kagemiya@ふたば

【氏名】ジヴ・ネルキンソン
【性別】女性
【年齢】18歳
【出身】珊瑚の海
【身長・体重】170cm・61kg
【肌色】普通【髪色】銀【瞳色】紫
【スリーサイズ】92/62/90

【所属】珊瑚の海/トライ・カットラス

珊瑚の海の画舫乗りとして画舫の操縦に長ける。
優れた腕前を持ってはいるのだが、本人のおっちょこちょいな性格が足を引っ張っている。

画舫乗りである以上必須の技術であり、ジヴも習得している。
が、体型（主に胸）が災いしてか比較的不得意。あくまで珊瑚の海ではであり、他の地域の人々からすれば十分達者。

非常に肉感的な体つき。胸や尻といった出る部分はかなりはっきりと実っている。
腰は飛び抜けて細いというわけではないがこれは日々の肉体労働で鍛えられているからでありジヴの肌の表面には裏に潜む筋肉の面影が見て取れる。
銀色の長い髪を頭の後ろでひとつ結びにしてバレッタで留めている。肌色はごく平均的で、瞳は紫色。
画舫乗りなので普段から水着を着用しているし、これが普段着。さすがに胸が大きすぎてワンピースタイプは選べない。
首と背中の後ろの2点でしっかり固定するタイプのビキニタイプの上と下。
これの上からジャージによく似た上着とホットパンツのような丈夫な生地のパンツを泳ぐ時まで着ているのが基本的な格好。
表情豊かで思っていることがすぐ顔に出るタイプ。なので客を出迎える時に愛想いい笑顔なのは彼女の人の良さを示しているが、動揺も顔に出やすい。
喜怒哀楽のはっきりした表情をころころと変えるので見ていて飽きない楽しい女性である。

イメージカラー：薄青
特技：料理、力仕事
好きなもの：読書
苦手なもの：ケアレスミス
CV：豊崎愛生

【一人称】私　【二人称】あなた、君　【三人称】あの人、あの子

生まれも育ちも珊瑚の海の月の民。郊外の出身だが、城下町には幼い頃に両親と共に移住してきているので実質城下町育ち。
父親は漁師、母親は街の飲食店の調理師として共働きという貧乏な家庭であった。
そうした家庭の託児所を持っている画舫乗りのギルド『トライ・カットラス』に預けられたジヴはそこで同じような境遇の子供たちと過ごす幼少期を送る。
13歳の頃にはそのギルドで画舫に乗って仕事を請けるようになり、以来画舫乗りとして生計を立てている。
これといって目立った経歴を持っているわけではない、ごく普通の珊瑚の海の民である。

第一印象から基本的にはそう遠く離れた人物ではない。出会えば丁寧に挨拶しその後の人当たりも良いように、真面目で実直。
とりわけ明るいわけではないが、気になるほど陰鬱さを滲ませるわけでもない。物腰柔らかで優しい性格。
ただそのおっとりとした態度から落ち着いた人物かというと話が変わってくる。
そそっかしく、おっちょこちょいなところがあり、いわゆるドジっ子。「はわわ」が口癖。
何事にも真剣に取り組みはするのだが、ちょっとした不注意や早合点からケアレスミスする機会が多く、それに気付くと慌てておろおろとすることがよくある。
とはいえ真面目に取り組んでいるだけあってギリギリ愛嬌の範疇で済んでいる。あまり褒められたことではないがそういう事が多いのでリカバリーが得意。
画舫乗りとしてはこれが減点対象となっていて、本人もそれが原因でやや自信欠如のきらいはあるものの、総じては善良な月の民である。

しかしジヴにも人には言えない隠れた一面は存在する。
普段真面目に振る舞っている反動か、倒錯的なものに興奮する性質がある。良くないもの、禁じられたものへの憧れが内心にはある。
勿論ジヴは前述の通り善良な人間だ。なのでそれが法に触れたり倫理観を超えるものであれば手を染めたりすることはない。
だが想像あるいは妄想することは個人の自由だし、もしそれが仮に許されることであれば一線を踏み越えてしまいかねない危うさを持っている。
とはいえ基本的には遵法精神旺盛なので自他共にそういったものを窘める自制心は働いている。

好きなことは読書。ギルドで幼い頃に文字の読み書きを習っているジヴは本を読むことを趣味としている。
特定のジャンルばかり読むのではなく、ちょっと興味を持ったならとりあえず手にとって読んでみるという乱読家。
そこまで高等な学があるわけではないので読む本によっては内容がよく分からなかったりするが、それでも字面を追うことを楽しめるという筋金入り。
ジヴの画舫には防水ケースの中に入った本が常に常備されており、客待ちの間などに波に揺られながら本を読んでいる姿はよく目撃される。
また上記の性癖から過激だったり官能的だったりする内容の本もこっそり集めている。
こちらは自室の本棚………の奥の隠し棚に揃えて保管されており、彼女の何よりの愉しみはオフの日に新しく買ってきたそういう本を読むこと。
ちなみに複数人にこういう本を集めていることがバレており、その際は非常に恥ずかしがって決して口外しないようジヴにしては強い口調で約束させた。

