ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

「アトラ・ハシース。シャル・キブラティム・アルバイム、出撃する」


基本情報

【元ネタ】史実,アトラ・ハシース叙事詩
【CLASS】セイバー
【マスター】 阿里洲加奈汰
【真名】ナラム・シン
【異名・別名・表記揺れ】四方世界の王
【性別】男
【身長・体重】高め・重め
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】赤
【外見・容姿】竜を想起させる対の翼を広げ、刃の如き三叉の蹄を持つ、機械的な雄牛
【地域】アッカド
【年代】紀元前22世紀
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】神性・王
【ステータス】筋力:A 耐久:EX 敏捷:A 魔力:A 幸運:A 宝具:EX (※ステータスはアトラ・ハシースのもの)

【クラス別スキル】

騎乗:A+++

騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
ナラム・シンが「アトラ・ハシース」を使いこなすのも類稀な騎乗の才覚が成させたことである。

対魔力:EX

エンリルの大海嘯を容易に耐え抜いた「アトラ・ハシース」の防御機構の一端。
事実上、魔術ではナラム・シンに傷をつけられない。

【保有スキル】

自己改造:EX

「アトラ・ハシース」の与えた永遠の命によって自らを神格に改造している。
本来、神の血を引かない彼を神話から独立した正当な神に押し上げているスキル。

月神の寵児:-

月神(シン)の加護を得ている。
が、アガデの呪いを受けた際に失った。

アガデの呪い:EX

エンリルと対立した際に全ての神々がナラム・シンとアガデの地に掛けた滅亡の呪い。
呪詛を与えられたものは、周囲を巻き込んで生きながらに永遠に滅び続ける。
彼が「アトラ・ハシース」に格納されている間は影響から逃れられるが、
この呪いのためにナラム・シンが「アトラ・ハシース」から降りることは出来ない。
*1*2*3

【宝具】

頂きの星輝、掌上に揺らめきアトラ・ハシース

ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1 最大捕捉:???
大洪水伝説の原典とも伝えられる創世記叙事詩、アトラ・ハシース神話。
他の神話でも生命を見た者(ウトナピシュティム)、永続する生命(ジウスドゥラ)などの名で登場する、
「賢き者(アトラ・ハシース)」は「ノアの方舟」の主人公、ノアの原典と考えられている人物で、
エンリルの計画を知ったエンキが彼に企てを漏らし方舟を作らせらたことで人類を滅亡から救った。

その正体は増えすぎた人類を滅ぼそうとしたエンリルに対抗してエンキが産み出した神造兵装。
神罰の直撃さえも受け止め、格納した人間の老いと死を停止させることで生き永らえさせる「方舟」。
種を改造し洪水後の世界に適応させる「賢き者」はエンリルの洪水から人々を救い、その後はエンキの手でザグロス山脈の神殿に隠され、
ハルタミの民に祀られたが、エラム遠征に来たナラム・シンがこれを発見し、同調。「賢き者」の新たな乗り手となってしまった。
神格ナラム・シンの権能として取り込まれた際に所有権が移っており、結果的にエンキの与えた加護扱いではなく権能を奪った形となる。
このことが原因で製作者のエンキでさえも彼から「アトラ・ハシース」を剥奪することができなくなり、神々の怒りを招くこととなった。

宝具としての能力は搭乗者の不老不死化及び現世からの隔離。
アーサー王の『全て遠き理想郷』のようなもので、内包する異界に所有者を格納することで現世からのあらゆる干渉を跳ね除けることが可能。
また、対エンリルを目的とする武具であるため格納時点で搭乗者はエンリルの「天命の書板」を始めとする運命操作の影響から逃れることになる。
神となったナラム・シンが神代の後もテクスチャの裏に退避しないまま力を落とさずに済んでいるのもこの隔離能力故のものである。
宝具を破壊しない限り内部に干渉できないが、「アトラ・ハシース」本体の防御性能も著しく、エンリルの引き起こした大海嘯を耐え抜くほど。
特筆して対呪・対魔・対毒の能力が高く、事実上、この護りを突破したのはシュメールの神々の総力である「アガデの呪い」のみ。
このように「アトラ・ハシース」は事実上ほぼ全ての攻撃をキャンセルしてしまうために立っているだけで盤石に近いのだが、
完全無敵の守りの代償として宝具の稼働中は膨大な魔力を常に要求するためナラム・シン本体でも魔力運用は少々逼迫しており、
聖杯戦争でサーヴァントの彼を召喚しても高ランクの狂化を施されたバーサーカー以上、或いはその数倍に運用が難しいだろう。
とはいえ。逆に言えば、膨大な魔力さえ用意してあれば一神話体系の神霊全員の力で放った呪詛でも無ければ傷さえつかないので、
適格かつ余裕のある運用が適いさえすれば対界宝具の直撃すら物ともしない無敵の白兵としての活躍をナラム・シンに約束するだろう。

