起こし、その世界の英霊達と対決し、その健闘に糸の様に目を細めて、風と共に退去していく。
ちなみに逸話のせいで火属性特攻。やったねシュブ=ニグラスさん。
少なくとも自らが存在する限り、かつて存在した世界の残滓は残り続けるから。
何を考えているか分からない顔をしながら、今日もふらふらとどこかの世界に現れて、気まぐれに善行を為し、混乱を引き起こし、その世界の英霊達と対決し、その健闘に糸の様に目を細めて、風と共に退去していく。
ちなみに逸話のせいで火属性特攻。やったねシュブ=ニグラスさん。
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