料理人の母親の影響で料理が得意。ドジで食材を忘れたり煮込みすぎたりもするが、アドリブで何とかして美味しいものが作れる。
画舫乗りの仲間に振る舞うことも多い。料理人としてもある程度やっていくことができる腕前ではあるが、本人は画舫乗りの仕事を気に入っているのでその気はない。
また女性にしては比較的高い身長をしているがその見た目以上に膂力がある。荷物運びなどの単純にパワーが必要な仕事は得意分野。
さすがにサーヴァントには敵わないが、SE.RA.PHの月の民は性別差による能力の違いが小さいのも相まって、大の大人でも腕相撲で負かしてしまうほど。
このふたつの能力については密かに自信を持っていて、振る舞う機会があればジヴにしては積極的に行動する。

読書好きが高じてジヴには夢があり、それはお金を貯めてちゃんとした高等教育を受け直すこと。
そして本を読む側から本を世に送り出す側になることである。そのために必要な金をせっせと貯めている最中。
………実はマルキ・ド・サドがサムズアップをするような過激な本の作家になるという運命が未来に待ち受けているのだが、本人はまだそれを知らない。

珊瑚の海の城下町で普通に暮らしているだけの月の民であるためこれといった方針などはない。
毎日を運河の上で過ごし画舫を漕いで客を運ぶことで生計を立てる日々を送っている。

態度に偏りはない。ジヴにとってはお金を落としていってくれるお客様であり、それ以上でも以下でもない。
でもサーヴァントというのは常人には理解しがたい性格の持ち主が多々いるわけで、そういった斜め上のサーヴァントから変態の気配を嗅ぎつけられると全力で否定している。ダウト。

本当にこれといって裏のない月の民。画舫乗りとしてはよくある経歴の持ち主。まさに一般人。

ノノイ・5255

同僚

同じ画舫乗り。ジヴは彼女の先輩にあたる。が画舫乗りとしての腕前は既に彼女に先を越されている。
ちょっとコンプレックスを感じなくもないが、それで敵意を抱くほどでもない。むしろよく懐いてくれるので未だに可愛い後輩。
どちらかというとちょくちょくミスをカバーされたり気遣われたりして世話を焼かれているのはジヴの方で、こちらの方が年上なのにノノイの方がお姉さん感がある。

ミコト・セルピナ

同僚

同じ画舫乗りではあるもののその腕前は遙か彼方に位置する先輩。突然現れたならばははーっとへりくだらねばならない超先輩。
ジヴからすればミコトにさえマイペースを崩さないノノイが理解できないくらいである。でも実は推し。ちょっと他とは比べられないくらいのファン。
切っ掛けはたまたまジヴが綺麗に滑って尻餅つこうとした際、咄嗟に抱えあげられて「大丈夫？」と囁かれたことである。はい無理。推し決定。顔がいい。倒錯スイッチ・オン。
でもそんなジヴでもミコトの男日照りネタは食傷気味なのであった。

ナギィ・ニュレーネス

同僚

何゛で゛知゛っ゛て゛る゛の゛。

フィー・トリアナ

同僚

フィーとは本当にちょっとしたものだが、縁がある。逃げ延びてきたフィーが青の林檎ブルーアップルに拾われたちょうどその時、青の林檎の本部前まで画舫を回していた。
騒ぎになっているところに首を突っ込むことになり「私が何か作りましょうか？」と他所のギルドの厨房を借りて病人食を作って食べさせた。ちなみに内容はくたくたに煮込んだ刻み野菜とパスタ。仕上げにオリーブオイルと粉チーズを少し。
以来、時折夕食を振る舞っている仲。共に高等教育を身につけることを望んでいることもあり一緒に勉強にも励んでいる。頭の出来はというとフィーの方が上で教えてもらうのはジヴの方。
フィーの少女のような外見には特に思うところはない………なんてことはない。ふとした仕草に鼻の下を伸ばしては（いやいやさすがにいかんいかん………）と自省している。

エルナ・ガレッテ

同僚

なんか凄い距離感近い子。というか操舵も泳ぎも異次元。何なんだろうあの子。
やたら馴れ馴れしい例の呼び方で呼ばれると苦笑するが、これはそのことそのものよりもそれを注意するエルナの周囲に遠慮している節がある。
でもこんな子が本に興味があるのは意外。珊瑚の海の施策によって若者が教育を受けることは奨励されているとはいえ、画舫乗りはそこまで修学に興味がない者が一般的なのだけれど。

スピネル

同僚

違うの！　わざとじゃないの！　一生懸命やってるのぉ私なりにぃ！　助けてくれてありがとね！
あのツンツンしてる子、私にも当たりキツい。気にしてることを直球で指摘され泣きそうになった。泣いた。そのせいでジヴとしてはちょっとスピネルのことは苦手。
スピネルのような画舫乗りとして評判の層よりは一段下にジヴはいるため、対抗心よりはうーん大したもんだな〜と感心するばかり。

あらたなる画舫。