ある意味では『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』の対となる存在。

傅き讃えよ神威の標ニ・ディンギル

ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
神への畏怖心(ニ・ディンギル)。神格化したナラム・シンの神威の発露。
後世のメソポタミア王たちから根強い信仰を受けた彼は闘神としての権能を有しており、その王気(オーラ)を無数の矢と変えて放つことができる。
王気を放つただそれだけのことが宝具として昇華される。彼の神格としての力が常軌を逸したものであることの現れ。

四方世界の王シャル・キブラティム・アルバイム

ランク:E〜A+++ 種別:??? レンジ:??? 最大捕捉:???
固有結界。四方世界の王が統治したアッカド帝国に世界を塗り替える。
この時に展開されるのは「アトラ・ハーシス」の中に格納されているナラム・シンの心象風景であるため展開中は素の彼が戦闘を行う。
結界内ではアッカド兵による支援攻撃が行われるが「アガデの呪い」が発動し、時間経過に従って暮れ行く空模様に伴うように心象風景は荒廃。
この荒廃に同期して宝具ランクと攻撃性能は低下するが、Eランクに到達した場合、固有結界は自壊。「アガデの呪い」で使い手も命を落とす。
しかし「アガデの呪い」は単なるデメリットではない。呪いが捕捉するのはナラム・シンのみならず彼の心象風景に取り込まれた者全てである。
自壊するより先にナラム・シンを倒さなければ固有結界に閉じ込められた者たちも、彼と「アガデの呪い」の道連れにされてしまうことになる。

ただし、ナラム・シン本体の戦闘能力も「四方世界の王」の称号が示す武勲通り非常に高い。
更に「アトラ・ハーシス」に格納されたことで被っていた様々な拘束も結界内では全て脱ぎ捨てることができるため、
結界内では伝説に謳われた征服者としての力を大いに発揮し、強靭無比なるサーヴァントとして立ち塞がるはずだ。
互いを背水に追い込み、自らの有利が絶たれるまで決着が出なければ自分諸共呪殺する。この宝具こそが彼の殺し名であろう。

【Weapon】

『蹄』

『頂きの星輝、掌上に揺らめき』にマウントされている二対の巨大な蹄。
蹄というよりも爪に近く、陸地を切り裂く鋭さと、波濤を砕く頑強さを兼ね備える。
人間程度は触れるだけで細切れにするので、常は王気で覆い、鋭さを落としている。

【解説】

史実において

メソポタミア史上初めて王権を神格化した人物。
アッカド帝国第四の君主。祖父のサルゴンに続く知名度を誇り、アッカド帝国の最大版図を築いた。
彼の成し遂げた武勲や伝説は数多く、その一部はサルゴンのものとして習合されることもある。
メソポタミア史上初めて自らを神と置いた王でもあり、ディンギル(神)を意味する字を自分の名に付けた。
米所史上初、周辺諸国をも支配下におさめた統一国家を形成したことから「四方世界の王」の称号を名乗る。
エンリル神殿を破壊し、神の怒りを買ってグティ人の侵入を招いたため王朝の破壊者とも呼ばれた。

Fate設定

シュメールにおいては死を知らぬのは神々のみだと語られる。
冥界に落ちず、常春を生き続けるのが人と神を分ける大いなる差異であったのだ。
彼、ナラム・シンは遠征中に伝説上の存在だったはずの「アトラ・ハシース」を発見し、その力で人と神の垣根を破壊することで神に至った。
しかし彼が神となり永遠を得たことはエンリルの逆鱗に触れ、山の大蛇、即ち神々が創造した竜種であるグティ人をアッカドに送り込まれる。
ナラム・シンは退位後もアッカドの守護神としてグティ人を長年掃討し続けたが息子であるシャル・カリ・シャッリの死によって諦観を覚え、
終わりなき神罰への抵抗を止めてしまったがためにアッカド帝国はグティ人の脅威に覆われ支配された無政府時代へと移行していく。
その後、ナラム・シンは「アトラ・ハシース」と共に混迷の時代を諦念の中で眠り続けたがウルク王ウトゥ・ヘガルの嘆願によって再起。
グティの王ティリガンを破って一世紀以上にも及ぶ因縁を終焉させるとメソポタミアの片隅からウル第三王朝の興亡を見届けた。

【人物・性格】

イメージカラー:深い藍色
特技:剣技,侵略
好きなもの:川魚
嫌いなもの:竜と呼ばれること,神(主にエンリルとイナンナ)
天敵:シュメールの神々
願い:人を助けること

【一人称】僕 【二人称】貴君 【三人称】呼び捨て

性格

「アガデの呪い」では神を名乗り神の怒りに触れ国を滅ぼした傲慢な人物として描かれる。
が、傲慢というよりむしろ、"あの"四方世界の王のイメージからずっとかけ離れた普通の人で、
時折覗かせる凄まじいカリスマ性を除いては、その辺りの現代人となんら変わらない性分。
怒るときには怒る。悲しむときには悲しむ。笑うときには笑う。喜ぶときには喜ぶ。
マスター相手には矢鱈フランクに接しジョークを飛ばすことも多々ある。
また、身内に甘く、実子にはシャル・カリ・シャッリ(全土の王)と名付けたほどで、一旦身内とした相手にはとことん甘い。
しかし縁を持たない者には全くと言って良いほど興味が薄く、心から希う声を彼自身に届かせた者以外には力を貸さない。
決して冷酷ではないが助力と拒絶の間に引かれる線引はどこまでも冷徹に行われ、そして彼は自分の中の線引は遵守する。
要するに、単なるお節介焼きの八方美人ではなく「こうするべきだ」という己の正義だけに従って人を助ける人物。

神としてのスタンス

ナラム・シンは一般的な英霊たちと人間に対する姿勢が異なっている。変な言い方、"英雄らしくない"英雄である。
だが、それというのは彼がアッカド王ナラム・シンと、「アトラ・ハシース」で不死となり今も生き続ける自分を切り離しているため。
彼にとって祖国がグティ人に滅ぼされた時に王ナラム・シンは終わっており、だからこそ彼は世界にどんな危機が訪れようとも介入しない。
ナラム・シンが四方世界の王として誰かに助力したのは過去にウトゥ・ヘガルの嘆願に応えて、共にティリガンを打ち破った一件のみ。
自ら引き起こした災禍、グティ人を滅ぼした後。ナラム・シンはザグロスの神殿に自ら身を潜めて歴史の表舞台からは消え去り、
神代終焉の後も、ただ一柱による神話体系を築く無銘神として、傍観するように世界の行末を見守り続けていた。

固定帯に記録されてはいるが彼の本体は今も世界の片隅に佇んでいる。が、彼は神だからこそ本来幽世に座す己が世界に干渉することを嫌う。
英霊は既に死んでいるからこそ人に助力することしか出来ない存在だが、ナラム・シンの場合は未だ生き続けるが故に助力すら出来ないのだ。

サーヴァントとしてのスタンス

が、サーヴァントとして召喚された場合は話が別。そちらの自分は史実上のナラム・シンのコピーなのでイケイケドンドンで力を貸し与える。
聖杯に掛ける願いは強いて言うなら「マスターの願いを叶える」こと。善心の者以外の声には応じないため実質的には悪なる願いは叶えない。
また、召喚され、心からマスターに協力していても、いざ願いがマスターのためにならないと考えれば聖杯を破壊してでも止めに入る。
どことなくヒーローじみた性格をしているサーヴァントだが、万人に博愛を向けるわけではなくアライメントの通りあくまでマスター優先。
言ってしまえば重度の身内贔屓で、しかもそれを指摘されてもなんら恥じない顧みない。「征服者」そのもの在り方で容赦なく他者を踏み潰す。
彼を使役するマスターは願いの成就とは弱者の願いを撥ね除けた轍の後にある、という現実を真正面にし、覚悟を問われることになるだろう。

Requiem世界でのスタンス

阿里洲加奈汰のサーヴァントではあるが彼女に与することはあまり無い。
マスターへの最低限の礼儀、つまり生命の守護を除いてはサーヴァントとしての責務を放棄して普段は霊体化したままになっており、
彼女の行いについても干渉も口出しもせず、ただ、彼女が決定的に"踏み外した"瞬間にその生命を終了させることだけを使命とする。
自制心が強い彼は嗜好品の類の摂取を必要せず、また純粋に専有面積が広くて邪魔なのでアリス・ショップで実体化することは少なく、
出てきても店主のレヴァナント・ラビットから「邪魔」と一喝され即刻店内から蹴り出され、心なし程度にシュンとすることになる。
会話する機会も無かったので彼が知性を持つことをアリス・ショップの面々は知らず、彼への共通認識は怪物系サーヴァントに決定した。
その誤解を解こうとまた現界しては追い出されるのを繰り返し。今では店前で膝を抱えて座る竜牛が知る人ぞ知る名物となっている。

【因縁キャラ】

身内
阿里洲加奈汰
マスター。
サーヴァントとして召喚される本来はステータス低下とスキル喪失を免れない彼を完全体で召喚しただけに留まらず、
並のマスターなら一日と経たずに枯死させる程の魔力消費量をものともせずに常に現界させている正真正銘の化物。
滅多に呼びかけに応じない彼が召喚されたこと自体、彼女の埒外の欲望に引き寄せられたが故のイレギュラーである。
よって、身内贔屓を擬人化したようなナラム・シンには珍しく現状は審判者たる神としてのスタンスを取っている。
もしも加奈汰が神敵となった場合は彼女を討つつもりだが……如何な神造兵装でも、裡に湧く"情"までは防げない。
 
ウトゥ・ヘガル
最後の妻。
 
ウル・ナンム
娘婿。
 
シュルギ
孫。
 
ナラム・シン[オルタ]
これはこれはお爺々様。……時に、なぜそのような姿を?
サン・レイ
貴君さてはシャマシュだな? シャマシュだろう?
アッカドが呪われた時に神々への信仰を捨て去ったので彼女が何故あのような道化役に身を窶しているかについては興味がない。
直接的な害を為したのはエンリル野郎とイナンナのアバズレだけなのでシャマシュ自体には別段恨みもない。よって基本的にはスルー。
尚、一度、彼女の番組を見掛けた際、空気を読まずコメント欄で本名を呼んだのでブラックリスト入りしブロックされた。
だがブロックされた当人と言えば現代風俗に疎く、そもそもブロックの意味もわかってないので何やら色々と勘違いした様子。
「ブロック……? なるほど、拒絶の意か。どうやら神々は未だ彼地を許していないらしい。アガデが滅び四十世紀は優に過ぎただろうにしつこい奴らめ」
「人に甘いシャマシュでさえ"これ"ということは拒絶は彼らの総意のはずだ。……いいだろう。和解は諦める。構わずこの手で縊り殺すとも」
「今のアガデに僕の民はいない。それでも徒に彼らを弄び愉悦すると言うなら、シャマシュ、僕は貴君らが耽る享楽より無辜を救うため再び立ち上がろう」
そんな感じでまずは宣戦布告文を彼女に送りつけようとしているが、新しいアカウントの作り方がわからないため苦戦中。
誰か、早いところ勘違いを解いてあげて欲しい。

【コメント】

マスター次第で善にも悪にもなりうる荒魂系祭神ジャンルのスーパーロボット・ナラムシンオー。
またの名を超移動要塞シャル・キブラティム・アルバイム。アトラ、行きまーす!
一般的聖杯戦争にはまず来ないし、来ても対界宝具以外は取り上げられるので宝具三つ揃うことはない。
『頂きの星輝、掌上に揺らめき』も劣化コピーなので展開次第では突破可能なハイサーヴァント。

……なのだが、加奈汰が色々とイレギュラーだったせいでサーヴァントとしての完全体で召喚されている。
流石に本体が所有する現物より性能は落ちるが、宝具本体だけでも対界宝具の三、四発程度は普通に耐える。
Fateルートで士郎が投影した方の『全て遠き理想郷』くらい耐える。魔術以外もAランク以下は無効化する。
更にステータス変動・異常はバフ・デバフ問わず遮断するので頑張って火力盛って削り殺そう。うん、無理。
征服者として身につけていたスキルは殆ど喪失して今回は守りだけに集中しているのがせめてもの救いか。
ちなみに身内認定した相手への情に弱いので雪菜が加奈汰と決着つける時は100%敵に回る。頑張れ雪菜。

長いコメント

絆礼装

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